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自由惑星同盟/第11艦隊

ウィレム・ホーランド中将
軍幹部・高級将校

第11艦隊の司令官。俊英をもって鳴る提督。容姿も雰囲気も鋭く引き締まった「使える人物」だが、ウランフのような人格面での大きさは見られない。強いていえばアラルコン似で、刺々しさばかりが目立った強烈な面相を持っていた。第6次イゼルローンに分艦隊司令官として参加、前線指揮官としては出過ぎとも思える提案をロボスにおこない、しかしフォークと似たプランだったお陰で採用されている。実戦においてこの「D線上のワルツ作戦」は失敗するものの、敗退しつつも局地的な功績を挙げて昇進を遂げ、第11艦隊の司令官となった後の第3次ティアマトでは、ベテラン二人を差し置いて暴走してしまった。「先覚者的戦術」をして実力ランク圏外全ての提督たちを驚愕させるが、その非常識な艦隊運動を戦争の天才に見抜かれて撃退させると、自らも旗艦と共に消滅し、結局英雄になりそこねてしまった。自らをもってアッシュビーの再来と目し、ビュコックの警告に対しても「先覚者は常に理解されぬもの、永遠なる価値を求めて小官は前進し未来に知己を求めん」と奇麗にキメる彼だったが、所詮ニワカヒーローではこれが限界だったのだろう、ゲームでの登場も許されていない。なお、名前が紛らわしいのでホーウッドとの間違いに注意である。艦隊旗艦はヘクトルエピメテウス(?)。

「皇帝を処刑し、帝国を滅ぼすのだッ !!」
「私の戦略で、完膚無きまでに叩きのめしてくれるっ !!」

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