松本人志の放送室 2005年 夏

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トイレの海賊

2005年04月02日放送

第百八十四回目は、放送時間帯変更と、カプリチョーザがスポンサーに付いての一発目。「タバコをやめてタンが絡む」ということ、そして花粉症とクシャミの話題から、ライブドア問題、「"ホリエモン"とか"あやや"とか普通に使うな、恥ずかしい」という松ちゃんの主張、そしてナイトスクープで見つけた不思議な少年について。CMを明けては、高須ちゃんが駆け込んだ病院の「メールを打つ医者」と、便所で出会った「海賊」へ。「大便のとき荒々しく振る舞うヤツは海賊だ !!」と叫び、その深層心理など、その後も便所でのエピソードが続く。神田正輝氏の「ラーメン刑事」や、「スターどっきり」の舞台裏、「人格を壊した芸人」と讃えるジミー大西氏や山崎邦正氏の話題でエンディングへ。

音楽:愚図/研ナオコ

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愛国心

2005年04月09日放送

第百八十五回目は、メタルギアソリッド3の話からスタートして、NSCと他事務所の学校の比較。後輩たちが松ちゃんに接する様は、まるでヤーの人のようらしい。続いて、「すべらない話」の第二弾について。メッセンジャー黒田氏や、ほっしゃんの「テニスの話」は、「聞き手を一度嘗めさせるからいい」という。CMを明けては、最近の若いモンの考え方と、「諸外国よ日本を嘗めるな」という話。K-1ソウル大会の例を挙げて、どこぞの国の民度を疑い、逆に、日本人は愛国心が薄すぎるという。「やっぱり徴兵制にしろ、俺を首相にすれば日本は変わる」と訴えた。この日最後のテーマは、オウムについて。この日の放送は「185回目ながら185番目の出来」だというが、この番組は、二人が「今日はグズグズ」と言ってるときほど面白いような気もする。

お気に入りトーク「オウム」

松本「あのー、アレですよ?
そのー……、――オウム(真理教)のね?」

高須「――オウム?あのー、飛んでくる鳥の。――"鸚鵡返し"」

松本「……。ちゃう、もう……
――ホンマに鸚鵡の話したろうかなー……」

高須「あははははっ !!」

松本「ふふふ……」

高須「"オウム"ね!」

松本「"オウム"のね!あのー……
地下鉄のね、サリン事件の時のね?」

高須「うんうん」

松本「あのー、被害者の人たちがいるじゃないですか」

高須「あー。その時の、サリンの時に持って行くあの"鸚鵡"や」

松本「んふふふふふ……」

高須「あの"鸚鵡"ね?」

松本「(舌打ちひとつで)――真剣な話を、そうやって……」

高須「ごめんごめん!」

松本「茶化していくんやな?」

高須「ごめんごめんごめん!
――鸚鵡返しにする……」

松本「あはははははっ!」

高須「ははは……オウムね。……"オウム"ね!
概ね……。――まあいいや。うん、うん……」

松本「ははははは……」

高須「なになに?ごめんごめん!
ホンマになに?ホンマにごめん!なにを……?」

松本「ふふふ……アレで……」

高須「うん!」

松本「こんなこと笑いながら言う話ちゃうわっ!」

音楽:ブルースカイブルー/西城秀樹

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女性専用車輌

2005年04月16日放送

第百八十六回目は、毎度おなじみ「菌を排除するな」という話からスタート。恒例の花粉症トークは、毎回クサシ方が変わってとても面白い。松ちゃんはいつものことながら健康体そのもの、「いいマシーンに乗り込んだ」という。若手の女との付き合い方について。同棲する最近の芸人と、「使い捨て」主義の昔の松ちゃんを比較した。続いては、キムと残暑橋本こと橋本拓也氏の素行と、「それは十五年以上前の別の芸人の話やで」と松ちゃん。まるでデジャヴのような話題に、「怖い!」が連発された。CMを明けては、女性専用車輌について。がら空きの専用車輌と、おっさんタニシみたいな一般車両の理不尽さに、「男女平等なんて嘘やな」と訴えた。後半は、「欽ちゃんとの出会い」。東京で頑張るダウンタウンと、ズル休み連発の若手浜ちゃんなど。「仕事と私どっちが大事」という女に怒ってエンディングへ。

お気に入りトーク「高須ちゃんで小手調べ」

松本「――でー、十五年も前の話をしたって
"鮮度がない"みたいなことで。もう、それはもう――
(キム)――"すまん、橋本。お前のことにさしてもろて
最近のことみたいにして、さしてもらうわ"みたいな」

高須「"リニューアルさしてもらう"と」

松本「――でー、それをー……
(キム)――"いっぺんこれ、あのー、本番は電波に乗せなアカンねんけど。
その前に、この四流作家で試しといたれー"みたいな」

高須「はははっ !! 四流作家 ?!」

松本「そういうことやわ、多分」

高須「ほいで俺がウケたから!」

松本「ウケたから」

高須「"シメシメ、使えるな"と」

松本"シメシメ、コイツ五流や"って思われてるわ」

高須「何で五流やねん!」

松本「あはははは……」

お気に入りトーク「あなたに今夜はワインをふりかけ」

高須「(曲紹介)――"あなたにワインを……"あ、あ、違うわ」

松本ぅうわあああああっ !!

