No.363 は、車をぶつけた思い出から。「帰ってきたタイプスリーと釣り天井」。続いて、天候不良で北海道上陸が困難になったエピソードと、道中の電車にて「座りにくい座席と食べにくい弁当」など。中盤は、二人の歴代健康器具遍歴と、鶴瓶邸の磁気ベット導入。そして自殺について。「自殺する人の心境」、上岡への唯一有効な反撃方法「テレビで公開自殺したらどうなる」。ラストは、「アルコール中毒になった青年の口に」と、食中毒の思い出を語る。
(愛車タイプスリー)――「ワイパーが、片っ方は普通なんですけど、もう片方は外を…。全然関係ない、ガラスのないとこまでグーッと拭きだして。しまいにカックンって折れたのを、ご存知ですかねえ」
(北海道で飛行機が遅延)――「函館まで大阪から二時間半ですよ? 千歳から函館まで三時間でっせ? それやったらもう大阪に居さしといてくれよ。出るときから遠なってどうすんねん」
(北海道で電車に乗ったら)――「座席指定あるから乗ったら、それはもう満鉄みたいな、買い出しの列車みたいに仰山の人で、座られへん人がいてるわけや」
(健康器具の思い出)――「ぶらさがりも買うたし、私に電話してくださいの♪スタイリースタイリー…あれで身ィ挟んでエライ目遭うたんですけどね」
(磁気ベッドが流行ってますね)――「子供も磁気ベット。みんなや。おばあちゃんも磁気ベット。家中磁石だらけ。"くらいついたら引っ付くで" いうやっちゃ」
(健康器具はたまりません)――「身体の悪いとこの血が走りよるわけや。まあ、俺がヘモグロビンとしたら。それがええ。15 分するわけや。気持ちいいやん。貸したげますわ」
(金属はキライです !!)――「はふはふぅ…ってなる。ふぃらでるふぃあ…ってなるんです」
(自殺)――「自殺する人ってワカランわ。なぜ自殺すんねやろなあ。死にたないわ。いっそのこと 500 年ぐらい生きたい。みんな死んでもええわ」
(とある自殺を試みた男)――「 10 階から落ちた男が 7 階まで上がって、"生きてるのはオカシイ! 救急車よんで! " って言うて、病院まで行ったら何にもなかったんや。…どんな男やそれ。だから強いんか弱いんかワカラン男や。あんなヤツ絶対死にませんよ」
(とある自殺を試みた女)――「俺も新聞みてたけど、ガス自殺して、シューッとなって、死ぬのイヤや思もて、止めて、助かったあ思もて、一服吸うて、爆発して死んだ。…これも分かりませんわなあ」
(食あたりは人間だけか?)――「魚なんかは何かにあたりよるんですかねえ。海草にあたったいう魚。サバが海草にあたって "あの海草だけは喰えへん! " って、ないんですかねえ」
(健康に気を付ける人)――「どれが効いてるかワカランでしょ。ゲルマニウムがエエのか、ヨーグルトきのこが効いてるのか。好きな人は複合的にやってますから、どれが効いてんにゃ分からへんのですね」
(健康食は嫌いです)――「プロポリスとかいうのも貰うたりしますけど、身体に入れるのは、ごっつ効いても気持ち悪いし、なんか副作用あるかもワカランし。効かなんだら、アホらしいがな。入れんでもいい物質を入れてしもたんやから。でも、例えば、水晶ビーズネックレスとか。あれは効かんでも副作用ないでしょう」
(知性と腕力の関係)――「なんか知的な人って弱そうやん。芥川龍之介ってあんまり強そうやないなあ。太宰治とか」
(誰でも死ぬのはコワイもの)――「むかし人生幸朗さんのネタであったがな。百貨店の屋上から飛び降り自殺したヤツが、たまたま飛び降りた下に歩行者がいてて。飛び降りたヤツが死なんと、下歩いてた人が即死。んで裁判になって、"死刑! " って言われたら "死ぬのはイヤだー !! " っちゅうてん」
(最高の自殺方法)――「一番エライ自殺の仕方いうのは、自分で窒息死できる人は凄い意志の強い人やね。自分でウッ! …っと息をとめて自殺する。見事やな」
(舌を噛み切ったその後)――「舌がクルッと巻き上がって、ノドの奥を包んでしまいますから、だから、あとはもう手話で "くるしい" …」
鶴瓶「 "もうちょっと待っときます" 言わはったんやで」
上岡「ああ、霧が晴れるまで」
鶴瓶「それが 11:40 やってんけど
"12:00 まで待ちます" と。
というのは、20 分待ちますが、燃料が無くなるので
もし 12:00 まで待ってダメだった場合は――」
上岡「空港を替えます、と」
鶴瓶「 "空港を替えて千歳へ行きます" と言うてはんねん。
で、そこをずーっと旋回して、12:00 になったんや」
上岡「おお!」
鶴瓶「 12:00 になったら、
"ちょっと晴れだしてきましたので
もうちょっとここに居ます" と。
――さっきの燃料はどないなったんや…」
上岡「 "燃料切れる" って言うてたのに!」
鶴瓶「燃料切れて墜ちるつもりかいな思もた」
上岡「自然に降りられるわなあ」
鶴瓶「…あのなあ!
そんなんコワイわ! 紙飛行機のようにヘナヘナ〜って」
上岡「だから地上 2 メーターぐらいで旋回してたらええねん」
鶴瓶「…人の頭当たるわ !! 何人も死ななアカン !!」
上岡「冷たい空気をスッて吸うと、鼻炎になる。
だから、自然の外の空気に触れるとすぐ治るんです。
人工的なクーラーとかに触れるとダメなんです」
鶴瓶「…僕ら長いことやってますけど
そんなカンジでやったのは初めてですね」
上岡「せやねえ」
鶴瓶「鼻紙もって、鼻押さえてはるのは…。
ものすごい、なんか、カンジいいですね」
上岡「ああそう? (^^) 」
鶴瓶「物凄いカンジいいですよ。
なんか弱い人っていうカンジでね」
上岡「知的な感じ?」
鶴瓶「ええ、知的もあるし、守ってあげたいなという。
それはいいですよ、鼻紙持ってねえ」
鶴瓶「えっ、ディナーショーやるんですか?」
上岡「はい。食事と歌ですよ」
鶴瓶「ほんならお客さんは…」
上岡「お客さんは見てるだけですよ。
僕がディナーを食べて歌う」
鶴瓶「ああそうですか。お客さんは見てるだけ。
……そんなもん見に行くなっ !!
見に行くなよー。絶対行くな。
ここへ電話入れてください。チケットぴあへ電話入れて。
"行かない。" っていう電話入れてください」
上岡「わざわざそんな電話せいでも…」
鶴瓶「 "行かない! " とか
"行けません" っていう電話してください。
"何月何日ちょっと行けません! " って。
どんどん入れてください。
"本当に行かないですよ。" って。お願いします」
上岡「…ホンマにそんな電話きたらどないすんねん!」
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1994年8月 |
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