松本人志の放送室 2003年 秋

非公式・非公認ファンページ

092

ベッカム

2003年07月03日放送

第九十二回目は、三本録りの一本目。松ちゃんの風邪撃退、中居くんの不思議フレーズや、「放送室の裏」の舞台裏、今ちゃんのミューズ、高須ちゃんの引越し嫌いと、テーマを定めず進め、ジャストの松ちゃんのマンションにまつわる報道と吉本の対応の甘さに激怒。松ちゃんの携帯が鳴ってCMへ。明けては、高須ちゃんのCMから、「ベッカム来日に泣くアホ女」を攻撃、英本国での馬鹿エピソード、ハリー・ポッターの子役の空港での話、キリンビバレッジ、筆箱の話から高須ちゃんのペッカー、鉛筆と、日本の技術力の高さについて触れた。

お気に入りトーク「映画スターの来日」

松本「泣くかねえ ?! あれー!
ハリーポッターのアレ見てー!しょーもない!」

高須「でも仰山泣いてたで。"良かった〜 !! "言うて。
アレどこがええの ?! アレ !!」

松本「分からん。もう、全く分からん」

高須「アレ、日本みたいヤツ、マネージャーでおんで ?! 吉本に」

松本「いや、ホンマに」

高須「なあ ?!」

松本「おるおる」

高須「あんなん分からんわあ、アレ……」

松本「分からん分からん……あれ呼んどるな、完全に」

高須「呼んどる。それで、多分、映画会社と組んでー……」

松本「そういうことやんな」

高須「一応広告――まあまあ、言うたら、まあ、それな?」

松本「そういうことやんな」

高須「"来てまっせー!映画始まりまっせー!"」

松本「まあ、一応ファンはホンマのファンなんやろうけども……」

高須「うんうん、まあそらそうやろー」

松本「ね?」

高須「オカシイ、オカシイ、あんなの」

松本「でー、もう、なんやったら軽い前説みたいのもあるかも知れんな。
"もうすぐ出てくるんでー"」

高須「ああ!」

松本「"ワーッと !! 宜しくお願いします !! "みたいな……」

高須「ははは……敢えて"ワーッと"は言えへん……
あの、一応は、逆に、逆効果を狙って、あの――
"ワーッとしないようにねー!
ここ通りますけどワーッとしないようにねー!"ってことで
煽らす作戦かも知れへんよ」

松本「いやー、俺は逆やと思うな。もうホントに
"せっかく日本に来てくれたんだから"……」

高須「"ちょっと皆さん前のほうへ!後ろ下がらんと、前へ前へ!
もっと席空いてますんで!"みたいな?」

松本「そうそう。"せっかくみんな、あの、日本に来てくれたから
あのー、もう、ジャンジャン騒いじゃって結構なんで!"」

高須「なるほど。それでもまだ後ろのほうおるから
"もう、ホントに早く前へ前へ!"」

松本「うん……絶対そんなんやって」

高須「そんなんなん?」

松本「うん。"フラッシュもね、あのー
用意、用意ちゃんとしといてね!"みたいな」

高須「うーん……」

松本「"ちゃんと光るかどうか確認しといてねー"みたいな。
もう、パパパパパパパーッみたいならなアカンもん !!」

高須「そんなんなんや……」

松本「もう、なんや、"ガラガラーン!"みたいな
コケそうなものワザト置いてたりとか」

高須新喜劇やがな!

松本「あはははははっ!」

音楽:山口さんちのツトムくん/斉藤こず恵

093

コンビニ

2003年07月10日放送

第九十三回目は、高須ちゃんの写真集から始まり、松ちゃんの「世界の珍獣」、キリンビバレッジ繋がりでジュース史、そして「コンビニのいらないもの」からリンクした抱かれたい・抱かれたくない論、松ちゃんの見た長谷川ディレクターの夢や、高須ちゃんが何度も見る夢でCMへ。明けては、IZAMとひなの、喫茶店での汚ったないオバハンなど、自意識過剰から来る腹立つ話、テーマに入っては「臭い」から、親父のセンサーと一家の貧乏旅行、昔の喫煙、「もっぺん臭うたろ」の法則とウンコのブリブリ音でエンディングを迎える。

