松本人志の放送室 2007年 秋

非公式・非公認ファンページ

301

みつばち

2007年07月07日放送

第三百一回目は、飲み屋で出会ったキョンキョンの話題から始まる、昭和のアイドルたちについて。おなじみ「女の30歳は男の…」を挟み、松ちゃん豪語の「三百万部売れる本」は、飛ばし多発でアウトラインしか放送せず。中盤は二人の「貧乏性」の部分について。後半は、世界中で発生している不可解現象「養蜂たちが巣に帰ってこなくなる現象」に関して、その原因を「人間に蜂蜜が食べられていると気付いてしまったから」(後にこの発想の海外アニメ映画が公開されている)と堂々発表した。ラストは、高須ちゃんの家に現れた蟻の行列とその末路。

お気に入りトーク「HEY!HEY!HEY!にて」

松本「あの日はね、俺は後で分かってん。
ちょっとアウェー感があるぞって、なんでか分かった?」

高須「――分かれへん。なんで?」

松本「あとで考えたら、めっちゃ分かった。
また俺がアレ言うたからやねん。
"女の30歳は男の70歳"。
アレを言うと、ものすごいアウェーになるんですよ」

高須「"あっ、コイツっ !! "――と思ったんや。
それで"松本いじったろ!"――と思ったんや」

松本「そうそうそうそう。安室もそうやし、客もそうやねん。
客も女ばっかりでしょ。客はまだ30までいってないですけど
自分ももう何年後かにはいくやんけ、という。
"えっ ?! アタシら70なんっ ?! "っていう――」

高須「"シャレでもひどいわ"――と」

松本「女ってコワイね。
"今日は松本キライ !! "っていう――」

高須「"血祭りにあげるぜえ !! "」

松本「"血祭りにあげるぜえ !! …死ーね !! 死ーね !! "みたいな」

高須「"松本死ーね !! "」

松本「ははははは……」

高須「最悪や、そんなん…」

松本「ホンマ、そうなんですよ」

音楽:空に太陽がある限り/にしきのあきら

302

便器のフタ

2007年07月14日放送

第三百二回目は、親子漫才にまつわるトークから始まり、清水氏の不敵なウソ、母の謎の言葉「人志はキレイな顔してた」、兄・隆博氏のCDデビューについて語る。後半は、松ちゃんの提案「なぜ便器の洗浄にフタの内側を使わないのか」。「フタを閉めてサイクロンを起こせばいい」、果ては「こびり付いたウンコはレーザーの一点照射で焼き尽くせ」など無茶な意見が飛び出す。ほか、地デジ化の弊害について。最大6400万台と予測される現行テレビの処分を、資源の無駄、視聴者の求めぬ愚策と斬って捨てた。

お気に入りトーク「高須予想・未来の便器はこうなる」

高須「なんやったら、フワァ―――ンって、レーダーか何かで、こびりついたのだけ見つけて――」

松本「ナンボほどウンコすんねんっ !!」

高須「ブルーのうすいライトで――」

松本「ナンボほど頑強なウンコすんねんっ !! 食から変えていけっ !!」

高須「ブルーのライトで、"ここ汚れてる"ってところを一点に――」

松本「未来には食から変えていけっ !!」

高須「ギュゥゥゥゥゥンっと、ミッション・インポッシブルばりの――」

松本「ナンボほど粘土系のウンコしとんねんっ !! 死ねっ !!」

高須「"汚れがここや"ってところを、ジリジリジリ〜って一点で潰していく――」

松本「便器溶けてまうわっ !!」

高須「はっはっはっはっはっ… !!」

音楽:経験/辺見マリ

303

2007年07月21日放送

第三百三回目は、夏休みに出掛けたグアムの思い出を語る。バイキングにおけるキムと後輩橋本氏の「カレー頂いていいですか?」や、現地のラーメン屋でとんこつラーメンを頼める神経について。後半は「どうでもいい話」再び。兄弟の中の「弟」の立場や、なつかしの「時代劇にでてくる財布」の思い出、番長カツキさんからの電話について。前半部分の"ガラガラな場所でなぜ真横にくるのか"や"混雑するトイレでなぜ大便器を使わない"については、管理人個人的にも日頃疑問に思っていたことなので、爽快に感じられた。

