松本人志・高須光聖「放送室」 第290回〜第299回
290 : 引退
2007年4月21日放送
■ 解説
第 290 回目は、隆博氏の歌手デビューを「草原から出た」と戒めてのスタート。途中「先週と全く同じ事を言う放送にする」との試み (即座に中断) を挟んで、ゴミ理事長に任命 (?!) された佐々木氏の奔走、よく似た表紙の月刊誌の罠、そして学友・藤井氏と電話をする試みへと流れるも、これは失敗した。ほか、「宣伝らしからぬ宣伝に松ちゃんの優しさをみよ」という本人の訴えを経て、桂春団治と藤山寛美について。松ちゃん自らを含め、芸人の去り際について考える。
■ 今日のお気に入りトーク : 「ご挨拶」
松本「どうもー。ダウンタウンの松ちゃんでーす」
高須「はははははっ !! …そんなんアリなん ?!」
松本「そらアリでしょう、別に…」
高須「…どうもー、タカスーセッツ工科大学でーす」
松本「うん…」
高須「ねっ」
松本「ええ…」
高須「なんか俺がスベったみたいなってるやん、これ…」
松本「そうですね」
高須「ちょっと待って――」
松本「スベったというか、ちゃんと自分の名前言いやと思ったよね」
高須「はっはっはっはっ !!」
松本「今日初めて聞いた人はね。
"オマエ、何やねん" と。
"松本さんに対して失礼やないか" と。ふふふふふ……」
■ 今日のお気に入りトーク : 「あまりかん。」
松本「吉本のことを悪く言いながら、実はすごい吉本のためになることしか
僕は言ってないんですよ。
時おり高須の本のことも言うでしょ ? クサしながら」
高須「はっ !」
松本「でも実は、その中に僕の優しさがあるっていうことを、気付いてた ?」
高須「気付いてませんでした、正直…」
松本「こんなもん放っといたら、あんなしょうもない二束三文の本誰が買うねん、と」
高須「はっはっはっはっ !! …あのねえ !!」
松本「葉っぱでできたような――
たぬきが葉っぱで書いたような、騙したような本やんか。あんなもん。
ポーンって、気ィ付いたら… ポーン !! いうて、買うて一週間後見たら
葉っぱが重なっただけのもんみたいなっとるわ、あんなもん !!」
高須「ふふふ…なってないよっ !!」
松本「カサカサカサカサカサ…いうて」
高須「動くんかいな !?」
松本「ははははは……」
高須「飛んでいくんかいな !」
音楽 : 想い出の渚 / ザ・ハンダース
291 : トータス松本
2007年4月28日放送
■ 解説
第 291 回目のスタートは、モモちゃんの成長とモリマン対決の間で悩む、父親としての山崎邦正について。続いて、高須邸の洗濯機や松本邸のトイレ (便秘の幽霊) など、電化製品の故障を語った後、「三又を招いたのお花見」を語り、後半はなんとゲスト乱入。トータス松本氏が加わり、三人の放送室となった。プロモーション活動の大儀さについて、松ちゃんがぼやいてトータスがその尻を叩く。ラストは「こぶ平の嘘」の話題から、とある後輩芸人の路上キスと、彼が作り出したトリック。
音楽 : あの日に帰りたい / 荒井由実
寝てないデカ
■ 解説
おそらくは 『あぶない刑事』 と何らかの関係があると思われる、新人の刑事さん。睡眠不足にまつわるトークの入り口でいつも張り込んでいる。
292 : 椅子
2007年5月5日放送
■ 解説
第 292 回目は、現代のオカルト・芸人きびのだんご氏と妻の罠にまつわる話題からスタート。いつものワイドショーに対する批判を挟み、政治とカネの問題について高須ちゃんが怒る。続いて、マニュアル人間と化したバイトに対して今度は松ちゃんが怒り、久しぶりにきっちり委員会が招集された。後半は、矢沢永吉や奥田民生、そして松本人志など、数字が出ないときもファンからの信頼が揺らがない人々について、その安定感の秘密を探った。
■ 今日のお気に入りトーク : 「便乗商売」
松本「 『頭頭』 と 『ビジュアルバム』 、映画のときに売ってまうかー ?」
高須「うはははははっ !! また何でも商売にしよるなあ ?!」
松本「いやいや、そうじゃなくて、ホンマにオカネはどうでもいいんですけど」
高須「貰ってええ ? ほんなら俺らの権利」
松本「…どゆこと ?」
高須「俺らが貰ってエエ ? なあ !」
松本「……いや、そこに何で自分が出てくるのかよう分かれへん……」
高須「 "自分が出てくるの" って、『頭頭』 オレ書いたで ?!