お気に入りトーク「長谷川〜っ !!」

松本「俺いま、長谷川の顔見て思い出したわ」

高須「なに?」

松本「全然どうでもええ話やけど」

高須「うんうん、どうしたの」

松本「夢見たのよ」

高須「何の?」

松本「夢をね」

高須「うん」

松本「もう気ン持ち悪い夢やねん」

高須「んー」

松本「で俺、自転車乗ってんねやんか」

高須「アンタが一人で」

松本「俺が。自転車ふぁ〜乗ってたら、なんていうのかなあ?
あのー……工場みたいなね?デカーい工場みたいな」

高須「ほいほい」

松本「その、上ってさあ、なんかこう……
むき出しになってるやんか、こう……」

高須「ああ、ああ。あのー、打ちっ放しみたいになってー」

松本「鉄柱みたいのがわーっと、こう……」

高須「クダ、管みたいのが。うんうん」

松本「今度ね、場面変わったら、そこを俺、自転車で
もう、バランス取りながら、メッチャ危ないねやんか」

高須「ほうほうほうほう」

松本「それでも何とか乗り切って
もうちょっとや、いうときにー、"つりぃーん"なってー!」

高須「ああ、イカン !!」

松本「車輪、"つりぃーん"なってー!ドーン !! 落ちたらー
長谷川の上にドーン !! 落ちてー!長谷川が血ィぶっしゅ〜出てえ !!
ぐわあ〜、なってー!ブルブルブルブル〜なってー!
"長谷川ァーッ !! "言うて !! ……長谷川死んだんや

高須「はっはっはっはっはっ !! ――何やその……何を暗示してんねやろな」

松本「分からんねん……で、"うーわー、俺、長谷川殺してもうたー"思て」

高須「自分それ、凄いことしてるで、夢ン中では……」

松本「凄いことしたんや……"うわ、長谷川死んだー"思て」

高須「自分無傷かいな」

松本「俺、全然無傷やねん。
"うわ、長谷川の死に方壮絶やったなあ……"思て。
――もう、"ブルブルブルブルブルゥ〜!"なってー……」

高須「うわうわうわうわうわ」

松本「血ィホンマに、"ぴゅ〜ぅ"って出てんねん」

高須「怖いなあ……」

松本「ははははは……」

音楽:芽ばえ/麻丘めぐみ

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山崎

2003年07月17日放送

第九十四回目は、山崎邦正氏を迎えての三本目。夫人のアヤちゃんや山ちゃんの不思議なオナニー、長女のモモちゃんに見る「癒し」と幼児趣味、レギュラー紹介から、貯金額、新居購入のトークを経てCMへ。明けては、山ちゃんの抱えるテレギャラの問題と今後の展開、かつての大人気とその終息、松ちゃんの見る山ちゃんのワガママぶり、「ひきつけ」、番を張っていた学生時代のエピソード、愛妻家芸人への脱皮、「やきそば屋やる!」との引退論や、山ちゃんと松ちゃんの温かい話でエンディングへ。

お気に入りトーク「山崎のレギュラー番組」

高須「それと?」

山崎「それと……まあラジオね」

松本「うん」

高須「何のラジオ?」

山崎「まあインターネットラジオですけどね」

松本「あっはっはっはっはっはっ……」

高須「なに、誰と?」

山崎「……なに笑ろてんねん」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須「――誰?誰が聴いてんの?」

山崎「物凄い爆笑してるじゃないですか !!」

松本「インターネットラジオって……」

高須「――趣味やんか!」

松本「一昔前の言い方でいうたら……ハムやで ?!」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

山崎「ハム……!」

松本「トラック野郎やで !!」

音楽:シュガータイム/佐野元春

095

ケツ吹き矢

2003年07月24日放送

第九十五回目は、ガキの罰ゲームの話題からスタート。ボーリングで負けた松本チームへのケツ吹き矢に関して、ビックリするような長さの針とその裏方たちの苦労、浜ちゃんのサディスファクションぶり、そして夏休みの沖縄旅行でCMへ。明けては、100回記念のイベントにまつわる「カネのない」お話、「高須ちゃんケツ吹き矢」、大好きなタダ尽くしの一回目の旅行、松ちゃんの旅行先から「帰りたくない」念(常人比二十倍〜二十五倍)にまつわるトークと、久しぶりの「飛行機での出来事」でこの日は終わる。

