松本人志の放送室 2004年 秋

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直感

2004年07月01日放送

第百四十四回目は、松ちゃんが偶然みかけた健康番組にまつわる、老眼の話からスタート。「おごる」ことの気まずさと、お礼のない後輩への苛立ち、風俗の松ちゃん「ハマタ」のウソなど。「そんなことも全く気にしない大きな男」になりたいという。続いては、放送作家の目線からの、二番煎じ番組への腹立ち、そしてマイケルジャクソンの振る舞いと、彼への同情のコメント。中盤は、貧乏性の弱みとカネの使い方、吉本以外の事務所からの若手芸人について。関西出身の業界人が、東京進出に際して味わった苦労、その地ならしをした松ちゃんは、「金粉振りかけて欲しい」らしい。重ねて、放送作家や芸人にまつわる職業病、後半は、松ちゃんのイタリア車の覚え方、松田優作と松ちゃんの共通点でエンディングへ。

音楽:東京砂漠/内山田ひろしとクールファイブ

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段取り

2004年07月08日放送

第百四十五回目は、雪山に登って遭難した登山家が、助けを求める不思議からスタート。台風で立ち往生した新幹線の乗客など、天気を気にしない人々や、段取り事のヘタクソな人々を笑った。続いては、虎ノ門での板尾氏の奇行・生放送中に熟睡する不思議、虎ノ門の舞台裏が紹介された。そして、突如持ち上がった「メロンに生ハム」はありやなしや。「パインとハンバーグ」は許されるが、前のコンビはキャラクターが固まらないので「なし」らしい。ボタンダウンのシャツからCMへ。明けては、LAZYの話題から、芸能話で「布袋・保阪問題」、欽ちゃんファミリーに見る返しの巧さなど。そして再びの松ちゃんvs警官、日本香道の御曹司の結婚式、円楽師匠の挨拶と結婚話が重なる。終盤は名犬ナナちゃん、二人の編み出した避暑の方法でエンディングへ。

音楽:赤ずきんちゃん、ご用心/LAZY

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ヘリコプター

2004年07月15日放送

第百四十六回目は、松ちゃんが思う不思議な事象の正体から始まる。何かをしているときに、それと関係ない記憶が喚起される理由から、高須ちゃんの昔話「イニシャルK.S.のカッコ良さ」、松ちゃんのペンダント、学友オーちゃんのウソと西川きよし師匠、芸能人を追い掛ける子供たちへ。後半は昔話がメインに。オーちゃんのミュージシャンへの努力から、ローラースケート、買ってもらえなかったオモチャたちと、宇宙ゴマを貸してくれない隆博お兄さん、子供の心を掴んだマジックハンド、松ちゃんが手を出したエポック社のヘリコプターと続く。おもりを付けないと飛ばないショック、それを返しにオモチャ屋へ行く子供の頃の松ちゃんへ、そして誰もが味わうであろう「飽きかけたオモチャの悲しさ」へ。ラストは一家総出のプラモデル作成について。

音楽:夏の恋人/長渕剛

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DVDレコーダー

2004年07月22日放送

第百四十七回目は、DVDレコーダーの「誰がやっても分かるかあ !!」な謎について。超高画質モードからDVDにダビングできない、メモリカードの高さ、別デッキで再生できないなどから、昨今の取扱説明書の分厚さ、腕時計のアラームへ。再びDVDからチャプター、そして高須ちゃんお気に入り「i-pod」に突入。高須セレクション1200曲を突っ込みながらも多くが欠け落ちた傷心と、復活させたこだわり、「飛んでいってドーン」の便利さについて。CMを明けては、楽しい沖縄旅行の思い出、そしてジェンキンス氏問題など北朝鮮報道の不思議から、諸外国に強気に出られない日本の弱さに憤り、逆にその巧さを讃える。続いては参院選の紳助氏の演説、辻本清美氏、鈴木宗男氏立候補の矛盾を斬った。ラストは、エアコンの「ドライ」と、沖縄の魅力でエンディングへ。ちなみに「チャプターでドッパァ」は久川もやってしまいました。

