1995 年新春スペシャルは、ハガキのお客さん相手の収録。今回は特別企画として、長きに渡るパペポの歴史の中で、エピソードだけが先行して詳細の知られていない話を、質問形式で視聴者から受け取った。この日紹介されたハガキは、「漫画トリオが食中毒になった弁当屋の名前を知りたい」、「たべにとは何か」、「漫画トリオについて」、「 三分間ノリとは」など。ほか、「ノックさんが知事になったらどうなる」、「インド人に追い掛けられた思い出・黒江のオッチャン」、「警官から逃げる遊び」。中盤ノック登場後は、街で見かけたオカシイ人、アブナイ人の話、ノックと上岡の出会い、松鶴師匠への弟子入り、九官鳥にオメ○を教えてやった、など。
(白岩さんの編集)――「ここのディレクターの白岩は負けん気強いから、ヨソに真似されて腹立ったいうんで、しまいには 【なんやかんやで一分経過】 って、あんな雑な編集…。それも飽きて、しまいに"ザーッ !! " やて。ええ加減にしとけっちゅうねん!」
(ノックを府知事に… '95)――「ならはったらオモロイやん、あんなハゲが。なあんか嬉しいやんか。絶対悪いことはしはれへんもん。悪いことしはれへんわ。物盗るとらはれへんし、献金も受けはれへんし、出すやつもおらんわ。これは絶対大丈夫ですわ」
(山のような質問のハガキ。もちろん本物ですよ)――「これはホンマですよこれ。……番組でよく時々ウソのあるやんか…。『ありがとう浜村淳』 の入れてたりするやんか。それはもう絶対無いわけです」
(ノックさんが上岡青年をみつけた日)――「これはね、風聞。…あっ、難しい言葉言うてゴメンなあ。あのー、まあ噂やね、噂。京都の音楽喫茶で、立て板に水を流すがごとく司会をしている面白い男の子がおる、と」
(松鶴師匠が小松を怒る)――「 "茶色のクツ出せ" って言われて、ぎょうさん小松が出しよっといたら、エライ怒られて。"俺はムカデかあ ?! " 言うてねえ。こっちはもうガーッとオカシイ…」
(昔の鶴瓶ちゃんスタイル)――「初め、おかっぱの、大木凡人みたいな頭してましてん。それが段々、パーマ当てたらあないなりましてん。だから、サイババは俺のあとですよ? 俺の真似しとんねんアレ」
(福笑にいさん)――「マンション住んでても、あのオッサンケンカっ早いから。こないだも暴走族がバーッと来たから、最後のヤツをバーンっと殴ったら普通のライダーやってねえ…。それもマンションの下の息子やったらしい」
(鶴瓶ちゃんが "もうええわ !! " と思う瞬間)――「竹が指に刺さってしもて、抜けんようになった、と。こんだけ上手いこといってる人生やのに、こんな長い竹が付いて、抜けへんと。一億出してもアカンのか、と。指切んのはイヤや。2 メートルぐらいの竹ですよ。…もうこれで一生いったろ、っていうぐらいの "もうええわい" なんですよ。人に道教えるのも簡単やから」
(九官鳥にオメ○を教えてやりました)――「オメメばっかり。まずオメメ。オハヨウって教えてたのにもかかわらず、それは覚えへんかったから、オメメやったら覚えよったんですよ! 早いこと覚えよった!」
(漫画トリオを食中毒にしたという、弁当屋さんはどこですか?)――「こんなもん聞かんでも考えたら分かるやんか。そんな昔からある弁当屋いうたら、あそこしかあらへん!」
(今年もノックさんです)――「こっちは一回だけのハズやったんですが、向こうは "今年の年末番はいつでしょうか" って事務所に電話くる。…あれ押し売りや」
(小学校入学の歳)――「満六歳ちがいますか? ……キミの場合は、まあ、多少遅れてたかもワカランけど」
(高校時代の上岡青年の遊び)――「僕の場合は警官の顔見て、ワザトさっと逃げるんですよ。友達と。追い掛けてきますわね。すると必ず尋問受けますわ。さあ、こっからが僕の独壇場や」
(昔は多かった、ちょっとアブナイ人)――「キミとこの近所だけ違ごてねえ、住宅地のほう行ったら各交差点に一人(放送禁止)おったやん」
(上岡少年、新聞配達のバイトをする)――「数え方が悪くて一部多く注文してたわけや。それ分かってからは、もう別に配り残してる所はないから、これ持って、牛乳配達の子と交渉するわけや。"新聞やるから牛乳ちょうだい…"って」
