No.062 は、パペポのテープがオリコン 37 位を遂げたことに勢いを得て、「パペポをカネ取ってやるとしたら二人の取り分は?」からスタート。「二人をミュージシャンに例えると」など。続いて、「今まで会った大物女優」を経て、「親子どんぶりは "本当に親子" か?」について。視聴者からの投稿により、先週の悪夢の正体が明かされる。中盤、「コメを作ります」、「地球は昔より軽くなっているのか」、ラストは、傑作「BGM を持つ男」でエンディングを迎える。
(かかってこい、よみうりテレビの編成!)――「よみうりの編成や。制作はええねん。編成に掛かってきてほしいんや。編成が全員でガーッと掛かってくると…次の仕事の話あるやろか?」
(龍太郎師匠イチオシの女優・ミヤギノユミコさん)――「知らんわそんなん…。それ何や、保健の先生かいな」
(生姜のテンプラが大好きです)――「衣のついた、あの生姜は放ってもええから、衣の味のついた赤い、あれの冷えたやつを、天ぷら屋はなぜ出さんねや !!」
(親子丼は親子でないと、上岡 Jr は語る)――「なんでやねん。親子丼や。アホちゃうか、あんたのムスク。…ムスコ。口内炎できてるからしゃあない。口内炎のせいや。口内炎かかってこい !!」
(立春とは)――「春が立ちよんねん。春が。ピッと立ちよんねん。あんた見えへんやろ。俺なんか見えるよ純粋やから。春立ってんのなんべんも見たもん。… "春、まだ寝とけ"って言うたもん」
(石器時代に生きていた鶴瓶だから知っている。弥生人は石器ではなく土器を使っていたというのは間違い)――「あんな研究みな間違うとるわ !! 俺はなあ…アンタ驚きなや? 俺は "こんな状態どっかであったなあ" っていうのを、藤ノ木古墳。アレ見たとき俺思うたんや。"えっ、これやったの俺ちゃうか ? " って思ったもん」
(大阪が舞台の朝の連ドラ。東京の役者を主役にするな!)――「言語文化に対する冒涜や! 関西弁に対する挑戦やそれは !! NHK 掛かってこんかい !!」
(メシを食べに行こうと誘われたのに、メシが出てこない)――「メシを美味く食べるために、おかずがあんにゃろが。おかずというのは副食ですよ? 主食はメシですよ。わしゃテンプラが主食ちゃうよ ?!」
(親子丼は親子なんかじゃない)――「この鳥の卵かい、それ。その、肉の産んだ卵かい、それ」
(地球の質量・今昔)――「僕思もてん。昔より地球はぜったい軽くなってんのちゃうかと。ようけ物燃やしてるやろ。昔から火事あるで。応仁の乱でも焼けたしな、法隆寺も昔に燃えたしな。金閣寺も燃えた。で、燃えたモンというのは無くなってるから、地球上の物質は地球上で作ったもんやろ ? プラスチックといえども、元は地球にあったもんやろ? 木といえども山にあった木削ったんやろ」
(無声映画、字幕の妙)――「普通なら、新撰組と鞍馬天狗が三条河原で、それこそ、チャンチャンバラバラ砂埃、決闘シーンを見せるがな。それを全く見せへん。待ち受けてる新撰組。返すカメラで鞍馬天狗。決闘だと思わしといて、パッと画面が変わると、もう、累々たる死体が、三条河原いっぱい。後ろ向きで去っていく鞍馬天狗。字体がパッと出る。"いい月夜ですね。" …これのほうが凄い !!」
上岡「さあ、何位にランキングされたでしょう。
六月の十日に発売になって」
鶴瓶「はい、声出してっ!」
上岡(奥のほうの観客を指さして) 「何位!」
( 手前のほうの席から) ―― 「二千五百円 !!」
鶴瓶「違う、アホっ !!」
上岡(テープを地面に叩きつけて)
「アホオ! 状況判断の悪いやっちゃなあ !!」
鶴瓶「ふふふふふ……」
上岡「キミ。今、ようコメ作れるか?」
鶴瓶「……作れるよ」
上岡「どうして作んの?」
鶴瓶「こうやって――」 (田植えのしぐさ)
上岡「それは、何をそうやんの?」
鶴瓶「イネや、イネ」
上岡「イネはどっから買うてくんの?」
鶴瓶「……イネは田んぼにあるがな」
上岡「田んぼのはもう
植えたあるイネや。キミのちゃうがな」
鶴瓶「抜いたらええねん」
上岡「抜いたらドロボーやろ」
鶴瓶「イネ産むか? イネ産まれへんで」
上岡「飛行機なんてのは、他の文明が発達せんことには
発達せえへんもんね。
全てのものが、いっぱい同時に――」
鶴瓶「だから、だから。
そんな面白味のない考え方するなあ?
俺が言うてんのは、全てのもんは発達せえへんねん」
上岡「飛行機分野だけ発達する! 電話・電信は無し?」
鶴瓶「無いねん。飛行機だけ発達してんねん。ヘンに」
上岡「空は飛べるけど自動車は知らない!」
鶴瓶「そうそう。ビルも、あるわけや」
上岡「ビルもあんの?」
鶴瓶「あんねん、あんねん」
上岡「乗り物は飛行機しか知らない!
飛ぶことは知ってても、蒸気機関車は知らない!」
鶴瓶「そうそう。だから、歩かなイカンわけや」
上岡「飛ぶこと知ってたら、飛行機のハネ取って
下を走らせたらええやないか」
鶴瓶「それはよう考えんかったんや」
上岡「 (^^) ……なにがあ!」
鶴瓶「アンタ下手や。俺がやる。
あんたがヤクザや。
俺が、その、♪ファファファファ〜ンの BGM を
持ってる男や。日本で一人の」
上岡「――♪ザン・ザザザ・ザン… ザン・ザザザ・ザン…」
鶴瓶「………」 (上岡とすれ違いざまに肩がぶつかる)
上岡「♪ザン・ザザザ――
ヤクザ歩くときの音。――♪ザン・ザン……」
鶴瓶「ちょっと待って、あんた何してる人?」
上岡「ヤクザが歩いてるときの BGM …」
鶴瓶「ああっ! ヤクザの BGM!
――ケッタイなこと言いもって歩いてると思った。
"ザザザ・ザーン" って…… (^^) 」
鶴瓶「そんなぐらいで、やる気なくしたらアカン!
みんな、若者は頑張っとるんや !!
なっ! アンタも、やる気なくしたらアカンって!」
上岡「………。
頑張ってるモンが、こんな時間に
こんだけ集まるか?」
鶴瓶「………」
上岡「頑張ってへんで、これえ」
鶴瓶「頑張ってへんと見せかけてる団体を
政府が派遣してるわけですよ !!」
上岡「 (^^) ……」
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