音楽:甘い生活/野口五郎

304

卑しさ

2007年07月28日放送

第三百四回目は、バス釣り企画で出掛けた山中湖に絡めて、別荘にまつわる話題から。途中「僕らみたいな短い男」へと脱線した後、高須ちゃんの「いずれ地球は滅びるのに何故頑張っているのだろう」という憂鬱へ。後半は、食事にまつわる卑しさについて。目の前に食べ物を置かれた時どれだけ我慢できるかという話題。決して裕福ではなかった幼少期との相関性を探る。ほか、インスタントラーメンを鍋のまま食べる子をカノジョにできるか、吉本芸人シルク氏とコリンズ監督との交際にみる、恋愛できる年齢の限界について。

お気に入りトーク「別荘は欲しいですか?」

松本「行ったことの無いホテルにしてみよう、と。
そうしたらまた、腹立つこともあったりすんねんけども
それも込みで、なんかちょっと楽しいとこもあるやんか。
その別荘やったら、そこしか無いワケやろ?」

高須「ホンマ、そうそう」

松本「なんか、面白くないよなあ…」

高須「ほいでね、僕らみたいに、短――まあ、短時間というか――なんちゅうの?」

松本「――僕らみたいな――」

高須「――短小の男は」

松本「短小の――粗チンで――」

高須「…粗チンなんか言うてへんやん…」

松本「キンタマばっかり発達した――」

高須「発達した――デカなってもうて――」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「横にペタ〜って引っついて、キッタナイキッタナイ――」

松本「かぶれてかぶれて――」

高須「ははは……あのねえ。俺何者やねん……」

松本「ふふふふふ……」

高須「違うんですよ!
――あのねえ、僕らみたいに短いあいだしか行けない人たちは――」

松本「短いチンコで――」

高須「短いチンコの人間は、そらもう――」

松本「無理して入れなアカンから――」

高須「剥けへんからもう――」

松本「ケツつりそうなって――」

高須「はっはっはっはっはっ !!
あのなあ……。下品やっ !!」

お気に入りトーク「気を取り直して」

高須「短いあいだやったら――ふふふ、もうええで ?!」

松本「ふふふふふ……」

高須「短いあいだやったら、その――長いあいだ行くねやったら――」

松本「――長いチンポやったらね」

高須「長いチンポやったら、そらあもう… !!」

松本「女をヒイヒイ言わして――」

高須「そら喜んでもらえるから――」

松本「ははははは……」

高須「――あのねえ。もうええやんか……。
四十四歳で、そんなことやめとこうな……」

松本「ふふふふふ……」

高須「オモロイけども…」

松本「ははははは……」

高須「――だから、海外の人なんかは――」

松本「うん」

高須「長いあいだ――」

松本「ヤリまくっとるから !!」

高須「ヤリまくっとるから。もう真っ黒けや、アレもう――」

松本「はっはっはっはっはっ…」

高須「――毛ェもチリチリや!」

松本「ふふふふふ……」

高須「もうホンマねえ !! ええ加減にしてっ!ホンマにっ !!」

松本「ははは……」

高須「ちゃうねん、ちゃうねん!」

松本「――ホンマにやめるから」

高須「ホンマにやめような!」

松本「はいはい…」

高須「――だからね、僕らみたいに短い期間――あっはっはっはっ !!」

松本「ワザト言うとるがなっ !!」

高須「違う違う !!
――それを、海外のセレブの人なんかは――」

松本「うはははははっ !!
――もう言わそうとしてるがなっ !!」

高須「してないよっ !! フツーに喋ってるだけやがなっ !!」

松本「下ネタばっっかりやないか、オマエさっきからっ !!
下ネタ誘導ばっっかりしとるやないかっ !!」

高須「なんにもしてない。俺はフツーに喋ってんねん。
――ホンマに海外のセレブの人なんかは
長いあいだ行くから――」

松本「…ふふふ…」

高須「そらやっぱりモテるわっ !!」

松本「ははははは……」

高須「悦ばれるわ、女に!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「――もうええよお、こんな話……」

