2004年04月01日放送
第百三十一回目は、尼崎時代の「面白かったこと、おもんなかったこと」から、テーマに入っては、仰天のいかりや長介氏の逝去について。続いては、浜ちゃんのゼニゲバエピソードへ。CM収録にテンションの上がる様を、松ちゃんが皮肉った。CM繋がりから、スポンサーと演者の関係性、そして話題の江角マキコ氏年金未納問題について。芸能人のはらむ納金の盲点、NHKの受信料などへ。後半最初は、松ちゃんの唱える老人九十歳終了のお話。不謹慎ながらも大変面白い肉付けが続き、三浦和義とマスコミ、ラストは、昔からの価値観の変わり様が語られた。
音楽:卒業写真/荒井由実
2004年04月08日放送
第百三十二回目は、聴視率調査と「言論の自由」から始まり、桜の季節に引っ掛けての「桜批判」が進められ、桜がチヤホヤされる理由と、高須ちゃんの主体性ゼロの合いの手が笑いを巻き起こした。続いては、海外好きの高須ちゃんエピソード、「医者に行くことのない」病気とその正体や、人間の「くすぐったさ」の存在意義へ。ドクトル松本の開いた三軒の道場を巡り、それを暴いた。いちごの歌からCMへ、明けては、類似した言葉の謎と、難しい言葉で綴るしりとりが始まった。人間ドッグにまつわる、ヘイポー&山ちゃんの粋がりトークでラストを迎える。
松本「例えば、左の脇と、右の脇」
高須「はいはい、はいはい」
松本「どっちがくすぐったいとか、ありますか?」
高須「どっちかが」
松本「どっちかが。こっちはくすぐったいけど――
右はくすぐったいのに左はくすぐったくない」
高須「ないですねえ」
松本「ないでしょう?足の裏とてそうですよ。ね?」
高須「はい」
松本「で、今言いました脚のモモ、付け根んトコもこれ、両側。右も左も。
これでひとつ言えることは左右対称。――"左右対称なんだよ?"」
高須「いや、背中ぼくなりますよ……」
松本「坊ちゃん」
高須「首もなりますよ、首も」
松本「ふふふふふ……」
高須「坊ちゃんはどうでもいいです、まだ」
松本「坊ちゃん!」
高須「いや、まだいいです」
松本「はっはっはっ !!」
高須「僕は首も一応……全然対象じゃないですけども」
松本「人間はね?」
高須「いやいや違う、"人間はね"じゃない。
まだそんなんじゃない。大丈夫大丈夫。
あのー、背中の後ろのほうも……」
松本「やい小僧!」
高須「……誰やねんソレ!」
松本「はっはっはっ……」
音楽:カリフォルニア・コネクション/水谷豊
2004年04月15日放送
第百三十三回目は、松ちゃん一大決心の高い服購入から始まり、成金に見る感覚の麻痺、六本木ヒルズで起きた回転ドア事故から窺える、ニュースのブーム化を斬った。重ねて、幼児虐待報道の欺瞞や、赤鬼襲来、尼崎時代に育まれたヘドロ人間トークでCMへ。後半明けて一発目は、浜ちゃんの暴言から「浜田は塾に行け」、清水氏の天然ぶりと「知識のご返杯」、ダウンタウンの役割分担について。松ちゃんは絶対に仕切りができないらしい。ラストはナイナイ岡村氏の家に入った泥棒や、高須ちゃんのお引っ越しへ。出川氏結婚に見る結婚論で終わった。
松本「自分だけ別室連れて行かれて
"どうなの?どうなの?"みたいな。なんやろー」
高須「誘導尋問?」
松本「誘導尋問みたいなの掛けてくると思うでー?」
高須「"その時お父さんはどんな顔に見えた?"」
松本「そうそう、そうそう」
高須「"それはちょっと怒ってるように見えた"」
松本「"鬼のように見えなかったっ ?! "」
高須「そんな……」
松本「"赤鬼のように見えなかったっ ?! "」
高須「"赤ですか…?み、見えたかも……"」
松本「"顔は赤かったでしょう ?! "」
高須「"赤かった!"」
松本「"赤鬼ですよ、それはっ !! "みたいなことを言われて……」
高須「はっはっはっ !!」
松本「"アカオニ〜っ !! "ってなことになりますよ !!」
音楽:S・O・S/ピンクレディー
2004年04月22日放送
第百三十四回目は、冒頭からCM批判再び。続いては、高須ちゃんのツメに関して。二人の不潔な部分が覗かれ、「ストレスフリー、零重苦の時はない」と訴えた。更にこの日のテーマとなる「なんでやねん !!」な腹立つ出来事が次々と湧き出てきた。中盤挟むのは、後輩や友人のデリカシーなき一言、高須ちゃん家のコクーン導入記に始まる、魂なき「物」が巻き起こした、不思議で困るイタズラが暴かれた。松ちゃん家の冷蔵庫の「優しさ確信犯」でエンディングを迎える。
音楽:お前サラサラサーファー・ガールおいらテカテカロックン・ローラー/横浜銀蝿
2004年04月29日放送