お気に入りトーク「百回記念企画」

松本「それやったら、その屋形船でー……」

高須「何しますか」

松本「"高須ちゃんケツ吹き矢"みたいなことを……」

高須「アホなこと言いな !!」

松本「五十連発みたいな」

高須「アホなことを……何のためにやねん !!」

松本「あははははは !! あのー、船の――」

高須「向こうからかいな。……物凄い遠投やんか、そんなモン !!
圧が違うやん、それもう !!」

松本「あのー、あれがあるやん、あれ何やったっけなあ?
あの、船の上でなんかやるヤツなあ?」

高須「アーチェリーかいな」

松本「こんなん、マトみたいなんを、昔なんかあったやんか、あれ何?」

高須「あんなもんせんでもええがな別に。何であんなことせなアカンの」

松本「ああいう感じでさ……」

高須「何のために俺のケツにそんなんせなアカンの!」

松本「あははははは……」

高須「物凄い刺さってくやんか!」

松本「ちゃう、五十とは言えへんけど、何発か自分も浴びてみたら……」

高須「いやいや、ごめんなさい、それはもう……。
……理由が分かれへんわ!それはっ !!」

松本「あっはっはっはっはっはっ !!」

高須「理由が分からんわっ !!」

松本「オモロイやん!」

高須「オモロない!」

松本「オモロかったらええんやろ ?!」

高須「オモロないもん !! もう、もう言うときますよ ?!
もう、アナタの……だって絵で見えへんし !! ラジオは !! だから――」

松本「一応回すやんか。回すっていうか……」

高須「何で回す必要があんの ?!」

松本「俺がデジカメかなんかで……
デジカム、デジカメで撮るわ。デジカムじゃなくて」

高須動かへんのかいな ?!

松本「はっはっはっはっはっ !!」

音楽:みなしごハッチ/嶋崎由理

096

ジミー

2003年07月31日放送

第九十六回目は、本屋でカメラ付き携帯を使う人たちと、ゲーム作成、スターバックス、携帯の進化、機械に追い着くこと、高須ちゃんの突っ張り棒など説明書を読まない「嘗めんな的な感じ」、ダンディ坂野の実年齢、袋とじの特許から、目を見張る便利な発明に関して。CMを明けては、ジミー大西氏の神憑り的な出来事から、「もんまり」誕生、歴代の様々な罰ゲームから見る「笑いの運」の呼び込み、高須ちゃんの今後の展開、松ちゃんの知られざるいい話や、マツモト・ジョウイチJr.、声のデカイ素人など、その迷惑について。

お気に入りトーク「松本人志=マツモト・ジョウイチJr.」

松本「高須光聖といっても、それは――」

高須「そらそうや。タカス・マサユキJr.でもあるワケですよ」

松本「タカス・マサユキJr.でもあるワケやんか」

高須「そらそうです」

松本「ね?」

高須「パシッとせなアカン」

松本「そう。で、高須が、子供ができたら
それはタカス・ミツヨシJr.でもあるし」

高須「なるほど!」

松本「そうやってちゃんと。そのー"かぶせ・かぶせ"で」

高須「でもねえ」

松本「うん」

高須「エエこと言うてる。そうやわ」

松本「そうやろ」

高須「その責任感が子を育て
親を敬うっていう気持ちになっていく……」

松本当たり前じゃあっ !!

高須「……なんで怒ってんねん!」

音楽:五番街のマリーへ/ペドロ&カプリシャス

097

ターミネーター3

2003年08月07日放送

第九十七回目の冒頭は、芸能人に縁の無いサラリーマンと電車、松ちゃんの見た面白いオッサンたちについて。進んで、性感と松ちゃんのホテル探し、「Sの相方」を持つ不幸、「アベック」と「カップル」に見る松ちゃんのオッサン化、他の文化若者との境界線について。CMを明けては、松ちゃんのターミネーター3酷評。「内容の無さ」と「タイムマシンの矛盾」を暴き、前作監督ジェームズ・キャメロン(カメロン)を称えた。アメリカ人の発想の違い、松ちゃんのボクシング、そして不思議なフランス語講座でラストを迎える。

