鶴瓶・上岡パペポTV
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PAPEPO FOREVER

What's PAPEPO
『鶴瓶・上岡パペポTV』とは、1987年4月14日から1998年3月31日にかけて、よみうりテレビ制作(日テレ系列)で放送されたトークバラエティ。昨今のお笑い番組に見られるような騒々しいテロップが一切無く、素材をそのまま切り出したような造りが特徴。今なお多くのファンが存在する。
笑福亭鶴瓶
1951年生まれ。六代目松鶴の十一番弟子として落語家デビュー。実体験を基にした鶴瓶噺には定評があり、ラジオパーソナリティ時代以来の根強いファンが多い。若手芸人のようないじられキャラから、映画俳優までこなすマルチタレント。ベーさん、ベー師匠の愛称で親しまれている。
上岡龍太郎
1942年生まれ。漫画トリオのメンバーとして漫才師デビュー。後年のファンからは『探偵!ナイトスクープ』の初代局長として知られる。切れ味鋭い毒舌家ながら、愛嬌のあるキャラクターが愛された。2000年をもって芸能界を引退。占い師・心霊にまつわるエピソードは今もって語り草。
No.166
1990/07/06

献立

No.166 は、変化座公演を終えた龍太郎師匠が、来てくれた人々について語り、鶴瓶ちゃんが "はえ寿司" を食べた話から、体調次第で食べられなくなる日、ゲテモノ食い、「牛乳は本当に身体にいいのか ?」などの食べ物トークへ。途中、『パパぬるぬるして』 のその後を挟み、話題は戻って「カーネルサンダースが誰だか分からない日」、「晩飯の献立を言い合いしよう」、「何を初めて食べた人が一番エライのか」といった、お腹のすくお話。「黙祷の音頭とノックさん」でエンディングへ。

今日の鶴瓶噺

(イヤなネーミング)――「名前が悪いわ。はえ寿司。想像するやん。ハエがグーッと作ってあんのかな…って」

(食べる気がしないとき)――「タマゴは、ごっつい好きなときあります。ゆでたまごナンボでも食べれる時と… "ああ、タマゴは、子供や !! " とか思いだすと…。"これは卵子や!! " とか思いだすと、ウォエ…なんかアカーン !! って、身体にタマゴできそうな…」

(食べる気がしないとき・その 2)――「イクラはあかん時ある。… "鬼太郎のお父さんかな? " って…」

(鮎の塩焼きなんか美味くない)――「アユなんて塩のかたまりでしょう? いわゆる。塩ふいとおるやん。アレ、鮎の味って塩やんか」

(スルメとは)――「スルメなんか、思いようによってはごっつい…死骸よ? あれ、砂漠でのたれ死にした人思いだしたら…」

(カーネルサンダースはピアニスト? …いや違う)――「ふと思いついたのが… "ああ! 鳥屋のオッサンや! " いうことになったんですよ」

(魚とブタは鍋を一緒にしないで)――「魚は魚だけにしとかないと、ブタが怒りよるわけや。ブタが、"オレ生臭そなってどうすんねん" と」 , 「海は魚クサイねん。魚ばっかりやから。あれいっぺんブタ泳がしたらええ。仰山。海を水炊きみたいにしたらええのにね」

(鶴瓶邸の定番メニュー)――「ウマイカ。油の悪いやっちゃ。あれが好きやねん。醤油で食べんねん。意味ないよそんなものは。全然身体に悪いと思うわ。身体に悪いねんけど、もう既に中毒やねん。アレないといてられへん。怒るよ。…"おい、ウマイカは! " … "きれました" … "アホかあ !! " って ( 鼻に指突っ込んでバチバチ)」

今日の上岡語録

(一周廻って逆に、の発想)――「寂しいときに賑やかな曲が流れると余計さみしいっちゅうことあるね。せやから、悲しくて悲しくてその極致に追い込まれたときに見せる笑顔ほど悲しいもんはないっちゅうようなんもあるね」

(牛乳)――「アレは牛の乳やからね? 牛の子を育てるためにはいいモンやろけども。人間育てるためにホンマにええにゃろか? …ツノがはえてくるとか…」

(小細工無しのパペポ)――「ここは、客を映しませんし、客の笑い声もそない他の公開番組みたいに、笑い声として別のマイクで採って、それを大きくするとか、そういう作業をしてないから、逆に、我々が感じてるよりテレビ観てる人のほうが違和感は感じひんかもわからんね」

(一番最初に食べた人を誉めてあげたいもの)――「ナマコやろ。…ナマコそのままおんねんで? ぬぅぅぬぅぅしてんねんで?」

上岡家の定番メニュー

上岡「僕は食欲に欲は無いっちゅうねん。
プレーンオムレツと
大根おろしに、ちりめんじゃこにお醤油かけたやつ」

鶴瓶「……それだけ?
プレーンオムレツとちりめんじゃこ……。
そんなんアンタ、腎臓の食事やん !!
薬のまなアカンわ !!」

上岡「それから、ヒジキ、ヒジキ」

鶴瓶「ヒジキなあ。…アレ、後で黒いウンコ出るよ?」

上岡「あと、塩昆布」

鶴瓶「塩昆布。…よう黒いモン出すなあ」

上岡「塩昆布やけど、山椒入りの塩昆布やねん…」

ぺちゃこい魚たちに思う

上岡「左ヒラメに右カレイ」

鶴瓶「……あの人ら何やのん、あの目。
アホちゃうかアイツら」

上岡「でも、あの人らが多かったら
人間のことを "何やのんあの人" 言うてるで。
ヒラメはヒラメで」

鶴瓶「言うて悪いけど。
ヒラメは死んだ時に人間に会うでしょう?
生きてるうちにそない会わん。
釣られて、水あげられた時はもう死んでますからね。
一点みつめてますやんか

上岡「 (^^) ……」

困った藤山直美さん

上岡「こないだ、変化座の初日のとき
藤山直美さん来てくれて。舞台でなあ。
しゃべってくれはったがな」

鶴瓶「そうそう、喋ってくれはったよ」

上岡「ちゃんとキミには感謝してはったがな。
―― "わざわざお通夜から来ていただきまして。
赤い靴下はいてありがとうございました…"って」

鶴瓶「……おかしい。あそこの家族は。
全員で僕を責めますからね

上岡「 (^^) 」

鶴瓶「死体に向かって、寛美先生に向かってですねえ。
"お父さーん…。恨んでた人来たよー…" って
俺に言いよんねん。――冗談ならんぞ ?!
そんなときに冗談言えまっか ?!」

上岡「 "香典をありがとうございました。
香典返ししようにも
どう返してええかワカランほどの薄い香典を…" って!」

THEME SONG : CAN'T DENY A BROKEN HEART / ANNICA

BEGINNING DIALOG : 「今日、音楽なってないじゃないですか」 「いつもとちょっと雰囲気がね」

ENDING LETTER :(ハガキなし)/ ヤドカリ

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