音楽:E気持/沖田浩之

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半身浴

2004年07月29日放送

第百四十八回目は、松ちゃんの半身浴からスタート。極限状況から水への誘惑、その苦しさを叫び、今後数回に渡って高須ちゃんを追い込む。「ゴキブリが入っていたら」、「セックスと比べたら」、「億は出せるか」などと、水の大切さを説き、「他人が観ていれば厳しい状況でも頑張れるが、誰も観ていないとウソよねんが通じる」という。CMを明けては、学友田口氏の作文へ。銭湯のシャワーへのこだわりと、人それぞれツボが異なる不思議、高須ちゃんの甥っ子が通う、二人の母校の現状、少子化に観る運動会と、玉入れの玉について。少子化解消のための不倫のススメ、ラストは松本ファミリー各人の常識度へ。DX会議での一触即発、「オトボケキャラでなぜそれを止めなかった」と高須ちゃんを詰めた。逆に常識&差別しないナンバー・ワンは松ちゃん本人だという。

お気に入りトーク「運動会が赤組だけに」

高須「でも白だけでええねん、そんなもん。赤つくらんでも」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「オイラの頃は赤も白も作ってかなアカンかった……」

松本「赤の生地みつけるの大変やったもんなあ」

高須「大変やねん……」

松本「どう考えても"エンジ"とかおったやろ?」

高須「もう、模様付きあったもん。
うっすーい模様が入ってるヤツあったもん!
ペーズリーみたいのがあったもん !!」

松本「はっはっはっ……
"どちらともいえない"みたいのあったよな……
――あっはっはっはっ !!」

高須「アレ……オカンの何か
洋服の端切れみたいのもあっやろ?」

松本「あったなあ……あった、あったー」

音楽:サライ/加山雄三・谷村新司

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泥レス

2004年08月05日放送

第百四十九回目は、三本録りの一本目。ガキの企画泥レスの被害から始まる。全身を研磨されて傷だらけになったガキレギュラーの惨状、「悶絶・尿道えぐれ」など種々の地獄で病院へ向かうも、「プロ泥プロレスラー」扱いする医者にも腹を立てた。松ちゃん曰く、「芸人はマジシャン。コインを一時的に消せば喝采だが、本当に消したら犯罪になるし客もひく」とのこと。続いては中島らも氏死去のニュース、星セント氏死去に窺える、去りゆくコンビ芸人への感慨へ。中盤は高須ちゃんの半身浴、中途リタイヤへの誘惑と、放送カッパぶり、年齢の平均値を下回った体力など、健康について。そして半身浴に戻っては、ラジカセ聞きながらなど意識の散らし方、誘惑への弱さから、禁煙に関して。ラストは学友片野氏とのマラソン勝負へ。

音楽:許されない愛/沢田研二

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アメディオ

2004年08月12日放送

第百五十回目は、浜田親子に観る子供との付き合い方から始まり、落語好きの浜ちゃんジュニア、反抗期への恐れと「言うんデスティニー」、「息子と娘どちらが得か」、親との旅行を振り返っての「チン毛的なこと」、ロバート馬場氏のチンコの剥け方、そして高須ちゃんの剥け方の話題へ。CMを明けては、再放送・赤いシリーズの思い出と、名作劇場のトーク。フランダースの黒いアヒル、ハイジのフランクフルト妄想話など「芯喰ってない話」を笑い、この日の傑作「アメディオのサイズ」へ。続いてはムーミン谷の矛盾、パーマン・オバQの魅力など、懐かしのアニメを振り返った。ラストは、日本人の価値観の推移について。自殺者の増加、自衛隊と徴兵制、そして連続殺人者の扱いに関する韓国の粗さへ。エンディングで高須和製英語「ライジングサン」が飛び出した。

お気に入りトーク「アメディオ誕生秘話」

松本「だってあんなん原作にないもん !!」

高須「んー、んー、んー。
だから、可愛く思わせるために……」

松本「アレもだから、プロデューサーが言うたんやろ?」

高須「言うたんや。
"お前もうキャラクター薄過ぎるわ、コイツー"」

松本「ハイジで。ハイジで思いのほかヤギで。食いつき良かった……」

高須「ほいで次、フランダースもやっぱし……」

松本「コレはもう言うまでもない。元々イヌなんやからー」

高須「イヌがおるから……」

松本「"次ッ !! 次なにで行こう思もてんねんッ !! "――って言われて」

高須「"一応、会議で挙がったのは
母をたずねて三千里で行こう思もてるんですけど……"」

松本「"あくかァッ !! "――言われて」

高須「言われて!」

松本「"動物おれへんやないかお前ェッ !! "」

高須「"あああ!"」

松本「"今まで動物で来とんねん !! "」

高須「"そうですよね……。じゃあ何にしたらいいんですかね……"」

松本「"サルや、サルー !! "」

高須「"えええ ?! "」

松本「ははははは……」

高須「"例えばの話やァッ !! "」

松本「ドーン !! (プロデューサー退場)
"……ありやな……"」

高須「なるで、会議は!」

松本「ふふふ……」

高須"でも、サルってデカイのんでええんかあ?"

