松本人志の放送室 2007年 夏

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ゴッホ

2007年04月07日放送

第二百八十八回目は、キムの家に送ったメロンを指して、「高いくだもの」からスタート。その話題もほどほどに、松ちゃんがテレビで見た「田舎暮らし」の一家について。「都会人の頑張り無しに田舎暮らしなど成立しないのだから大きな口を叩くな」という要旨の下、前半大いに吼えた。ほか、税金とその使われ方、結婚することの無謀さ、高須ちゃんの本『あまりかん。』と、犯罪者の手記はいいのかといった話題。後半は、松ちゃんの得意トーク「ゴッホについて」、そして高須ちゃん発の「ノーベルについて」。

お気に入りトーク「フルーツの食べ頃とは?」

松本「安いものの食べ頃と、高いものの熟してないのやったら
絶対、食べ頃ののほうが、安くてもエエんや…」

高須「そうやねん!」

松本「まあ、そらせやなあ…」

高須「だからやっぱり、果物って難しいんですよ。
熟成したうま味はどこが一番エエかっちゅう話ですよ。
バナナと一緒。なんでもね。…はい」

松本「………」

高須「以上、高須マサユキからの――」

松本「高須マサユキ ?!」

高須「いや、聞いてきた話ですよ!うちの親父から!」

松本「ああ、そういうこと !!
――ビックリしたー…。自分の名前も間違うほどに――」

高須「ふふふ…あのねえ…」

松本「――衰えてきたんかなと思もたやん!」

高須「ふふふ…そんなことはさすがに無いよ!」

松本「ミツヨシが出ェへんようになったんかな思った…。ビックリしたあ !!」

高須「マサユキって誰やねん、そしたら !!
そんなことは言わへんよ、さすがにっ !!」

音楽:二流の人/海援隊

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けじめ

2007年04月14日放送

第二百八十九回目は、作家募集の告知と、高須ちゃんの私小説『あまりかん。』の宣伝からスタート。続いて、男性タレント入籍の際によく語られる「男としてのけじめ」について、"けじめと言いつつ浮気もするクセに"と、不快感を顕わに語った。以降しばらく、定番の"結婚なんかできない"トークが続き、松ちゃん目からウロコの"風俗と設定の妙"など。後半は、"歴史上の拷問は本当か"について。ほか、高須ちゃんからの戦国武将のイイ話。以前の黒田官兵衛の話から派生して、長政・後藤又兵衛のエピソード、北条氏康・氏政親子の"味噌汁"でエンディングへ。

お気に入りトーク「凶暴なイヌの馴らし方」

高須「イヌなんかも、そうなんですよね。
ウワァァァ !! って吠えてるイヌいるでしょう。グァァァァ !! ってイヌね。
これをどうやって馴らすかっていうと、イヌって、
チャリンコのカゴに付けて、物凄い勢いで走んねんて。
もうずーっと、チャリンコで」

