松本人志の放送室 2006年 秋

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ワーストワン映画

2006年07月01日放送

第二百四十八回目は、『堂本兄弟』に出演した竹中氏の教訓から、「エエカッコするな」というお話。続いて、松ちゃん最近のお気に入り漫画『タッチ』と、そして映画批評は、二人のワースト映画について、本年度上半期作品に松ちゃんが挙げたのが、ジョディ・フォスターの『フライトプラン』。高須ちゃん生涯の最低作品は、『北京原人』だという。後半は、素人と話をする鬱陶しさ、毎度おなじみ結婚式スピーチの憂鬱など。ほか「プラスチックの白くなった部分を彼女に例えると」、恋愛寿司論で終わる。

お気に入りトーク「馬鹿会議ふたたび」

松本「しかも、カバンも無くなってんねん。
だから、ジョディ・フォスターが寝てる間に、犯人のオッサン来て
娘かついで、飛行機の上のヤツパッカ〜開けて、デッカイかばんも持って
パカ〜っ閉めて、フガ〜って行ってんねん、エンジンルームへ。
――誰一人見てへんワケないやんッ !!」

高須「これは全員、なんかあのー、寝てしまうことに、トリックやってるワケじゃないの?」

松本「……なんにも無いねん」

高須「えー……?」

松本「糞みたいな映画やろ?」

高須「まあまあ、設定にムリがあるわな」

松本「もうメチャクチャやねん……」

高須「会議の時点で"ちょっ、ちょっといいですか?"と。
"ノってるとこすいません"と」

松本「ははははは!――何回もソコ言うよな !?」

高須「"ノってるとこすいません。――ここがね"
"――いいんだよ高須ちゃん、もう48ページいってるんだよ"
"いや、でも、ちょっとすいません"」

松本「"それは後にしよう"」

高須「"はは、後にされても……。ここから進んで――"」

松本「"はい、ジョディ・フォスター走ってきました"」

高須「ははははは !! ええーっ ?!」

松本"薪ザッパ持ちました"

高須「はははははっ !! "――ちょっと違うんやけどなー……"」

松本「ふふふふふ……」

音楽:ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)/横浜銀蠅

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マイケル来日

2006年07月08日放送

第二百四十九回目は、今夏のお休みと、松ちゃんのファッションチェンジについて。続いて、年齢を経ての「ボケとツッコミの逆転現象」、カノジョとのパワー・バランスなど。中盤は、今回のびっくりトーク「マイケル来日」について。「藤井のおっきいやつ」と二人が評するマイケル・ジャクソンについて、スマスマ出演の舞台裏が明かされた。後半は、ワンセグ携帯と視聴率の関係性、「数字よりも残せるものを」の風潮をうけて、『ごっつ』など歴代コントを振り返り、百恵ちゃん・淳子ちゃん論でエンディングへ。

お気に入りトーク「そのウソ・ホント?」

高須「ほいで聞きましたよ、なんか。
さきほど聞いたら、長谷川が言うてましたけども。
阿木燿子とかさあ、宇崎竜童さんに自分の曲を書いてもらうの
百恵ちゃんが自分で、百恵チョイスやってんね」

松本「そうみたいですよね。なんか。
長谷川はたまにウソつきますから、わかりませんけども」

高須「あれれえ ?!」

松本「ええ……」

高須「大恥かく可能性もあるってことやな?」

松本「そうです、そうです」

高須「ふふ。大きな苦情が来ると――」

松本長谷川ウソつくでえええ ?!

高須「あはははははっ !! ――イヤやなそんなキャラ!」

松本「ふふふふふ……」

音楽:潮風の少女/堀ちえみ

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喫茶店

2006年07月15日放送

第二百五十回目は、高須ちゃん山ちゃん両名をからめて、眠気を誘う脳内物質「ジェファーソンさん(仮)」からスタート。続いて、「もし石油王からいくらでも貰えるなら何円もらうか」という、スケールの大きさを測る喩え話へ。中盤はほぼ全篇尼崎の思い出話と「喫茶店」について。後半は、松ちゃんの新プロジェクト・エアギターならぬエア○○○○について、風呂屋同席の老人さえ笑わせたという、鉄板企画に高須ちゃんを誘った。その他、盗作疑惑の画家・和田氏の真相、高須ちゃんの恋愛○○論について。

