松本人志の放送室 2008年 冬

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スベり待ち

2008年10月4日放送

第三百六十六回目は、松ちゃんの誕生日パーティの報告から始まり、世間への怒り「心ない芸人の扱い方」について。ワイドショーのリポーターなど、囲み取材でスベるのを前提に芸人に接する人たちを斬った。ラストは、松本邸の怪「クーラーと連動しないクーラーのリモコン」を語り、途中から逸れて「電池が切れてるんじゃない」なんて馬鹿な問いをするなという怒りへ。

お気に入りトーク「松ちゃんの誕生日パーティ」

松本「質素にやってますよ?僕なんて」

高須「いや、質素か質素じゃないかはどうでもいいんですよ」

松本「本当はもう――雅叙園

高須「ふふふ…おお!」

松本「雅叙園でやらなアカンぐらいですからね?」

高須「ああ、そうですかー…」

松本「ホンマに、ヘリから降りてこなアカンぐらいの感じですからね。本当なら」

高須「おお、ほいで!」

松本「あのー、あれですよ。ヒモみたいの袖にいっぱい付けてますからね」

高須「プレスリーみたいな感じにして」

松本「もちろん上から降りてきますからね、ウワーッて…」

高須「降りてくるだけじゃないですよね…降りて来たら ?!」

松本「これが、えっとー…そんな長ないんですよ。ヒモ、実は」

高須「ああ、そのプレスリーみたいなヤツが。
実はそんなに長ない。――10cm〜20cmぐらいの」

松本「4cmぐらい」

高須「見た目ちょっと分かりづらいわなあ」

松本「分かりづらい。その代わり、脚の横のやつはめっちゃ長い。2メーターぐらいあるんで」

高須「吊されてるときは、ちょっと分かりづらいわなあ。――ほいで?」

松本「ほいで――ヅラをかぶりまして」

高須「モロにプレスリーやんか ?!」

松本「……そうです、そうです。
あのー【プレスリーおめでとう】って書いてますからね。ケーキに」

高須「ははははは…あれえ ?!」

松本「ふふふふふ…。ほいで、プレスリーの曲を4曲歌って」

高須「ああ、松本さん自身が!」

松本「そうです、そうです」

高須「4曲歌って!おお、おお!」

松本「で、結局プレスリーが生きてたら幾つになるかの数のローソク立ててますから」

高須「プレスリーのための…!」

松本「ははははは…」

高須「プレスリー好きのパーティやんかっ !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「なんやねんそのパーティっ !!」

松本「9月8日じゃないですからね。プレスリーの誕生日ですから」

高須「なるほど!」

松本「プレスリーの誕生日の日にやってるんですよ」

高須「プレスリー好きの人間が集まって!」

松本「そう。――僕、プレスリー好きじゃないですからね」

高須「なんで出てんのアンタが !?」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

お気に入りトーク「ご出身はどちらですか?」

松本「自分ホンマ下品やで?品がないわ自分」

高須「あのねえ…」

松本「アマー… アマガーサキやったっけ?」

高須「ふふふふふ…。うん。アマガサキです」

松本「アマカサキ?」

高須「アマガサキ。濁るんです、そこ。サキはサキなんですけど」

松本「ああ、そうか俺、アマカサキや思ってた…」

高須「アマガサキです」

松本「アマカー?アマガ?」

高須「ガサキ」

松本「アマガ、サキ」

高須「アマガサキ。ふふふ…」

松本「アマガー」

高須「アマガサキ。」

松本「アマ、ガサキ」

高須「ア・マ・ガ・サ・キ。普通に言うたらいけるやろ?」

松本「はっはっはっはっはっ…」

高須「アマガで止めるからアカンねん」

松本「アマガサキ」

高須「そうそう。それでええねん」

松本「アマガ〜サキ…。」

高須「ちがうやん !! ア・マ・ガ・サ・キ !!」

松本「アマガ〜サキ…。」

高須「ア・マ・ガ・サ・キ !!」

松本「アマガ〜サキ〜」

高須「コイツ腹立つ !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「聞く気あれへんやろっ !!」

お気に入りトーク「楽屋のカギを手に入れた」

松本「そのカギどうしたらええねん、本番中…」

高須「本番中、渡すでしょう」

松本「誰に?」

高須「ADさんもいろいろ見にくるから、渡すでしょう」

松本「ADに渡すっていうてもなんかなあ…」

高須「番組上、そうなるでしょう。いうても…」

松本「なんか怖くない?ADにカギ渡すって…」

高須「でも、番組の人に渡したってことになるから――」

松本「ADなんてワカランで?…"ほとんどが楽屋荒らしや"って聞いてるで?」

高須「ふふふ…。あのなあ…ホンマ自分。…スタッフ怒るで?」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「"芸人は天使かも知れへん"言うてるけどなあ、スタッフもちゃんとしとんねんっ !!」

松本「ふふふふふ…」

高須「ホンマひどいこと言うなあ、自分」

松本「芸人はホンマに天使やと思うねん。ADはねえ…楽屋荒らし!