松本「ほお…」

高須「物凄い勢いで走んねんて。で、イヌを降ろすねんて。したら
"もうアカン !! コイツめちゃめちゃ体力あって、めちゃめちゃ速い !! "と思って――」

松本「んははははは !!」

高須「これホンマやで !?」

松本「ゼッタイ嘘や !!」

高須「これホンマやねん。そういうやり方があんねんて!ホンマに、ホンマに!」

松本「あ、そう…」

高須「イヌって、視界と――」

松本「めっちゃアホやん !!」

高須「めっちゃアホやねん !! でも、それでずーっと走らされんねんて !!」

松本「なるほど…」

高須「それは物凄いストレスと――」

松本「自転車いうこと分かってへんねや」

高須「分かってへんねん!ホンマにそうやねんて」

松本「"底なしや !! "と思いよんねや」

高須「"コイツ底なしや ?! ナンボほど走んねんコイツ ?! "になんねんて」

松本「なるほど…!
――夜なら夜で"コイツ、ライトも点きよんねや ?! "思いよんねや…」

高須「ふふふ…そんなこと思うかいなっ!
そのライトの感覚は無いわ、向こうに!」

松本「ははははは…」

高須「ライトの概念が無いわ、そんなもんっ !!」

松本「"コイツ、夜ナンボほど光りよんねや ?! "とか
"勝たれへん… !! "と思いよんねや !!」

高須「ふふふ…そう。"勝たれへん!"と思いよんねやろなあ…。
――パフーッとか音鳴らしよると――」

松本「"おおお ?! こんな音も… ?! "」

高須「ふふふ…スゴないわ、そんなん !!」

松本"凄い鳴き声じゃないですかああ !? "って思いよる…。
"ご主人… !! "ってなんねや…」

高須「ふふふ……。馬鹿にしてんのかっ!これホンマやねんっ !!」

お気に入りトーク「後藤又兵衛をご存知ですか?」

高須「黒田官兵衛っちゅうのに、息子は何ていう名前か覚えてます?」

松本「えー……長――」

高須「――政。長政。で、そこに弟子みたいのおったでしょう?」

松本「……弟子?
――自分もう紙見ながら言うてるやん、もう…。
それがもう俺はイヤやわ……」

高須「あれえ…?」

松本「…なに?」

高須「あれえ…?」

松本「ふふふ…それ、CMの、朝起きたら子供がオッサンなってた黒人やがな !!」

高須「あれえ…?」

松本「ふふふふふ……"あれえ…?あれえ…?"」

高須「ははは… !!」

松本「"日直なのにいい !! "やんか!」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本「……あれちょっと笑ろてまうよなあ……」

高須「笑ろてまうやろー!」

松本「腹立つわ、あの黒人っ !!
ケツ半分出てるし…!――"あれえ…?あれえ…?"――」

高須「ふふふ…アイツ腹立つねん!」

音楽:草原の輝き/アグネス・チャン

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引退

2007年4月21日放送

第二百九十回目は、隆博氏の歌手デビューを「草原から出た」と戒めてのスタート。途中「先週と全く同じ事を言う放送にする」との試み(即座に中断)を挟んで、ゴミ理事長に任命( ?! )された佐々木氏の奔走、よく似た表紙の月刊誌の罠、そして学友・藤井氏と電話をする試みへと流れるも、これは失敗した。ほか、「宣伝らしからぬ宣伝に松ちゃんの優しさをみよ」という本人の訴えを経て、桂春団治と藤山寛美について。松ちゃん自らを含め、芸人の去り際について考える。

お気に入りトーク「ご挨拶」

松本「どうもー。ダウンタウンの松ちゃんでーす」

高須「はははははっ !! …そんなんアリなん ?!」

松本「そらアリでしょう、別に…」

高須「…どうもー、タカスーセッツ工科大学でーす」

松本「うん…」

高須「ねっ」

松本「ええ…」

高須「なんか俺がスベったみたいなってるやん、これ…」

松本「そうですね」

高須「ちょっと待って――」

松本「スベったというか、ちゃんと自分の名前言いやと思ったよね」

高須「はっはっはっはっ !!」

松本「今日初めて聞いた人はね。
"オマエ、何やねん"と。
"松本さんに対して失礼やないか"と。ふふふふふ……」

お気に入りトーク「あまりかん。」

松本「吉本のことを悪く言いながら、実はすごい吉本のためになることしか
僕は言ってないんですよ。
時おり高須の本のことも言うでしょ?クサしながら」

高須「はっ!」

松本「でも実は、その中に僕の優しさがあるっていうことを、気付いてた?」

高須「気付いてませんでした、正直…」

松本「こんなもん放っといたら、あんなしょうもない二束三文の本誰が買うねん、と」

高須「はっはっはっはっ !! …あのねえ !!」

松本「葉っぱでできたような――
たぬきが葉っぱで書いたような、騙したような本やんか。あんなもん。
ポーンって、気ィ付いたら…ポーン !! いうて、買うて一週間後見たら
葉っぱが重なっただけのもんみたいなっとるわ、あんなもん !!」

