パペポ・フォーエバー 欠史32本
NYSP 97
1997 / 01 / 01
ぼやき漫才
1997 年新春スペシャルは、上岡氏の「本当に辞めます宣言」と、引退後のために「上岡マシンを作ろう」という話題から。「放送禁止用語とは一体なにか」、流行語の "超" や、新野新語の "ありいの" など、言葉に関するトークへ。おなじみ OBC の川添ディレクターについて語った後、ノックさん登場。「ぼやき漫才の極意」と、この頃の若者について。「パフィー、シノラーを御存知ですか」、「たまごっちは何が楽しいのか」、「地べたに座って物を食べる心理」など。初めての海外旅行の思い出、デビュー当時のファッションでエンディングへ。
【3.25】 お土産大歓迎 ! / 【10.7】ゴルファー寛平 / 【7.15】ジミー野人化 / 【7.1】キダ・タローの逆バンジー / 【NY】ニューヨークのバスの上から / 【10.21】老人皆殺し計画 / 【8.26】上岡 首振り熱唱 ! / 【8.12】がんばれ ! 自衛隊 / 【6.10】パペポ in パリ / 【7.8】志ん生を見た ! / 【9.9】やまない雨はない / ( 今回の収録後 ) 聖書の人物の年齢 , タンスのクリスマスツリーの思い出
( この頃の 『ノックは無用』 の出演者 ) ―― 「ノックは無用。ノックはおらんし、アンタもおらん。雀々だけや。…ホンマに無用やわアイツ !」
( のりピー語 ) ―― 「あれは、あの人だけでしたなあ。あの人だけで終わりました。あんなん言うてる人いてません。マンモスうれぴー…バーンって殴りますよ」
( "○○しぃの" … ) ―― 「 "ありぃの" って今とんねるずが言うてますが、新野弁やで ? 新野新ですよ ? だから、とんねるずに言うたったら使わない思いますわ」
( ェ平さんのゴルフ ) ―― 「間寛平なんかもう、野生ですからね。ホントホント。何か知らないのにやってるんですから。ゴルフって何か分からへんのに… "手袋はめるのか ? " とか言うて」
( 新聞の見出しに納得がイカン !! ) ―― 「宣伝ちっちゃいねん。『硝子のかけらたち』 って、ホンマにかけらや。【ジミー野生化】 でっかいねん。…どっちが大事やねん !! 【西田ひかるの誕生日】 …どっちが大事やねん !! ナメとんかい !!」
( ビックリ人間大集合 ) ―― 「特ホウ王国で、女のやつが。橋の上からバーッと飛び降りて、下の金魚バーッとすくって上がってきよんねん。…どんな人間やアレ !?」
( 原健三郎議員は…大丈夫か ? ) ―― 「拝んでても何か言うてましたで。何か言うてはんのかな思ったら、言うてはれへんねんもん。口が勝手に動くねん。もうそんな人通ったらアカンわもう…」
( 比例で通った議員さん ) ―― 「気色悪いやろねえ。"スベったんかなあ ? …通ったんかあ" って。どっちやねん。物凄い身体オカシなるやろねえ。"アカン、スベったあ" と思って "通った…。通った ? オレ通ったん。通ったんか ? …でも街の人は俺を認めてない" ……」
( ノックさんの 21 世紀 ) ――
「あともう三年ですわ…。あと三年で 21 世紀に入る。…鳥取県…」
( 自衛隊の誤射事故 ) ―― 「自衛隊でもアレ何やっとんねん…。今年ありましたがな、アメリカと一緒に演習して、アメリカの飛行機墜としてどうすんねん。ミサイル撃ったってどうすんねん。殺しゃあエエで ? 助かっとんねん。どんなミサイルやねん。機能がアカンやないかい ! 死んどかなアカンがな !」
( 駐車違反に相応しい罰 ) ―― 「そこに駐められた迷惑な人は、斧でバーンバーンって叩いてもエエということにしはったらどうでんねん。そんな条例。奇抜なんやらなあきまへんで。それか、車全体がサバ臭くなるいうやつとか…。三日ぐらい洗わないと取れない…」