松本「あ、最初デカイのんで考えてたんかなあ。
……うわぁぁぁ!こわぁぁぁっ !! あっはっはっはっはっ !!」

高須「"それ、もう前も言うてる、例えやと思うでえ?"」

松本「うわうわうわうわうわ、マジで ?!」

高須「いやもう会議はな?」

松本「マルコとおんなじぐらいのデカさやと……うはははははっ !!」

高須「"それはオレ例えやと思うでえ?"」

松本「どっちのオカン探すねん !!」

高須「ははははは !! ……"そうやなあ"。
いや、でも大変や。
俺もあのへんで離れたんや、確かに。ははは……」

松本「……ちょっとオモロイなあ、それ。
うわ、フツーのサルにしたんや、最初……」

高須「フツーのサルに思って――」

松本「描き出したんや」

高須「"いやいや、難しいで?コレぇ……"」

松本マルコより、ちょっと背ェ低いぐらい……うはははははっ !!
それと、手ェつないで探すみたいなカンジで――」

高須「"動きに制約あるし、普通とめられるぞ?"」

松本「うはははははっ !!
"ちょっといいですか?すいません……"」

高須「"うん、なんやー"」

松本「"もう今描き出してるんですけど"」

高須「"おお、いいよいいよ、ちょっと見してみい"」

松本「"どうしても、このサルのオカンは
どうなったって気になるんですけど……"」

高須「"どれ、ちょっと見してみいや……デカっ !! "」

松本「うはははははっ !!」

高須「"そら気になるやろ、こんだけデカかったらお前 !! "」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「ホンマ、馬鹿会議やで……」

音楽:人として/海援隊

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光り物

2004年08月19日放送

第百五十一回目は、老眼から窺える視野の拡がりからスタート。知られざる有名寿司屋など、業界人御用達の美味しい店が紹介され、高須ちゃんのグルメ作家ぶり、松ちゃんの未来世紀グルメンぶりを知らしめ、和食の魅力を褒め称えた。続いては、松ちゃんvs光り物。「口に入れるモノがシルバーなのはおかしい、あんなのを食べる奴はアシカショー出ないといけない」と貶しつつ、都内の美味しいラーメン屋さんを大いに持ち上げた。中盤は吉本社屋の移転と、社長不在に伴う大崎洋氏のサクセスストーリーの紹介へ。自著でも紹介された温水プールでのエピソードから、WDDT伊藤氏、清水氏の昇進など、ダウンタウン関係スタッフの出世に関して。続いては、理不尽なタレントへのスタッフの怒りなど。ラストはココリコ田中氏の「いい話」を紹介、松ちゃんも「もっといい話が欲しい」という。

音楽:センチメンタル・ジャーニー/松本伊代

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サットン

2004年08月26日放送

第百五十二回目は、三本録りの一本目。二人の学友・八百屋のサットンの急死から始まる。これまで幾度となく番組でも紹介されてきた人物だけに、リスナーとしてもビックリ。身近な人の死という衝撃、それを受け止める遺族など、いつもとは違うムードでこの日は幕を開けつつ、藤井氏の「業務用」数珠、それに掛けての「身近な人の幽霊」など、やはり面白いエピソードも紹介された。続いては、キムの回答不可能クイズ、中村雅俊氏の娘の結婚式、浜田一家との交友でCMへ。明けては、ユニット・ミュージシャンの難しさから、サザンオールスターズ、毎度おなじみ堺正章氏の売れ方の凄まじさトークと、ダウンタウンブーム再燃のために「流行語を作れ」と高須ちゃん。アントニオ猪木氏、志村けん氏、そして新喜劇メンバーのギャグを振り返り、ラストはMr.オクレ氏の年齢の話題へ。

