松本人志の放送室 2006年 夏

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235

WBC優勝

2006年04月01日放送

第二百三十五回目は、人間のつくウソと見栄について、例に「本当は一時半なのに、昨日は二時過ぎまで仕事をしていた」と言ってしまうウソを挙げてのスタート。直後テーマはデリカシーへと移り、マネージャーの織田(オリタ)氏・リンカーンの坂本氏、吉本派遣の竹本氏の三人を叩き斬った。板尾氏の「チーズ」を経て、WBC人気とイチロー、フットボール岩尾氏ととある女、ヘイポーのウソへ。ラストは、「日本の男はルックスにおいて完全に外人に敗北している」ことを嘆きながらのエンディング。

お気に入りトーク「ヘイポー・ショッピング」

高須「――ほんなら、"斎藤さん…そう、斎藤さまっ!"言うて」

松本「まあ、放送作家ではないけども」

高須「まあまあ、店員さんは分かれへんからね。
あの人めちゃめちゃ来てはって、物凄い買うてんねんて。
何十万と服買うてるらしいで?
……ちっちゃいジーンズ、ちゃっちゃいセーター。ちっちゃいジャケットに。
ふふふ。ちっちゃい靴買って帰んねんで?」

松本ちっちゃい夢で

高須「ちっちゃい夢で。ふふふふふ……。
ちっちゃい財布から、ちっちゃいカネ出して!」

松本「ふふふ……。ちっちゃい経歴で

高須「あははははは……」

音楽:言葉にできない/オフコース

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リー先生

2006年04月08日放送

第二百三十六回目は、不思議な電化製品・エアウォッシュの話題から始まり、高須ちゃんが台湾で対談した占い師・リー先生について、中国の風水にまつわるトーク。続いて、ドクターレオンやカッパーフィールドのマジックに頭をひねる松ちゃんと、「二人が一万年生きたとしてテレビは作れるか」、そして名言「五分遅れたら謝れるのに一時間遅れると謝れない」が飛び出した。ウルトラマンとセブンの比較、サウナで眠る都会のオッサン、「松本レンジャイができるイタさ」でエンディングへ。

お気に入りトーク「マジックの仕掛けが知りたい!」

松本「もし、病室でオレがね?あのー"知り合いの方、誰か会いたい人"
……どうせ俺なんて天涯孤独で死んでいくやんか」

高須「うんうん」

松本「誰か呼んでくれるいうたら、俺はもう
"カッパーフィールド呼んでくれ"と」

高須「――で、カッパーフィールドが来ましたわなあ」

松本"オマエ、そんなんやったっけー"言うて。ふふふ…」

高須「"こんなんですよ。そんなこと言わんでください、ここまで来たのに"」

松本「ははははは……。言うて――
"あの空中浮遊は、どうなってたんですか?"」

高須"まあアレはちょっと、ここじゃあ……"

松本「んふふふふふ!……何しに来たんやカッパーフィールド……」

お気に入りトーク「住民全員がタカスちゃんの星」

松本「いまだにもう、裸足やもん。"靴"いう発想すら――」

高須「あはは、ないないない !!」

松本「"なんかコレ、足切れるなあもう…"」

高須「靴は…ちょっと待って?松ちゃん、靴はあるわ…」

松本「あははははは !!」

高須「俺は、歩いて足切れたら、靴は分かるわ !!」

松本「"なんか痛いなあ。道をなんとかせねばなあ"」

高須"道をなんとかせよ !! "――"道をなんとかせよ !! "
って、どんどんどんどん言うていって」

松本「ははははは……。"痛いもんを排除せよ"って」

高須"痛いもんを排除せよーっ !! "

松本「あははははは !!」

高須「聞いてそのまま、部下に言うていくだけで」

松本「そうそうそう!」

高須「そんなら結局"靴"作らずかいな ?!」

松本「ほんなら、鎖国みたいなモンで、どっかの星のヤツが
バーッと来て、靴履いてんのを見て"おおおおおおーっ ?! 言うて」

高須「目から鱗や!」

松本「そう!」

高須「"あれを作れ!"…"あれを作れ!"やなあ」

松本"道をきれいにしなくても良いぞー!"

