鶴瓶・上岡パペポTV
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PAPEPO FOREVER

What's PAPEPO
『鶴瓶・上岡パペポTV』とは、1987年4月14日から1998年3月31日にかけて、よみうりテレビ制作(日テレ系列)で放送されたトークバラエティ。昨今のお笑い番組に見られるような騒々しいテロップが一切無く、素材をそのまま切り出したような造りが特徴。今なお多くのファンが存在する。
笑福亭鶴瓶
1951年生まれ。六代目松鶴の十一番弟子として落語家デビュー。実体験を基にした鶴瓶噺には定評があり、ラジオパーソナリティ時代以来の根強いファンが多い。若手芸人のようないじられキャラから、映画俳優までこなすマルチタレント。ベーさん、ベー師匠の愛称で親しまれている。
上岡龍太郎
1942年生まれ。漫画トリオのメンバーとして漫才師デビュー。後年のファンからは『探偵!ナイトスクープ』の初代局長として知られる。切れ味鋭い毒舌家ながら、愛嬌のあるキャラクターが愛された。2000年をもって芸能界を引退。占い師・心霊にまつわるエピソードは今もって語り草。
No.405
1995/05/12

手話

No.405 は、「阪神と中村監督に関する考察」や、オウムへのガサ入れと、相次ぐ別件逮捕の矛盾、それに伴う人権保護・法治国家の面目など、タイムリーな話題からスタート。そして「聾話者との手話による会話」、銭湯で噂する人々、「マラソンにおける適切な時間配分」と続き、番組中に眠るタレントと、"起きてる" と "寝てる" の狭間、「こんな最期はイヤ!」でエンディングへ。放送終了後、龍太郎師匠が「制限速度で走る奴ら」について言及した。

今日の鶴瓶噺

(オウム捜査に思う)――「いつまで第七サティアン探してんねやろ。あんな仰山警察入って。何見つけはんねんアレ。こんなガスマスク、ガ〜ってして。で、そーっと持ち上げてんねんけど。そばで平気で通ってる人おる。どないなっとんねん。どっちやこれは!! クサいんかいクサないんかい !! 勇気ある人と勇気ない人か ?!」

(こんなこと言っていいの?)――「あなたがバロメーターよ? あなたが言うねやったら一緒に言うけども」

今日の上岡語録

(オウム信者に対する別件逮捕の嵐)――「今、日本中の弁護士の中には何人か、この事態をオカシイと思ってる人が、居てなオカシイですよ。人権的にね」

(国内でしか通じない)――「早い時期に、国際的な手話にできないの? エスペラントの手話にすればいいんですよ」

(起きてると寝てるの狭間は)――「だからそれは、死ぬときと一緒ですよ」

(免許の問題にて)――「横断禁止の道路を幼児が横断してきても、注意したらイカンわけ? どうしたらいいの? そういうときは。…ひき殺すの?」

(遵法運転よりも…)――「僕がワカランのはね、制限 60 キロのところを 70 キロでゆっくり走ってるヤツ。これがワカランのですよ。もう 10 キロ破ってんにゃろ? もうちょっと速よ行け、と」

オウム信者を留置所へ

上岡「ようけ逮捕して、留置所って広いんにゃなあ」

鶴瓶「広い広い。いっぱい居たはんねん」

上岡「ようけ逮捕したでえ!」

鶴瓶「でも間違うて、オウムとオウムで入って
オウム同士は絶対入れないんでしょ?」

上岡「あ、そうですか?」

鶴瓶「いや、入れたらまた、オウムとオウム同士で
"オハヨウ! " とか言い合いしますやんか」

上岡「ああ!」

鶴瓶「 "オハヨウ! " に "オハヨウ! " とか言うて。
"オハヨーウ! " とか」

上岡「ふふふふふ……」

鶴瓶「ふふふ。なんか嬉しそうでんなあ!」

上岡「へーえ!」

鶴瓶「まあ、死ぬねやったらお互いや! ふふふふふー」

THEME SONG : WAN'T WALK / AWAY NELSON

BEGINNING DIALOG : 「しかしまあ本当。えー……(沈黙)」

ENDING LETTER : 車の免許の筆記問題。これは○? ×?

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