音楽:俺たちの朝/松崎しげる

305

イボ

2007年08月04日放送

第三百五回目は、第三0五回目は、松ちゃん邸に出現したゴキブリと、その殺し方からスタート。高須ちゃんの顔にできたイボ(自称・脂肪のかたまり)のトークから流れて、「三人組にはイボ役が必要だ」との指摘へ。後半は、ガキの企画に絡めた「さるかに合戦はどんな話でしたか」、松ちゃんの見つけたオモシロAV再び、そして学生時代を振り返り、「夏休み明け初日の教室で感じる違和感」など。ラストは、おなじみヘイポーや倉本氏の、業界人らしからぬ不可思議な振る舞いについて。

お気に入りトーク「ハレ」

高須「今日も、天気が悪いから、もうテンションが――」

松本「上がらないでしょう?」

高須「目がアンタ、腫れてますねえ」

松本「マジですか?…全然腫れてないよ?」

高須「寝起きやで、やっぱり」

松本「いやいやいや、むしろ"今日は腫れんでええなあ"思もてるのに。
――あのー、空は晴れてるけどね」

高須「もう、天気の"晴れ"と目の"腫れ"が一緒になってもう――」

松本「あっはっはっはっ……」

高須「リスナーはこんがらがって最悪やもう !!

松本「ふふふ…絶対こんがらがれへんわ、そんなもんで…」

高須"アタマからもうコイツ何言うてんねんっ !! "って思もてるやろなあ… !!」

松本「ははは…待て待てっ!」

高須「リスナーがもう… !!」

松本「無理からそんなことで上げんでええねん、テンションを!」

高須「カチーンって来てるやろなあ… !!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「顔にデキモノが…」

高須「自分がなんか、俺に"食いカスがついてる"言うて
左唇の下のとこ」

松本「んん、ああソレね」

高須「これも取れて、やっともう、だいぶ良くなってきたんですよ」

松本「なんかイボやろ、キッタナイのん!」

高須「キタナイことあれへんがな…」

松本「一番アカンやつやんか!」

高須「全然アカンことない!――これもキレイに取れて」

松本「うん…」

高須「で、これは取れたものの――」

松本今度逆のほうに出てきてるやんか

高須「…出てきてへんやないかっ !! どこ見てとんねんっ !!」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「ウソつくな、ラジオや思もてっ !! なんにも出てへんわっ !!」

音楽:夏休み/吉田拓郎

306

認知症

2007年08月11日放送

第三百六回目は、流行語大賞入り確実視される「どんだけ〜」の舞台裏からスタート。続いて『大日本人』公開のその後。今日のテーマは老化と死について。歳と共に増え続ける「痛い・痺れる」の常態化や、松ちゃんが80歳の感覚を「三十畳のリビングに座っていて隣の部屋から喋り掛けられている感覚」と分析。ほか「認知症について」。誰もが迎える死に関して「松本・高須・浜田の何位がいいか」。ラストは、偉大なる芸人・村上ショージ氏と、後輩・安住氏を「アイツはもうええ」と突き放してのエンディング。

お気に入りトーク「身体にしびれを感じませんか」

高須「正座したあとの、押しても押しても、カユくないねんで?
押しても押しても、痛みを感じひんみたいな――」

松本「ああ……」

高須「あのー、こす――こそ――こそば――こそばい――」

松本コソボ難民

高須「違う違う違う…」

松本「………」

高須「コソばい感じじゃないねん」

音楽:愛燦燦/美空ひばり

307

おにぎり

2007年08月18日放送

第三百七回目は、休み明けで「火が入らん」とぼやきながら始まる。沖縄への旅を振り返り、珍獣系芸人・おにぎり氏のボディガードや、ガキの企画にも取り上げられた、その奇声ともいえるイビキについて。ほか、参院選の話題や「イルカはなぜ迷い込んできたのか」を分析。例の川上りイルカを「頭のオカシイ奴、可愛がってはいけない」と苦言を呈した。後半は、めんつゆをこぼした松本邸の悲劇と、複雑化する黒物家電、「芸人の人気と追っかけのファン」について語りエンディングへ。