高須「はっはっはっはっはっ……」

松本うぁああ !! うわっわっわっ、わあーあぁっ !!
  うわぁぁぁ―――――ぁぁぁぁぁぁぁぁっ !!
  うぉっ !! うぉっ !! うぉぉぉっ !! うぉぉぉ――っ !!

高須「ドー、ドー!松ちゃんドー、ドー!
松ちゃん、落ち着いて!落ち着いてっ!
――そんなに!そんなに驚くことないやろ !!」

松本「あはははっ !!」

高須「腹立つわー!」

松本うほっ!うほっ!うほっ!うほっ!

高須「腹立つ!――ごっつ腹立つ !!」

音楽:あなたに今夜はワインをふりかけ/沢田研二

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カプリチョーザ杯/3

2005年04月23日放送

第百八十七回目は、恒例カプリチョーザ杯再び。今回の構成はドンドコ平畠氏からスタートして、テーマは「外国名」。続くガキのディレクター堤本幸男氏は、「虫」。CMを明けて、くりぃむ有田氏は「くだもの」、ライセンス井本氏は「魚」、そしてオオトリ・作家かわら長介氏の「動物」は、「チョーさんの彼女」がリアルに登場する大波乱となった。ちなみにこの日の勝者は、安定感で平畠氏に決まる。

お気に入りトーク「外国の名前を会話の中に」

平畠「彼女がイタリアならね?」

高須「うんうん!彼女が"居た"リアなら !!」

平畠「あの、まあ、飯もね?」

高須「うん、飯も!」

平畠アルゼンチンなんですけども」

高須「"有る"ゼンチンなんやけども!おーおーおー!」

平畠「彼女がちょっとオランダなんで」

高須「おお、"居らん"だなんで!」

平畠「まあ、独りで過ごすことが――」

松本「うん!」

平畠「えー……大井競馬場ですねえ」

松本「……ふふふふふ……」

高須「……"多い"競馬場……なるほど……
――関係あれへんがな !!」

松本「……お前……外国名や言うてんねや……
関係あれへんがな……」

平畠「はぁい……」

音楽:みかん色の恋/ずうとるび

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若手の後輩

2005年04月30日放送

第百八十八回目は、爽・鬱の激しい作家倉本氏とのお食事から。鬱な倉本氏と、酔っ払ってハイテンションな倉本氏のギャップを、「座敷犬のクセに」と笑った。続いて、雨上がり宮迫氏の「ポルシェのカイエン」が先輩今ちゃんにへこまされた話と、新しいローマ法王の決め方を挟んで、若手芸人の不思議なお話と、騒音おばさん逮捕へ。CMを明けても、若手芸人の話。FUJIWARAフジモンの相方へのボヤキや、後輩たちの整形願望、最近の芸人・波田陽区やヒロシの「私服を見せられない」弱味、ラストは「いつから師匠と呼ばれるのか」という話。そこには、芸人の雰囲気と「落語家」という背景があるという。「襲名はオカシイ、自分の名前をデッカくするのが正しい」と、松ちゃん自ら宣しての「落語家批判」で番組を終えた。

音楽:駅/竹内まりや

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愛・地球博

2005年05月07日放送

第百八十九回目は、「駐車禁止のチョーク」廃止の話題に絡めて、松ちゃん予言「六月以降はカラフルなタイヤが売り出される」という。続いて、おなじみ「ややこしい機械」の話題。アホのカーナビや、ポストDVD「ブルーレイ」への不安、携帯電話など。久しぶりの松ちゃん大発見は、「俺たちより下の世代は"かわいい"を平気で使う。使うなー !!」という怒り。CMをまたいで、「愛・地球博を高須がリポートしろ !!」、「俺はニューヨークに行くねん」という、高須ちゃんの休暇の使い方について語った。ラスベガスのショーは「林君より凄い」らしい。後半の頭は「ディズニーランドの噂」と、福山モノマネの大山氏と息子。「来週は高須ちゃんの万博リポートで」、「誰が行くか !!」という話でエンディングへ。