高須"道をきれいにしなくても良いぞー!"
――もう二回目のヤツがアホやわなあ、まず。
"オマエ要らんやん、オマエは動けよ"って!」

松本「ふふふふふ。そうなんですよ」

お気に入りトーク「占い師の忠告」

高須「俺が言われたのは、"喋りすぎや"って言われてん。
あの、アイディアとかを」

松本「ああ」

高須「"あなたは人にいろんなことを言って、それが物凄く人に持って行かれてる"」

松本「俳句で。すぐ詠みたがるもんな…」

高須「"詠みたがる"と。"五七五に季語入れたがる"と。すぐに」

松本「あははははは……」

高須「字余りだろうが何だろうが」

松本ワイプ抜き 定点カメラで いきたいやん ――とかな?すぐ言うもん」

高須「ふふふふふ……。すぐ言うねん。
すぐ言うから、これが"アカンで"って言われたんよ」

音楽:ウルトラセブンの歌/みすず児童合唱団とジ・エコーズ

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どないやねん

2006年04月15日放送

第二百三十七回目は、コント完成に尽くしたスタッフたちを讃えてのスタート。防犯カメラ裁判勝訴の報告を挟み、高須ちゃんのヤクルト戦演出、なつかしの「尾道ラーメン」閉店と、浜ちゃん・山ちゃんの味覚、松本竜助氏逝去にからめて、「ダウンタウンはどっちが先に死ぬか」について。松ちゃんの勘違い「出棺時のクラクションは前を邪魔しているヤツがいるから鳴らしている」は、微笑ましい天然だった。先週に引き続き、スタッフ・後輩のデリカシーを語ってエンディングへ。

お気に入りトーク「出演者に貴賤あり」

高須「やっぱりね、"ニュースステーション"って言うと
みんなピクンっときてましたよ、やっぱし」

松本「そうやろうなあ……」

高須「"久米さんと打ち合わせしてます"って言うたら…"あっ!"」

松本「うわー……」

高須「そら違う。"おぎやはぎと打ち合わせ"とは違うやろ?」

松本「あははははは !!」

高須「ふふふふふ」

松本2人対1人やのに!」

高須「全然違うもん!」

音楽:二人でお酒を/梓みちよ

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笑いの神

2006年04月22日放送

第二百三十八回目は、忘れたころ話題に上る「いつかウッチャンとお酒を」から始まり、木村氏結婚にまつわる後輩たちへの「お祝いビデオ」の苦労など。SMAP中居君にみる「決めようとして失敗する人々」と、それらに罰を与える笑いの神と噛みの神、途中パペポの鶴瓶ちゃんに懐かしい「弁当の煮たエビは喰わん」を挟み、高須ちゃんの目標である「いろんな人と話」を、そして、「立ち消えになったニュースいろいろ」でエンディングへ。

お気に入りトーク「笑いの神を降臨させるために」

松本「だからもう、40点を――」

高須「一生懸命やるしかない、と」

松本「40点満点を、100パッ…100パーセントの力で――」

高須100パック ?!

松本「あはははははっ!
――100パック、いま198円や。
これが、あっこのスーパー行ったら158円やってん」

高須「158円 ?!」

松本「あはははははっ!」

高須「1パック、158円!」

松本「……一個割れてたけどな」

高須「一個割れてたけど、158円!」

松本「でも安い!」

高須「やっすいがな、これ!」

松本「……でも一人2パックまでやねん……」

高須「あははははは……必死やがな!」

お気に入りトーク「マグロに懸ける男たち」

高須「銛(モリ)みたいなヤツでね」

松本「そうそうそう!
――で、そんな最新の機器も入れるけど
最終的には、マグロに駆ける男たちは
家で何してるかっていうたら
神棚に奉ってますよ、お酒やなんやいうて。
柏手打って、"よろしくお願いします今日もマグロが釣れますように"と。
結局なんだかんだいうて神頼みなんですよ」