お気に入りトーク「ターミネーター3」

松本「アレはヒドイて!アレはやったらイカンて!
――あれハリウッド映画?」

高須「ハリウッド映画やろ」

松本「あれ、ハリウッドの上のほうもやなあ……
"ちょっと見してくれたまえ"言うて」

高須「うん」

松本「で、あれ、みんな会議室で観て――
"これは出せないよー、村松くーん"って、言わないと……」

高須「……村松くんかいな、悪いのが」

松本「はははっ!」

お気に入りトーク「シルブプレ」

松本「フランス語知ってるよ、メッチャ知ってるよ。
何言うてんの。"フィン"(fin)でしょ?」

高須「ははは……"シルブプレ"って何なん?」

松本「……"シルブプレ"?」

高須「うん」

松本「……それ喰いモンでしょ」

高須「えええーっ ?!」

松本「はっはっはっ……」

高須「どんな喰いモンよ、"シルププレ"って !!」

松本「生クリームだらけのヤツでしょう、あのー……」

高須「はっはっはっ !! ――あ、フッカフカの ?!」

松本「フッカフカの、もう、それはそれは……
もう、甘ンま〜いモンでしょう?」

高須「あ、それが"シルブプレ"」

松本「うん」

高須「あー……」

松本紅茶と合うやんか

音楽:うそ/中条きよし

098

ビル・フィッシャー

2003年08月14日放送

第九十八回目は、100回記念のスペシャルから、HEY!HEY!で貰った屋形船、番組の商品、そしてガキの大友氏が語る「美味いモンは太る」理論と、松ちゃんの「美味いモンは身体に悪い」理論から性病、高須ちゃんの家の生乾きの臭い、テレビコマーシャルの謎、果汁100%とその真偽、アメリカのビル・フィッシャーと流れる。CMを明けては、二人の芸能界でのコネについて。夏休みのホテル予約、ワールドカップのチケット、吉本への入社、「お前もやで !!」、意外にイヤな海の実態、オスの蚊とメスの蚊のアユミちゃんで終わった。

お気に入りトーク「ハエ」

松本「ハエって何なんやろう?」

高須「……いや、何なんやろうって……」

松本「何でとまるの?……イヤがってんの知ってるよねえ?」

高須「ははは……うん」

松本「こんだけイヤがられてて……」

高須「何でとまってくるの?」

松本「何でとまってくるの?って、ホンマに淡々と……」

高須「"えっ ?! "アイツは分かれへんで」

松本「別室で言いたい」

高須「"えっ、俺 ?! "」

松本「お前嫌われてんで」

高須「"お前嫌われてんねんで"って
言うたらなアカンな。シッカリと」

松本「だから、水が欲しいのならば――テーブルとかに」

高須「行ったらええやんか」

松本「なんやったら、プールに行けよ。直接」

高須「ああ、あーあー」

松本「何で人の身体の……」

高須"あ゛ー、ホンマですねえ!"

松本「うわっ、コイツ頭悪いなあ……」

高須「"ホンマですねえ!"」

松本「へへへ……」

高須"水ようさんありますもんねえ!"

松本「あははははっ !! 腹立つわー……」

高須「腹立つでえ !!」

音楽:ネグレスコ・ホテル/BORO

099

子供のふり

2003年08月21日放送

第九十九回目は、「そうめん」など"どうでもいい"話からスタートして、浜ちゃんのマネージャー・木本氏とフジテレビのアナウンサー・内田氏のフライデー報道、松ちゃんの二回目の沖縄旅行とその間の台風直撃、高須ちゃんの遭遇したアホ家族、騒ぐガキと逆に観光地で素なガキに関する話題でCMへ。明けては西部警察2003の事故ついてと、テーマに入っては「ジュース」、遠足のおやつと子供のフリをする役者・松本少年の思い出。嫌いながらも意外と詳しい松ちゃんのジュース・トークから、「虎の赤ちゃん」、犬猫を可愛いと思える心理の分析で終わる。