お気に入りトーク「実況!冷凍マンモス」

松本「ラジオ聴いてる人で"愛・地球博"行きたくても
行かれへん人っているワケですよ」

高須「それはいますよ」

松本「ね?」

高須「僕もそうですよ」

松本「それこそ、本当にその人たちは
本当の意味で、嘘じゃなく仕事が忙しい人。いるワケですよ」

高須「嘘じゃないですよ!俺も忙しい言うてんねん!」

松本「その人のために、高須ちゃんが
"愛・地球博レポート"を――」

高須「ないないない……いや、だからこれは――」

松本「"毛が生えております!
意外と思ったより、毛が生えております!"」

高須「ははは……分かるわ、大体……」

松本「冷凍マンモス!」

高須「いやいやいや……。ないですよ、それは……」

松本「"冷たそうです!"」

高須「ははは……!マンモスの気になって!――違うがな!」

松本"僕がマンモスなら、すごく冷たいと思います…"

高須「……ははは……」

お気に入りトーク「事件が起きたら」

松本「こないだもお台場で何かあったでしょ、事故が」

高須「ありました、ジョイポリスねえ」

松本「あっ!それは知ってんねや、自分」

高須「知ってるよお。お台場で話してたもん。会議行ってるときに……」

松本「ああいうのって、どういうことなの?」

高須「んん……"どういうことなの"って
――なんか、シートベルトか何か、はまらなかったんでしょ?」

松本「……いやもう、絶対アカンやん、そんなん……」

高須「乗したらね」

松本「うん……」

高須「わかりません……」

松本「……オカシなことになるなあ……」

高須「アレ"責任"って、そらそうなるよねえ。
事情聴取――なんか、あの現場へ行かずに
なんか本社に行ってたやろ、セガか何かの」

松本「うん……」

高須「俺、意味がワカランねん。
――"現場行けよ"って思って……」

松本「"事件は会議室で起こってるんじゃない !! "――かいな ?!
……古っ !!

高須「ははははは……
アンタが、そんな一人芝居やられて……」

松本「ふふふふふ……」

高須「俺どうしたらええの、そんなもん!」

音楽:日暮れ坂/渡哲也

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電子レンジ

2005年05月14日放送

第百九十回目は、にぎわうゴールデンウィークを指して「景気悪いって本当か」という話題からスタート。続いて、福知山線の脱線事故と、出身の尼崎、そして、スクープ映像の裏で聞こえる、素人の声に対する不愉快、さらに、報道の自由に関する怒り。「報道側に都合良すぎる」と、写真週刊誌の横暴を斬った。中盤は、コンビニで見掛けたイライラさせられる光景について。「電子レンジぐらい買え」は、ガキでもイマイチ共感を得られなかった松ちゃんながら、切り口の「コンビニの立ち読みは腹立つ」は、肯かされることしきりだった。CMを明けては、名作詞家たちの共通点「彼らは落語好きである」についてと、古典芸能について。後半は、ザ・ノンフィクションで出会った「感動する話」と、「田舎に泊まろう!」でエンディングへ。

お気に入りトーク「盲導犬のできるまで」

高須「盲導犬みたいなんは、あのー、いろんなの仰山おるやろ?」

松本「んー」

高須「だから、人のとこに飼ってもらうねん。一年か、一年半だけ」

松本「んー、んー」

高須「で、その、愛情豊かに飼ってもらって
それを、大っきなったら訓練していくねん。盲導犬の……」

松本「はいはい、はいはい」

高須「最初はいろんなトコにちょっと、こう、預けてもらって――」

松本「たらい回し。言い方悪いけども」

高須(苛立ち口調で)"たらい回し"じゃないですよ。決めるんですよ!」

松本「ははは……。だから、まあまあ……」

高須「ホームステイ先を決めるみたいなモンですよ」

松本「ははははは……」

高須「なんや"たらい回し"って!」

松本「ははは……何で怒ってんねん!

