No.511 は、「ハウステンボスへ行ってきた」という報告と、「ハウステンボスのできたわけ」から。「台湾人の見分け方・風呂につかるアフリカ人」、「お相撲さんの声は聞き取りにくい…」を語った後、落語談義「松鶴のテープ "しりすべ一本盗んだこと無いわ" がワカラン〜米之助師匠に聞いてみよう」。ほか、「百人一首の歌をどれだけ言えるか」、「台湾人に "占イ信ジル?" と言われた」、「面白いゴルファーたち」。ラストは、『ごっつ』 のツルヘイくんオーディションについて。
(地元の人に聞いた、ハウステンボスのサイズ)――「 "後楽園あるでしょ。あれが二つ入ります! " ……えらい小さい。オカシイ空気が充満したんです。東京ドーム 27 個分やいうてまんねんで?!」
(本当に黒い人を見た)――「ドーピングした、ジョンソンいてまっしゃろ。あれを黒うしたようなもんや。あれを黒うに、まだ漆塗りしたみたいなカンジです」
(松鶴師匠が病院へ。診療室を盗み聞き)――「ハッキリ物言われへんのが、"いっ !! いたいです !! " …… "痛いです言うてはるで? "って、四人ぐらいで、何言うてんのか聞き耳立ててたら、"かんごふさん !! いたいです !! " ……もう転げて笑ろた。痛いです松鶴」
(三代目桂米之助さんに落語のことで質問をしたら)――「わらしべ長者のわらしべですわ。それが、チリスベ=わらすべや。六代目は歯ァ悪いやろ。だからシリスベに聞こえんねんな。あのな、『子はかすがい』 やろ? って言わはったんですよ。……何にも言うてないんですよ? あのな、上方お笑いの第五集に出てるわ。…もうこんなんやで ?!」 , 「二日後や。上方お笑い見ようかなと思ったら、よねのすけ師匠から速達で。… "今朝はどうも失礼いたしました。" …失礼やあれへん! 俺が失礼やがな! 人間国宝の兄弟子やで ?!」
(で、米之助さんへのお返事を)――「ファンの子にもらったら送るハガキありまんねん。アフロの鶴瓶ちゃんマークの。…そんなんで送られへんでしょ? 人間国宝の兄弟子やのに、鶴瓶ちゃんマークで、"ありがとう"とか書いたら…。ナメてんのか思われるし」
(お礼の手紙。米之助 【師匠】 にするべきか、【様】 にするべきか)――「俺の兄弟子に電話したんや。松枝。あのオッサンも頭ええからね。"ああ、それは、米之助師匠様を 3 つ書くねん" ……ナメとんかいっ !!」
(さんまと朝食を)――「さんま、今日…。ゆでたまご言うのに、"トーストと生タマゴくださーい" ……。"オマエ迫力あるなあ…。生タマゴ飲むの ? " … "間違いましたんやがな !! " …ホンマに間違うたら怒りまんねんアイツ」
(ェ平さん)――「 "でもなあ" って言うてん。間寛平が。… "でもなあ" やから、何かある思うでしょ。"んー ? " って言うたらスーッて行ってまいよった…」
(『ダウンタウンのごっつええ感じ』 に出ました)――「行ったらオーディションやぬかしやがんねん。ほんで踊れいうから踊って、"…そうですかー。" やて。何がそうですかや !! 松本ええ加減にしとけよー ?! 俺が一生懸命踊ってるのに !!」
(『ごっつ』 出演のその後)――「向こうのキャディさんがそばへ来て、真剣な顔して、"オーディション落ちたんですね…。いい、いい! ダウンタウンと合わないから滑ってもいいやんっ! " ……。ホンマに受けた思っとんねん !!」
(子供に合わせる必要無し !!)――「子供にワカランからって、それを分かるように言うたらんでも、落語だって子供にワカラン言葉だって、空気が伝わればええ」
(お中元もお歳暮も気にしません)――「僕、貰うてもありがたがらん代わりにね、貰わなんだらごーっつい根に持つよ?」
(的中)――「スポーツ紙は天気も競馬予報も当たらへんでしょう。当たったやつだけ "ナントカ記者的中! " って書いとんねん。ハズレたやついっぱい居てんにゃけどね。だから天気もいっぱい書いといて、"的中!! " ってのやったらええねん」
上岡「吉葉山というと、美男横綱で有名でね」
鶴瓶「ああ、そうでしょうねえ」
上岡「物心ついたときは、僕らは
照國、羽黒山、東富士、このあたりが横綱でね。
そのうち鏡里や吉葉山や、やがて
栃錦や若乃花っていうのが横綱になっていった。
僕らが子供の頃の、まあ僕はとりわけ
吉葉山のファンではなかったですが、当時のヒーローでした」
鶴瓶「……何でも知ってはりますわなあ……。
こんな相撲の話をちょっと言うただけで
こんなこと言わはんねんもん。
大体でええのにね。…ふふふふふ」
上岡「幕下時代に身体をこわして、
それを医学博士の吉葉博士に治してもらったんを期に
吉葉山と名を改めたというね」
鶴瓶「… 『知ってるつもり』 しなはれ」
上岡「 (^^) ……」
上岡「何をテーマに言うていったらええの?
"瀬を早み" を言うねやったら――」
鶴瓶「 "瀬を早み" は言わんでええねん。それは俺の分や」
上岡「だから一枚札を言うの?
"村雨の 露もまだひぬ 槇の葉に
霧立ちのぼる 秋の夕暮れ" ――
――実に美しい歌でありますなあ」
鶴瓶「………」
上岡「すみの江の 岸による浪 夜さえや――」
鶴瓶「もうよろしいよろしい !!
――伊藤ハムのポールウインナーって
東京に売ってまへんなあ!」
上岡「 (^^) ……」
鶴瓶「あれ食いたいのに売ってへんやん!
ホンマ、どないなっとんねん!」
鶴瓶「なりまんの? プロゴルファーに。
――ほんなら俺もなるで?」
上岡「キミは無理やろー…」
鶴瓶「何でやのん ?! アンタと変われへんで今 !!
アンタと変われへんがな、何で無理やのん ?!」
上岡「キミは無理ですよ。世の中が許さないもん」
鶴瓶「………。なんでえ」
上岡「プロゴルフ界にとっては、キミが入ろうが入るまいが
なんのありがたいこともないし、迷惑なだけやけども。
芸能界からキミがおらんようなるっちゅうのは
非常なっ……損失ですよ」
鶴瓶「いや、それは嬉しい…。
――嬉しいこと言うてくれたけども。
これビデオ録ってる方はわかるけども。
ゲップしかけたやろ ?!」
上岡「 (^^) ……」
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