高須「……そらそうですよ。
神頼みは多分"命"に対してじゃないですかね。なにより。
"マグロが釣れますように"というよりも――」

松本「ちがうよ。アイツらはカネの亡者やから…」

高須「あはははははっ !!」

松本「マグロが釣りたあてしゃあないねん。
キッタナラしい……。ふふふふふ……」

高須「変えよった!話変えよった!」

松本「怒られるわ!」

高須「ふふふふふ……。カネの亡者――ガリガリ亡者かいな ?!」

松本「ちがうわ!」

高須「……タダやからなあ。捕ったモン勝ちや思もてるから」

松本「あははははは……」

音楽:川の流れを抱いて眠りたい/時任三郎

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キムの結婚式

2006年04月29日放送

第二百三十九回目は、中身のないトークの代表ともいうべき「旅行先のパンツ」から始まり、スギ花粉、身体に走る謎の痛み、作家倉本氏の激痛、松ちゃん新戦略「外へ出よう」と続き、制作進む映画にまつわる、とある役者の演技について。さらにCX城間氏のゴジラ監督、日テレに根強く残るという"逆さ言葉"など。後半は放送室・第三弾発売の告知、木村氏の泣かせる結婚式、「法隆寺のイタズラ書き」でエンディングへ。

お気に入りトーク「CX城間氏のゴジラ監督」

松本「城間は、"ストーリーももう出来てるんですよ!"って」

高須「できてへん!なんにも固まってへん!」

松本「"とりあえず、アメリカをメチャメチャにするんですよ、ゴジラが!"」

高須「うわあ、大づかみやなあ!」

松本「あはははは……ほいで"なんでアメリカをメチャメチャにすんの?"と。
"アメリカがボクはキライなんです!"…"ああ、そうなの"言うて」

高須「城間は沖縄出身で、なんかあんのかねえ」

松本「"アメリカと、ボクは中国人がキライなんです!"
"なんで中国人が?"…"アレとんでもないですよ、中国人は"って言うねんね?」

高須「おお、おお」

松本「"なんで中国人がとんでもないねん"って言うたら――
"コーディネーターがムカついたんで"って言うてん。
……あはははははっ !! 一人やがな!」

高須「もおー…メチャメチャやなあ!」

松本「個人のことで、十二億人をな ?! あはははははっ !!」

高須「メチャメチャや、もうっ!なんちゅう発想や !!」

音楽:セカンド・ラブ/中森明菜

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加齢臭

2006年05月06日放送

第二百四十回目は、季節にまつわる松本・マーフィーの法則からスタートして、今ちゃんの和田アキ子邸での出来事を経て、「トリビアを思い出せない松ちゃん」へ。「スタッフに騙される恐怖」をテーマに、高須ちゃんの芸恋リアル・山田花子から、ガキの罰ゲームを振り返る。後半は加齢臭について。「自分で気付くうちは加齢臭も大丈夫だ、狼男のようなものである」と叫び、さらに、動物たちのフンによるテリトリー主張を笑いつつエンディングへ。