高須「ふふふ…なってないよっ !!」

松本カサカサカサカサカサ…いうて」

高須「動くんかいな !?」

松本「ははははは……」

高須「飛んでいくんかいな!」

音楽:想い出の渚/ザ・ハンダース

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トータス松本

2007年4月28日放送

第二百九十一回目のスタートは、モモちゃんの成長とモリマン対決の間で悩む、父親としての山崎邦正について。続いて、高須邸の洗濯機や松本邸のトイレ(便秘の幽霊)など、電化製品の故障を語った後、「三又を招いたのお花見」を語り、後半はなんとゲスト乱入。トータス松本氏が加わり、三人の放送室となった。プロモーション活動の大儀さについて、松ちゃんがぼやいてトータスがその尻を叩く。ラストは「こぶ平の嘘」の話題から、とある後輩芸人の路上キスと、彼が作り出したトリック。

音楽:あの日にかえりたい/荒井由実

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椅子

2007年5月5日放送

第二百九十二回目は、現代のオカルト・芸人きびのだんご氏と妻の罠にまつわる話題からスタート。いつものワイドショーに対する批判を挟み、政治とカネの問題について高須ちゃんが怒る。続いて、マニュアル人間と化したバイトに対して今度は松ちゃんが怒り、久しぶりにきっちり委員会が招集された。後半は、矢沢永吉や奥田民生、そして松本人志など、数字が出ないときもファンからの信頼が揺らがない人々について、その安定感の秘密を探った。

お気に入りトーク「便乗商売」

松本「『頭頭』と『ビジュアルバム』、映画のときに売ってまうかー?」

高須「うはははははっ !! また何でも商売にしよるなあ ?!」

松本「いやいや、そうじゃなくて、ホンマにオカネはどうでもいいんですけど」

高須「貰ってええ?ほんなら俺らの権利」

松本「…どゆこと?」

高須「俺らが貰ってエエ?なあ!」

松本「……いや、そこに何で自分が出てくるのかよう分かれへん……」

高須「"自分が出てくるの"って、『頭頭』オレ書いたで ?!
『ビジュアルバム』も一緒にやったやんなあ !?」

松本「……。そうやったっけ。
この一、二年ちゃうかったっけ?自分とちゃんと喋るようになったん」

高須「ふふふ……。俺はもう小学校からオマエ知っとるぞ……」

松本「ホンマにちゃんと喋るようになったんのって、この半年やんなあ」

高須「はっはっはっはっ !! ホンマにちゃんと喋るようになったんのはな!」

松本「ははははは……」

高須「……そう言わなアカンのか。そう思ってたんか。」

松本「ふふふふふ……」

音楽:情熱 A Go-Go/ウルフルズ

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改名

2007年5月12日放送

第二百九十三回目は、松ちゃんの『まんま』出演と、高須ちゃんを追う『めざまし』にまつわる話題から。出立をひかえたカンヌ映画祭に対する不安を語った後、しばらく筋なく「『ガキ』に寄せられた新たなクレーム」、「ベー師匠の"セックスせなアカン"」、チャド氏の求める"お礼"と流れ、芸人の改名について語る。細木数子によって改名させられたおさる氏を失敗例とし、さまーず&くりぃむを成功例に挙げた。ラストは、サウナの通路で一点を見つめるオッサンについて。

お気に入りトーク「クレームの電話」

高須「俺ね、悲しくなるんですよ、なんか…。
あんたのスイカを割ってたら、怒られてもしゃあないで?
あなたのスイカを俺らが使ってたら――」

松本「勝手に忍び込んで、冷蔵庫から出してね…」

高須「それなら怒って、と。
それやったら、あなたに怒られる筋合いありますよ。
ただ、自分たちでカネ出して
スイカ自身は、食べられる…食べるものと思ってるかも
知れへんけども――」

松本「…噛んだけど。…うんうん」

高須「…噛んだけど。食べ物だけにね」

松本「ふふふ…。うん…」

高須「ただ、スイカ自身も、食べられるものと思って
生きてるワケじゃないですからね?」

松本「……おっ!スイカになったやん!