( アフロ時代の鶴瓶ちゃん ) ―― 「正直言いますわ。…俺なんであんな頭してたんやろ…。あれねえ、夏になったら苦情の電話かかってきまんねん。"暑苦しいからあの子出さんといて" って」 , 「僕も思うんですけど、ああいう過激な髪型してて、よう師匠が怒らなんだなあと。スゴイ師匠ですわ。噺家なんですよ。上方落語協会の会長でっせ」
( 名前変われど本質は… ) ―― 「カタカナでつけるのやめなあきまへんで ? ストーカーなんて、ものすごいなんか、"ハヤリやなあ、すごいエエなあ…" って、【変質者】 でっせアレ」
( 貧者たちの聖なる夜 ) ―― 「 "クリスマスツリー買うてくれって言うたら、ウチどこ庭あんねん !! " と。"畳めくって埋めるんかい !! " とか、般若みたいな顔して言うから…」 , 「タンス、上ちょっと開けて、下もまたちょっと開けて、下ちょっと開けて…上から腰巻きのヒモとかビューッ…って。ほんでオカンが "マナブ、クリスマスツリーや ! " おちょくっとんかいアンダラア ?! …バーンって閉めたんや。…オカン悲しそうな顔しよった…」
( 引退決めて清々しました ) ―― 「もう僕の芸は 20 世紀で終わり。21 世紀からは新しい人生を歩もう、と。この道 40 年やりゃあいいじゃないですか !」
( お客さんからの差し入れです ) ―― 「なに持ってきたん ? … ( 放送禁止 ) 。昔これで中毒出てようけ死んだ…。ホンマホンマ」
( これもお客さんからの差し入れです ) ―― 「だからこの松阪牛。松阪の良い牛のね……悪いとこを、しぐれ煮にするんですよ。煮な食べられへんねん」
( マスコミの話題作りによって生き延びた言葉 ) ―― 「チョベリバやの、チョベリグなんてのは、そんなん全高校生が使ってたはずが無いんですよ。あれはほんの一部の高校生がちょっと隠語的に使ってたことを、どっかのマスコミが面白がって、"いまコギャルたちの使ってる流行語を知ってますか ? " って、これを聞いてから言うようになっただけなんですよみんな。あんなの放っといたら、あのまま死滅してたんですよ」
( 四番ウッドを家に置いてきた間寛平 ) ―― 「 "家にはあんねやけどなあ。こんなとこで要るとは思わなんだ…" 家出るとき持って来ようかなと思ったんやけど、要るとは思わなんだんやて。…どこで要るねん、と。それで釣りすんのかあんた ?! ここでしか役に立たんやろゴルフ道具なんか !」
( 原健三郎議員は置物みたい… ) ―― 「尾崎咢堂、三木武夫ともども銅像立てる言うにゃけど、あのオッサンそのまま置いといたらええのになあ…」
( 地球連合構想 ) ―― 「火星とは言わんけども、どこか他の惑星から攻めてきたら、地球は一丸となるやろねえ。もうアフガニスタンもアメリカも、それこそイランも日本も言うてへんで ?」
( 消費税は、かくあれ ) ―― 「極端なこと言うと、一万円以下の単価のモンは、消費税無税にするんです。ほとんどのモンは一万円以下で済んでます。一万円以上には 3 パーセント。十万円越えたら 5 パーセント。百万円越えたら 10 パーセントの消費税。これで僕はいけると思う」
( 噂の 『たまごっち』 を遊んでみました ) ―― 「…僕も育てたけどねえ…。知らん間にウンコになってた…。アホかあ !!」
( マラソンは精神を豊かにします ) ―― 「少々のノイローゼとか、心の病はね、100 キロ走ったら治る。誰でも治る。最初は "何で走ってんねやろ" 思うよ、20 キロ 30 キロは。でも 80 キロ過ぎたらそんなん思わへん。魂の自分に戻る」
( やまない雨は無い ) ―― 「先輩ら麻雀してるから、"あのー、雨やみますかねえ ? "… "うん。今までやまなんだ雨ないなあ" って。ホンマやなあ、雨ばっかりや言うてもいつかやんでるなあ…。やまない雨は無いんです」
( 若き日の自分を見よ ) ―― 「高校生のあのルーズソックス。あれは言うとくけどカッコ悪いよー。あれ大人になってからあの写真みたらきっとイヤがると思うよ。僕なんかでも見るのがイヤーな写真あるもん。…ロングヘアでパンタロンの…」