お気に入りトーク「東大寺にくわしい松ちゃん」

高須「"ちょっとだけでも、ダイジェスト聞きたいな"っちゅうのも
来てるんですけどねえ」

松本「はー。はー。はー。あの和尚とのクダリでしょ?」

高須「"和尚とのクダリが特に聞きたい"っていうハガキが――」

松本和尚と水あめのクダリでしょ?」

高須「そう、そこそこ。――エライ古い……一休さんっぽいなあ!」

松本「あははははは!」

高須「おお、いいですよ!」

松本「ふふふふふ……なんのヒネリもあれへん……」

高須「水あめのクダリ。聞きたいわあ!」

松本「これもうホントに請うご期待 !!」

高須「ああ、五時間生放送・ぶちぬきで!
――ちょっとだけでも、さわりを聞きたいんですけどねえ」

松本「ふふふ……いや、ホントわかるんですけど。
俺ももう、ホンマ言いたいけど。喋ったらもう止まれへんようなるもん!」

高須「ナルホド……」

松本「マジで」

高須「でも今ちょっと喋ったよ?和尚と水あめのクダリ」

松本「水あめのクダリは、アレはすごかったですね」

高須「そこはもう、みんなが号泣するいうてるねえ」

松本「ホントに。空海も出てきましたからね」

高須「…そこに ?!」

松本"待て待て待て"ということで」

高須「自分関係あれへんやん!」

松本「ふふふふふ……」

高須「なんで空海関係あんねん!」

音楽:神田川/かぐや姫

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原風景

2006年05月13日放送

第二百四十一回目は、フットボール後藤氏など、「芸人の親たちの息子への気づかい」から始まり、おなじみCX清水氏の「日焼けのミステリー」。続く高須ちゃんの「クリエイター論」では、作品に影響を与えるのは、クリエイターの原風景であると主張。一方の松ちゃんは、「つじつま合わせが大切である」と切り返した。中盤、とある占い師のエピソードを挟み、ラストは「なぜその店で買った服を着て再びその店に行くと恥ずかしいのか」について。

お気に入りトーク「黒清水の日焼け」

高須「腹立つわー、アイツー!」

松本「"アイツを見てたら何時か分かるわ"みたいなぐらい
もうねえ、十分置きぐらいにイスをねえ
太陽に向かって変えていきよんねん」

高須「うわー」

松本「いやスゴイよ。命懸けてますよ、日焼けに」

高須「でも、身体は白いでしょ?」

松本「背中向けへんもん」

高須「ええもう、顔重視なんや」

松本「そやねん。背中はもう、一切。背中なんて関係ないんですよ」

高須「脱ぐこと考えてないねや」

松本「そうです、そうです。
――ダニが全部背中に廻っとる思うねん」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本「布団やったら。あははははは !!」

高須「背中にダニどころか…でっかい何かおるでえ ?! みたいな」

松本「もう…マルムシみたいな、便所虫みたいのが
いっぱい背中に廻っていってるよ」

高須「うわあああ……」

松本「――開けたらブワァ〜っ逃げていきよる!」

高須「なあ!」

松本「うん」

高須「ムカデみたいのもイャァ〜っ逃げていきよるわなあ!」

松本「ふふふふふ……」

音楽:イメージの詩/吉田拓郎

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バイキング

2006年05月20日放送

第二百四十二回目は、毛にまつわる体内工場からスタート。「妙に一本長い毛が生えるのは、身体の中でサボっているヤツがいるからだ」と訴え、続く中盤は、日本語とガイジン、日本人の背高の進歩、バイキング料理を交えて語る。松ちゃん曰く、「昔の日本人は年貢によって身体の伸長を抑え付けられていた」という。ラストは二人なつかしの尼崎の今昔について、記憶を辿りつつ振り返る。

お気に入りトーク「日本人が小さいのは年貢のせいか」

松本「おっきいモノ・ちっちゃいモノをね、歴史はね、繰り返してるんですね。実は。
で、今たとえば、車なんかでも、全世界的にいえることは
コンパクトカーの時代になってきているワケですよ」

高須「ふーん……」

松本「一昔前は車は"デカイものや"っていう考え方やったんですけどもね。
それが段々"コンパクトこそ良し"みたいな。
で、こうなってくるともう、日本のお家芸ですから。
これはなかなか、あのー、電化製品しかり、なんでも。
そうなんですけども。ちっちゃくなっていきますよね。
――これは絶対に"年貢"ということは忘れてはいけない」

高須「…これはちがう!」

松本「あはははははっ !!」

高須「ふふふふふ……」

松本「ソニー、年貢。
パナソニック、年貢。

高須「…関係あらへんやん年貢は !!」

松本「あはははははっ !!」

高須「我々の年貢はもう無いんやから !!」

松本「――年貢がなければ、ソニーは、今のソニーは無かったんですよ」

高須「はあ、そうですか…」

松本「東芝はあったかも知れないですけども」

高須「…ああそうですか。わかんないですねえ…」

音楽:北帰行/小林旭

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リフォーム

2006年05月27日放送

第二百四十三回目は、帯状疱疹を患った松ちゃんのボヤキから始まり、続いてSMAP中居氏の車検にまつわるエピソード、放送室のCD化プロジェクトについて。中盤、松ちゃん幼少のみぎりのアイディアマン・ストーリーを挟み、パンツ泥棒逮捕の報道、ジャガー横田氏結婚を経て、松ちゃんのリフォームに関する才能、ラストは、姉歯氏の「カツラ」についての報道を各社比較する。

お気に入りトーク「ジャガー横田結婚」

松本「44歳ですよ ?! ――名前の上に、動物ついてもうてるんですよ ?!」

高須「ははははは……荒々しいねえ、これ……。
ホンマは何ちゅう名前なんやろ、この人。
"横田○○"なんやろね?」

松本本名なんちゃう?