高須「"たらい回し"言うからやん!
そら"愛情豊かに"言うてんのに、何で"たらい回し"やねん!」

松本「"言い方悪いけど"って、言うてるやん!」

高須「"たらい回し"やないよ !!」

松本「はっはっはっはっはっ!」

高須「あるひとつの――」

松本「ピリピリしてるなー!今日はー!」

高須「はは…違う、違うよ!
――そらそうやがな!全然意味違うから!
"たらい回し"とは!」

松本「もの凄い、盲導犬にもう、グワーッて気持ちが……」

高須「盲導犬に来てるよ!」

松本"盲導犬をバカにすな!"と」

高須「"バカにすな!"と!"何がたらい回しや"と!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「高須ちゃんの新企画」

高須「いろんなことを聞いていって。
松本家は実はどういう風な――どう思って、この何十年生きてたのか
――っていう"家族史"を作る番組なんですよ」

松本「……ほぉー……」

高須「なんて事ないことが、実は
"グッとくる"ことって、やっぱりありますから」

松本「"ズゥイィィィィ〜ィィィィン"」

高須「"ズゥイーン!"ってことがあるんですよ」

松本カサカサカサカサカサカサ……」

高須カサカサカサカサカサカサ……
パッカ〜!……カサカサカサカサカサ……」

松本「ふふふふふ……」

高須「"山下"入ってもうた、途中で」

松本「ははははは……ホンマや。"山下"入った……」

高須「ははは……エライの取ってもうた俺」

お気に入りトーク「高須ちゃんの新企画・その2」

松本「いやあ、まあねえ。――面白いですよねえ」

高須「やっぱりねえ、普通の人にもね。"人生いろいろ"あるんですよ」

松本「あるでしょうねえ!」

高須「島倉千代子なんですよ!」

松本「………」

高須「………。
――カサカサカサカサカサ……」

松本「んふふふふ!」

高須カサカサカサカサカサ……」

松本「ははは……。
――まあ、あんまりね。外はあんまりウケてないですけど」

高須「ええんです、ええんですよ!……こんなモンは!」

音楽:道化師のソネット/さだまさし

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加齢

2005年05月21日放送

第百九十一回目は、二人の「老い」にまつわる話題からスタートして、松ちゃんの「藤原間違い」、「買う物を忘れる」ことと、防止策(ソファーひっくり返すは管理人もよくやります)、そして、マジックセブンの法則。中盤は、「自分の家だけのルール」について。「松本家の箸箱」と「高須家の"お先にご無礼しました"」、福山モノマネの大山氏に伝わる「ケツに塗るオロナイン」、幼少期の貧乏暮らしに関して。「浜田邸はワンルーム」という脅威でCMへ。後半は、後輩たちの番組から始まり、若手の目差す「勝ち芸」について。DX出演の明石屋さんま氏へのお礼の電話でエンディングへ。

お気に入りトーク「腰が痛い !!」

高須「これ、だから――ずっと"おんなじ姿"がアカンのかなって思って。
"おんなじ姿"っていうか"おんなじ格好"してるから。
――"姿"はしゃあないからな?」

松本「ふふふ……」

高須「だから"おんなじ格好"がアカンのかなって。
"格好"いうても"服"じゃないからね?」

松本「ふふふふふ……」

高須「"おんなじ体勢"がアカンのかな、って思って」

松本「ああ、なるほどね」

高須「うん」

松本「ああそう」

高須「――と思ったんですよ」

松本「まあまあ、でも、気持ちのモンやね。気合いの問題やと思うわ」

高須「……終わらしてもうた……」

松本「気持ちで負けとんねん。腰に。弱腰になっとんねん。……はい

高須「――"はい"って !! ――出ました、"はい"」

松本「ははははは……」

高須「いま出ました"はい"」

松本「……さ〜しあ〜げま〜すよ〜?これを!」

高須「ははは……ああ、じゃあ頂きます。これ」

松本「はっはっはっはっはっ……」

音楽:わたしの首領(ドン)/石野真子

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自分カネの話ばっかりやん

2005年05月28日放送

第百九十二回目は、カプリチョーザのお食事に「ごちそうさまでした」からスタートして、高須ちゃん御両親が東京に来た話、長者番付、松ちゃんマンションのベランダに立つオッサン、ガキのDVDの売り上げからリンクして、「マネージャーをこき使う」と宣言した。戻って、高須ちゃん御両親の奇行、松ちゃんの「なんで俺は顔さすんや」でCMへ。後半は、藤井・乙葉夫妻の出会いと、「芸能界での出逢い方」、高須ちゃんの知り合いの「携帯」カッコ悪い話など。話題は変わって「ピアノマン」とそのウソ、松ちゃんが見掛けたニュース番組、キャンプの飲酒を取り締まる警官と、逃げるドライバー、それを撮影するテレビ側と、「善が一人もいない」不愉快を叫んだ。ラストは、再びザ・ノンフィクションについて。

