No.508 は、「イタリアはやりますなあ」、「歴代首相の手は汚れている」など筋無く。「日本の地下を掘ってブラジルに行けるのか」、「中村マネージャーに求める表現力」を語った後、鶴瓶邸の造りを紹介しつつ、庭に現れた子猫たちについて。中盤「ワイドショーはジョンベネ事件を解決する気はあるのか」、「テレビで株と為替の動きなんか言われても困る」などニュースに怒り、後半「文学少女を阪神戦に連れて行ったら」、「天の声で警告をしにいく遊び」。ほか、「失楽園について」。
（今日もまたスタジオは…）――「場所変えてやりたいですねえ。男はイヤですもんねえ。クサイですよー。ホントに。もう、男みたら死ぬようにしませんか？」
（庶民の政治意識）――「俺は政治的なこと知らんように思ってるから喋るけどねえ！ 大概知ってますよ！ ……天下りになってね。そうなって、やっぱり、あきませんわなあ？ ……ふふふふふ。頼んまっせ？ 途中で沈没したら」
（言葉を知らない中村マネージャー）――「 "なんやこの雨ェ… " って。僕は、キツネの嫁入りやとか、何かを求めたんですよ。… "なんやこの雨、急に！" って言うたら、"どしゃぶり。" ……。それは分かっとんねん」
（なぜ狐の嫁入りなのか）――「晴れてる、祝い的なもんですわな。キツネの葬式では暗いじゃないですか。…キツネの引っ越し。これもオカシイでしょ？」
（言いにくい単語）――「クツというのが言いにくい。クツ。大体言いにくい。…ヤマダマサト。ナカムラマサトシ。言いにくいでしょ。あれと一緒です。…マサチューセッツ工科大学。…潰れたええねんあんなとこは」
（あの報道に意味はあるのか）――「テレ朝って局は割りと好きなんです。ワイドショーだけはあっこタチ悪いでっせ。ジョンベネちゃんずーっと流して、可哀相やで、あの子の顔が目に映るもん。何のためにアレ流すねん！ なんか事件を解決しよう思ってんのか ?! ただのヤジウマでっしゃろ ?!」
（株のニュースを見ていたら）――「上田ハロー。どこや !? 上田ハロー。俺もついつい "ハロー！ " って言うてるんですけどね」
（大手と零細）――「 "俺は野村證券や！ " ってのがやっぱりあるがな。こっちには、ツチノコ証券…。ごっついイヤやで？ 小さな証券屋、誰も行かないような。なんぼヤクザと付き合うてなかっても、ツチノコ証券は、野村證券を羨ましいと思ってるわけや。…いや、あるかどうか知りまへんで、ツチノコ証券」
（街行く人にイタズラを）――「ヘンな刈り方のオッサンいてますやん。散髪したてでブッサイクな頭の人。ジャイケンで負けた人間が、"…どこで刈ったんやー…"って言うんです。オッサンもうキョロキョロしてますよ！ これオモロイでっせ！」
（大物の不祥事）――「韓国大統領は、このところ歴代なんか問題ありですね。日本なら闇から闇でしょう。日本もホンマは今までの歴代のうち何人か死刑のヤツおんのちゃうか ?! 韓国ならば」
（本当の正義とは）――「日本はとかく企業に忠誠心を使うというのが美徳とされてて、内部告発というのが今まであまり無かった。もしもしたヤツがいたら、密告したとか、チンコロしたとか、卑怯なヤツやとか、そういう考えでしたが、企業は社会的な意味合いを持つモノであるから、内部でもしも悪が行なわれていれば、内部告発するというのが正義ですよね本当は」
（まさかの大計画）――「日本がそもそもブラジルに移民しだしたのは、その計画があったんですかね？ アレは。ゆくゆくは地球をぶち抜いてブラジルまで直行でいけるから。最初は引力でビューンと真ん中行って、次は遠心力でビューンと放り出される」
（それでは、株と為替の動きです）――「ホントに株と為替やってる人は、あんなとこで知って "えらいこっちゃ！ " 言うたら遅いんで、その人らは他でちゃんと知ってるでしょうし。あれはカッコつけでしょうね」
（証券取引所のハンドサインは本当か？）――「あれはポーズでしょう？ 観光客用の。…あんなこと未だにやったって、意味ないでしょうあんなもん」
（鶴瓶ちゃんに天の声で警告してほしい）――「キミに頼もうかな？ ……北朝鮮に。"拉致しすぎー" って」
（あの小説は何故流行した？）――「 『失楽園』 っちゅうのは結局、女が堂々と行けるエロ映画でしょ。ところが全然期待はずれなんですって、そのシーンが無いらしいですよ。最後の、結合して心中するって、凄いやん。ハメ死に。それが渡辺淳一の小説の中でもウリモンやってん。そこをどう映像で処理してるかと楽しみに行ったら、そこが字で処理してる。字幕で。思ったほど、エロの場面が無いんですって」 , 「日本経済新聞でエロ小説を掲載したっちゅうんが、つまり評判を呼んだんでね。あんなんスポニチ載ってたらなんでもない」
鶴瓶「子を産んどんねん」
上岡「まだ産まれて間もないぐらいの子猫？」
鶴瓶「ミャ〜…ミャ〜…。
――ふっと俺ら見て。うちの庭でっせ？
フゥ〜っ !!」
上岡「 (^^) 」
鶴瓶「ナメとんかい、こいつ。二匹の子猫が
背中丸めてフゥ〜っ !! ……なにがフーやねん」
上岡「俺の土地や、と」
鶴瓶「俺の土地や。俺が買うたんやないかい」
上岡「 444 坪」
鶴瓶「 444 坪」
上岡「坪 33 万で買うた」
鶴瓶「… 37 万！」
上岡「 (^^) 」
鶴瓶「 37 万です！」
上岡「 37 万のとき俺が買うた土地や。
オマエら一銭も出してへんやないかい、と」
鶴瓶「どういうことや、フーッて」
上岡「俺がフーッて言いたいわ」
鶴瓶「うははははは !! ――言うたんです俺も！
フゥ〜！ ってやるから、俺もフゥ〜っ !!」
鶴瓶「（放送禁止）が、ごっついエエとこあるって。
電話したんやて、普通のマンションでやってるとこ。
"こここここ、これはよろしいこれはよろしい…" 言うて」
上岡「 (^^) 」
鶴瓶「ほんで、電話したら
"いま近くにいいい、いてるんですけど
どどど、どどこですか？ " ――。
"あなたが電話してるの見えてるわ。
そこを、斜めの上あがったとこの四階" ――。
"いいい、いまから行きます" って電話切った。
―― SM ね？」
上岡「 (^^) 」
鶴瓶「ほんでドアばっと開けたら
（殴りで） ボカボカボカ !!
"ひいいいい !! ひいいいい !! "
―― "25,000 円。" ……うははははは !!」
上岡「 (^^) へえ…」
鶴瓶「 20 分ぐらい殴られて 25,000 円。
うははははは !! …… "ひいいいい" やて」
上岡「気持ちよかったん？」
鶴瓶「気持ちよかったんやて (^^) 」
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1997年12月 |
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