(上岡が絶賛する、オースケケースケはどのランク?)――「今でいうと、ナインティナインは越えてるわね。今のダウンタウンまでは行かんけどね。トミーズも越えてるね」
(入門まもない鶴瓶ちゃんと衝突した、榎木記者)――「これが顔つき言動ともに胡散臭いの極み。内容なんか何にも無い奴やから、ゴロみたいな奴ですよ。確か、タクシーから降りてド突かれたっていう事件あったなあ。みんながザマアみやがれって言うた。誰も同情せなんだっちゅうね」
(パペポ時計を 100 個プレゼント)――「ご応募ください。宛先は秘密です」
上岡「町内に、ウチの近所の大工さんで
昔は職人さんがようけ居てたなあ。
大工さんのオッチャンがねえ
いーっつも自転車で帰ってきはんにゃけどねえ
夕方夕暮れ時になると。歌唄いはんにゃ」
鶴瓶「どんな歌ですか」
上岡「 『王将』 やねん。
♪吹けば飛ぶような〜…って帰ってきはんねん」
鶴瓶「ああ、エエおっちゃんやん」
上岡「その歌が聞こえてきたら
"帰ってきはったー" って思うんですけど
――家は、ウチよりももうちょっと向こうやねん。
七、八軒向こうやのに
"帰ってきはったー" って思って
またしばらくしたら歌が聞こえてくる」
鶴瓶「ふふふふふ……」
上岡「王将やねん。 3 番うととんねん」
鶴瓶「うははははは……」
上岡「家の前で終わらな入られへんねん」
ノック「はははははは……」
上岡「歌が余ったらもっぺん町内廻りはんねん」
ノック「迷惑や !!」
上岡「 (^^) …変わったオッチャンやでー!」
鶴瓶「そら、角帽に憧れて、ウチの親父は
角帽を家から出そうと思ってた人間やから。
大学二年で辞めるなんていうのはごっつい……
どこの大学であろうが
まあ僕とこは国立でしたけど――」
上岡「おいおいおいっ !!」
鶴瓶「…やかましわ…」
上岡「関西のモンはええわい! ……関東のモンは
"そうか、京都産業大学は国立か! " ――」
鶴瓶「国立や!
今ではスポーツは凄く良うなってねえ」
上岡「こないだは駅伝も速かったがなー」
鶴瓶「駅伝は速やなるわ、ラグビーやったら強よなるわ
そういう所になってますけどね
僕らの時はもう、国立だったんですよ」
ノック「 (^^) へえ…」
鶴瓶「僕らの時は国立やったんですよ。
今は私立になったんでねえ。
だいぶ学力も落ちましたけど――」
上岡「おいおい !!」
ノック「今のが上がってるわ!」
上岡「昔はアミダで入ったっちゅう……」
鶴瓶「そんなことない !!
"右 !? 左 !? " ―― って言うてね。
速いこと指させたら行けたんや……」
上岡「 (^^) ……聞いてる人ホンマにするで !!」
1995年1月 |
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1995年2月 |
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1995年3月 |
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1995年4月 |
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1995年5月 |
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1995年6月 |
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1995年7月 |
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1995年8月 |
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1995年9月 |
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