お気に入りトーク「なつかしの尼崎」

高須「"モデルーン"ね」

松本「"モデルーン"ですねアレ」

高須「もうねえ、俺はそれワンちゃんに言われたとき
もう、ちょっと腹抱えてもうて。
"うわモデルーンや !! "思もて」

松本「あそこ、よく行きましたねえ……」

高須「アレはおもろかったー……。
ワンちゃんに言われてしばらく笑ってましたソレ。
"モデルーン忘れてたあ"思もて」

松本「はいはいはいはい」

高須「あそこ――(鼻をクンクンさせて)なんやコレ。
なんかちょっとクサイ……」

松本「今頃きましたか」

高須「なんかちょっとクサイぞ?」

松本「俺の忍びの者が」

高須「ふふふ……なんや、忍びの者が……」

松本「追っ手が来ましたか!」

高須「追っ手が、俺の周りに――囲んでたぞ ?! 知らん間に!」

松本「できるだけ"隠密で行け"言うてたんですけども」

高須「ふふふ……ちょっとクサイぞ ?!
コイツら今頃になって…… !! なんやこの、隠密!」

音楽:我が良き友よ/かまやつひろし

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女の部屋

2006年07月22日放送

第二百五十一回目は、ジダンの頭突き問題の真相を勘ぐって始まり、サッカー嫌いの松ちゃんらしく、日本代表の戦いぶりを斬った。続いて、テポドン発射とデコポン落下について。山崎家で繰り広げられるおバカなエピソードと、「山崎邦正が男の子を授かる方法」、理想の就寝、女のイヤな部屋など。曲開け後半は、勃起力や便秘に効果のある色つきパンツ、高須ちゃんがイヤに感じる「イチビリマスターのヘンな料理名」、松ちゃん激怒の「飲み屋のぬるい水」でエンディングへ。

お気に入りトーク「松本Jr.は男の子」

松本「半熟トマトを、半熟たまごを、半熟と呼ばれるものを
全部投げつけて頂いていいですよ。
僕はもうホントに男の子しか生まないですから。
眉毛のふっといふっとい!」

高須「ははははは !!」

松本西郷どんみたいな男の子を――」

高須「いらんわそんなん !!」

松本「あははははは !!」

高須「コワいわそんな子供 !!」

松本「ええ。ええ……」

高須「ああそうですか!」

松本「ホントにそうですよ」

高須「西郷どんみたいな」

松本「僕は、だってもう"イカしてナンボ!イカしてナンボ!"ですから」

高須「ははははは……男の子が生まれますか!」

松本「男の子がもう――」

高須「首のふとーい!毛ェがもう黒々とした!」

松本「ホントもう――"じゃけんのお !! "みたいな」

高須「あはははははっ !!」

松本「"なに言うとるんならあ !! "――みたいな子供が
"オカンなにを言うとるんならあ !! "みたいな子供が――」

高須「うわあ !!」

松本「――五つ子が生まれますよ」

高須「イヤやそんなん !!」

松本「ははははは……」

音楽:眠れぬ夜/オフコース

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よゐこ浜口

2006年07月29日放送

第二百五十二回目は、関西でヒットした大衆ドラマ『細うで繁盛記』にまつわるトークから始まり、名作『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』を経て、高須ちゃんの得意フィールド「昭和」へとテーマは突入。流れて、DXで公開されたよゐこ浜口の不気味な写真へ。曲開けは、「権利」にまつわる話。THE虎舞竜など、事務所を介さず世に出たアーティストの"得"っぷりを語った。サンデーモーニングの司会で著名な田原総一朗氏のSっぷり、朝生の存続意義、世のコメンテーターの語り口に疑問を呈してエンディングへ。