高須「"ジャガー"さんが?」

松本「んん。――ほいでねえ――」

高須「はいはい。……ふふふ」

お気に入りトーク「松ちゃん昇天」

松本「もう、ホンマに…俺ゼッタイ天国行くからな ?! 間違いないで ?!」

高須「あ、そうですかねえ……」

松本「もうあの、真っ白なネグリジェみたいの着て」

高須「うわあ。――足、スネ毛まる出しで」

松本「あははははっ !!」

高須「浮いていくんかいな」

松本「フワ――って」

高須「うわキッタナイなあ !!」

松本「あははははっ !!」

高須「絶対似合えへんわ !! このヒゲ面は !!」

松本「"ぼんぼり"みたいの付いてますからね」

高須「アカンアカンアカン!」

松本「ちょうちょ結びの"ぼんぼり"が」

高須「周りはちっちゃいのが何かおるな?」

松本「周りはちっちゃい、あの――
ガイジンの子供みたいなのが、いっぱい飛んでますよ」

高須「飛んでるね、フィア〜っと」

松本「うん!」

高須「ははははは!」

松本「――で、僕は真っ白なネグリジェみたいので、素足ですよ」

高須「キッタナ〜」

松本「素足でそのまま、なんやろう、ちょっとした、花は何個か持ってますね」

高須「ははは…ああそう!」

松本「で、背中に羽根が、デッカーイ羽根が――」

高須「付いてんの?」

松本一個ですわ」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

松本「ふふふ……」

高須「なんやソレ、一個!
右回りしてまうやん、ずっと!――右か左かワカランけど」

松本「ふふふふふ……」

音楽:哀愁でいと/田原俊彦

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架空の名前

2006年06月03日放送

第二百四十四回目は、「お決まりの暗証番号」から始まり、視聴者のクレームについて思うこと、そして「若手に厳しい鬱陶しい先輩待望論」へと流れる。途中、西田氏の元カノとのエピソードを挟み、生き物の知恵・イエダニについて。高須ちゃん披露のセミの話は、前はカニだったような気がする。続いて、相撲取りとニワトリの類似点と、ガキで浜ちゃんとも繰り広げられた「架空の名前合戦」、そして尼崎の思い出でエンディングへ。

お気に入りトーク「吉本興業・東京支社」

高須「俺もう、赤坂のあのマンションの一室見たときに、ヒいてもうたもん!」

松本「時代的な部分もあるやろけども、パソコンなんかも無かったでしょうからね。当時は」

高須「無いですよ。電話二台ですよ、電話二台」

松本「電話二台で、なんやあの――」

高須「河合さんがおった、電話二台で――」

松本「河合さんがもう、フリチンでな?」

高須フリチンで走り回ってた時や

松本「あははははっ !!」

高須「――走り回ってへん、走り回ってへん!
ちゃんとしてるわ河合さんは !!」

松本「包茎でもうどうしようもなかったんや!」

高須「包茎でもう、クッサイクッサイ !!」

松本「あはははは…… !!」

高須「怒るって!俺、河合さんそんなに知らんねやから !!」

音楽:東京/マイペース

245

吉本ドリーム

2006年06月10日放送

第二百四十五回目は、エピソード豊富な芸人・鶴瓶ちゃんとロケの関係性からスタートして、若かりし日の高須ちゃんの愛車・「走るスラム」ことアンバサダーについて。続いて、吉本・大崎氏と、かつてのマネージャー岡本氏にみる吉本ドリームを語った後、ワールドカップを直前にひかえて「ハンドをしないように」と世界の選手にエールを送った。後半は、とある結婚式とヘイポー、吉本・藤原氏の振る舞いと、かつての芸人と今の若手芸人について。