高須「自分、ムチャクチャや。スタッフはスタッフで大変やねんこれっ!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「ホンマ…嫌われるからなっ !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「刺されるで ?! 自分 !!」

音楽:或る日突然/トワ・エ・モワ

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浮気

2008年10月11日放送

第三百六十七回目は、放送室らしい、ほぼ全編にわたって男と女にまつわる話題。男と女の浮気は同等かという疑問や、浮気を社会的に抹殺する風潮への怒り、セックスを強要する妻の意図するところ、「あなたは浮気してないわよね」にオロオロする男たちへ訴える共闘。女性には決して受け入れられない、しかしある一定の考え方の男性には深く受け入れられる異質なオンエアとなった。

お気に入りトーク「世界平和さんからの手紙」

高須「ただ【鳴かぬなら 笑わせてみよう ホトタカス】って言うたら
ええかあって僕は思ったんですけどね」

松本「ふふふ…」

高須「これ、世界平和さんですよ。ラジオネーム」

松本「世界平和さん。」

高須「はっはっはっはっはっ…」

松本「世界平和さんねえ。いいですか?――お前クズやな。

高須「違うよっ !! 何を言うてんの ?!」

松本「はっはっはっはっはっ !! こいつはクズやろ ?!」

高須「全然大丈夫ですっ!」

松本「こいつクズやて !!」

高須「いやいや、大丈夫です !! 世界平和さんは大丈夫ですっ !!
――これいいですよー。ほいでね、世界平和さんのまだスゴイのがあるんです」

松本「全ッ然おもんないぞ ?! 世界平和さん !!」

高須「ふふふ…もう一個スゴイの行ってみようか?もう一個いくで ?!」

松本「うん…」

高須「【赤パジャマ 青パジャマ 黒タカスです】…あっはっはっはっ !!」

松本「こいつなあ…こいつホコリや !!」

高須「ビックリするやろ ?!」

松本「ホコリやこいつ !!」

高須「これは面白いんですよ。【黒タカスです】になってんねん。あっはっはっはっはっ !!」

松本「…なんでそこを変えてきたんやろ…」

お気に入りトーク「世界平和さんからの手紙II」

高須「この人の、コメントがあるんですよね。コメント記入が」

松本「ええ…。まあコイツの話でいつまで喋んねんいう話ですけど…」

高須「【この番組が生きていく上で数少ない楽しみです】って…」

松本ほら。クズやんか

高須「それは言うたらイカンやんっ !!」

松本「あっはっはっはっはっ !! こんな奴クズやろ」

高須「こんな人をクズ扱いしちゃイカンでしょう !!」

松本「あっはっはっはっはっ !! 塵やって、こんなヤツ !!」

高須「【生きていく上で数少ない楽しみ】やでえ ?!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「そんな人を、クズってことを ?! 誰が言えますか ?!」

松本「あっはっはっはっはっ !! 僕は言えますよ !! クズですよ、そんなもんっ !!」

高須「ふふふ…いやあ、でもこうやって笑いになってるだけで
世界平和になってるんですかねえ、これ…」

松本「アホですねえ!――これをよう送って来たなあ…」

高須「いやあ、素晴らしいですねえ…。世界平和さん」

松本「好きなんや、この番組が…」

高須「【数少ない楽しみ】なんですって。【生きていく上で】やで ?!」

松本「はっはっはっはっはっ…。哀しいことを言うなよお…」

お気に入りトーク「男と女の浮気は同等ですか?」

高須「クリアーなパンチを一発見せてくれよ !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「次はじゃあ俺は受けるよ!どういうパンチが出てくんねんなっ!」

松本「はっはっはっはっ…やっぱりー」

高須「おお、よし、ここやっ !!」

松本「いろんなことが考えられると思うねん」

高須「ははははは…例えば、どんな事やの。そのひとつでエエわ」

松本「アイツらっていうのは――」

高須「うん、女性ね」

松本「やっぱり俺が考えられへんのは――」

高須「うん」

松本「やっぱり――」

高須「うん!」

松本「その――バックでヤってる時に」

高須「うんうん」

松本「あんなもんさあ…」

高須「うんうん」

松本逃げよう思ったら逃げれるやん

高須カ〜ン!カ〜ン!カ〜ン!カ〜ン!カ〜ン !!