お気に入りトーク「マイナーチェンジ」

松本「あっ、どうもー!松ちゃんバイスクールでーす !!」

高須「どうもー、オーシャンズ・ミツヨシでーす!
――松ちゃんバイスクールって、もう何度も言ってんちゃう?」

松本「…何度も言ってるよ。三台目ぐらいやね。
――でも、色は変えてるけどね」

高須「ほうほうほう、どういうこと?」

松本「赤。――今回は赤」

高須「………」

松本前も赤やったけどね

高須「ははははは……」

松本「でも、前はイスが赤やっただけでね」

高須「イスが赤って珍しいねえ」

松本「イス赤。――でも今回もイス赤やけどね

高須「おお、ほんなら一緒やねんな……」

松本「はっはっはっはっ……」

高須「何が違うねん……」

お気に入りトーク「宇宙からの使者」

松本「宇宙人でも、そうですよね。UFOに乗って、たとえばやって来たとして。
降りてきて、地球人と交信をしようとする。
これが、宇宙人代表だと俺らは思ってまいますよ。
宇宙人全員の意志やと思ってまうやん」

高須「うん、うん」

松本「でも、コイツ個人が勝手に動いてて――」

高須「ハナタレかいな ?!」

松本「コイツがホンマ、どうしようもないヤツってことは、全ッ然ありうるわけですからね」

高須「ありうるなあ、それ…!」

松本「全ッ然ありえますからね!」

高須「ホンマやねえ…。宇宙人の中で、ちょっとこう…ハズレて来たヤツで…」

松本「もう、クレイジーなんですよ」

高須「はあ…」

松本「もう、会話にならんようなヤツ」

高須「向こうではね。
――でも、地球に来て…"ワレワレハ"――」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「"ウチュウジンダ!"って来るヤツは、俺らはマトモやと思ってるから」

松本"ワレワレノ カンガエハ コウダッ !! "って」

高須「あぶないオッサンが一人来てるだけやがな!」

松本「みんなの意見や思うもん、こっちにしたら…」

音楽:居酒屋/五木ひろし・木の実ナナ

308

初めての車

2007年08月25日放送

第三百八回目は、掛かってきた電話を無視してしまうときの心理から。今回は脈絡なく、高須ちゃんのバイト体験から「害虫駆除の方法」、ホームレス襲撃事件、「増加する高所平気症の子供たち」、「朝青龍問題」など。後半は、友人・伊東氏が金八先生にスカウトされたという話題と、今や二人が味わえなくなった「知人がテレビに出る興奮」について。ラストは、初めて買った車の思い出。車種によるモテ度を分析しつつ、80年代前半を振り返った。

お気に入りトーク「害虫駆除のバイトをしたことがあります」

高須「ビールサーバーのふちのところに着いてるからね。
こんなもんアカンでしょう……。
だから、意外に業者さんに任したら、今は知りませんけど
おんなじような事やと思いますよ」

松本「それ何年ぐらい前の話?」

高須「……まあ20年ぐらい前ですけどね」

松本「古ぅ〜… !!」

高須「ふふふ……学生のときやからね」

松本「ははははは……古ぅ〜っ !!」

高須「これはもう、多分――」

松本「ルフゥ〜っ !!」

高須「ふふふ……この20年前の話は、もう参考にしてください」

松本「ははははは……」

高須「皆さん、しっかりとして。脳裏に焼き付けるようにして――」

松本「コケるわ…」

高須「ははははは……」

松本「コケる!」

高須「20年前の、僕の実体験を基にした――」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「情報をしっかりと持って帰ってください。これホンマ、皆さん」

松本四分の一世紀ほど前の話やがなっ !!