音楽:赤いハイヒール/太田裕美

100

ギョウ虫

2003年08月28日放送

いよいよ第一回目。高須ちゃんのビール呑みから、第一回目の"初噛み"を振り返り、外国人俳優の噛みを知ることができない悔しさ、旅行先の写真など見た目の変化がないせいで「時の流れが止まって感じる」こと、番組作りの「コンビニ化」、格闘技の話題から「桜庭vsシウバのブルー・再び」、浜ちゃんの偏頭痛や痔の地獄、松ちゃんの老いと健康など。CMを明けては、「休みの日は何されてるんですか?」の質問に対する怒り、「カッパと宇宙人・再び」、そして脅威の松ちゃんギョウ虫トークと高須ちゃんの首に憑く霊でエンディングへ。

お気に入りトーク「浜ちゃんのお尻」

高須「だからアイツ何回もやってるハズやで。手術は。
手術っていうか、ケツの、掃除みたいなことは」

松本「ちょっとそれ言われてもこう、頭に描かれへんわー……」

高須「なんかね、俺もちょっと
こんなん絵にしてもしょうがないねんけど……(紙を取り出して)」

松本「うんうん……」

高須「なんかねえ、こう、お尻があるでしょう?」

松本「うん、うん……」

高須「で、肛門が――ラジオでこんなことでけへんけど……
こういうなとこ穴できんねんて。ここに、ポコッと。肛門の中に。
一個、ポケットみたいなんが出来んねんて」

松本「ほうほうほうほうほう」

高須「ここに、なんか汚いものが入ってー……」

松本「隠し財産が……」

高須「隠し財産が……はっはっ!入ってきて……」

松本「タンス預金があんねや」

高須「タンス預金がここに、そのタンス預金が腐ってきて――
どんどん、どんどん。――で、出て行けへんから
ここのタンス預金が爆発してまうねんて。ドカ〜ンッ !! と」

松本「えええーっ ?!」

高須「で、ここがボコーッと腫れてくんねんて。
"痛い痛い痛い痛い痛い !! "なってくんねん。
で、ここー、ウンコ出る、するときも、肛門からウンコが……」

松本「そらそうやわ」

高須「ウンコが擦れるからー……」

松本「ウンコが全部預金に付いて行くやんか」

高須「そうやねん。その預金が、もうどんどん倍増や」

松本「――んで頭も痛いし」

高須「頭も痛いし。ようサロンパス貼ってるやろ?あれ。こめかみの横に」

松本「……うん」

高須「な?あれ、頭も痛いねん。
で、五時間も寝えへんかったらまた頭も痛いねん」

松本「……でケツ痛たあて」

高須「ケツ痛たあてね、これ。……差し歯やし

松本「あっはっはっはっ !! ……死んだらええねん !!」

音楽:セクシャルバイオレットNo.1/桑名正博

101

マラソン

2003年09月04日放送

第百一回目は、冷夏へのボヤキからスタートして、おっさん人形出演のオッサンたちの裏話、打ち上げの際の松ちゃんの体調不良、ビッグ対談の山田花子さんから24時間テレビ(徳光氏やボブ・サップの話)、マラソンから「マラソン完走後の優しい気持ち」でCMへ。明けては、ホノルルマラソン時の松ちゃんと、高須ちゃんへの勧誘、北朝鮮の美女軍団、オタク系の不思議な心理、久米氏のNステ降板と「ステーション」や「スマ」の意味、「吉本興業は窃盗団」、若手時代の松ちゃんのジャンパーでエンディングを迎える。

お気に入りトーク「北朝鮮問題」

高須「マンギョンボン号」

松本「マンギョンボン号」

高須「あれ来てますなあ……」

松本「マンギョンボン号、まあええねんけどー。
あのー……あれ何なん?あのー……」

高須「何やの」

松本「美人ー……」

高須「あれは"美人応援団"ですよ」

松本「……美人応援団 ?! ……はっはっはっ……
そんな名称じゃなかったやろ

高須「そんな感じやなあ、でもなあ?」

松本「美人――」

高須「組?」

長谷川ディレクター「美女軍団」

松本「美女軍団や !!」

お気に入りトーク「TAKUROのAIBOを事務所からもらってない」

松本「ホンマ、未だにやで !!」

高須「マジでー ?!」

松本「黒なのか白なのか――」

高須「えっ、自分の手元にないの ?!」

松本「何色なのか、どんな動きをしたのか――」

高須「うっそー ?!」

松本「全然、結局どこにもない」

高須「吉本に送ってるから吉本に聞きゃええやんか」

松本「言うたよ!」

高須「そしたら?"来てない"言うてんの?」

松本「なんか――なんか、無しのつぶてっちゅうか……」

高須「えええーっ ?!」

松本「なんかようワカラン、みたいな、ことで……」

高須「ヒドーっ !!」

松本「そうやねん!――でもそういう会社やねん。
だから、これラジオ聞いてる人ね、あの、吉本、俺に関わらずね
吉本のタレントさんに何かプレゼント渡したいと思ったらね
絶対事務所に送ってきたらアカンねん。
それは高級なものであればあるほどに」