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「――曲いきますか !! 『家をつくるなら』加藤和彦!」

音楽:家をつくるなら/加藤和彦

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ゴッドファーザー

2008年10月18日放送

第三百六十八回目は、フジワラ藤本氏に料亭で降りかかった不運と、よく似た話「高須少年とマーマレード」から始まり、食べ物をこぼして取り返しのつかなくなった思い出を語る。途中「テレビ局・悲しみの経費節減」や「ボケ組合発足のススメ」を挟み、後半は名作ゴッドファーザーを改めて観た感想。

お気に入りトーク「ポストのチラシが腹立つ !!」

松本「ちゃんと俺の名前も住所も書いて送ってきてんねんて!
――だからこれどっかで漏れてるんですよ!」

高須「それは……知らんわー」

松本「………。」

高須「それは知らんー?」

松本「………。」

高須「俺は、名前も書いてない、住所も知らんモノが
勝手に入ってることが、オカシイって言うてんねん」

松本「……これはヒドイわ……」

高須「どっかで書いたんや、自分。知らんわ、それもう」

松本「……無理心中やん。

高須「あっはっはっはっ !!」

松本「自分が一緒に死のうって言い出したのに…」

高須「ははは…違う違う…」

松本「俺、薬飲んでもうたやん!」

高須「はははははは !!」

松本「もう泡出てきてるやん、口から!コワイですこの人っ !!」

高須「ははははは…大丈夫 ?! 俺は死ぬ気は無かったけども…!」

松本「20錠飲んでもうたわ!」

高須「はっはっはっはっはっ…そんなに飲んだ ?!」

松本「コワイわ、俺もうっ!」

お気に入りトーク「名監督」

松本「コッポラが、"ちょっと、アルパチーノでいきたいんやけど"って」

高須「ナニ人やねん、まず!アルパチーノってオマエ…」

松本「"その前にアルパチーノどころかオマエももうええで ?! "みたいな……」

高須「笑いにされて…」

松本「"ちょっと上脱いでみい!"みたいな」

高須「"うわ、何でオレが脱がなアカンねん!"――」

松本「"どんな乳首になってんねん"みたいな」

高須「一回脱いだら脱いだで"もうエエがなシャレやがな!"って言われて…」

松本「あはははははっ !!」

高須「"おまえマジかっ!"――言われて」

松本「あははははは…」

高須「"コッポラさん入りま〜す!"って、バカにされながら入っていって」

松本「スリッパどっちも右のやつ置かれて」

高須「最悪や…」

松本「最悪ですよ!」

高須「ディレクターチェアーに全然違うヤツの名前書かれて」

松本「【パッコラ】って書かれて」

高須「はっはっはっ!めっちゃイヤやんか !!」

松本「その状態で頑張って――」

高須「うわあもう、キビシイなあ…」

松本「ほいで、アルパチーノの有名な、トイレに一回行ってさ。ピストルを隠してあってさ」

高須「うんうん、あったなあ…」

松本「戻ってきて、撃つシーンがあるじゃないですか」

高須「うんうん」

松本「あのシーンを撮った時から、映画会社がもう何にも言えへんようになったんですよ」

高須「"おっ、エエの撮るがな"と」

松本「アルパチーノを含め、あのシーンを見て
もう映画会社は何にも言えへんようになったんですよ…」

高須「おっ、コッポラええやん。やっとイジメられへん」

松本「やっと、シンナーで【パッコラ】のところ消してもらって――」

高須「それまでずっとADがカンチョーしてきたりするからな!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「"…っやめろやオマエもうっ !! "――」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「エエ画撮ってるのに"…っやめろやっ !! "
――もんの凄いイジメられてるやんっ !!」

音楽:奥飛騨慕情/竜鉄也

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キングオブコント

2008年10月25日放送

第三百六十九回目は、初開催『キングオブコント』を終えての、感想と反省からスタート。続いて、テレビ局にまつわる景気の悪い話。制作費のみならずトイレの手拭きに到るまでの節約ぶりに話題を暗くさせた。後半は、山ちゃんの天然ぶりイロイロと、吉本中堅社員たちの仕事ぶりを、刑事コロンボにたとえながらのトークでエンディングへ。