第百三十五回目は、松ちゃん禁煙宣言からスタート。タバコを止めたことの利点欠点を告白して、続いては松本軍団温泉でのお話。大のオッサンが繰り広げるピンポンパンゲームと、倉本氏のやらしい奇策について。中盤は日テレの駐車場に関して、高須ちゃんの怒りへ。演者以外の出入りが停められないことに叫んだものの、松ちゃんは一切何もしてはくれないようだ。CMを明けては、ネット局削減へのビックリ・トーク。地域によるダウンタウンの強弱、くりぃむ上田と高須ちゃんのトイレ、粘液エビソード、報道ステーションなどが続き、ラストは浮気、ロンブー淳氏について。
音楽:愛人/テレサ・テン
2004年05月06日放送
第百三十六回目は、二人の休暇について。「もし長い休みがあれば」という前提のもと、高須ちゃんはシルクロードを闊歩するらしい。沖縄に棲むハブクラゲや、2での割り方など、中盤はドリーム視力の話題から、夢を描くことの大切さを訴えた。結局松ちゃんの力の源は「セックス」らしい。CMを明けては、知識の「欠け」に関して。皆が知ってるのになぜか自分だけ知らない言葉など。続いて、売れたタレントへ。高須ちゃんのユースケ発掘秘話から、その後はラストまでずっと、二人の世代のアイドルについて語られていった。
音楽:男どうし/杉田二郎
2004年05月13日放送
第百三十七回目は、ゴールデンウィークの話題と、「自分のために動いてくれる人はいるのか !!」という叫びからスタート。幼い頃に出会った警官から、時代は遡って松ちゃんの養育費の内訳に関して。「大人になるまで、5〜60万円しか使われてない!」と訴え、貧乏ならではの寂しいエピソードが続いた。以降は、尼崎の不思議な住民について。トップバッターは森岡のオカンから、CMを明けてはクリーニング屋とアイロン台とおぼしきを背中に入れた学友、そして苛烈な「二人一組」の恐怖へ。仲間外れになっての「一人班」、便所に落ちたとある子のエピソードへ。
音楽:ちっぽけな感傷/山口百恵
2004年05月20日放送
第百三十八回目は、長さんを囲む会の話題からスタート。ナメリカ安住氏vsキム、酔って優しい松ちゃん、仕切っての「熱帯夜」の話とリンクしての昔話シリーズ「愛想のいい犬」、そして今日のメインテーマ「匂い」へ。学校にあった臭い物と、そこから喚起される思い出、更には都会では今や珍しいバキュームカーや、親のデリカシーを振り返った。CMを明けては、逆にいい匂いを挙げてみたり、反動に更なるクサイ匂いや、キス魔ワンちゃんのエピソードに関して。葉書は「ケチャップの合う食べ物」から、家庭内害虫たちの織りなすグロテスクな光景、タマちゃん失踪、ラストは、子供たちの「電話の価値観の変節」。
音楽:モンキー・マジック/ゴダイゴ
2004年05月27日放送
第百三十九回目は、千代田の会館で高須ちゃんが巻き込まれた不愉快な出来事、そして宮内庁の出来事を絡めての名前の不思議から始まる。紅満子(くれないまんこ)や曼子公園の妙、放送禁止用語との境目についてのオモシロトーク、下ネタ嫌いの欽ちゃんに関して。続いては、松ちゃんママの俳句再び。「俳句と川柳は違うのよ」と新作披露、終わっては高額納税者発表による恒例松ちゃんの怒りのトークへ。エーちゃん、若大将の稼ぎっぷりでCMへ。後半は、杉田かおる氏をはじめとした「面白い二の線芸能人」の話題や、最近夢中の「ピクミン」へ。ゲームの中での彼らの生き様から再びカネの話に戻って、この日の締めは「昔のツケが今来たよ」。
音楽:鳥の詩/杉田かおる
2004年06月03日放送
第百四十回目は、日本の「良し」な文化からスタートして、唯一「良し」ならぬ雨の多さを指摘。イタリアンシェフやスキー旅行のエピソードを通して、「改めて」の素晴らしさを紹介するも、途中松ちゃんの屁で大混乱に陥っていた。よみうり武野氏の歯医者のお話、浜ちゃんの誕生日パーティとマジック・ショー、そして松ちゃんがかつて味わったSMバーについて。CMを明けては、テレビ業界の不思議なお話から、身近の不思議へ。「皮膚に密着しているのに爪が伸びても痛くない理由」、「傘」と、「盛り上がりに欠ける」応答が続き、松ちゃんが遭遇した腹立つロケとスタッフ、ADの女の子を「お母さん私 !!」と演じた。ラストは野次馬心理の滑稽さと、チャイニーズ・マフィアの押し入りと聞きまごう時計について。
松本「あのー、それは、傘の
もっとデカい、ジャンボ傘みたいなことがあるでしょ?」
高須「ありますねえ」
松本「で、アレにも合わさんとアカンので
大は小を兼ねるということで、一番デカイ傘を想定して
あの高さになってるワケですから
アレよりちょっと短いのはどうしてもプラ〜ンとなりますわね。それはね」
高須「……フツーやなあ……」
松本「ふふふふふ……
いや、それはねえ、盛り上がりに、それはまた欠けてるよ。もう、ずっと!