高須「ははは……それ、欲しいだけやんか」

松本「盗っ人の会社やからね」

高須「ははは、ヒドイこと言うなあ」

松本「盗っ人が――"窃盗団"っていう意味やからな」

高須「なるほど、"吉本"っていうのは」

松本「元々は。窃盗団が集まって作った会社やからね」

高須「ヒドイこと言うなあ、自分……」

松本「気の合う」

高須「あっ、そこは気の合うヤツが」

松本「もちろんそこは気の合う――
気ィ合えへんかったらでけへんかったからね」

高須「なるほど、なるほど」

松本「気の合う窃盗団が四人集まって……」

高須「最初できたんが……」

松本「"吉本興業"」

高須「なるほどね……」

松本「海賊や。元は」

高須「えっ、どっちやの?」

松本「はっはっはっ……一人は海賊や」

高須「海賊――一人は海賊、海のほうを」

松本「三人は山賊やって」

高須「山賊やって――」

松本「で、そうなったんや」

高須「……"そうなった"って?」

松本「っだから…… !! はっはっはっ !!」

高須「誰が――誰がその――」

松本「山賊、山賊」

高須「山賊のほうが一応リーダーを、イニシアチブとって――」

松本「山賊が海賊を――何か――うん」

高須「"どんどん陸のほうでやってこうか"と」

松本"劇場作ろうか?"って言い出したんや」

高須「はっはっはっはっはっ !!」

音楽:ロマンス/岩崎宏美

102

犬のフン

2003年09月11日放送

第百二回目は、松ちゃん40歳目の誕生日を迎えて、男と女の年齢感覚の違い、婚約疑惑と写真週刊誌への怒り、浜ちゃんと横山ノック氏の謎、高須ちゃんの携わったガッツ石松氏登場の番組から、「ボクサーの言い訳」の不思議、浜ちゃんへの追い込みでCMへ。明けては、犬の散歩とフンにまつわる二人の「普通大会」を経て、悪い順の並び替え、高須ちゃんの精密な燃えないゴミの分別、松ちゃんがまた髪を伸ばす話から、不細工なヤツからの腹立つ質問、高須ちゃんの放つ剛速球「女は顔」と飛び、ダウンタウン初テレビ出演のヘコんだ話でラストに。

お気に入りトーク「"襟裳岬"を聴き終えて」

松本「ふふふ……」

高須「面白い歌ですなあ、これ」

松本「♪さむぅい〜っ !! ――"寒い友達が尋ねてきたよ"って……。
――はっはっはっはっはっ !!」

高須「えらい歌やなあ、これぇ」

松本山下や、山下!

高須「山下かいな!」

松本「はっはっはっはっはっ……」

音楽:襟裳岬/森進一

103

SとM

2003年09月18日放送

第百三回目は、「気分は上々」の打ち上げから酒、キムの老いへと流れ、松ちゃんの「Sの男は女の尻に敷かれてMの男は亭主関白」を大発表、その筆頭に浜ちゃんの名が挙がった。CMを明けては、Mの松ちゃんが語るMの心理、「MはSをも取り込んだ存在」と続き、時事に入っては北野監督の「座頭市」、お笑い第三世代の成功と、最近のバラエティーのパワーの無さ、そしてクレームのババアを「理論の無い文句は罵倒」と斬り、「ノン・ショイコマー」や親父世代のムチャクチャな金言、「蛆」で終わる。

お気に入りトーク「彼女とケンカ」

高須「ケンカなんかさあ、自分、あのー、呑み込めるタイプ?
"うんうん、分かった分かった"まあ、まあまあ、そうか――
後になったら"俺のほうが悪かったなあ"みたいなん言えるタイプ?
それとももう"ガツーン !! "と行ききってまうタイプ?」