高須「…俺が今一瞬にしてね」

松本「ははははは……スイカ自身になったでえ ?!」

高須「いやいや、スイカ自身になって――」

松本どう ?!

高須「…ひとこと?」

松本スイカになって、どう ?!

高須「ふふふ…ちょっと待って…ムチャクチャやん !!」

松本「ここを逃げたらアカンよ !!」

高須「ち、ちょっと待って ?! こんなん言われへんって !!」

松本「……ガダガダガダガダ……」

高須「ピン掛け回してるやんか !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

音楽:空港/テレサ・テン

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どうでもいい話

2007年5月19日放送

第二百九十四回目は、『ガキ』の教室シリーズにみる村上ショージ氏の偉大さや、ロケ先で奇跡を起こす鶴瓶氏の一生懸命さなど先輩芸人について語り、蛍ちゃんの親父とナプキン、松本少年のタイツと穴、高須少年と裸のオカンなど、親たちの困った行動について。「SとMの逆転」語った後、『すべらない話』にも『すべる話』にもカテゴライズされない『どうでもいい話』をテーマに、松本・高須両家の両親の喧嘩や、車に轢かれまくりの尼崎時代、森岡一家のキリキリ舞いについて。

お気に入りトーク「屁」

高須「屁ェばっかりしてんな、自分……」

松本「ふふふふふ……」

高須「やる気あれへんやん、屁ェばっかり出してー…」

松本「……おっ ?! なにか ?! じゃあ、屁ェこいたらやる気無いんか?」

高須「ムリからや。これ、大してそんなに、こんなキャラ付けてるけど…」

松本「じゃあ、屁ェこき合戦はどうなんねん ?!」

高須「ふふふふふ……えっ?」

松本「この世の中に蔓延している――」

高須「あれへんわ、そんなもん !!」

松本「……無いんかいな?

高須「はっはっはっはっはっ !!」

松本「無いんやったらしゃあないなあ!」

高須「フラフラやんか !!」

松本「あっはっはっはっはっ !! ――フラフラやな!」

音楽:VISITORS/佐野元春

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東京タワー

2007年5月26日放送

第二百九十五回目は、映画公開と日を同じくして放映された、ゴールデンの『すべらない話』にまつわる舞台裏からスタート。続いて、学友・藤井さんの「教材売って」、とあるアイドルタレントにまつわるコワイ話。リリー・フランキー氏の『東京タワー』書評。中盤、ゴミ委員に任命( ?! )されたフジテレビ佐々木氏の奔走、「子供を作るなら自分と同じ星座と血液型」を経て、無理から答えを捻り出させている「子供に見せたくない番組」アンケート不要論でエンディングへ。

お気に入りトーク「カンヌへの招待」

高須「カンヌでね、僕らは、"スーツ要るや要れへんや"いう話をしてたんですけど
これ要るんですか、要れへんのですか」

松本自分は要らんのちゃう?

高須「……。」

松本ランニングでええんちゃう?

高須「ふふふ……あのさあ……」

松本「肩のラインのできるだけ細いランニングでええんちゃう?」

高須「ふふふ……何でやソレ……。
なんでそんなんでエエねん、俺だけ……」

松本「もう、ひもみたいなってるランニングでええんちゃう?」

高須「オカマやがな !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

音楽:ぼくの妹に/加山雄三

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客観視

2007年6月2日放送

第二百九十六回目は、映画公開を直前に控えた松ちゃんのぼやきから。続いて、手数料を賭けた「高須vs銀行員」や、おばさんのお通夜で喪主に間違われた話など、高須ちゃんがこのごろ困った話と、小堺さんにそっくりなフジテレビのスタッフについて。後半、例の作家募集終了のお知らせと、「赤丸黒丸の松本解答例」、山ちゃんの面白顔写真集を語りつつ、自分を客観視することの大切さを説いた。ほか、大崎氏や中井氏など、吉本幹部社員のタレントとしての能力について。