お気に入りトーク「異なるスタジオ」

松本「今日ねえ、何かねえ、場所が違うでしょう」

高須「ちょっと空気が違いますねえ」

松本「ええ」

高須「響いてるカンジもこれ、イヤホンかなあ、何か違う感じがする…」

松本「普段はほら、もっとあのー…」

高須「小汚い」

松本「あのー、連合赤軍が立てこもったみたいな場所でやってるじゃないですか」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本「ねえ?」

高須「確かにそんなとこやなあ…」

松本「ああいうカンジでやってるじゃないですかー」

高須「はいはい、はいはい…」

お気に入りトーク「経費節減」

高須「TBSの、トイレに行くでしょう」

松本「うん」

高須「制作があるフロアのトイレ行ったら――」

松本「うん」

高須「手ェ拭くペーパーが無いんですよ。
それがトイレットペーパーなんですよ。シングルの」

松本「ああ…」

高須「それで"手ェ拭け"みたいなことになってるんですよ」

松本「うわー…。もう社員、オナニーあとみたいになってるやん、手」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本「ふふふふふ…」

高須「哀しいわ !!」

松本「"お前オナニーしたんちゃうか ?! "…"いえ違いますよっ"言うて…」

高須「"その手ェおかしいやないかオマエ"って…」

松本「はっはっはっはっ…。
パリパリのティッシュのカス付いてもうてるやん、手にー。こわいわーもうー…」

音楽:俺はぜったい!プレスリー/吉幾三

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炊飯ジャー

2008年11月01日放送

第三百七十回目は冒頭から脈絡なく、ヘイポー&高須の講演会や、「保存料無しは本当か」という疑問から。クレーム社会の影響か、表面を取り繕う風潮を斬り、全てが「地下に潜ってゆく」と今後の売り方・見せ方を予測する。中盤は最新家電と炊飯ジャーの話題。おやじの鼻を頼りに「食える食えない」を判断していた時代を振り返った。後半は、格闘技の「ジャッジ」と八百長疑惑について。

お気に入りトーク「リスナーからの激励」

松本「もう…FAXが止まれへん」

高須「…FAXで来るの?」

松本「"FAXが止まれへん"言うてるからね」

高須「えっ…そう?」

松本「"FAXが止まれへん"言うて――」

高須「TOKYO FMが」

松本「"うれしい悲鳴やー"言うて……」

高須「ああ、そうですかー」

松本「"紙が足りひん"言うてましたよ」

高須「ほーほーほー。ロールが」

松本「"ロールが足りていってへんねや"言うて……」

高須「ああ、そうですかー」

松本「大阪の人なんかな。
"足りていってへんねやー"って言うてましたよ…」

高須「………。」

松本「――えーと――」

高須「――さてと――」

松本「ふふふふふ…」

高須「いろんな事がありますなあ…」

松本「いろんな事があるんですよー…」

お気に入りトーク「御飯のかしこい保存法」

松本「オカン、夏場とかザルに入れてなかった?
ザルに御飯をやって、なんかあの−、玄関――
外みたいなとこに――」

高須「あっはっはっはっ !!」

松本「フキン、濡れ布巾みたいなの掛けて――」

高須「ほうほう!」

松本「置いてたなあ…」

高須「…それは食えんの ?!

松本「ははははは…」

高須「それこそ、保存料の話やないけども…」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「そんなもん食われへんやろっ !?」