お気に入りトーク「放送作家ってどんな仕事?」

松本「昔は放送作家が"何なのか"がワカランかったもん」

高須「"どんな番組やってんの"でやっと生きてくるわ」

松本「そうでしょう ?! ――昔は
"えっ、放送作家って何する仕事…?"みたいな、なあ」

高須「まあねえ」

松本「どっか、筒に手ェ突っ込んで、なんや、なんか、ドロ掻き出す、みたいな――」

高須「バカにしてんのんか ?!」

松本「あははははっ !! ――"そんな仕事かな?"と思てたんや」

高須「バカにしてるなあ……」

松本「太い筒のときは棒で。細い筒のときは――」

高須「まず一回足で探ってから――」

松本「じゃないと噛まれるかもワカランから!何おるかワカラン!」

高須「足でちょんちょん探ってから――」

松本「そうそうそう」

高須「手ェぐわ〜っと――」

松本「大丈夫やと思たら手ェ入れて」

高須「"痛――ッ!"って言いながら」

松本"やっぱりおるやんけ !! "みたいな、多分仕事のイメージやから」

高須「バカにしてんのか !!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「…ホンマ馬鹿にされたなコレ…」

松本「――それで二、三百円もうてるみたいな。
ひと筒につき二、三百円もうてんのかなあ、って」

高須「…で、筒も借りてるからなあ!」

松本「あはははははっ !!」

高須「支給されて、借りとるからなあ、筒も!」

松本「――みたいに絶対思てたハズや」

高須「思てたかも知れへん!」

お気に入りトーク「ハンド」

松本「俺も生まれ変わったらサッカー選手になるわ。じゃあ」

高須「………」

松本ハンドとか絶対やれへんからね」

高須「ははははは……」

松本「俺は」

高須「ああ、松ちゃん、ハンドだけは手厳しく――」

松本「もう、このワールドカップもね」

高須「うん、どうですか」

松本「ハンドだけが気になってねえ……」

高須「ハンドは普通しないですからね、別にそんなもん」

松本「もう、でもねえ…"ハンドするんやないやろか"思もてさあ……」

高須「いや、あんまりハンドを気にする人おれへんから!」

松本「ふふふ…」

高須「今さらハンドとかを、わざわざ――」

松本「クロアチアのミッドフィルダーしかり。
"もうハンドするんやないやろか…あああっ!"って」

高須「"アカンで!ハンドんなってまうで !! "」

松本「ふふふふふ……」

お気に入りトーク「ロナウジーニョに会いたい」

高須「自分"ロナウジーニョに会うなら、どれぐらいテンション上がる?"って言うたら
誰や言うたっけ。誰とおなじぐらいって言うたっけ?」

松本西岡徳馬…」

高須「はっはっはっ…!全然俺は――」

松本「あのなあ……自分なあ、西岡徳馬さん怒ってくんで自分…」

高須「アンタが言うたんやもんっ !!」

松本「いやいやいや…」

高須「アンタが昨日言うたから"ああ、それぐらいなんやなあ"って…」

松本「これ、あれやで自分。同士討ちやで?こんなもん…」

高須「なんで同士討ちになるの?」

松本「どっちもケガしてるからな ?! こんなん…」

高須「俺はケガしてないよっ !! 俺は聞いたから……」

松本「いや、自分もちょっとだけ指切れてるよ」

高須「俺は切れてないよっ!」

松本「俺はズバァッ !! といかれたけど、自分もよう見てみい?
ちょっとだけ切れてんで……」

高須「あ、ホンマや !! ちょっと切れてる…」

松本「それ返り血ちゃうからな ?!」

高須「俺の血かいな ?!」

音楽:そして神戸/内山田洋とクールファイブ

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飲み干しちゃダメ

2006年06月17日放送

第二百四十六回目は、「ひき逃げ事件のその後と報道のウソ」に憤ってのスタート。「警察の非をならすためだけに子供が死んだような報道をするな」と、佐賀の事件に松ちゃんが叫び、続いて、最近苦しいマイケル・ジャクソン来日について。ここでは「人生における運の総量は決まっているから運を飲み干しちゃダメ」と、どうにも実践の難しい人生訓を披露した。後半は、最近妙に多い尼崎の思い出トークへ。