お気に入りトーク「『まちぶせ』を聴き終えて」

高須「いやー、『まちぶせ』ですよ。これ」

松本「……タイトルだけで言うたらもう、ヤクザみたいな考え方ですよねえ」

高須「ふふふ……まあ確かにね……」

松本「コワイですよ…」

高須「まあそうなんですけどね…」

音楽:まちぶせ/石川ひとみ

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カンヌ映画祭

2007年6月9日放送

第二百九十七回目は、ニュース報道でも周知の、松ちゃんカンヌ道中記。国内のインタビュアーと仏独インタビュアーの違いや、ファーストで空間を共有したキムタク、たけし監督にまつわる裏話など。ほか、到着後に見たもの・映画祭の舞台裏や、批判に対する松ちゃんからの批判。曲を明けては、板東英二氏やタムケンなど、本業と副業どちらにも長けた人たちについて。ラストは、「黒清水とクワガタ」、とあるスポーツ新聞に掲載された「間違い探し」について。

お気に入りトーク「たむけん商法」

松本「ほんで今度東京に出すんですけど――もう出したんか?
ワカランねんけど、全国展開らしいですよ」

高須「そうですよ。五時間待ちですよ」

松本「あんなモンがさあ…」

高須「で、ストラップ売ってるし」

松本「ストラップ売ってたりとか……。」

高須「……ヘクシュッ !!

松本「えええーっ ?!」

高須(ハナをすすって…)寒い話やな、この話は。
だからやろな、これいま出たのはな」

松本「……。ふふふふ……」

高須「鼻がムズムズするわ……」

松本「ホンマに、凄いよ」

高須「ストラップ売れて、ほいで、何や、あのー……
なんちゅうの?のし袋?」

松本「のし袋……?」

高須ヘクシュッ !!

松本「うははははははっ !! ……オマエとは喋れんわ !!

高須「あはははははっ !!」

松本「帰れ !! ……ふふふふふ……」

お気に入りトーク「忍び寄る使者」

松本「ちょっと前らしいねんけど、会議しててんて。結構重要な。
ほんなら清水が、結構白熱した会議のときに
"イタっ ?! "ってなってんて」

高須「おお!」

松本「脚の、アキレス腱あたりが"イタっ !! "ってなって
見たら――クワガタに挟まれててんて」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本"また『めちゃイケ』やー !! "ってなってん。うははははっ !!」

高須「ははははは…… !! ナンボほどクワガタ逃げてんねんっ !!」

音楽:燃えよドラゴンズ!/板東英二

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マグカップ

2007年6月16日放送

第二百九十八回目は、カンヌの思い出も吐き出して、気の抜けた放送室。高須ちゃんがホテルのトイレで遭遇したウォシュレットや、過日の「便秘の幽霊」にまつわるその後。そして「黒いパンツと便秘の関係」に続く、松ちゃんの発見「カップの厚みと味の濃さは関係がある」という発表。曲を明けては、記憶力の衰えに流されて指示語を使うのはやめようという発起を経て、旅行を前にしたとき友人に対して感じる差別心を、カンヌ帰りのいま語る。「わんちゃんとは遊べへん!」。

