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自由惑星同盟/エコニア捕虜収容所

パーカスト大尉
一般兵・パイロット

かつてリンチの下にあって、エルファシルで勤務していた士官。司令官と同じく帝国軍に捕らえられ、九年間を矯正区で過ごした。捕虜交換の際に帰還、ヤンと自分とを比べて運命の皮肉を笑う。ユリアンから手厳しい台詞を浴びせられるが、これは結果として少年が自らの未熟を知るだけのこととなった。リンチのことを尋ねられ、かつての司令官を口汚く罵った他、駆け出しの頃のヤンについても語っている。

マシューソン准将
軍幹部・高級将校

タナトス警備管区の司令官。管区全体の覇気の欠乏を代表するような初老の男。コステア捕縛後のヤンと通信を交わしたが、彼が本部へと挨拶に訪れなかったことを気にしていたらしい。パトリチェフのハッタリに騙されるようなら、余り組織には通じていない人物であろう。ちなみにパトリチェフとは、職務上以前から面識があった。

バーナビー・コステア大佐
中級司令官・艦長

【ちょっと待ってね】
・マーチ・ジャスパーの肖像写真を自室に飾る。
・専科学校を卒業後、43年の軍歴を誇る。
・フェザーンのとある銀行に匿名口座を持ち、これに横領したカネを放り込んでいた。
・警備管区司令部に連行される。

ジェニングス中佐
中級司令官・艦長

エコニア捕虜収容所の副所長。コステアとは対照的に、官僚的な人物。その分野では彼の方が能力は高いだろう。所内の夜間巡回を欠かさず、所長からはこれを当てつけとして「不眠症を利用しているだけ」と笑われていた。プレスブルクによって捕虜とされるが、後にヤンと代わって解放された。一抹の後ろめたさは感じていたようである。コステアの砲撃で、全身打撲の怪我を負った。

ボーリィ少佐
中級司令官・艦長

【ちょっと待ってね】
・黒人の士官。
・人質の一件で、ヤンに遊ばれてしまった。

チャン・タオ一等兵
一般兵・パイロット

エコニアに赴任する、軍官僚たちの従卒。軍人としての印象はなく、安宿の番頭さんという風。この職一筋35年で、かつてはバロンウォーリックにも仕えたことがあるという。決して給料とて良くはないのだろうが、恩給によってそこそこの生計を立てているらしい。ヤンがエコニアを去る時まで彼と共にあったが、例の一件に関する証言では余り有効なものは得られていない。

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