お気に入りトーク「高須ちゃんvs腹痛」

松本「"自分アレ知ってる?"って僕言いましたよね」

高須「言いました」

松本「これでもう、高須がオナカ痛いことで――」

高須「………」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「………」

松本「なんじゃコイツ…」

高須「はいはい…」

松本「もうアレやん !! もう、マリオの…ンーッ !! (`へ´)って
落ちてくるヤツみたいな顔になってるやん !!」

高須「ふふふ…」

松本「石のあの、四角い…ンーッ !! (`へ´)って
落ちてくるヤツみたいな顔になっとるやないかーっ !! ラジオ中にーっ !!」

高須「ごめんごめんごめん…」

松本「ペッタンコになるヤツ。こっちはもう、あんなのに挟まれたら…。
アイツの上を歩いていったらエエねんけどね…」

お気に入りトーク「電器屋の藤井さん」

松本「藤井なんか会いたないで、コワいで、あんなもん……」

高須「アレ、ちょいちょいね、マージャン大会やってるらしいねん」

松本「えっ?」

高須「家で。電器屋の入り口で。もう、ヒドイやろ?」

松本「――メチャクチャやなあ……。なんやねんな?」

高須「分かれへんねん」

松本敗戦直後みたいなことになってるやん」

高須「なってんねん!家の、電器屋のところで――」

松本「ふふふふふ……」

音楽:ルパン三世のテーマ・その2/チャーリー・コーセイ

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松本隆博

2006年08月05日放送

第二百五十三回目は、カラッと晴れない夏を嘆いてのスタート。タバコのやめ方にまつわる心理状態を高須ちゃんが三段階で説き、中盤は、とっても有名な松ちゃんの兄貴・隆博氏、そして歴代24時間テレビのマラソンランナー、マラソンに絡めて松紳・パペポでおなじみの白岩氏について。曲を明けては、"松兄"こと隆博氏のライブ情報を、インターネットから探して散々に突いた。ラストは、高須ちゃんの夏休みの過ごし方について。松ちゃんの言う何の輝きもなくなった"ピー"のタレントとは、加勢大周のことらしい(メールどもです)。

お気に入りトーク「元・ワイズの白岩さん」

松本「いやー――ビックリするわー……」

高須「いやいやー――」

松本超人って書いたティーシャツ着てたからね。背中に」

高須「"チョウ"は何の字?"超える"?」

松本「そうですよ」

高須「んー、超人」

松本「"超人"いうティーシャツ着て――」

高須「うわー」

松本「ええ。ほいで次の日に
凡人っていうティーシャツ着てたからね。ふふふふふ……」

高須「ああそう!」

松本「ふふふふふ……何があったんや…… !!
なんでソレとソレ――」

高須ふたつ買うたんや!

松本「ふふふふふ……」

音楽:おかあさん/森昌子

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報道

2006年08月12日放送

第二百五十四回目は、内田アナとマネージャー木本氏の結婚式のエピソードと、それに絡めての歴代マネージャーの来し方行く末からスタートして、「顔で嫌いになる人」、「警察の不祥事とその報道に思う」と続き、「ニュースのブーム化」に憤った。曲を明けては、何の脈略もなく「子猫」、街で見かけたガリガリの犬、ガンを発見する犬から、亡き友人サットンの犬など動物トークへ。終盤、高須・松本・浜田三家の経済事情を振り返り、マヨネーズ付きの食パンをかじり倒す「浜田家の貧乏ぶりはSFである」と結論づけた。

