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自由惑星同盟/第13艦隊/アッテンボロー分艦隊

ダスティー・アッテンボロー中将
軍幹部・高級将校 データ

イゼルローン分艦隊のひとつ、アッテンボロー艦隊の提督。軍人の舅を慕う父によって軍人にされたという、変わった生い立ちの青年。本人は父と同じジャーナリストに憧れていたが、士官学校しか受からなかったのだという。そこでヤンと知り合って以来お互いを認め合い、彼を「全面的に支持」している。ヤン同様高い地位にありながら全くそのように見えないのが彼の長所にして短所でもあり、ラフな言動と風貌は、佐官のポプランと並べても全然違和感がないほど。彼を語るときのキーワードは「革命家」に「伊達と酔狂」で、ヤンやウランフほどの人間でもない限り、その反体制的な言動には随分と苛立たされたことだろう。そのヤンほどではないが戦略戦術にも長け、「逃げるフリ」や「逃げながら敵戦力を殺ぐ」といった必殺技を駆使してヤン以上の猛スピード出世を遂げ、ヤンの退役後はシェーンコップ共々政府の陰謀を逸早く察知。レベロの罠を暴き、後の回廊の戦いでは黒色槍騎兵相手に大立ち回りを演じた。ヤンの死後も「黒幕」としてユリアンを支え、戦乱の時代を生き抜いている。戦後の行方は不明だが、周囲の期待通り政治家にでもなったのか、それとも回顧録で印税生活を送っているのか、果たして独身主義は返上できたのか。ちなみに回顧録を記したノートの名は「革命戦争の回想」。持っているカギは代々のお守りで、父はこれに「大学落第」を願ったところ叶ってしまったらしい。結果息子は士官学校に入り、ヤンという偉大な先輩と巡り合う事となった。艦隊旗艦にトリグラフ。座乗艦にエルムIII号。所属艦艇にアムルタートエリザヌスバテンカイトス
「アナタならやれそうです、多分」
「だるまさんがころんだ――ってか?」
「いい性格をしておいでだ」
「自分の財布で、勝負に出るときですよ」
「カイザーのおでましだ! 花束の用意はいいか?!」
「相手がシュワルツ・ランツェンレイターでは、逃げる芝居も命懸けだ……」
「器量を問われているのはユリアンだけではない。俺たち全員が、歴史に問われている」

ラオ中佐
副官・補佐官・侍従 データ

アッテンボロー艦隊の参謀。かつては第2艦隊にあってアスターテにも参加、ヤンを支えている。しかしOVA版ではその地位をアッテンボローが侵され、ヤン艦隊に配属後はそのアッテンボローの参謀を勤めた。特にこれといった活躍はないのだが、無事にシヴァまで生き延びている。

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