松本「昔は"ガツーン"と行ききってたねえ」

高須「今は?」

松本「今は別にケンカするようなこと無いからねえ?」

高須「ああそう……」

松本「する?女とケンカって」

高須「俺ねえ、たまに売り言葉に買い言葉で"カッシィーン !! "きたら……」

松本「え?どっち?」

高須「"カツチーン"ってきたらねえ?」

松本「はっはっはっはっはっ……友達の名前やん

高須「あっ、"かっちん"?」

松本「ははははは……」

高須「違うよ」

松本「"もー…呼ばんといてやー"」

高須「し!自分そうかいな ?!」

松本「ふふふふふ……」

高須「"し!"って言うてもうたけども、また」

松本「はははははっ……――もう、長谷川ももう苦笑いや……」

お気に入りトーク「軍手」

高須「あのね、雀が、うちのベランダで死んでたんよ」

松本「ふんふんふん」

高須「"ええっ ?! 何でこんなとこで雀が死んでんの ?! "と思って」

松本「うん」

高須「で、これをどうしたらええもんか分かれへんねん」

松本「ふんふんふん」

高須「で、ちょっと、木があるとこに
ポンと置いといたんよ。木ィとかある、ちょっと……」

松本「それもねえ、正直あんまり触りたくも、あんまりないねんけどな」

高須「うん。でも、ちゃんと軍手で持って、そうやって……」

松本「軍手で持ったんかいな」

高須「軍手で持ったんよ」

松本軍かいな

高須「いやいやいや……」

松本「軍としてかいな」

高須「違うやん、軍手や言うてるのに。軍としては持ってないやん。
はははっ!軍の立場として持ってない。軍手っていう手袋があって――」

松本「ふふふふふ……」

高須「それでやって、置いたのよね?」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「して――」

松本「はっはっはっはっはっ…… !!」

高須「……何やねん、コイツ……」

松本「ははははは……ごめん、ちょっとオモロかってん今」

高須「"軍として"」

松本「ははははは……何を、しょい……しょい過ぎや !!」

高須「いや、ホンマねえ?――あのねえ、大きく考え過ぎや !!
"軍手や"――言うて――"軍かいな ?! "」

松本「はっはっはっ……」

高須「ドキドキし過ぎ !! ……そんなデカイ人間でもないんやから!」

松本「はっはっはっはっはっ……」

高須「――それはそれでちょっと面白いな、そういうのんな」

音楽:夏にご用心/桜田淳子

104

シュプ〜レ屁コール

2003年09月25日放送

第百四回目は、「日経エンター放送作家ランキング第一位」の座に輝いた高須ちゃんの話題から、放送作家の素質と松ちゃんの企画会議、ガレッジ川田氏の結婚、最近の若手芸人の真面目さと結婚の傾向と業界ネタが続き、品川さまのド変態員ぶりと、変態芸人の嫁に見る巨人ファンとの共通点「パスタを抱えるポーズ」、洗脳された野球ファン、マンションの共益費への怒りから高須ちゃんの実家と「家系」の話題でCMへ。明けては昭和の衛生事情、尼崎からのシュプ〜レ屁コール、CXイトウ氏の母の整形と女性の羞恥心、ライバルの大切さに関して。

お気に入りトーク「他の放送作家との会議」

松本「全否定したったらもう、終わってまうからね?」

高須「いや、それは自分偉いなあ思うわ。よう横で見てて」

松本「んー……」

高須「ああ、言うても横で気ィ使って、こう……
なんか、"ひとこと添えてるなあ!"と思うもん」

松本「添えるよ」

高須「添えてるねえ、自分」

松本「添える、添える……」

高須「そこは"ああ、優しいなあ"……」

松本「そこはやっぱり俺も、放送作家を兼――かねてるもん」

高須「そうやなあ」

松本「ケン、カネテルもん」

高須「――えっ?外人かいな」

松本「はっはっはっはっはっ !!」

高須ケン=カネテルかいな?」

松本「日系人かいな――ニッケイといえば」

高須「ああっ !!」

松本「日経エンター放送作家ランキング第一位やで?」

高須「ありがとうございます、本当に……――それ言いたいん!」

松本「はっはっはっはっはっ……」

音楽:恋人もいないのに/シモンズ

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