『ビジュアルバム』 も一緒にやったやんなあ !?」
松本「……。そうやったっけ。
この一、二年ちゃうかったっけ ? 自分とちゃんと喋るようになったん」
高須「ふふふ……。俺はもう小学校からオマエ知っとるぞ……」
松本「ホンマにちゃんと喋るようになったんのって、この半年やんなあ」
高須「はっはっはっはっ !! ホンマにちゃんと喋るようになったんのはな !」
松本「ははははは……」
高須「……そう言わなアカンのか。そう思ってたんか。」
松本「ふふふふふ……」
音楽 : 情熱 A Go-Go / ウルフルズ
293 : 改名
2007年5月12日放送
■ 解説
第 293 回目は、松ちゃんの『まんま』出演と、高須ちゃんを追う『めざまし』にまつわる話題から。出立をひかえたカンヌ映画祭に対する不安を語った後、しばらく筋なく「『ガキ』に寄せられた新たなクレーム」、「ベー師匠の "セックスせなアカン" 」、チャド氏の求める "お礼" と流れ、芸人の改名について語る。細木数子によって改名させられたおさる氏を失敗例とし、さまーず & くりぃむを成功例に挙げた。ラストは、サウナの通路で一点を見つめるオッサンについて。
■ 今日のお気に入りトーク : 「クレームの電話」
高須「俺ね、悲しくなるんですよ、なんか…。
あんたのスイカを割ってたら、怒られてもしゃあないで ?
あなたのスイカを俺らが使ってたら――」
松本「勝手に忍び込んで、冷蔵庫から出してね…」
高須「それなら怒って、と。
それやったら、あなたに怒られる筋合いありますよ。
ただ、自分たちでカネ出して
スイカ自身は、食べられる…食べるものと思ってるかも
知れへんけども――」
松本「…噛んだけど。…うんうん」
高須「…噛んだけど。食べ物だけにね」
松本「ふふふ…。うん…」
高須「ただ、スイカ自身も、食べられるものと思って
生きてるワケじゃないですからね ?」
松本「……おっ ! スイカになったやん !」
高須「…俺が今一瞬にしてね」
松本「ははははは……スイカ自身になったでえ ?!」
高須「いやいや、スイカ自身になって――」
松本「どう ?!」
高須「…ひとこと ?」
松本「スイカになって、どう ?!」
高須「ふふふ…ちょっと待って…ムチャクチャやん !!」
松本「ここを逃げたらアカンよ !!」
高須「ち、ちょっと待って ?! こんなん言われへんって !!」
松本「……ガダガダガダガダ……」
高須「ピン掛け回してるやんか !!」
松本「あっはっはっはっはっ !!」
音楽 : 空港 / テレサ・テン
294 : どうでもいい話
2007年5月19日放送
■ 解説
第 294 回目は、『ガキ』の教室シリーズにみる村上ショージ氏の偉大さや、ロケ先で奇跡を起こす鶴瓶氏の一生懸命さなど先輩芸人について語り、蛍ちゃんの親父とナプキン、松本少年のタイツと穴、高須少年と裸のオカンなど、親たちの困った行動について。「SとMの逆転」語った後、『すべらない話』にも『すべる話』にもカテゴライズされない『どうでもいい話』をテーマに、松本・高須両家の両親の喧嘩や、車に轢かれまくりの尼崎時代、森岡一家のキリキリ舞いについて。
■ 今日のお気に入りトーク : 「屁」
高須「屁ェばっかりしてんな、自分……」
松本「ふふふふふ……」
高須「やる気あれへんやん、屁ェばっかり出してー…」
松本「……おっ ?! なにか ?! じゃあ、屁ェこいたらやる気無いんか ?」
高須「ムリからや。これ、大してそんなに、こんなキャラ付けてるけど…」