盛り上がりに欠けたんが数珠繋ぎになっていってるよ、これはもう」
高須「ははは……"今日は調子がエエ"んちゃうんか!」
松本「うははははは !!」
高須「"今日は調子がエエ"のんが分かってるんちゃうんか!」
松本「しかも盛り上がりに欠けてるし
この先どうなる光も一切見えてないよ」
高須「はっはっはっはっはっ !!」
松本「もう真っ暗のトンネルの中、抜ける気配も一切ない」
高須「風も吹いてへん?」
松本「風も吹いてへん!足下には何やー……
何かー……虫がおるよ。何か……
――なんかおるで?ブヨブヨっとした虫が」
高須「ははは……怖いなあ……進んで行かれへんわ !!」
松本「何か、いま背中に触れたで?ピタって……」
高須「……進んで行かれへん……!動かれへんわ、もう!」
松本「はっはっはっはっはっ !!」
音楽:六本木心中/アン・ルイス
2004年06月10日放送
第百四十一回目は、毎度おなじみ一本目の睡眠時間のトークから始まり、さんま氏や志村氏、そして松ちゃんの発明した気持ちいい言い回しと、日本に先駆けて二人が流行らせたことについて。「セックス=エッチ」ではない、「俺はセックスと言い続ける」と訴えた。続いては、今まで拾ってきた(ネコババ)財布のトーク。後半一発目は、親子の気まずい雰囲気へ。いやらしいテレビにぶちあたったときの団欒の光景は、冷や汗ものだったという。重ねて、コーヒーや代車など最近見舞われた災厄、そして北朝鮮問題、清水健太郎逮捕のニュース、ラストは高須ちゃんが出会った若手業界人の話題と、フレッシュさについて。
音楽:絹の靴下/夏木マリ
2004年06月17日放送
第百四十二回目は、HEYHEY佐々木氏の結婚式の話題と、スピーチの難しさからスタート。芸人として、周囲の期待を裏切りたくなるという。続いてSMAP中居氏の稼ぎから、よみうり武野氏の寝坊と、それをごまかす「チンケ」さを笑った。テーマに入っては、昨今のインターネット事情への怒り。加藤あい盗撮など人権の無視を斬り、昔の生活を振り返っての「無駄をはぶくこと」の悪へも憤る。後半一発目は、ガキの使いでもおなじみ「マングローブの話」から始まり、インターネットへの更なる矛盾を暴いた。その後は情報化社会を背景とした個人情報の流出と抑止の方法、我々は不用意に「書き過ぎ・書き過ぎ、書き過ぎだから」、高須ちゃんの主張として、「住所はツライ」という。
音楽:あなたならどうする/いしだあゆみ
2004年06月24日放送
第百四十三回目は、紙幣のデザイン変更から始まり、その経済効果と、日本のお金の大きさを改めろと叫ぶ。ユーロに続いて、アジアの統一紙幣「風(フウ)」の立ち上げを訴えた。普段の放送では大金の話がメインながらも、この日は子供時代の小銭について。学友ボン辻本氏と、高須ちゃんのスポンジ窃盗、毛糸のパンツなど、かつての恥ずかしい人々など。中盤からは靴下のゴムのゆるみによってもたらされる家族の戦いや、軍足への子供たちの恐怖、松本家と並ぶ貧乏な学生たちのゴマカシに窺える感動など、異性に相手をされない格好を親が子供にさせるのは、教師目線に立っての内申書対策、「詰まるところ経済的理由だ」とそのセコさを暴き、この日は貧乏な話で綴られていた。
高須「だってアレ凄いことやで?
いろんな国が、通貨一緒にするっていうのは」
松本「思い切ったよね」
高須「"フウ"作ろうや、"フウ"!」
松本「"作ろうや"って、俺は作りたいけども……」
高須「自分デザインさしたるで !?」
松本「ははは……何モンやお前!」
音楽:激しい恋/西城秀樹