當麻町相撲館けはや座の前編は、相撲好きの龍太郎師匠らしく「相撲の興り〜野見宿禰と當麻蹶速」からスタート。続いて「サーカス効果について・NHK に出たときの思い出」、「鶴瓶が新幹線で見た SP に囲まれた政治家」など。中盤、「コソボ紛争について」。ほか、「乾き物には弱いんです」、「異常について・ADの女の子を怒っていたら…」、「モモレンジャーを見ながら…グーッ」。後編は、「好きな相撲取り 悩んだときは敷島の顔」、「蹲踞と仕切りの姿勢」など、再び相撲トーク。ほか、「セアカゴケグモはどこいった」、「寄生虫を身体に飼う学者」、「ブラウンからの贈り物・黄金のヒゲ剃り」、これまた得意の俳句トークでは「しずけさや…の奥深さ」、「シ〜ン…そしてズドドドドド !!」、「立原啓裕からの花」でエンディングへ。
(鶴瓶ちゃんが新幹線で出会った議員は何党の人?)――「党の名前を言うたらヤラシイからね、せやから僕は一大人として自分の理性を抑えて喋ってるんで、別にその党に何のあれも無いですけど、常識として僕は喋ってるんですよ…何がオカシイねん!! なに笑ろとんねんホンマおっさん !!」
(○○○○ビッチ大統領)――「ユーゴに NATO が入ってきて、セルビア人とアルバニア人が…それと、あの大統領。コソボビッチ」
(500 キロの男)――「あいつアホや…。アイツ絶対アホでっせ。家から出られへんねんで ?! …わかるやろ ?! ちょっと出られへんなあいうの。400 キロから 90 キロまで痩せて、今度 500 なってんて。わかるやろ、肥えていってんのが!」
(芸人とは異常である)――「僕らはホンマに異常でしたからね。…よう道ばたでウンコしましたもん。どっちが早よするか言うて。こんなん異常でっせ。…必ず勝ってましたわ」
(異常なオトナ)――「人と喋りながら歩いてて、こっちがオシッコ出してるのを気付かなくして、途中から気付くという方法もできますよ。喋ってるのは物凄いマトモなことなのに…"今回もあれですけど、ホンマにいろんな師匠にも出てもらい…あああっ ?! " って、みんな走り出すんですよ」
(ホッとする顔)――「顔はねえ、敷島が好き。…ブッサイクでっせ? カメムシみたいな顔してます。あれ見たらホッとすんねん。ボタンみたいな鼻してまっせ。物凄い悩んでも敷島の顔みたらホッとします」
(日本の相撲も昔は)――「昔の相撲は土俵も無かったから、今のモンゴル相撲、蹴りありの K-1 みたいなもんでしょう。多分ね」
(スポーツにピッタリな場所)――「サーカス効果というて、こっちのお客さんは反対のお客さんの顔が見えるでしょう。するとこっちのお客さんの喜んでる顔を見ると楽しくなるんですって。お客さんの顔を見て楽しくなるのがサーカス効果」
(NATO とユーゴ紛争)――「北大西洋条約機構とかいうて、中学校ぐらいに習ったなあ。NATO ってねえ。これが入ったときからもうアカンな、モメるなと思っててん。…納豆だけにネバつくな、と。喜久ちゃんらしくていいでしょ ?」
(激怒もまた楽し)――「自分の喜怒哀楽が好きなんです。自分の怒ってるところを見てる自分、自分が笑ろてるところを見てる自分、これが好きなんです」
(スタッフの女の子を怒ったら…)――「あの子に "ホンマに自分で何が悪いか、悪いと思ったら反省文書いて出せ" って言うたんや。ほんなら後で反省文送ってきた…。中学生ぐらいの反省文」
(なっちょらん)――「横綱の土俵入りなんてのは歌舞伎の形ですからね。あすこにはやはり日本人ならではの間があるはずなんです。あの間が、最近は教え方が悪いんですかね、どうも段取りだけでやってるようにね。あれは歌舞伎俳優が教えたほうがええと思うんですよ」