音楽:二重唱(デュエット)/岩崎宏美

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CMタレント

2005年06月04日放送

第百九十三回目は、先週の続きから、松ちゃんの見掛けた「パーティグッズ・マスク」から、からくりボビーの扱い方と、その素性を暴く芸能報道に「もうちょっと遊ぼうや」と怒り、さらに、昨今の若手を「オモチャでいえば彼らは電池切れたら終わり、フィギュアにならんとアカン」と分析した。続いて、高須ちゃんの「ナレーション」斬り。とある大家族番組の矛盾と、雑誌レオン特集に見た悪意あるコメント、松ちゃんのホラー映画批評でCMへ。後半は、「松浦亜弥の魅力」について。「CM出まくるタレントとはトーク番組ができない、事務所の助平根性・貧乏根性は間違っている」、「アイツらノーギャラに近いんちゃうか」と叩き斬った。話題は変わって、高須ちゃんの質問、「ディズニー感のある車は何事か」、そのカネの使い方から、おなじみ幼少期の貧乏話でエンディングへ。

お気に入りトーク「パーティグッズのマスク」

松本「ほいでね。もう笑うで?
もう、明らかにペ・ヨンジュンやねやんか、ゴムマスクが」

高須「はいはい」

松本「明らかにペ・ヨンジュンやねんけど、それは書いたら――」

高須「ああ、それは権利で言われる」

松本「"ペ・ヨンジュン・マスク"とは――」

高須「言われへんからね?」

松本「――やんか。だから、なんかねえ
何やったかなあ……。
"好青年マスク"みたいな…アハハハハハッ !!」

高須「最悪やコレ……」

松本「なんか、そんな感じやねん」

高須「わかるよ、わかるよ」

松本「"ええーっ ?! "って――」

高須「だって、さんまさん丸出しのヤツ
――"出っ歯くん"か何か――」

松本「あはははははっ !!」

高須「"出っ歯くんのマスク"とか、なってるからねえ」

松本「――ほいで、ガッツさん丸出しのヤツがあんねん」

高須「おお、おお」

松本「"ゴリラさん"って書いてるねやんか」

高須「はっはっはっはっはっ !! ――それもキツイなあ……」

松本「"これもキツイなあ、これもキツイなあ"言うててん」

高須「うん」

松本「ほんなら、ビックリするようなんがね。
あのー、明らかにアントニオ猪木……」

高須「きましたなあ」

松本「――これはね?何やと思う?」

高須「あ、大体わかった。――"アゴさん"?」

松本「――とか、そんなんやと思うやろ?」

高須「思う思う」

松本「ビックリしてんけど」

高須「これは何なん?」

松本"アゴ"って書いてあんねん」

(二人で大爆笑)「あはははははっ !!」

高須「……"さん付け"せえよ、そこはもう!」

松本「ははは……」

高須「ソレなあ、ちょっとしたメモ書きやで!覚えとくための!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「最近の芸人さんたちは…」

松本「――だからね。
"フィギュアで売れるか"・"おもちゃで売れるか"なんですよ」

高須「おお」

松本「今のあのー、ヒロシとかあの辺は"電池で動くおもちゃ"なんですよ」

高須「なるほど、なるほど」

松本「だから、電池切れたら終わるから……」

高須「あらら……」

松本「でも、フィギュアはずーっと
飾っといてくれるんですよね。動かんでいいんですよ」

高須「んん、なるほど……」

松本「はい……」

高須「解るようで解れへんなあ」

松本「俺も"解るようで解らんことを言うてるなあ"って
いうことが――もの凄い解るわ」

高須「なあ!」

松本「うん!」

高須「自分どないしたん ?!」

松本「……もうアカンねやろ……」

高須「あっはっはっはっはっ !!」

お気に入りトーク「若手が生き残ってゆくために」

松本「いや、でも結局"バ〜ンバ〜ンバ〜ンバ〜ン"って」

高須「うん、サルの」

松本「サルのシンバルみたいなおもちゃ」

高須「あります、あります」

松本「あんなんに今は興味持たれてるだけなんですよ。
でも、アレが動かんでもね?」

高須「おお」

松本「もう"サルのシンバルフィギュア"として」

高須「おお」

松本「"これをオレ、欲しいねーん!"ってなってきたら――」

高須「おお、おお」

松本「……はいっ、高須ちゃーん!

高須「いや!でけへん!でけへん!」

松本「はっはっはっはっ !!」

高須「どないしろ言うねん !!」

松本「はい高須ちゃん、バトーン!」

高須「いやいや!取られへん!」

松本バトォォォォン !!