お気に入りトーク「新型電化製品」

高須「アレは、あんたんとこ有るの?
スチームで暖めるやつ。あのー…」

松本「あります、あります」

高須「えっ ?! …いや、あります、ありますって…。
何のことを言うてるか分かってるの?」

松本「…なに?」

高須「アレやで?レンジで、スチームでバーッと脂を落とすやつやで?」

松本「あるある…」

高須「いや、あるあるやなくて、それは"ある"よ。
――"家にあるか?"って言うてんねん」

松本ないよ。それはないよ」

高須「どないやねん…」

松本「ははははは…」

高須「その話をしとんねん、あるあるっていうのは…。アレはどう思う?」

松本「あるあるある…」

高須「何を言うとんねん……だから、それをどう思う、っていうねん。
アレは何ていうの?スチームでビャーッとやるやつ」

松本「ああ、あるねえ。あるある…」

高須「ははははは…。こいつ喋る気あれへん !!
"あるある"しか言えへんやん !! ちがうがな !! スチームの――」

松本「そうそうそうそう…」

高須「ビューッってやるやつ、あるやろ?」

松本「あるある」

高須「はっはっはっはっ……。
だから、それを家にあるんか?って言うてんねん」

松本「…家にはないよ

高須「ないねやろ ?!」

松本「ふふふふふ…」

高須「なんやねん、さっきっから !!」

音楽:勇次/長渕剛

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一年休業

2008年11月08日放送

第三百七十一回目は、つい昔と比べての「このごろ歩行者の信号無視が多い」という話題から始まり、ヤフーのトピックスでも取り上げられた、松ちゃんの一年休む宣言。映画に特番に激務続く自身を省みて、この宣言に到った。後半は、たまごの価値の今昔。オムライスとチキンライスを高須ちゃんが間違えるハプニングも。最後は、松ちゃんが語学番組でみた、訳「これは私の切符ですか?」はいつ使うのかという疑問。

お気に入りトーク「ガマン」

松本「どうもー!あー、どうもー!
松本――松本歩行器です」

高須「どうもー…円高ミツ安です。…ねー」

松本「松本歩行器でもう、笑ろてもうてるやんか。
"円高…"のときにウフフフって…」

高須「言うてへん、言うてへん。"遅っ!"って思ったんや」

松本「ふるえてもうてるやん」

高須「全然…俺は"遅っ!"って思ったんや。"遅いなー"って」

松本ガマン汁が…出てもうとるやん」

高須「出てへんよっ!何にも出てへんっ!」

松本「ガマンしようとして…」

高須「サラーッとしてるよっ!」

松本「あっはっはっはっ !!」

高須「全然やんっ!」

松本「俺の笑いを必死でガマンしようと思ったけども――
お笑いカウパーがもう、ネバついてもうてるやんっ!」

高須「ネバついてへんよっ!」

松本「カワイソウに…」

高須「パンツもシミいってへんしっ!」

松本「ふふふ…。糸ひいてもうてるやん!」

音楽:わたしの彼は左きき/麻丘めぐみ

372

いちびった

2008年11月15日放送

第三百七十二回目は、街ゆく人に呼び捨てにされる宮迫氏と、「松ちゃん」と呼ばれる便利さについて。続いて、風営法や野球の「プレーオフ制度」、果ては電動式のパチンコについて、二人の感じた無定見な規則を「いちびった」と断じ、「一度定めたルールは元に戻しがたい」と斬って捨てた。ほか、高須ちゃんオススメの「おいしい餃子屋」と、店にたどり着けなかった松ちゃんが、間違えて入った店で見たもの。

お気に入りトーク「大不況、来る」

高須「ウチの果物屋も大変やわー…」

松本「あんなもん、元々
クサったやつしか売ってへんねやから、別にしょうがないがな…」

高須「……おいっ」

松本「遅いなあ……」

高須「なんやその"クサったやつ"って」

松本「遅い!」

高須「ちがうねん…。もう自分…。
そんなんクサってないよー。ごっつ鼻つまってきたんや俺、何や知らんけど」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「なんや、この鼻づまり…」

松本「ははははは…」

高須「すっごい鼻つまってきた、もうー…」

音楽:愛の迷い子/アグネス・チャン

373

食玩/2

2008年11月22日放送

第三百七十三回目は、つい数日前、九十六で天寿を全うした高須ちゃんのおばあちゃんの話題から。お葬式の光景と、火葬場での出来事いろいろ。話題はガラリと変わって、旧水玉アキ氏の第一子誕生。しばらく、現在撮影中の映画のトークを挟み、五年前発売の食玩「世界の珍獣」について。「あれはもっと認められてよい仕事だった」と熱弁した。後半は、詐欺事件で逮捕された小室氏について。

お気に入りトーク「親類との別れ」

松本「昨日、徹さん言うてたで。DXに来て。渡辺徹さん」

高須「うん」

松本「すごい好きやった叔父さんか何かが亡くなって、
もう、焼く前にどうしても会いたかったから、車飛ばして行ってんけど、
ギリギリ間に合うから、行ける行ける思ってたら――」