お気に入りトーク「話題転換の試み」

松本「腹立つことばっかりになってくるで?
――もう雰囲気かえよう!」

高須「なっ!雰囲気かえよう!楽しい話にしよう!」

松本「子猫の話しよう!」

高須「おっ、いいねえ!」

松本「どう?」

高須「いいよ!」

松本「子猫!」

高須「好きやなー!」

松本「どう ?! どういうとこが ?! うん !!」

高須「あのねー……。
ヒゲ何本ぐらいはえてんの?アレって」

松本「あはははははっ……」

高須「子猫のヒゲって」

松本四・四ぐらいちゃう?」

高須四・四ぐらいかいな!」

松本「あははははは……」

高須「四・四ぐらいでバランスとれてんのがまた俺エエなあ……」

松本「せやろ ?!」

高須「うん!――あと、まあねえ、眼の愛くるしさね」

松本終〜了〜

高須「あはははははっ !! ――まあ確かに言うことないもんなあ……」

音楽:人恋しくて/南沙織

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古浜島

2006年08月19日放送

第二百五十五回目は、昔から肩凝りを絶対に認めない松ちゃんに、高須ちゃんがマッサージを施してのスタート。続いて、休み明け恒例の、旅行の思い出トーク。今回松ちゃんは古浜島に行ったのだという。山ちゃんの途中合流や、現地のオバハンとの一触即発、ゴルフ体験など。中盤は、亀田興毅選手の問題について。共栄に関わりのある者からの目線を交えつつ、松ちゃんが同氏の世界戦について語った。後半は、おなじみ清水氏のエピソードと、ものおじしない浜ちゃんの振る舞いと、vs丹波哲郎、「秋子ママの思い出」で終わる。

お気に入りトーク「秋子ママ」

松本「子供は三人やんか。で、俺が高校ぐらいなったときに
もう子供らが、みんな、もう一人前になってもうて
オトナになってもうて"おかあちゃんさみしいわあ"言うて
あのー……赤ちゃんの人形買うたりしてん

高須「うわああああ !! コワああああっ !!」

松本「あはははははっ !!」

高須「そらアカン !! そらアカン !!」

松本「赤ちゃんの人形買うてんで !?」

高須「それアカンやんか !!」

松本「で、ソレねえ、アキラって名前つけてんあはははははっ !!」

高須「それアカンやんか !!」

松本「ソレ抱いてたからね ?! しばらくずーっと"アキラ"いうて」

高須「アカンアカン !! これアカンわ !!
おかあさんどっか、これ診てもらわなアカンわ……」

松本「ほいで、俺が帰ってくるやんか。バイトとか。ね?
ほんならもう台所まで来て
"アンタもうそれやで。カレー温めな!"
――言いながら、アキラ抱いてるからな。
オマエそれ放してオマエがやれえっ !!」

高須「アキラ…… !!
――うわあ、それスゴイなあ……」

松本「スゴイやろ ?! これ !!」

高須「それスゴイわ !!」

松本「これスゴイんやって !!」

高須「それスゴイ !!」

松本「これはスゴイ話やって !!」

高須「――あのね?
こんなんまた違うかも知れへんけど」

松本「ええ」

高須「――これアカンわ、こんなん言わんほうがええか……」

松本「ふふふ……なんやねん……」

高須「あの、ほら――
サルがさあ、死骸の子供抱いてるみたいなところあるやんちょっと

松本「誰がやねん !!」

高須「あはははははっ !!」

松本「誰がやねんっ !!」

高須「ははははは……」

松本「ああ、死んでんの分からんと!――ムチャクチャ言うなあっ !!」

高須「おんなじような、なんか、哀しい気持ちになんねん !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「なんやろう、この哀しいカンジ!」

松本「あははははは……ムチャクチャ言うなあ……」

高須「大丈夫やろか ?! おばちゃん大丈夫やろか ?!」

松本「ははははは……」

高須「大丈夫かなあ……」

音楽:みずいろの雨/八神純子

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ファミリーカー

2006年08月26日放送

第二百五十六回目は、二人の見た一癖ある「夢」からスタートして、携帯電話をなくした松ちゃんと、車内で拾ったタクシーの運転手さんの世知辛い話、お互いの生涯賃金の推量を経て、「岸部四郎のハンチング帽の謎」など。中盤、山崎邦正・ヘイポー・アホの坂田の共通点、そして、高須ちゃんが発見した法則「ファミリーカーのCMに、妻子あるタレントが別の女性タレントと出演する理由」へと流れる。後半は、「見たいビッグタレントの家」、報道スタッフが関係映像を手に入れる手口、24時間テレビの功罪でエンディングへ。

