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新銀河帝国／ラインハルト直属艦隊

ロルフ・オットー・ブラウヒッチ大将

ラインハルト直属艦隊の指揮官。キルヒアイスの下にあってキフォイザーに参加、チェイス大尉率いる先遣偵察隊を捕捉してこれを追尾し、ヤン艦隊の本隊を目指す。バーミリオンにおいてはヤン艦隊の猛攻に晒され、「軍隊の残骸」というまでに撃ち減らされた。更に回廊の戦いでは先鋒を命じられ、機雷原を撤去している。前線、後方どちらにあっても一流の処理能力を有し、事前の周到な準備と戦闘における果断さで高位を得ていたが、「自分自身でおこなった準備を忘れて無闇に突進する」との陰口もある。その勇敢さは生来のもので、周到さは努力の結果らしい。艦隊旗艦はシンドゥリ。

タールハイム中将

ブラウヒッチの幕僚。機雷原を前に意外なまでのダメージを被り、かすかに狼狽した。

ウェルナー・アルトリンゲン提督

ラインハルト直属艦隊の指揮官。バーミリオンではヤン艦隊の囮部隊に潰滅に近いダメージを被る。ヤン艦隊の猛攻に晒され、「軍隊の残骸」というまでに撃ち減らされた。大親征にも参加し、ビューフォート撃破後の会議においては「同盟とヤンの分離は歓迎すべき、エルファシル恐れるに足らず」との意見を呈していた。艦隊旗艦はブロックル。

「それでは勝負にならん…… !!」

カルナップ中将

ラインハルト直属艦隊の指揮官。カルナップ分艦隊を率いる。バーミリオンに参加、ヤン艦隊の攻撃を前に大本営へ増援を求めるが、ラインハルトはこれを拒絶。「戦死せよ」との売り言葉に買い言葉で大攻勢をかけ活路を見いださんとするが、ヤンお得意の一点集中砲火によって撃破された。能力に関しては不明ながらも直属ということでそれなりに優秀、生き延びていれば大親征にも参加できたに違いない。六幽怪チームの是流のような存在か。旗艦はヘルモーズ。

「死ねだと!? よし、死んでやる !! 先に死ねばヴァルハラではこちらが先達だ !! 雑用にこき使ってやるから見ておれよ、ラインハルト・フォン・ローエングラムめ !!」

グリューネマン大将

ラインハルト直属艦隊の指揮官。ヤン艦隊の攻撃によって負傷する。ブリッジの柱をその身に受けて、指揮権を参謀長に委ねた。その後長い療養が続くが、ルッツの死後はオーディンに駐留している。艦隊旗艦はヴィーグリーズ。

ディートリヒ・ザウケン中将

【ちょっと待ってね】
・ラインハルト直属艦隊の指揮官。
・ビューフォート撃破後の会議において「メルカッツ生存とて、兵がいないのでは惑星なき恒星」とたとえた。
・艦隊旗艦はグングニル。

イザーク・フェルナンド・フォン・トゥルナイゼン中将

ラインハルトとは幼年学校時代に同級生で、彼に次ぐ優等生集団の一角にあった青年。士官学校に進んでなお俊英の名が高く、中途退学の後も実戦指揮官・作戦参謀として武勲を重ねた。リップシュタットではラインハルトのかつての学友たち（大半は敵）が貴族連合軍について自滅していったのに、この青年貴族は敢えてローエングラム軍に参加。ケンプの下で少なからず功績を挙げ、判断力の正確さを示した。しかも第２次ガイエスブルグの前にラインハルト直属となったことから超越した守護者の存在を勝手に確信し、その恩寵に応えようと、自ら進んで目立とうと振る舞っていた。これをヒルダは「ラインハルトの華麗さに目を奪われている」と批評し、その後自身も台詞ばかりの実質のない発言と行動を続けている。レギュラー陣からの辛口コメントが出ると、失脚・死亡フラグが立ってしまうので注意だ。バーミリオンでは無秩序な艦隊運動を展開した挙げ句ヤンの袋叩きに遭うと、ラインハルトととの交信も取れぬまま独走。防御だけで手一杯という状況に追い込まれ、オーベルシュタインをして「大した勇者」、「忌避すべき輩」と罵られた。艦隊旗艦はテオドリクス。

「閣下と同格の者など、宇宙のどこにもおりません !!」

ゾンバルト少将

ラインハルト麾下の若い提督。ラグナロックに参加、名前を売り込まんと補給を買って出るが、その際「失敗したら閣下に生命を差し出す」との高言を吐いてしまう。戒めたラインハルトに反して任務を軽視し、ヤンを前に物資もろとも艦艇を失った。救援に来たトゥルナイゼンとも親しい通り決して無能な男ではなかったが（むしろそれが無能フラグの現れなのかも知れないが）、戦死こそ免れたものの、結局自らの台詞通り命を失うこととなった。毒による自決とのこと。

グローテヴォール大将

【ちょっと待ってね】
・ラインハルト直属艦隊の指揮官。
・アンネローゼの護衛艦隊の司令官。ラインハルトの結婚式に際してはアンネローゼを護って艦隊を率い、フェザーンへと送り届けた。
・出迎えのケスラーと敬礼を交わす。

マイフォーハー中将

【ちょっと待ってね】
・ラインハルト直属艦隊の指揮官。

ヴァーゲンザイル大将

【ちょっと待ってね】
・イゼルローン回廊の帝国本土側出口を守る提督。
・若手の指揮官の例に漏れず、豪語の悪癖がある。
・艦隊旗艦はバレンダウン。

「イゼルローンの捨て犬どもが遠吠えしているうちに自分を狼だと錯覚したらしい」

フォンク中将

ヴァーゲンザイル艦隊の参謀長。撤退するイゼルローン軍を前に突出する味方を止めるよう上官に薦めるが、ヴァーゲンザイルは混戦を企図して要塞主砲の射程に捉えられてしまった。

ネルンスト大尉

ヴァーゲンザイルの副官。恐らくは、設定資料集ないしDVD-BOX特典ディスクに収録されているものと思われる。なおこのキャラクターに関するデータは久川手元の資料になく、有名ファンサイト「獅子の泉」さまの運営される「似非サイクロペディア銀河英雄伝説」の一項より拝借しております。こちらは項目数も投稿者の層も厚く、ちょっとしたギャグも光る秀逸なコミュニティなので、未見のファンの方は一度足を運ばれたし。この度は、データの借用のお詫びとお礼を兼ねて、宣伝をさせて頂きました。