音楽:林檎殺人事件/郷ひろみ&樹木希林

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プチ気づかい

2004年09月02日放送

第百五十三回目は、松紳スタッフのエレベーターからスタート。なぜか二階のボタンを押してくれないことを嫌味なく伝える方法から、小さな気づかいに関して。向かい合った机の下でぶつかる足、高須ちゃん会議中のサンドイッチ、そして車を運転する上での愛のあるドライブ、後輩を送るときのセリフ、床屋さんへの言葉、城間氏の領収書など、「プチ気のつかい」の大切さを説いた。CMを明けても運転について。松ちゃんのようなドライバーが増えれば、運転し易くなるかも。そして今ちゃんのズボンと山下氏の一万円パクリ、この山下氏は「ジジイ轢いて免取中」らしい。続いては浜崎あゆみとAVex問題へ。「会長飛ばすなんて歌手ちゃうやん」と高須ちゃん、松ちゃんからは中国の反日問題、戦後の日本批判と原爆の被害について。ラストはコーヒー牛乳など昔話へ。

音楽:女のみち/宮史郎とぴんからトリオ

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妖怪

2004年09月09日放送

第百五十四回目は、松ちゃん41歳のケーキから始まり、「ケーキ屋だったらなあ」と自営業の子供を羨む。果物屋の高須ちゃん曰く、「食い物があるのに喰うなと言われるほうがツライ」という。続いて、「親の仕事として放送作家はいかに」、「芸人はいかに」という話題。テーマに入っては「妖怪」へ。好きな妖怪、カッパ、なりたい妖怪を持ち出すも、トークは弾まず27時間テレビの話題へ。かつてダウンタウンが出演したときの惨状、台風の影響による番組のグズグズさ加減を振り返り、「100面マルチが1面も使われなかった」と憤った。CMを明けては、ケーキにケチをつけつつの半身浴トーク再び。半身浴を激しく勧め、「半身浴で治らないのは人間関係とポルシェのへこみ」だけらしい。後半は、誕生日パーティとそこで貰えるプレゼントの扱い方と、長渕コンサートの裏の裏、ほんの少し妖怪に戻って、ラストは「価値観の違う人々だけで選ぶ」ベストジーニスト、服の趣味について。

音楽:夜明けの停車場/石橋正次

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黒清水

2004年09月16日放送

第百五十五回目は、CX清水氏の話題からスタート。ボンボンならではの贅沢三昧が紹介され、旅行先での奇行、更にその子息の寿司屋での出来事など。続いては、二人の子供時代の寿司注文。清水氏とは打って変わって、貧しい時代の匂いが漂うトークへ。戻って、再度清水氏のお金持ちの話題と、プロデューサーとしての「見よう見まね」エピソード、沖縄でのハルシオンなど。CMを明けては地震、そして阪神大震災の知られざる実際など重いテーマから、渋谷で発見・松ちゃんのお兄さんの話題、紳助氏の語る「生まれ変わりの回数」について。ラストは金メダリスト北島氏の寒いコメントなど、スポーツ選手のわざとらしいセリフを笑った。

音楽:涙をふいて/三好鉄生

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カプリチョーザ

2004年09月23日放送

第百五十六回目は、近鉄消滅に伴う球界問題から始まり、アンチ野球論、バレーボールのサーブ権、プールサイドで鳴らされる笛の恐怖が終わり、よみうり武野氏の不思議な言動や、浜ちゃんの「指示好き」、ロンブー淳の謎へと流れる。CMを明けては、貧乏話のイロイロから、カプリチョーザのトーク。「ニンニクとトマトのスパゲッティがメチャメチャ美味い」と松ちゃん大絶賛。続いては、山頭火や尾道ラーメンなど、オススメのラーメン屋さん。安くて美味い料理人を「ええ死に方するわ」と讃えた。そして長渕剛氏のコンサートの話題から、タダで貰えるグッズの罪悪感、ラストは、ようやく果たした高須ちゃんの半身浴へ。

音楽:観覧車/甲斐バンド

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暴露本

2004年09月30日放送

第百五十七回目は、放送室好きの流れ者の料理人から、リーズナブルの使い方、そして田代まさし逮捕へ。芸能人が起こした事件と、その影響から「警官に車内を調べられる」と松ちゃん、更に高須ちゃんの山頭火での出来事へ。続いては、警官と信号無視に引っ掛かった松ちゃん。以降も、交通ルールと裏技、そしてマナーへと流れる。中盤はチェッカーズ問題へ。「芸人に暴露本はない、ネタに変える」と、芸人を讃えた。後半は野球のストライキ問題と、監督の立ち位置、「吉本がモメたら古田は俺だ、星回り的にそうやねん」と松ちゃんは叫んだ。そして審判の曖昧さ、禁煙の難しさなどでエンディングへ。

音楽:恋の季節/ピンキーとキラーズ

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