引退後はアメリカへ
鶴瓶「俺は別に上岡師匠の弟子やないから
   "あんたも辞めはりまんの ? " って、辞めへん辞めへん !
   何で俺も辞めなアカンねんな ?!」

上岡「コンビでもなければ一門でもないし」
鶴瓶「そうそう。週に一回会うだけの方ですからね」
上岡「そうそうそう」
鶴瓶「だから、この番組はこれで続けるか
   それか、まあ向こうへ行って録るかですね」

上岡「そうですね」
鶴瓶「向こう行ったら――向こう行ったら
   喋っとくんなはれや ? もし、やるとなったら」

上岡「……でももう日本語忘れてしまうかもワカラン……」
鶴瓶「 (^^) アホなこと言いな ! どんなんやっ !」

■ 上岡引退後は、上岡ロボットとパペポしよう
鶴瓶「僕はこのパペポやってて一番嬉しいのは
   師匠がホンマに怒って目ェがキューッと吊り上がって
   黒目がグーッとなってきて自分の世界に入る。
   アレもちょっと機械つくっとかないとね」

上岡「 (^^) はあ……」
鶴瓶「もうひとつ嬉しいのは、ホンマに鼻鳴らして笑いはる。
   "ンホホホー ! " って」

上岡「ほんなら、普通に立ってるやつと
   グーッと入り込んだやつと
   鼻鳴らして笑う、 3 バージョン作っとこう」

鶴瓶「もうひとつ要るんですよ…」
上岡「まだ要るの ?」
鶴瓶「ええ。首振って唄うやつ」
上岡「 (^^) ……」

■ 放送禁止用語とは
鶴瓶「本当は放送禁止用語なんか無いんでしょう ?」
上岡「それがおかしいですよ」
鶴瓶「それがおかしいでしょ ? …ああ、エエこと言うてくれます。
   ホンマは無いんですよ」

上岡「そうですよ」
鶴瓶「無いですよねえ ?」
上岡「無いハズなんです」
鶴瓶「無いのにもかかわらず、放送に規制されたものというのは
   放送禁止用語という言い方がもう差別じゃないですか !?」

上岡「そうです…」
鶴瓶「エエこと言うてくれるわ。
   いや、エエこと言うてるのは俺やけどね

上岡「 (^^) ……」

■ いろんな芸人が出てきました
上岡「どうして出てきたかワカランやつおるよ。
   山崎邦正なんか――」

鶴瓶「吉本ですよ」
上岡「どうして出てきたの ?」
鶴瓶「ええと………沸いたんでしょう。
   どっかで沸いたんでしょう」

上岡「ぱっとドブ板めくったら出てきたんやなあ」
鶴瓶「あいつらのギャグがワカランから
   いっぺん止めたことあるがな。
   ジミーとえらい喧嘩するんですよ本番中に。
   ジミーのほうが先輩やし、山崎邦正は後輩やのに
   ガーッと言うからね、"お前やめえコラア" って言うたら
   喧嘩して笑ろてるんです。喧嘩のギャグなんですよ。
   …わからへんやん、そんな…。
   どこまでマジか、ほんで仲ええねん二人とも…」


■ 高層建築物
鶴瓶「あれ大阪には何であんなん建ちまへんねん」
上岡「地震があるからなあ…」
鶴瓶「えっ ? 地震なんか大阪でありまっか ?」
上岡「…こないだあったやろ
鶴瓶「 (^^) …いやいや…」
上岡「あんな大きい地震があったがな !」
鶴瓶「ち、違うやん…。いや、俺は被爆者やで ?!」
上岡「被爆者 ?!」
鶴瓶「 (^^) ……。」
上岡「ムチャクチャ言うなあ…。キミ被爆者か ? どこで ?!」
鶴瓶「ひ……被災者っ !」