高須「ほう」

松本「なんか親戚のオッチャンが電話してきて――
"もういけそうやから、先に焼きだしたわー"とか言うて」

高須「あははははは!」

松本「いやいやいや…ははは…」

高須「違うがな、違うがな…」

松本バーベキューやないっちゅうねん…」

高須「ははははは…でもエライもんでねえ、
年とった人はそんなカンジになるんですよー」

松本「ああ、そお…」

お気に入りトーク「アキに第一子誕生 !!」

松本「まあ、でも本人は嬉しいんでしょう」

高須「そりゃあ嬉しかったんでしょう。そらあもう、生まれたしー」

松本「ンー」

高須「そら、子を持たん我々には、やっぱりねえ…」

松本「結局、名前は僕、ちょっとよく覚えてないんですよ…」

高須「うわ!」

松本「なんか…よく分からなかったです…。なんかヤヤコシイ名前やわ」

高須「ひどいなあ…」

松本「なんか姉歯みたいな名前やったような気ィするなあ」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本「なんかそんな名前でしたわ」

高須「姉歯みたいな」

松本「荒木姉歯みたいな…。A・Aでしたよ」

高須「じゃあもう姉歯にしとこう。荒木姉歯でええやんか…」

松本「多分、そんなんやわ」

高須「姉歯や姉歯…」

音楽:恋のぼんちシート/ザ・ぼんち

374

パパと呼ばないで

2008年11月29日放送

第三百七十四回目は、松ちゃんお気に入りの『パパと呼ばないで』のトーク。涙腺を誘われたシーンを語り、歴代好きなドラマを語り、これらの共通点として「杉田かおる」の名前が挙がった。中盤、いつもの「俺頑張ってるよな」系のトークを挟み、後半は、「ドラマもドキュメンタリーも悲惨な内容のものばかりなのは何故だろう」という疑問。「視聴率を度外視した、局が視聴者を引っ張る内容の番組も必要」とまとめる。

お気に入りトーク「好きなドラマは何ですか?」

松本「それ(パパと呼ばないで)をもう、
ちゃんと持ってない高須が、俺はもうイヤやわ…」

高須「ふふふ…なんでやねんな…」

松本「何で持ってへんのかが分かれへん。DVD-BOXの、
あの容積を置くぐらいの部屋はあるやろうに ?!」

高須「あるけど、それはあなたが好きなだけで、
俺もまあ好きやけど、そこまでは…ないからねえ…所詮」

松本「うーわー…出たわー…全面戦争やんかー」

高須「はっはっはっはっ !!」

松本「何が好きやのん、ほんなら自分」

高須「僕は『男女7人』とか好きでしたねえ…」

松本「あー…そこでさんまさんの事言われたら俺なんも言われへんやん」

高須「はっはっはっはっ !!」

松本ごって損やん !! 全然ツイてへんやん !!

高須「ホンマにそうやもん、しゃあない。俺は『男女7人』とか好きやったねえー」

松本「ふふふ…」

高須「♪パラパラ・パ〜ラ…」

松本「俺、そんなにやわ…」

高須「うわっ ?!」

松本「…いや、ちがうやんか !!」

高須「自分メチャメチャ言うてるやん ?!」

松本「はっはっはっはっ…」

高須「あんんな名作を"そんなに"って ?!
自分――全面戦争やんか ?! それこそっ !!」

松本「はっはっはっはっはっ…」

音楽:狂わせたいの/山本リンダ

375

笑ってはいけない新聞社

2008年12月06日放送

第三百七十五回目は、『笑ってはいけない新聞社』について。大晦日放送の番組舞台裏を、本放送に先んじて語る。続いて、在任期間の短い昨今の首相と、現任麻生さんを斬りつつ、話題は「テレビ局の不景気」へ。中盤、やはり恒例の「俺頑張ってるよな」トークを挟み、続いて「リビングの加湿器」へ。ラストは、M-1の下馬評、果ては尼崎時代の同窓会など、年末年始の松本・高須両氏の動静。

お気に入りトーク「湿度」

高須「前の加湿器はどうしたのよ?」

松本「僕はまあ、大体一年に一回買い換えるんですよ」

高須「捨てたの?それ」

松本「掃除が鬱陶しいんで。加湿器の」

高須「すごいなー…。バブリーやなあ !!」

松本「……まあ、まあ、湿度のことなんで、
それをまた"バブル"みたいに言われるとね。
泡吹くみたいで、わかりにくいんで。気化式や言うてるしね」

高須「別にそれは関係ないやん…」

松本「それが気になって、もうホントに、ノイローゼみたいになるんですよ」

高須「意味がわかれへん…」

松本「湿度が無くなる――湿度に無くなる奴に、追いかけられる夢を見るんですね」

高須「はっはっはっはっ !!」

松本「湿度の無い奴に追いかけられる夢を見るんですよ」

高須「…やっと出てきた」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「やっと完成型や!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