お気に入りトーク「マイケルの収入」

高須「ちょっと仰山もらったら
"俺がムーンウォークやってみようか?"みたいなカンジで――」

松本「うわー……」

高須「一回ムーンウォークやったら…ドン・ドーンってカネが――」

松本「ドカーンッ !! やん、ほいで」

高須「"…今月多いわあ"なるで、コレ」

松本「あははははっ !!」

高須「"見てみい、おい"」

松本「そこまでムーンしてなかったのにな。手抜きムーンやけどな」

高須「"二往復のとこ、一往復で終わったったのに、コレやでえ !! "」

松本「ドーン !! ドカドカーン !! やんか!
サクサクサクサクサク…!やんか。
カサカサカサカサカサカ……」

高須「何が逃げてったんや、また!」

松本「ふふふ……。ええなあ!」

高須「ええなあ、マイケルは!」

松本「でもまあ、アメリカには一切流れてないから、やりたい放題やわな」

高須「そうですよ。ほいでまた、このあと中近東なんか行って――
"フゥゥゥゥゥッ !! "」

松本「うわ」

高須「"ムーンウォークしかせえへんと思ったやろ?フゥゥゥゥゥッ !! "」

松本「あははははっ !!」

高須「ドドドドド・ドカン !! ドン・ドカン !! ダーン !!
……カサカサカサカサカサカ……」

松本「はははははっ !!」

高須「めちゃめちゃエエやん !!」

松本「………」

高須「ははははは……」

松本「……ええか?

高須「ふふふふふ……」

お気に入りトーク「マイケルの侵入」

松本「訴えられたらエエねん」

高須「訴えられるかな、こんなんずっと言うてたら」

松本「ずっと言うてたら訴えられるんちゃう?」

高須「マイケル?」

松本「"ミツヨシ、許サナイ、ミツヨシ…"」

高須「アレはアレでコワイやろなあ。家呼ばれたら。
"マイケルさんがちょっと呼んでるから"言われて
急にガーンと連れて行かれて、SPに」

松本「どうする?自分。ていうか家帰っておったらどうする?リビングに」

高須「"ナイスチュー・ミーチュー"か何か言われて」

松本「あはははは !! 大して怒ってへんがな!」

高須「"ヘイッ!ヘイッ!ヘイ、ミツヨシ !! "」

松本「あはははは……」

高須ずっと無視したんねん。そんなん言うたら」

松本「"ナイスチュー・ミーチュー"やあれへんがな。
人の家勝手に入ってきて……」

音楽:老人と子供のポルカ/左卜全とひまわりキティーズ

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W杯・豪州戦

2006年06月24日放送

第二百四十七回目は、ワールドカップ・豪州戦について。散々な初戦を終えたジーコジャパンを、集中力のない日本人の典型として斬り、「帰国しても日本代表には"かかせ"るな」と、厳しい意見をぶつけた。続いて、清水氏の視聴率予想や「ヘイポーとショップで遭遇」、サッカーの裏でのガキの使い放送など、業界トークについて。後半は「本物のヌーブラとは何か」、防犯シャッターに挟まれた子供と報道について、女性芸人たちの恋愛と結婚、松ちゃんはなぜ顔をさすのか、など。

お気に入りトーク「ワールドカップ・ブラジル戦」

松本「ブラジルとなんて、もうホンマ――
ホンマに、えらいことになりますよ」

高須「だからもう――」

松本「コールドって、あんの?」

高須「そんなのは無いですね」

松本ああぁぁぁぁぁ〜っ !! じゃあアカンでえぇぇぇ〜っ !!

高須「ふふふふふ……」

松本四十何点だよおお ?!

高須「そんないけへんわ!」

松本「ふふふ…アカンで、ホンマに」

高須「ホンマにだから気合い入れてくれんとねえ。
ヤバイです。しっかりやってくれんと!」

音楽:アン・ドゥ・トロワ/キャンディーズ

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