■ 年寄り皆殺し計画
鶴瓶「老人はどないしまんねん、老人は」
上岡「老人は 70 になったら殺す」
鶴瓶「 (^^) …アホな事言うな !! コワイわっ !!」
上岡「何を言うてんねん。ゴールの見えたマラソンは
   走りやすいにゃでえ。68 になったら "あと 2 年 ! "
   70 になったら自動的に殺すねん。
   住みよい世の中になるよー」

鶴瓶「……ほんなら、足らん人はどないなんねん。
   67 で死んだ人は」

上岡「その人は家族が 3 年もらえんねん
鶴瓶「 (^^) ああ、もらえまんの ?!
   ほんなら若死にしたらごっつい喜ぶ――
   "この子は三つで死んだから
    私は 50 やから 117 まで" ――無茶苦茶やん !!」


■ ぼやき漫才の大家・人生幸朗さん
上岡「人生幸朗師匠のときの歌の "ぼやき" というのはね
   ぼやきのベースというのがありまして
   客がツッコめるぼやきやったんですよ。
   人生幸朗師匠のぼやきは、ぼやいてるけども
   攻撃はしてるけども、お客さんには全て
   "その攻撃が無駄だ" ということが分かってる」

鶴瓶「うん…」
上岡「つまりね、昔は――例えば美樹克彦の歌に
   ぼやきはるんですよ。
   『俺の涙は俺が拭く』 ……あたりまえじゃあ !!
   誰がお前の涙なんか拭くかい !! って。
   ――せやけど、美樹克彦は
   "俺の涙は俺が拭く" って言うてるんや」

鶴瓶「うはははははっ !!」
上岡「ぼやく必要ないでしょう。
   西郷輝彦のヒット曲、『海は振り向かない』 。
   ……あたりまえじゃあ !! 海振り向いたら
   出て行った船戻ってくるわい !! って言うけど
   だから "海は振り向かない" っていうてるんやから」

ノック「ははははは…」
上岡「海が振り向くいうたら怒ってええよ。
   "♪リンゴは何にも言わないけれど〜" って
   八百屋のおっさんうるさくて寝られるか――って
   "なんにも言わない" っちゅうねん !!
   そういうベースがあった。客が "アホやなあ" と」

鶴瓶「あの師匠の卑怯なんありましたよ。
   誰々の 『太陽にキッス』 。そんな歌知らんねん…。
   ぼやかんでエエ言うねん !!
   そんな歌みんな知らんがな !!
   "いま流行ってる" って、流行ってへん、流行ってへん !!」

上岡「人生幸朗師匠の "ヒットしてる" ぐらい
   ヒットしてなかったなあ。
   "いまヒットしてる伊東きよ子の 『涙の瓶詰め』 ! "
   ……知らん知らん知らん

鶴瓶「ふふふふふ…」
上岡「 "ほとんど知らんよー" っちゅう歌やからねえ…。
   ぼやきというのは、だから、お客さんから見て
   "バカなこと" やけど、その中に真理も含まれているという。
   ぼやいてる人が、本当に怒って
   攻撃してるんではない、というね……」

鶴瓶「うん…」
上岡「今の、『アジアの純真』 やったら
   本気でぼやかなしゃあないでしょう。
   "
なにを申しておるかあ ?! " って。
   "どこがアジアやねん !! " っちゅうのあるやん…。
   アレやとイカンのですよ、ホンマに "ぼやけて" まうから」


■ 恨み腹
上岡「自分で腹切って、中の内臓取り出して
   相手へ投げつけたっちゅうのある……」

鶴瓶「そうや !」
ノック「弁慶がそうや、弁慶」
上岡「弁慶は "立ち往生" いうて――」
ノック「……出さなんだ ?
鶴瓶「うはははは……今日は楽やわ、ウワテいてるから !」
THEME SONG : RING A LING / TIGGY
BEGINNING DIALOG : 「いやいやもう、すごいスタジオに久しぶりにこの大きなスタジオでねえ」
ENDING LETTER : はやの CM が山口で流れ出しました。…が、山口にはやがありません
NYK | 97N | 487