高須「いやいや、いらんよ!そんなバトン!」

松本「あっはっはっはっ…… !!」

お気に入りトーク「CM撮影」

高須「ああ、でもねえ。ウチのオカンが見てて
"松本君、一人で頑張ってるねえ"って」

松本「……どういうことやねんな」

高須「いや、あの――」

松本「頑張ってへんがな、別に」

高須「CM観たんやろ、あの、ビールか何かの」

松本「頑張ってへんやろ。
スタジオでクロマキーの前で撮っとるだけやから」

高須「いや、でもウチのオカンは言ってたわ。
"頑張ってるわー"……」

松本「行っとる思もとるんやな、アレ」

高須「行っとる思もとんねん」

松本「アホやから」

高須「うん、俺黙ってたけども。
――"頑張ってんちゃう?"言うて」

松本「うーん……」

高須「"頑張ってるわー、頑張ってるわー"言うてたで?
――"どこ見とんねんオマエ"思もたけども」

松本「何もワカランから。行っとる思もてんねん」

高須「行っとる思もてんねん。遠いトコまで。
"あんなトコまで行くのに大変やった"と思もてるからね」

松本アホやから

高須「……アホやアホやてアホちゃうわ!」

松本「ふふふ……。――大腸菌やから!」

高須「大腸菌やから。ウチのオカンなんて」

松本「あははははは……」

高須「キったない、キったない大腸菌やからもう!」

松本「あははははは !!」

高須「ふふふ……。ウンコんなか基本的おるからね?」

松本「はははははは !!」

高須「――おいっ !!」

松本「ははは……」

高須「ええ加減にしてくれよっ ?!」

お気に入りトーク「貧しい少年時代に」

松本「小判カステラがねー……。
ごっつ喰いたかったもん!」

高須「うわー。そんなん、喰いたいモノあったなあー……」

松本「俺もう、タイムマシンあったら、あの頃戻って
"カネ持ちのオッサン"として登場して
人志君に何かいっぱいしてやりたいわぁー……」

高須「分かるよ!」

松本「人志君いっつも泣いてたで ?!」

高須「"人志くん?人志くん?"」

松本「あははは……」

高須「……ホンマやなあ……」

松本「うん!」

音楽:太陽がくれた季節/青い三角定規

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霊感

2005年06月10日放送

第百九十四回目は、「飛んだ」高須ちゃんの「ニューヨークとラスベガス」の話からスタート。旅行先で観た素晴らしいショーについて。続いて、松ちゃん大予言から「地震」、そして、衝撃の「マアトからの電話」へと話は進み、テーマは「霊感」について。引っ越し直後、ラップ音の恐怖や、松ちゃんが怖いネズミ人間、何者も怖れぬかつてのお父さんたちについて。後半は、松ちゃんと「スライム」から、懐かしの特撮ヒーローへ。バロムワン、スペクトルマン、マグマ大使、ジャイアントロボなど、二人のハマった番組のエピソードを紹介し、「今なぜ再放送しない ?!」と憤りつつも、サブカルの「核」が生まれた時代に生まれたことを喜びつつエンディングへ。

お気に入りトーク「身体検査、空港にて」

高須「"アメリカやなあ"と思ったのは
英語しゃべられへん女の人が、子供抱いておるワケよ」

松本「んん」

高須「で、ベビーカー持ってんねんな」

松本「うん」

高須「で、これベビーカーまでちゃんと……
もう、子供の脚とか全部触んねん、ガーッと」

松本「ええー……」

高須「もう全部チェックやったよ。
ベビーカーも見て。ガーッと見て……」

松本「……ベビー爆弾かも分かれへんからかいな ?!」

高須「ふふ……うん、そういうことかなあ」

松本「うーん」

高須「うんうん、うんうん!」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「高須ちゃんの訪米」

高須「もう書いてあんねんで。
搭乗券のところに"S"が四つ入ってあんねん。
アレ、だから"S"が多いほど
"これ調べなアカンでー"になってあんねん」

松本「ああ、そうなんや……」

高須「もう、俺のん四つやねんな」

松本「ええ、何で ?!」

高須「一応、観光で行ってるやんか。
で、観光で行って、タイトにいろんなとこポンポンって飛んでるし」

松本「"コイツ怪しい"と」

高須「うん――で"オカシイなあ、何やろなあ"
みたいなカンジで――」

松本作家爆弾かも分かれへんから」

高須「作家爆弾かも分かれへんからやなあ、俺が。
――うんうん、うんうん!」

松本「ははははは……」

高須"コイツはもしかしたら作家爆弾かも知れんなあ…"