音楽:赤とんぼの唄/あのねのね

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浜田雅功/2

2008年12月13日放送

第三百七十六回目は、異例の長時間にわたる「浜ちゃん斬り」からスタート。ひな壇番組におけるゲストいじりや、かつてのギャラ交渉の場面など、松ちゃんの思うところの、浜ちゃん流の卑怯な手口を暴露した。中盤は、高須ちゃんはキタナイ、クサイかという、突拍子もないトーク。そして、松ちゃんが加圧ジムで見た、あえぐ女と、高須ちゃんのゴルフ趣味について。

お気に入りトーク「高須ちゃんの部屋」

松本「自分、相当キタナイんやな ?!」

高須「ちがう…キタナないねん!
俺、ウンコ溜めっぱなしでやってるわけじゃないからね ?!」

松本「そんなキタナ――キタナイとは聞いてたけども!」

高須「キタナイことあれへんっ!ウチ来たことあるやん!めっちゃキレイがな俺っ!」

松本「言われてたんやもんね。キタナイとは言われてたけども」

高須「キタナないやん!アンタも来たやんっ!」

松本「そんんんなにキタナイかー!」

高須「めっちゃキレイやんっ!めちゃめちゃキレイですよ、ウチ!」

松本「――いや、俺言うてんねんで!
"そんなオマエらが言うほど高須キタナないで"って」

高須「ふふふ…あのねえ、イメージ悪いわ…」

松本「俺二回ぐらい真剣にマジギレしたことあるわ」

高須「はははは…やめて!」

松本「ここで初めて言うけど…」

高須「ホンマにやめて!本当にクサイと思われるから!ウチものすごいキレイから!」

松本「俺、東京来たぐらいの頃かなあ…。
一回思いっきりキレたんやなあ。高須帰ったあと」

高須「…誰にや…」

松本『ガキ』のスタッフにも」

高須「はははははっ!」

松本「"高須がそんなにクサイか"って言うて」

高須「あのねえ、松本さん。
ホンマにウチ来たことあるやろー?キレイなんやから!」

松本「ははははは…」

高須「うちキレイやんか!」

松本「そうそう。だからみんなが言うほどキタナないよ絶対!」

高須「絶対じゃないやんっ!」

松本「ははははは…」

高須「なんやったら、人の所よりもめちゃめちゃキレイやから!」

松本「そう、そう!だからあんなに言われることないと思う」

高須「……なんやねん、そこから全然引こうともせえへん――」

松本「はっはっはっはっ…」

高須「何でその話を推してんのか分かれへん !!」

松本「大友にも柳岡にも言うてエエと思う。あんんなに言われることないよ!」

高須「違う違う…ウチは全然キレイし、エエ匂いしてるし、俺だってね」

松本「うん…」

高須「朝は寒いけど換気するからね、スーッと」

松本クサイからね

高須「クサイじゃないっ!」

お気に入りトーク「冬場の趣味」

松本「登山で、浄化するのは悪くないかもわからないですね」

高須「やっぱりね、いいかなあ〜と思ってね」

松本「ゴルフをあんた、やり出したんちゃうんかいな?」

高須「寒いねん、冬場は」

松本「ええ〜 ?! 登山なんか、もっと寒いぞ ?!」

高須「だから、せえへんやん。この時期はせえへんやん。
冬場は何もせえへんやん、寒いんやから」

松本「…あっ、冬場は何もせえへん派かいな ?!」

高須「当たり前やないの…」

松本「冬場は何もせえへん派宣言かいな ?!」

高須「そうやで?冬場は何もせえへんかせんげん…
せえへんか宣言やない…せえへんやん…せえへん?」

松本「まだ一回も言えてないっ…!」

高須「ははははは…」

松本「こいつアカンぞ長谷川、デクノボウやぞ ?!」

高須「違うねん…実は松本さん、あんまり寝れてないんですよ」

松本「はい来たっ !! また寝れてへん宣言やっ!」

高須「ホンマなんですよ!」

松本「寝れてへん宣言やなっ ?!」

高須「はいっ!」

松本「ここにきて、寝れてへん宣言やな ?!」

高須「ここにきて、寝れてへん宣言!」

松本「ふふふふふ…」

高須「ここにきて、寝れてへん宣言!」

松本「冬場は何もせえへん宣言やな ?!」

高須「冬場は何もせえへんせえげん…」

松本「ははははは…」

高須「あぶない、あぶない…あぶないなーっ!」