(評論家として)――「僕はダメですよ。人が作ったのに文句つけるの上手いですがねえ、自分で作り出す能力は無いんです。だから僕は俳句は大好きですよ。でも、人が作ったのを"上手い" とか "これはもうひとつやな" と、この能力は自分でも凄いと思うんですが、いざ作れとなると、全くできません」
(俳句の形)――「僕は山頭火ダメなんですよ。"わけいってもわけいっても青い山? " …なんやねんそれは、と。五七五というルールを外してみんな感動すると言うにゃけど、それはイカンやろう、と」
(芭蕉の句・閑けさや――の凄さ)――「岩に染み入るぐらい、降るような蝉時雨でしょう !! …そこで "静けさや" …。凄いな、この人は!」
(逆もまた真なり)――「 "シ〜ン…" がうるさいときあるでしょう。静寂の中の静寂は喧騒へ繋がるでしょう」
鶴瓶「あの人、ついてませんでしたで? ――さきがけ」
上岡「ああ…」
鶴瓶「二人でしょう? さきがけ」
上岡「 (^^) 」
鶴瓶「党首と党民だけですよ」
上岡「 (^▽^) ははははは…党民 ?!」
鶴瓶「 (^^) ええ? …党民ちゃいまんの?」
上岡「 (^▽^) ははははは…」
鶴瓶「何がオカシイねんっ !! …党民が何がオカシイねん !!」
上岡「党民…」
鶴瓶「党民ちゃいまんの ?!」
上岡「だあれも居ないのが、無人党や」
鶴瓶「 (^^) ……」
上岡「もともと内戦ですからね」
鶴瓶「内戦?」
上岡「つまり大阪人と、京都人と奈良人と和歌山人が
モメてるようなもんですから。
"ここは元々大阪やろ! " … "いや――" 」
鶴瓶「せやアンタ ?!」
上岡「…ん?」
鶴瓶「よう奈良に来れてるなあ ?!」
上岡「 (^^) ……」
鶴瓶「奈良の方々 !!
大阪のひったくりが多いのは
奈良や和歌山からひったくりに来たと言うたんです !!
――ようこの土地踏んだな ?!」
上岡「だから、大阪にひったくりに行かないでください」
鶴瓶「 (^^) いやいや…」
鶴瓶「僕も、異常や思うときありますもん。
好きですからね、研究してて。
なんかキーッとなってきたら、もうグーッて…
誰に怒ってんのか知らんけど
(`⊆´) …クェェェェッ !! ってなって
止まらんようなってるときあるでしょう !?」
上岡「 (^ー^) 」
鶴瓶「なに笑ろてんねんな!
アンタが異常や言うてんのに!」
鶴瓶「黄金のヒゲ剃りを世界で 3,000 作りました、と」
上岡「ほお、凄い! …世界で 3,000!
ブラウンってドイツかどっかの会社でしょ?」
鶴瓶「そうそう。それを進呈いたします、と。
選ばれた三千人や。三千人の中に入ってんねん。
笑福亭鶴瓶殿。
弊社のナンヤラカンヤラ――書いてあって
――追伸!」
上岡「うん!」
鶴瓶「追伸。いつも、木梨様のテレビを観ております。
一ファンとして……へっ? 木梨様 ?! …何のことやの」
上岡「…木梨さんと一緒に毎週なんかやってる?」
鶴瓶「やってないがな。
だから初めに鶴瓶殿と書いたやつが、しまいに
ワープロ打ってたときに忘れてもうて
木梨様になってたんや。…全然気ィ入っとれへんで ?!」
上岡「…それは木梨さんの所にも行ってるな。絶対」
鶴瓶「行ってる行ってる」
上岡「木梨さんとこには、下が鶴瓶さんになってんねやろか?」
鶴瓶「なってない、なってない」
上岡「はー…」
鶴瓶「…置いてあるよ、あれは。
物凄い喜んだんや。――俺は選ばれた人間や!
おちょくっとんか。オレ木梨様?
持ってくるわ今度。テレビ出すわ。腹立つこと多いでー」
上岡「でも、そんな三千人いうたら――」
鶴瓶「どんな三千人やねん !!」
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