高須「はっはっはっはっはっ !!」

音楽:勝手にしやがれ/沢田研二

309

特攻隊員

2007年09月01日放送

第三百九回目は、後輩おにぎりに降りかかった不運な出来事「串カツ屋の大将」からスタートして、大日本人に関わったスポンサー・加ト吉に続く、白い恋人の不祥事。ほか、運動会企画におけるリットンの奮戦。後半は、楳図かずお氏の私邸問題を擁護。交えて、「よくわからないまま反対意見を唱える人間」を斬った。ラストは、特攻隊の生き残りの方に聞く戦争体験談。原爆投下を是とするアメリカの教育と、意識散漫な学生に史跡を見せて修学旅行になるのか、という疑問。

音楽:琥珀色の想い出/あみん

310

かんの虫

2007年09月08日放送

第三百十回目は、とあるゴルフバーでブチギレした出来事から。ゲーム事に負けると癇癪が爆発する松ちゃんの、歴代腹立つ出来事イロイロ。高須ちゃんにも同じ傾向があると指摘する松ちゃんの分析は、共通点「B型」。血液型が疳の虫を呼び起こすとの理論を展開した。中盤は、リンカーンの坂本氏について、ヘイヘイの清水氏との類似性を暴く。ほか、路肩に立つポールは必要か、壊れ掛けの機械が修理屋の前で頑張る現象の不思議など。

お気に入りトーク「業界人接近遭遇」

松本「その、坂本と清水が、たまに廊下で会うて、
"おう!ハウドゥードゥー !! "みたいなカンジで喋ってるときあんねん」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本「"ナイストゥミーチュー !! "みたいなカンジで喋ってるときが
もう、それがねえ……」

高須「それは面白いなあ !!」

松本「混ぜるな危険というか――」

高須「なんやろなあ!」

松本「むしろ、一個になってまうんちゃうかと思って――」

高須「ははははは !!」

松本「そういう意味で分けとかんと"人口1人減るで!"と思うねん」

高須「これねえ、聴いてる人は分かれへんと思うけど
俺はものすごい分かるわ !!」

松本「あの――ピッコロとナントカみたいな――
アレもそうやんなあ。ふたつに分かれた、みたいな――
元々アレは一個にならなアカンモンやから……」

高須「ホンマやわー…」

松本「コワイで、アレ……」

音楽:さよならをするために/ビリーバンバン

311

名前間違い

2007年09月15日放送

第三百十一回目は、睡眠不足や風邪など二人のこの頃の話題から始まり、アニメ映画について。『レミーの〜』や『河童のクゥ』を斬り、もしもトーク「松ちゃんが芸人ではなかったら」。後半は、難読名"ミツヨシ"を間違えられたときの解決方法、おいしい料理を勧めたときの相手のリアクションなど。ラストは、ヘイヘイの佐々木氏と、清水氏のエピソード。清水氏にC評価を与えられた佐々木氏の、泣くに泣けない話。

お気に入りトーク「浜田の系譜」

高須「"ハマダ・マサトシ"は、なかなか言われへん…」

松本「言いづらいなあ、アレ……」

高須「不運やな」

松本「不運やし、親がアホやからな。
アホの連鎖でああなっていきよるわ」

高須「"噛みやすい"っていうの分かってへんから」

松本「ジジイからアホやろうからな…」

高須「たぶんね。――で、そのアホが、オトンとオカンが逢うて
アホ同士が巡り逢うて、一発目にできた子供がアレやろ。
だから純度の高いアホが産まれてるワケや」

松本「純度の高いアホが産まれて、そのアホの息子が
やっぱりアホやから、ベースやったりするんですよ。あははははは !!」

高須「怒られるわ !! 浜田に怒られるっ !!」

音楽:CHA-CHA-CHA/石井明美

312

女遍歴

2007年09月22日放送

第三百十二回目は、日々何もないと語る松ちゃんが、何かを起こすためにチャレンジした電車体験から始まり、道中目にしたハチ公を語る。中盤は、幸薄い女芸人と、松ちゃんが探し歩いた「カツオの粉」(ゆらゆらするのはカツオ節)にまつわる話題。後半は、少年・素人時代にあこがれた女性芸能人について。由紀さおり氏や竹下景子氏のみならず、アニメのキャラクターまで登場する壮大なトークとなった。