松本「…いや、あぶないっていうか…もうコケとるがな…」

お気に入りトーク「高須ちゃんの部屋II」

松本「でもな、俺言うてんねんホンマに。柳岡とかには」

高須「それは関係ない…オマエちょっと待ってくれ!
何でそこで俺の家がキタナイことになってんねんっ!」

松本「はっはっはっはっ…」

高須「キタナないって!家キタナイ奴大嫌いやねん俺、もっと言うと!」

松本「そうそう…。いや、"そう言うてたで?"って。
だから"高須を誤解すんな"って言うてんねん」

高須「松本さん、ホンマにごめんごめん。俺は、家キタナイ奴考えられへんねん!」

松本「言うてた――」

高須「言うてるよっ!言うてるやろ ?!」

松本「ホンマ、ド突いたろ思ったんや!」

高須「俺もキレたいわ!」

松本「はっはっはっはっ !!」

高須「オカシイ、オカシイ!」

松本「ホンマに。いや、高須が言うことない。俺が言うから

高須「俺に言わせろ !! 何やったら、それやったら!」

松本「本人が言うても自己弁護にしかなれへんから、俺が言う !!」

高須「はっはっはっはっ !!」

松本「そんなにキタナないっていうことを!」

高須「全然オカシイから !! …なんやろなあ…
段々俺の家がキタナイ感じになってくるのは…」

松本「はっはっはっはっ…」

高須「言うと言うほど――」

松本「だから、キタナないって!そんなに。そんな言われる筋合いないって!」

高須「俺ねえ――」

松本キタナかってもええやん、ほいで。…うはははははっ !!」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

松本「…それ言うたらアカンやん!」

高須「ふふふふふ…。俺はもう、洗面所でもキレイなもんやからね ?!」

松本「まあまあ、言うわな」

高須「毛ェ一本ないからね?」

松本「うんうんうん…」

高須「そいで、キッチンでも、洗い物が残ってることないからね ?!」

松本「それはまあ、ラジオでは言うよ。それは…」

高須「ラジオじゃなくて…ははははは…」

松本「はっはっはっはっ…」

高須「ラジオじゃなくてっ!ホンマにっ!」

松本「…まあそれは言うしかないわな…」

高須「俺はホンマに――」

松本「わかってる、わかってる!」

高須「ははははは…」

松本「だから俺が言うから!」

高須「腹立つわー!」

松本「はっはっはっはっ……」

音楽:私鉄沿線/野口五郎

377

宮川大輔

2008年12月20日放送

第三百七十七回目は、番組スタート以来はじめての、「松ちゃんの居ない放送室」。おつかれ松本氏の代打として、今をときめく宮川大輔氏が登場した。かつての天然素材〜ダウンタウン間の隠された軋轢や、両刀の謎、敬愛する先輩・宮迫氏の「うそつき」、『Zassa』の舞台裏、さらには『すべらない』以来の大輔の活躍を讃える。

音楽:ふたりの愛ランド/石川優子とチャゲ

378

千原ジュニア

2008年12月27日放送

第三百七十八回目は、今回もまた松ちゃん不在のスタート。前回の宮川氏に引き続き、今回はなんと千原ジュニア氏が登場。デビュー時代や、東京進出後の不遇時代のジュニアを知る高須ちゃんが、その「伸び率」を讃えた。後半は、「怒り」について。キム・ジュニア・松本ラインのキレ方の共通項や、高須ちゃんのキレ所、そして二人の中の勝ちゃん評。

お気に入りトーク「勝俣州和とは」

高須「あれまた不思議な人間やろ?勝ちゃんって。
なんか、芸人っぽくないやん」

千原「そうですねえ。なんか…なんでしょう。
で、特に、絶対吉本ではないですよね」

高須「ほいで、もっとスゴイのは、
もちろんダウンタウンともやる、ウンナンともやる、とんねるずともやる、
フツーに喋ってんねん、タメ口みたいなカンジで」

千原「全…ッ部合うんですよ」

高須「全部合うねん…。アレなに?」

千原ネギです

高須「はっはっはっはっはっ !!」

千原「いや、悪い意味じゃなくて!」

高須「悪い意味じゃなくて、ネギやな!」

千原「ネギってスゴイですからね?」

高須「ホンマやなあ…」

音楽:恋するカレン/大滝詠一

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