松本「あははははは……」

お気に入りトーク「ラスベガスにて」

高須「ラスベガスのショー、観てないやろ?」

松本「うん……」

高須「観てみい?よう出来とるわ。よう出来とるわ!」

松本「……んー……」

高須"ショー爆弾かな"思ったわ !!」

松本「あははははは !!」

高須「違う意味んなってまうコレ。ははは……」

お気に入りトーク「松ちゃんの訪米」

高須「ラスベガスに行ってください、観てください」

松本「……行けへん言うてんねん」

高須「行ってきたらええやん。
"漫才師爆弾"になったらええやんか」

松本「ははははは…… !!
漫才師爆弾の"ボケのほう"かいな !?」

高須「"ボケのほうが来た"言うとったらええやん」

松本「"ボケ爆弾"かいな ?!」

高須「"ボケ爆弾"でええやんか!」

松本「ははははは……。
"ツッコミ爆弾"って恐そうやなあ。ううん……」

高須「ちょっと恐そうやなあ」

松本「ちょっとホンマに恐そうやなあ……」

高須「ホンマに恐そうやわ!」

お気に入りトーク「宮崎といえば?」

松本「本観てちょっと怖かったりしてまう……
実録の、なんかああいう、なんちゅうの?
あるやんか、そういう。
例えばねえ。あのー……宮崎のね」

高須「うわぁ」

松本「宮崎――」

高須「ハヤオ?」

松本「駿じゃないよ」

高須「勤?」

松本「ツトムやろ。――ハヤオは――」

高須「うん、まあジブリやからね」

松本「あはははははっ !!」

高須「まあ、平和な……」

松本誰がトトロが怖いねん !!

お気に入りトーク「スペクトルマンの時代」

松本「"変身するのに、上にお伺いを
立てなければアカンかった"という、このー……」

高須「このー、発想の転換!」

松本「うはははは……」

高須「このー、中流階級の哀しさ!」

松本「あははははっ !!
そうやんなあ!――今の子供は
"変身なんてしたかったらすればいいじゃん"とかさあ」

高須「……違うねん……!変身するのもちゃんと……」

松本"ママに言ったらさしてもらえるよっ ?! "みたいな」

高須「全然、全然、全然!
ちゃんとお役所仕事やねん、こっちはもう!」

松本「あはははははっ !!」

高須「上に願いを立てなアカンねん!ちゃんとね?」

松本「そうや……」

高須「ハンコをついてもらわなでけへんかったんや、俺らの時代は!」

松本「あっはっはっはっはっ !!」

高須「ははははは……」

松本「いや、僕はそう、スペクトルマンの
"変身願います"が時代をすごく、なんか……」

高須「いいですねえ……」

松本「語ってるような気がするなあ、んん……」

音楽:十五の夜/尾崎豊

195

ディップ

2005年06月17日放送

第百九十五回目は、松ちゃんを追い掛ける気持ちの悪いベンツと、そのドライバーの正体・作家倉本氏の話について。続いて、高須家の「お先にご無礼しました」の由来、リスナープレゼントと、知人からの贈り物の「捨て方」など。話は流れてHEYHEYプロデューサー清水氏の奇行から、ディップの使い方とヘアースタイルにまつわる鬱陶しさへ。後半は、世界のヘイポーこと斎藤氏の四駆からの転落、そして松本軍団のサウナ部と、最近の若手の「打ち合わせ」への苛立ちと、ナメリカ安住氏の徹底紹介でエンディングへ。