お気に入りトーク「東京FM」

松本「こんなことを、他では一切語らず、このラジオで語るボクを
わかって欲しいんです」

高須「………。」

松本「こんな――一銭にもならんような」

高須「…一銭にならんことあれへんがな。なっとるがなコレ…」

松本「微弱な電波でね」

高須「微弱――微弱ではないですよ、普通の電波やがなコレ…」

松本「ふふふふふ…。身体に害のある電波で」

高須「害はない言うねん !!」

松本「あはははははっ !!」

高須「何の害があんねんコレ !!」

松本「何年後かに出ますよ、それは」

高須「そうですか…。そんなヤバイ電波ですか?」

松本「そらそうですよ。東京FM聞きすぎて
膝イタなる人とか出てきますよ」

高須「なるほど!」

松本「あと、もう――」

高須「吐き気起こしたり」

松本「吐き気起こしたりしますからね…」

音楽:JUST BECAUSE/J-WALK

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コカ・コーラZERO

2007年6月23日放送

第二百九十九回目は、過日の豚しゃぶの席を振り返り、高須ちゃん大嘔吐(豚の呪い)のエピソードからスタート。大日本人公開の余波や、昨今の芸能界におけるお笑い芸人の地位向上と、アイドル・女優と付き合う芸人たちについて語り、歌を明けては、高須ちゃんの納得いかないこと・「コカ・コーラZERO」について。「ダイエットコークがありながら何故ZEROを出す」との疑問をぶちまけた。ほか、視聴率をかぎ分ける山崎邦正の嗅覚。

お気に入りトーク「『ハイスクールララバイ』を聴き終えて」

高須「長江健次さんか…」

松本「…が、どうしたの?」

高須「いやいや、誰やったかなと思って。歌ってるの」

松本「ああ…」

高須「何年前ですか、これもう」

松本「知らん。もう七、八十年前なるんちゃう?」

高須「………。やる気あれへんやん…」

松本「ふふふふふ…」

高須「懐かしい歌やなあと思ってね」

お気に入りトーク「オカンの獣」

高須「もうアレ、オカンの域こえてますからね、年齢的には
我らのお母さんは。オバンですよ?」

松本「もうオバンになるんですよ…」

高須「だから、ある程度ちょっと前後とか、来る日の前日とか
ゆっくりやったらんとアカンよ。やっぱり疲れんねん。
シロウトがテレビ出て、ずーっとやってると。
リハもあって、どうのこうのやってると…」

松本「ホンマホンマ」

高須「結構な年齢やから、もう。死にかけとるワケやから。
あんなモン、死んでもオカシないねん」

松本「口からはもう出とるワケやからなあ、半分」

高須「ああ……魂が!」

松本「ええ。…エクトプラズム的な――」

高須「ヒュ〜ウ…ヒュ〜ウ…ヒュ〜ゥ…ヒュ〜ゥ…なっとんねや」

松本「あとはもう、背中ポンッと叩いたったらもう、すぐやがな」

高須アウチッ !!

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「ふふふふふ…なってまいよるからなあ…」

松本「なってまいよるもん。それで親殺し言われたら堪ったもんやないわ!」

高須「…♪アァァァァァ…やからなあ、もう…」

松本「ふふふふふ…」

音楽:ハイスクールララバイ/イモ欽トリオ

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くだもの

2007年06月30日放送

第三百回目は、晴れてゴールデン放送を果たした『すべらない話』を振り返りつつスタート。「ジョーダンズ三又氏の片思い」のその後を挟み、松ちゃんが入った高級フルーツ店について。密かな"桃"好きを明かした後、桃のきれいな剥き方と、フルーツを美味しく見せる方法など果物談義が続く。後半は、高須ちゃんが気になること「助手が座るわけでもないのに助手席というのは何故か」を経て、新幹線のイスや映画館の肘掛け、百貨店のエレベーターなど、パブリックな場所におけるマナーについて、世間を斬る。

お気に入りトーク「プリズナーを聴き終えて」

松本「高須さん、これ――"プリズナー"って、どういう意味でしたっけ」

高須「"囚人"やと思いますね、確か」

松本「マジで?」

高須「多分そうやと思いますよ」

松本「"人はみな囚人"って言うてんの?」

高須「そうそうそう」

松本「……腹立ってきたなあ」

高須「いや、腹立たんでもええやん」

松本「キレたろかな…」

高須「…柳ジョージに?」

松本「ふふふふふ…」

高須「それともレイニーウッドに?」

松本「どっちもやけど、どっちかいうたらレイニーウッドに…」

高須「あ、柳ジョージはええの?」

松本左のほうの奴やな」

高須「あっはっはっはっ !! ――あっ、これ左なんや、レイニーウッドって」

松本「いや、知らんねんけど…」

高須「ははははは……」

音楽:プリズナー/柳ジョージとレイニーウッド

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