お気に入りトーク「名犬秘話」

高須「あの【ハチ公】も、聞いたら実は、ご主人待ってたんと違うっていう話がありますなあ」

松本「うーわー…」

高須「鶏屋があったんやて、横に。
鶏屋のトリを貰いに来てたんやて。あはははは !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「"ええ〜っ ?! "って言うて、俺も。ちょっとガッカリしたわ!
毎日トリくれるから、トリ食べに来てたんやて !!」

松本「…野生まるだしやんっ !! 野生の本能むきだしやんっ !!」

高須「ずっとトリくれるの待ってたんやて!」

松本「飢餓や、飢餓 !!」

高須「別に旦那待ってたんとちゃうねん。
終わり頃、捨てるトリをもらえるから、ずーっと待ってたんですよ」

松本「……卑しい……」

高須「卑しいんですよ。――そういう話もありますわな」

松本「野良犬やん !!」

高須「ははは……。
ハチ公も怒ってくるからやめといてくれる、そんだけ言うの……。
――でも、そういう話がありますよ」

松本「へーえ…」

高須「実は旦那やなかった、待ってるのは――って」

松本「っていう、説も――」

高須「説もありますからねえ……。
――大体、動物ってそうでしょう?
あの『マリリンに逢いたい』っていうて
メス犬のマリリンに会うって、泳いで行ったでしょう」

松本「うん…」

高須ヤリたいだけでしょう?あんなもん」

松本「うん……。ふふふ……」

高須「別に、スキモンの犬二匹の話を
なにを『マリリンに逢いたい』って……」

松本「どうなんですかねえ…」

音楽:あなたにあげる/西川峰子

313

年下好きの女

2007年09月29日放送

第三百十三回目は、高須ちゃんのスケジュールで収録がずらされたことにぼやきながらスタート。恐怖のエピソード「山ちゃん夫人とロンブー亮夫人のケンカ」から派生して、ダブルデートの難儀を語り、後半は「年下好きの女には向上心がない」、「生理用品のCMを堂々と流すな」といった怒り。誰にも教えるなという当初のコンセプトが崩れたことを嘆き、この日はとうとう「放送室最終回論」が飛び出した。

お気に入りトーク「あたらしい金八先生」

松本「テーマが、いきすぎてて。一回戻すらしいけどね」

高須「ああ、昔の……」

松本「じゃないと――」

高須「問題なんてあれへんもん、飛んだ問題が」

松本「だって、性同一性ナンヤラとか――」

高須「上戸彩ちゃんの時ね」

松本「妊娠はもう当然やってる――」

高須「いじめも――」

松本「麻薬やナンヤラも全部やってるんで、もうあれへんねんて」

高須「あれへんよ、テーマがなあ…」

松本「"いきすぎた"って言うて、給食費未払いみたいなことやるみたいやで?」

高須「古っ !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「古ぅ〜っ !!」

松本「最終回で"払う"みたいな。そんなことらしいわ」

高須「…引っ張ることあれへんやろっ !! どないして話作っていくねんな、それ !!」

松本「2クールやるって言うてたわね。
一回"払う"って言うたのにね」

高須「うわー……。無理から感が甚だしいわ !!」

松本「12話で一回"払う"って言うたのに――」

高須「もうあと1クールそれかいな ?!」

松本「"でも、やっぱり、あれから考えたんですけど――"って言うて」

高須「作家殺されるわ、んなもんっ !!」

音楽:能登半島/石川さゆり

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