No.161 は、『東京上空いらっしゃいませ』 封切りを直前にしてのトーク。「龍太郎にふさわしい CM 」や、寛美さん・松鶴師匠の最期の言葉を挟み、鶴瓶ちゃんが遭遇した「警視庁に言うたるからな」女の謎、あいさつの不思議・「こんにちはでございます」と続く。中盤、「博学をひけらかす人への対処法」、立松和平さんの口調、「月までレンガを積もう計画」、「平均身長三メートルの時代」、ラストは傑作「鶴瓶ちゃんの曾おじいちゃんと曾おばあちゃんの人数」について。
(中井貴一のイメージ)――「中井貴一なんて、どんだけ明るい男か! なんかいつも肩のへんに乗せてそうでしょ? 鬼太郎のおやじ乗せてずーっと歩いて、そんなカンジしますやんか」
(カッコイイ最期の言葉を)――「例えば寛美先生なんかでもそうですけど、死ぬ一番最後の言葉が、"ええ芝居がしたい…" ウチの師匠 "ババしたい"やで?」
(困った弟子入り)――「オレ運転してまんねん。すると単車でグーッと幅寄せしてきよるヤツおって、コワイやっちゃなあ思もて。"あぶないで! " って言うたら…"弟子にしてください !! " って。そんなんある ?!」
(スゴイ弟子入り)――「会社やってる人が辞めて来はる人いてまっせ。会社の社長でっせ? … "弟子にしてください" って、アホとちゃうか ?! …俺そっちに就職したいわ」
(挨拶の起源)――「何で "おはよう" って言うようなったんやろ。早いからやな? 朝はやいねん。ほんなら何で "おそよう"言わへんねん、夜」
(断言することの怖さ)――「新野新は、断言した次の週に抗議のハガキが来ますからね」
(今日の朝は "けさ" 。では、今日の昼は?)――「…きょる!」 , 「言うてから "しもたなあ" と思もてなあ。昼が "きょる" やったら、夜はどう言おう思もて…」
(挨拶の起源)――「これは、国語学者にでも大野晋にでも聞かなワカランやろ。…新野新ちゃうで?」
(背丈でみる日本史)――「人類はどんどん成長してる、進化してるというけれど、でも、歴史的に見ると、弥生時代の人間と縄文時代の人間と、現代人とを比べると、意外と昔は身長の大きかった時代もあるらしいね」
(人類皆兄弟)――「今が一億三千万やと、つい五代ぐらいさかのぼったら五億ぐらいおらなんだらオカシイやろ。ということはもう、みんなもう親戚ちゃうか?」
上岡「その 10 分ほど前には
にこやかに、二人でグラス合わして乾杯してたんやな?
――で、知らん間に女だけ店出て行って
次にふと気が付いたらその女性が入ってきた。同じ女性?」
鶴瓶「同じ女性ですよ。分かりまんがな。パッと見たら」
上岡「その女性が、そんなキツイ言葉で?」
鶴瓶「 "お前のしてること、みんな警視庁に言うたるぞー !! "
ブワーッと出て行ったんや」
上岡「さすが横浜やねえ……。
"警視庁" って言うか、そこに。
大阪やったら警視庁という言葉は出てけえへんな」
鶴瓶「松原警察に言う !! とかそんなんやな」
上岡「…いやいや… (^^) 」
鶴瓶「地名で言やあ、ね…」
鶴瓶「共産圏の、あんなとこで電波が悪くて
顔写真だけ載ってんねんけど
言葉が全然届けへんのよ」
上岡「あるある」
鶴瓶「しまいにイライラしてる人いてるなあ」
上岡「月と喋ったときに――」
鶴瓶「月と喋んの ?!」
上岡「………」
鶴瓶「 "おいー! " って?