お気に入りトーク「斬新な意見を期待する」

高須「まあね、それはしょうがないものもあれば
ンー……まあ、しょうがないなあ……」

松本「そういう時はどう考えるの?」

高須「ふふふふふ……。それは、自分がその人になったと思えば
"全然ダイジョブ"と思って、最悪の場合を考えて
まあ、その場を……ね?――取り繕うと」

松本「ふふふふふ……」

高須「そんなんどう言えいうの、でも!」

松本「ヒドイなあ……」

高須「あははははっ !!」

松本「"これは受け身ちゃんとせな、もの凄い技かけてくんで"思ったけど」

高須「あははは !! そんなもん――」

松本少年剣士やんか!」

高須「――どうやって、どんな技かけれんねん !!」

松本「プラッチックの刀やんか、もう!
"や〜あ!"みたいなふふふふふ……」

高須「そらしゃあないよ、そんなもん !!」

松本「バネ付いてるヤツやんか。"刺さったテイ"になるヤツやんか……」

高須「ふふふふふ……」

お気に入りトーク「永ちゃんの家にお宅訪問」

松本「冷蔵庫とか開けたら、意外とタッパーみたいなの入ってるかも分かれへんでー?」

高須「そらあるよ、永ちゃん(矢沢永吉)とこでも」

松本「タッパーに、なんか、"えっ?何やこれ…"みたいな――」

高須「――E――」

松本「…あっはっはっはっはっ !!」

高須「E・YAZAWA用の…」

松本「あははははは !! ――プリンが――」

高須「あるかも知れんで」

松本「【E・YAZAWAのん】…みたいな…」

高須「ははは !! 書いてたらイヤやなあ!」

松本「ははははは……。"のん"って……」

音楽:しあわせ芝居/桜田淳子

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ドーピング

2006年09月02日放送

第二百五十七回目は、映画の撮影現場を訪れた、土屋プロデューサーの振る舞いと、「仕事好きな人」についてのトークから始まり、ジョンベネちゃん事件やハンカチ王子のウソなど、今日も独善的な報道を斬った。続いて「ドーピング」について。高須ちゃんの「ドーピングは認めてもいいのではないか」、松ちゃんの「0.何秒差の記録は同じようなもの」などの破天荒な発言が飛び出した。以降、友人・トッちゃんの今、松ちゃんの漫画の腕前、二人の少年時代にみる子供のいじめと差別の罪など、尼崎中心のトークでエンディングへ。

