鶴瓶・上岡パペポTV
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PAPEPO FOREVER

What's PAPEPO
『鶴瓶・上岡パペポTV』とは、1987年4月14日から1998年3月31日にかけて、よみうりテレビ制作(日テレ系列)で放送されたトークバラエティ。昨今のお笑い番組に見られるような騒々しいテロップが一切無く、素材をそのまま切り出したような造りが特徴。今なお多くのファンが存在する。
笑福亭鶴瓶
1951年生まれ。六代目松鶴の十一番弟子として落語家デビュー。実体験を基にした鶴瓶噺には定評があり、ラジオパーソナリティ時代以来の根強いファンが多い。若手芸人のようないじられキャラから、映画俳優までこなすマルチタレント。ベーさん、ベー師匠の愛称で親しまれている。
上岡龍太郎
1942年生まれ。漫画トリオのメンバーとして漫才師デビュー。後年のファンからは『探偵!ナイトスクープ』の初代局長として知られる。切れ味鋭い毒舌家ながら、愛嬌のあるキャラクターが愛された。2000年をもって芸能界を引退。占い師・心霊にまつわるエピソードは今もって語り草。
No.084
1988/11/18

純ちゃんの応援歌

No.084 は、「サウナで通販番組を見ていたら」、「時代劇のウソ・八代将軍吉宗」から始まり、『クイズダービー』におけるはらたいらの博学ぶり、「中森明菜がパペポを見ている !」など。途中、鼻の壁の部分まで切ったという「龍太郎師匠の鼻毛切りで大失敗」を挟み、パペポを見ている芸能人・石川さゆりを経て、鶴瓶上岡で送る、『純ちゃんの応援歌』 の再現へと流れる。ほか、「演技で大切なのは重心」、「日ハムの西崎と再会」などの学祭トークでエンディングへ。

今日の鶴瓶噺

(気の抜けた状態)――「テレビで "毛布の欲しくなる季節になって参りましたね" って言うてるんですよ。テレビの人が。俺、"うん"言うてんねん。俺アカンわ、だいぶ疲れとるわと思ってねえ」

(時代劇でみた不思議)――「 "八代将軍……吉宗っ! " って言うたら、みんな、ハッ! ってすんねん。ね? … "かかれーっ! "って言いよんねん。……。八代将軍吉宗やって分かってたら、なんでかかんの !?」

(はらたいらは潔白です)――「俺もあの 『クイズダービー』 出たから。… "どっかで答え聞いとんのちゃうか" と思って、ずーっとはらたいらの後ろ、ずーっとつけてたんや。誰にも聞いてへんわ」 , 「しょうもないアイドルが唄ってる、二番の歌詞まで知ってんねん。ファンでも知らんのちゃうかいうような歌詞まで知ってるけど、あれは絶対答え聞いてない!」

(腹立つ、京都駅 !!)――「京都駅に腹立ててるわけやない…。京都駅と喧嘩してどないすんねん、あんなゴツいモン。京都駅と喧嘩したら、隣の京都タワー。イヌのチンポみたいなやつ。交尾前の。アレでブスーッと刺しよる」

(泣かせるシーンの撮影現場に、すごい格好のヤジウマ客がまぎれこんでいた)――「あんなん NHK が雇ととんのかなと思ったわ。ハンチングかぶった、こんなヒゲ(カイゼルひげ)のオッサンが。ハンバの、とび職の人の履くようなズボン履いて、パイプくわえて立ってたんや。俺もうブーッ!! て…」

今日の上岡語録

(鶴瓶ちゃんの敬意が薄れてる!)――「最初の二、三回は確かに "師匠" とかね、"上岡さん" とか "龍太郎さん" とか言うてた。この頃"アイツ" とか言うてるらしいな !!」

(パペポを "ポンポコポン" と呼ぶ中森明菜)――「アホかオマエはっ !! パペポも覚えられんとよう歌詞おぼえられるなあ !! パペポ、ポンポコポン。…これのが長いやろが !!」

(東京では、パペポを芸人しか観ていない?)――「芸人だけしか観てへんのとちゃうかコレ。一般人は観てんのか? 一般人にはワカランのや。東京は文化程度低いから」

(華頂短期大学で大声援の鶴瓶人気)――「なんか、どことなく親鸞聖人に似てんのとちゃうか?」

(板東英二のピッチャー最末期)――「自分とこのピッチャーが打たれると、心配になってコーチが前をウロウロする。ほんなら怒んねんて。"コラア、巨人戦が見えへんやないかいっ!! " って」

中森明菜も見てるパペポ

鶴瓶「中森明菜さんが直接、誰も通さんと
直接やで、俺に。
"鶴瓶さん鶴瓶さん!
    目つきの悪いあの人とやってる――」

上岡(鶴瓶ちゃんを払いのけて) 「明菜ッ !!
誰が目つきが悪いねん !!」

鶴瓶「そっ、それはすいません、それは俺が
勝手に作ったんや !! 言うてへん言うてへん !!」

上岡(前をふさぐ鶴瓶ちゃんをまた払いのけて)
ホンマに言うてへんやろな?」

鶴瓶「マジやマジや、ホンマに言うてへん!
そんなん言う人ちゃう !!」

上岡「……言うたんちゃうか?」

鶴瓶「言うてへん言うてへん!」

上岡(ポケットに手を突っ込みカメラを睨みすえて)
――ホンマに――」

鶴瓶言うてへんーっ !!

中森明菜。いつも 『ポンポコポン』 観てます !!

鶴瓶「 『ポンポコポン』 。
俺なんか、そういう漫画かなんかに
出てんのかなあと思ったんや。
ポンポコポン。えーと、ポンポコポン……。
"えーと、何でしたかいなあ? " って言うたら。
"ほら、もう一人、眼ェのキツイ "――あ、いやいや」

上岡(すっくと立ち上がって)

鶴瓶(それを押さえつけて)ウソやーっ !!

上岡「………」

鶴瓶「言うてないって! 俺が作ったんやっ !!」

『純ちゃんの応援歌』 のワンシーンを再現

鶴瓶ジュンちゃん、俺と
ずーっと友達でいてくれるか?

上岡イヤっ

鶴瓶「いやいや…」

上岡ずっと友達なんてイヤ。
一瞬燃えるか、それともこのまま他人になるか
どっちかよ

鶴瓶「あのなあ…」

上岡ずっと友達なんて不健全!
そんな関係、男と女のなかであり得ないわ

鶴瓶「あのなあ……。
連続テレビ小説やっ !!
そんな裏ビデオみたいなこと言うか !!

上岡「 (^^) ……」

THEME SONG : TWO HEARTS / PHIL COLLINS

BEGINNING DIALOG : 「しかし落ち着いたようで」 「しんどいから喋らへんとのちゃうの?」

ENDING LETTER : 山藤章二夫人の推挙・トイレを待ってくれる電車 / 長崎ちゃんぽん皿うどん

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