お気に入りトーク「NASA」

高須「どうなってんの、NASAのシステムは。
会社の形態は。NASA、NASA言うてるけど……」

松本「……お爺と孫やろ。結局」

高須「お爺と孫の二人が頑張ってるだけかいな」

松本「ふふふ……。ううん」

高須「親父は頑張ってへんのかいな?」

松本「親父はもう、なんや、行方不明や」

高須「……もうメチャメチャな状態やなあ……。
そんな奴らの話聞かれへんわ、俺!」

松本「そうやねん……」

高須「結局、孫と――」

松本「風俗ばっかりや、親父はもう……」

高須「ふふふ……。イヤやなあ……。
それやったらもうええわー……」

松本「お爺と孫……。孫もまあ、11歳やからなあ」

高須「うわ、もう頼りにならんなあ。
――え、それが
"三十万分の一の確率で隕石落下"って
出してるワケぇ?」

松本「そうそうそう」

高須「ザックリしてるなあ、そしたら!」

松本「ザックリしてんねん。
――でコレ言うてるのも、お爺のほうやからな?」

高須「はあー……。そしたらお爺は大丈夫なの?」

松本「お爺はだって、90やろ」

高須「お爺90?」

松本「お爺90でしょ」

高須「ほんなら、でもええわ。
まあええわ。ほんなら。ほんならええわ !!」

松本「……なっ !? 急にNASAに冷めたなあ自分 !!」

お気に入りトーク「ナメリカ安住」

松本「安住は、気持ちだけは優しいねん。
ほいでね、犬がもの凄い好きやねん」

高須「うん、安住は」

松本「でね、ソレもうねえ。
アホやなあって思うねんけど……。
ええとねえ、六畳ぐらいのワンルームマンションで」

高須「うん」

松本ゴールデンレトリバー飼うててん。あははははっ !!」

高須「ははは……エエ奴やんか!」

音楽:抱いてくれたらいいのに/工藤静香

196

バイト

2005年06月25日放送

第百九十六回目は、毎度おなじみ"老い"と、老いても"要領の良い"ことだけは衰えない松ちゃんの話からスタート。「ちっとも来ない出前」など、松ちゃんの後厄を象徴する出来事に怒った。続いてはCX清水氏に見た"オカマ"のケ、高須ちゃんの身体に溜まった"珍澱粉"でCMへ。明けては、二人のバイト時代の話題へ。全然面白くない腹立つ先輩たちのエピソードと、高須ちゃんのファッションヘルス案内係、バイト先での"いいエラ呼吸"具合について。マイケル・ジャクソンの無罪判決と、270億円の話でエンディングへ。

お気に入りトーク「松ちゃんなら要領良く!」

松本「こういう(要領の悪い)馬鹿がね、いっぱい居ますよ !!
僕、こういうのは無いですからね ?! 絶対 !!
もう――
♪シャンシャンシャンシャン!
シャシャン・シャンシャ〜ン!――っていきますからね?
♪スィ〜ッ…カリカリカリ……
カタカタ…カタスカ、カタスカ――っていきますから。
こういう時はもう……」

高須「ははは……アカンわ……コレやっぱり好きやわー……」

松本「ははははは……」

お気に入りトーク「松本vs出前のニイちゃん」

松本「"プルルルル"って、電話鳴ってんねん。
ほいでもう……"ぁーいッ!"出たら――
"あのー、○○なんですけども。
もうそばまで来てると思うんですけども
あのー、ちょっと、よく分からないんですよね?"」

高須「うわー……」

松本「"もう少し詳しく教えて頂いていいですか?"」

高須「もうキレるなあ。もうアカンな?――もうアカンなあ!」

松本「住所教えたモンに"ワカラン"言われて
  これ以上オレがお前に
  何を教えられるんじゃあああああ !!」

高須「……今決まったからもうええけども、前で聞いてるほうは大変やコレ……。
――おお、ほいで ?!」

松本「もう――"ひぃぃぃぃぃ!"みたいなって!」

高須「……"カリカリカリカリカリ"……」

松本「うはは!――"カサカサカサカサカサ"……」

高須「はははははっ !!」

お気に入りトーク「あのバイトは何?」

高須「よう道端で、こんなん持って――」

松本「何かやっとるなあ。何をやっとるんや」

高須「柱みたいの持って、向こうから覗いて――」

松本「なぁにやってんねんアレ」

高須「アレは距離。距離とか、この、土地の高さ」

松本「それを何で知りたいの、それを……」

高須「それをコクフ…国土調査みたいな感じで――」

松本克服していきたいんかいな ?! それを……」

高須「克服違うがな!――調査!
地図に起こしていくねや!何を克服すんねん、そんなこと!」

松本「ははははは……」

高須「違うがな!距離とか、マンホールがどこからどこにあるとか
あの、下水道どう走ってるとかを、全部地図に起こす――」

松本「知りたいんや」

高須「知りたいねん」

松本知っときたいんや」

高須「違うがな!それは仕事として――」

松本知って持っときたいんや。なんかそのー……」

高須「ははは…――持っときたいねん!国が!」

松本「ははははは……・」

高須「ほなええわ!――そういうのをやって――」

松本「アレは何をしてんねんな!
カシャカシャカシャカシャ、人の通行を――」

高須「アレは"ここにどんだけの人が通るか"やろ?」

松本「何でそんなことを――」

高須「"ここに店があったり"とか――」

松本克服していきたいんかいな ?! それを……」

高須「……違うがな。その店を……」

松本「ははは……」

お気に入りトーク「マイケル・ジャクソン」

松本「でコレ、270億も使わさせられてコレ…
ネバーランドもコレもう……」

高須「売って。売却して――」

松本「うーわー……もう、ごって損やん」

高須「ごって損や……。
――フゥゥゥ !! ――言うとるで、今」

松本「ははははは……。
――訴えられたらええねん。今ので」

高須「俺 ?!」

松本「うん……」

高須「何で訴えられなアカンの」

松本「ごっつ落ち込んでるのにさあ。
"今頃フゥ!言うとるでえ"って……。
俺がマイケルやったら訴えるな」

高須「でもね――」

松本50億。

高須「……おお……!」

松本「ふふふ……」

音楽:浪花恋しぐれ/都はるみと岡千秋

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