お気に入りトーク「ジョンベネちゃん事件の容疑者」

高須「あの男の顔、なんかちょっと、映画の犯人みたいな顔やない?」

松本「まあ、まあなあ。キモチワルーいな」

高須「映画の俳優みたいな――」

松本「古いカンジの顔でなあ……」

高須「なんかなあ!」

松本「なんか気持ち悪いのは分かるよ」

高須「これ申し訳ない、関根さんみたいなとこあるやん。ちょっと」

松本「あっはっはっはっはっはっ !!」

高須「雰囲気やで ?! 雰囲気 !!」

松本「ごめん、俺は全然分かれへんわ」

高須「ちょっと関根さんみたいなトコあるやん」

松本「もう言うてる意味がもう――」

高須「なあ !! 自分 !!」

お気に入りトーク「もしもドーピングを解禁すると」

高須「自分の身体をどうしようが、その人が、記録を出したいんやから」

松本「――これはまた斬新な意見やで、でも」

高須「いいんです、いいんです。だから
その人がイヤやったらやめたらいいんです」

松本「でも、ものすごい……もうアッタマおかしいヤツみたいのも
いっぱい出てくるかも分かれへんで?」

高須「それはアカンやん!」

松本「もう、ヨダレだらだら出しながら走ってるみたいな。でも速いみたいなヤツが
出てくるかも分からんで?ふふふふふ……」

高須「いや、極端やん!」

松本「脱糞脱糞で、もうスゴイかも分からんわ……」

高須「ええんです!そしたら!親がそれで良しと思うねやったら――」

松本「脱糞――ダプリンピックみたいなことになってくるかも分かれへん」

高須「あははははは……」

お気に入りトーク「ドーピングは是か?非か?」

松本「一回もう、何でもOKにしてまえ――みたいな」

高須「いいんですよ。その人の自己責任ですよ、全て」

松本「うーん…」

高須「だって、速く走りたいのは、その人の願望なんですから。生まれてきて」

松本「これ、でも…スゴイことになるよ。
え、じゃあ、覚醒剤もエエってこと?」

高須「…覚醒剤?」

松本「うん…」

高須「……そ…ええんちゃう?」

松本「はっはっはっはっはっ !!
――これだけ目って泳ぐもんかねえっていうぐらい泳いでたねえ」

高須「ふふふふふ……。今もう、泳ぎまくった…。ははははは…」

音楽:銀色の道/ダークダックス

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白子のごたる

2006年09月09日放送

第二百五十八回目は、松ちゃんの誕生日ケーキが登場してのスタート。続いて先週の「野菜一日これ一本」の不思議を解明して、過日の東京大停電と、松ちゃんvsビデオ屋のニイチャンの話題へ。この日のメインテーマは、大きな声では言えない性にまつわるお話。「カノジョやカミさんの関係性で長期にわたったセックスはできない、その点を女性は理解していない」と、「背徳感のなさが興奮を減退させて"白子のごたる"ことになる」という事象について、男ならなんとなく納得な話題が、二人の間で熱く語られた。

お気に入りトーク「くだもの」

高須「僕ねえ、一応"くだもの"はよく摂ってるほうなんですよ?」

松本「ええ」

高須「言ってもね、親が送ってくるので」

松本「ええ」

高須「あのー、まあ、グレープフルーツ然り、オレンジジュース――」

松本「ええ……。でも、もう全然ダメですよ。
御影屋のくだものは、特に"ビタミンCが入ってへん"って
噂ですからね」

高須「入っとるわ!」

松本「うまくビタミンCを抜いて売っているという……」

高須「どうやって抜くねんな!」

松本おやじの悪意ですよ」

高須「ふふふふふ……。その作業が大変やわ!」

松本「ビタミンCのないのを、中央市場から探してきてますからね」

高須「あはははは!」

松本「ふふふふふ……」

音楽:白い蝶のサンバ/森山加代子

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千葉真一

2006年09月16日放送

第二百五十九回目は、映画クランクアップを遂げての怒りの放送室。灼熱の現場とティーシャツにまつわるマネージャーへの激怒から、歴代マネージャーとの関係性、そして過日の始球式にまつわる舞台裏話。中盤、サウナでの不気味な出来事。盗撮に巻き込まれた松ちゃん一向と、それに付きそうサウナ屋の店長について。以降、「顔をさす自動車講習」、「懐かしのロボダッチ」、「女のタトゥーはありかなしか」、最後は、先週に引き続いてのセックス、そして離婚率のお話。

お気に入りトーク「始球式の関門」

高須「普通の人はできないですからね。
あれやんのに、普通は、少年団入って
プロ野球の年間シート買ってくれた人が
子供がその教室に通って、何度もやって行って
何年もやって出さしてもらえたりも、することもあるんですよ」

松本「ああ……」

高須「だからアレ、投げれる人すくないんですよ!」

松本「………。
まあそういう奴らはね。
そんなぐらいやらんと投げられへんでしょうけども」

高須「……ひっどいわコイツ……」

松本「ははははは……」

音楽:赤い風船/浅田美代子

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犬のフン

2006年09月23日放送

第二百六十回目は、おなじみヘイポーの失敗いろいろ。とある女子アナを口説いたエピソードから、『ガキ』のホラー七変化の舞台裏など。続いては、ヒットセラーとなった『すべらない話』DVDの印税について。活躍した若手たちのため、松ちゃんはこれをもらわなかったりすることも、あったりもするのだという。中盤、キムこと木村祐一が売れた理由をはさみ、「犬のフンがあまりクサくなくなった事情」、そしてラストは、直前にひかえた番号ポータビリティ制開始について、「メールアドレスが引き継げなくては意味がない」と憤ってのエンディング。

お気に入りトーク「狂牛病の恐怖・その1」

松本「僕は、そんなんは関係ないですよ」

高須「なんでコワくないですか」

松本「僕はコワくないですよ」

高須「でもねえ、僕は、あなたがもしそんなんなったら一番怒りますよ!」

松本「アメリカの工場の映像をよく見ました?
牛を半分にして、で、吊ったあるでしょ。
その、スジみたいなんあるじゃないですか。
"一番アブナイ"みたいな、あのスジ。
アレを、デカーイ掃除機みたいなんでズズズズズー !! って吸うてるでしょ。
――アレを口でやったるわ、俺