月と喋るってどういうことやのん。
ごめんごめん、ちょっと怒ってきそうやな」
上岡「 (^^) ……」
鶴瓶「すいません、でも今のはちょっと
おちょくったように思いますけど
今のはちょっと言葉足らずでした!」
上岡「月は 38 万キロ離れてますからね」
鶴瓶「…なんでそんなことがポーンと 38 万キロって出てくんの。
ほんなら地球はどれぐらいなの? 一周どれぐらいなの?」
上岡「ん?」
鶴瓶「…あ、いま唾のんだ !!」
上岡「………」
鶴瓶「それやったら知ってること言うてるだけやねや !!
俺も知ってること言おう !! アメリカの首都はワシントン !!」
上岡「 (^^) ……」
鶴瓶「イギリスはロンドン! フランスはパリや !! どうや ?!」
上岡「ルーマニアは?」
鶴瓶「ルーマニアは !!
…ルーマニアは、こないだ激しい戦争があって
首都はなくなった !!」
上岡「 (^^) …ああそう!」
鶴瓶「わるいなあ!」
上岡「長髄彦(ナガスネヒコ)っちゅうのは
身長大きかったんちゃう? ――長髄いうぐらいやから」
鶴瓶「それ名前やがな !!」
上岡「名前かて身体からとるがな。長髄彦」
鶴瓶「長田いう人、長いか?」
上岡「田が長いねん」
鶴瓶「ああそう ?!」
上岡「長い田んぼ持ってた人が長田や」
鶴瓶「ふぅーん…。上岡いうのは何やのん?」
上岡「岡の上にいたんや」
鶴瓶「ほな駿河は」
上岡「駿河に住んでたんや」
鶴瓶「ウチ和歌山やで?」
上岡「昔は駿河やったんや。
駿河から何か悪いことして和歌山に逃げたんや」
鶴瓶「 (^^) ……ちょっと。おっちゃん!
俺なんで悪いことせなアカンねん、ウチの人が !!」
上岡「大概、駿河から和歌山行くいうたら
逃げてんにゃソレ!」
上岡「全員いてるの?
キミとこおじいちゃんおばあちゃん全員生きてるの?」
鶴瓶「…それはもう死にましたっ !!」
上岡「せやろ?」
鶴瓶「でも、俺がずーっとまだ生きない頃には
その人らは生きてた !!」
上岡「生きてた。そう!」
鶴瓶「で、俺が死んでから
その人らは生まれて…ちゃうちゃう !!」
上岡「 (^^) 」
鶴瓶「俺が生まれてからその人らは死んだんや !!」
上岡「そうやー (^^) 」
鶴瓶「ほんなら俺、ひいおじいちゃん何人おんねん…」
上岡「ひいおじいちゃん四人に
ひいおばあちゃん四人や」
鶴瓶「…そんな多ない、一人や…」
上岡「 (^^) ……」
鶴瓶「そんなおるかえ !! 一人や !!
人のおばあちゃんをフシダラな人間や思いやがって !!
そんな男遊びしてるか !! アホがあ !!」
上岡「理論上そうなるやろっ !!
――キミには両親があるやろ?」
鶴瓶「両親はあるわーっ !!」
上岡「お父さんとお母さんおるな?」
鶴瓶「おるよ?」
上岡「ほんならその両親にも両親がおるやないかい」
鶴瓶「いてるよ?」
上岡「ほんならキミのおじいちゃんとおばあちゃんは四人で
ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんは八人や。
その上やから、もうその倍で十六人なっていくやろ」
鶴瓶「………。
そんな仰山おるか?」
上岡「四代前でもう十六人」
鶴瓶「何でやのん…ちょっと…」
上岡「五代前で三十二人や」
鶴瓶「ちょっと…」
上岡「六代前で六十四人――」
鶴瓶「ちょっとちょっとーっ !! 破裂するー !!」
1990年1月 |
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1990年2月 |
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1990年3月 |
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1990年4月 |
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1990年5月 |
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1990年6月 |
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1990年7月 |
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1990年8月 |
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1990年9月 |
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1990年10月 |
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1990年11月 |
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1990年12月 |
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