高須「おおーっ !! カッコエーッ !!」

松本「ススススス〜…って」

高須死ぬわ。死ぬ

松本「ふふふふふ……」

高須「死ぬわ!」

お気に入りトーク「狂牛病の恐怖・その2」

高須「牛丼は食べますよ。おいしいから」

松本「じゃあ、ある種、狂牛病がコワくないというのは俺とおんなじ意見や」

高須「コワいですよ」

松本「あの"スジ"を、ススススス〜って吸えるタイプの人間や。
……そんなタイプの人間おるかアホオ。絶対吐くわ!」

高須「アレ、コワいどうこうじゃなくて食われへんわあんなの!
――タイプじゃないわ、あんなもん!」

松本「ははははは……」

高須「夢でてくるわ、そんなヤツおったらもう!」

松本「おとつい食うたモンも全部吐いてまうやろな。…あした食うモンも吐くわ!」

高須「ホンマホンマ!…恐ろしい光景やそれ…」

松本「食うてもないモン吐いてまうわ!
"こんなモン俺食べたっけ?"言うぐらいのもんを……」

高須「吐いてまうわ!」

音楽:恋/松山千春

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ストレス/2

2006年09月30日放送

第二百六十一回目は、「松ちゃん・高須ちゃんにストレスを与えるあれやこれや」。"有効"という用語がありながら"これは有効だ"を連発する柔道解説者から始まり、NOVAのCMで「女が泣く意味」、動かせない造りのラーメン屋の椅子、目の前で注意されたことを繰り返す"アホAとB"や、売り切れ中なのに展示されている商品と、その取り寄せのイライラ、ややこしい電話説明など。ほか、犯行と逮捕を繰り返す植草教授の理解されざる性癖、後輩・宮川氏が依頼されたキャラクター"くわえてかぶろう"について。ザ〜リザリザリザリ。

お気に入りトーク「宮川大輔と『けっこう仮面』」

松本「あいつ、あんまり、ちゃんと内容聞かんとOKすんねんな。
ほいで"あんまり僕わかってないんですよ"って言うねんな。
"そいじゃあアカンやんか"…
"えっ…。ただ、まあアレなんですよ。『けっこう仮面』なんです。"
って言うねやんか」

高須「ははははは……。"ただ"って!」

松本「"『けっこう仮面』で、今日ボク台本もらって読んでないんですけど"
ちょうどアイツ、台本持ってたから。
そう言いながら、アイツもみんなの前で――塚地とかハチミツとかおったけど。
バーッと出してきたら
そこでアイツ初めて、自分の役名も初めて分かって」

高須「ほお」

松本「教師役やねんけど。あのー…
【くわえてかぶろう】っていう」

高須「……最悪や……」

松本「ほいでな、読んでてな。
"大輔、これ大丈夫かオマエ。これはアカンぞ"と。
これ申し訳ないけど、"アカンぞ"と。
"これはどう考えても違うやろ"と。
"ウチの会社もなに考えてんねん"と」

高須「はー…。そらアカンねえ。

松本「ほいで他の教師役も
"むちうつぞう"とか、そんなんばっかりやねん。
ほいで【くわえてかぶろう】は、割りと今回のエエトコ、主役級やねんけどね。
ただ、台本読んだら、もう、なんかもう…
"ザ〜リザリザリザリ!ザ〜リザリザリザリ!"言うて
出てくんねんて。なんか知らんけど」

高須「……キビシイなあ……」

松本「キビシイやろ!ほいで最後は、けっこう仮面に
なんたらフラッシュみたいな、なんやワカラン。
股間バーンっとやられて。
"キモチイイ〜!"かなんか言うて死んでいって
校舎の裏にお墓が立つねんて。…やめてまえ !! 言うて」

高須「あははははは !!」

松本「ふふふふふ……」

音楽:恋人よ/五輪真弓

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