松本「じゃあ、屁ェこき合戦はどうなんねん ?!」
高須「ふふふふふ……えっ ?」
松本「この世の中に蔓延している――」
高須「あれへんわ、そんなもん !!」
松本「……無いんかいな ?」
高須「はっはっはっはっはっ !!」
松本「無いんやったらしゃあないなあ !」
高須「フラフラやんか !!」
松本「あっはっはっはっはっ !! ――フラフラやな !」
音楽 : VISITORS / 佐野元春
295 : 東京タワー
2007年5月26日放送
■ 解説
第 295 回目は、映画公開と日を同じくして放映された、ゴールデンの『すべらない話』にまつわる舞台裏からスタート。続いて、学友・藤井さんの「教材売って」、とあるアイドルタレントにまつわるコワイ話。リリー・フランキー氏の『東京タワー』書評。中盤、ゴミ委員に任命 (?!) されたフジテレビ佐々木氏の奔走、「子供を作るなら自分と同じ星座と血液型」を経て、無理から答えを捻り出させている「子供に見せたくない番組」アンケート不要論でエンディングへ。
■ 今日のお気に入りトーク : 「カンヌへの招待」
高須「カンヌでね、僕らは、"スーツ要るや要れへんや" いう話をしてたんですけど
これ要るんですか、要れへんのですか」
松本「自分は要らんのちゃう ?」
高須「……。」
松本「ランニングでええんちゃう ?」
高須「ふふふ……あのさあ……」
松本「肩のラインのできるだけ細いランニングでええんちゃう ?」
高須「ふふふ……何でやソレ……。
なんでそんなんでエエねん、俺だけ……」
松本「もう、ひもみたいなってるランニングでええんちゃう ?」
高須「オカマやがな !!」
松本「あっはっはっはっはっ !!」
音楽 : ぼくの妹に / 加山雄三
296 : 客観視
2007年6月2日放送
■ 解説
第 296 回目は、映画公開を直前に控えた松ちゃんのぼやきから。続いて、手数料を賭けた「高須 VS 銀行員」や、おばさんのお通夜で喪主に間違われた話など、高須ちゃんがこのごろ困った話と、小堺さんにそっくりなフジテレビのスタッフについて。後半、例の作家募集終了のお知らせと、「赤丸黒丸の松本解答例」、山ちゃんの面白顔写真集を語りつつ、自分を客観視することの大切さを説いた。ほか、大崎氏や中井氏など、吉本幹部社員のタレントとしての能力について。
■ 今日のお気に入りトーク : 「 『まちぶせ』 を聴き終えて」
高須「いやー、『まちぶせ』 ですよ。これ」
松本「……タイトルだけで言うたらもう、ヤクザみたいな考え方ですよねえ」
高須「ふふふ……まあ確かにね……」
松本「コワイですよ…」
高須「まあそうなんですけどね…」
音楽 : まちぶせ / 石川ひとみ
297 : カンヌ映画祭
2007年6月9日放送
■ 解説
第 297 回目は、ニュース報道でも周知の、松ちゃんカンヌ道中記。国内のインタビュアーと仏独インタビュアーの違いや、ファーストで空間を共有したキムタク、たけし監督にまつわる裏話など。ほか、到着後に見たもの・映画祭の舞台裏や、批判に対する松ちゃんからの批判。曲を明けては、板東英二氏やタムケンなど、本業と副業どちらにも長けた人たちについて。ラストは、「黒清水とクワガタ」、とあるスポーツ新聞に掲載された「間違い探し」について。
■ 今日のお気に入りトーク : 「たむけん商法」
松本「ほんで今度東京に出すんですけど――もう出したんか ?
ワカランねんけど、全国展開らしいですよ」
高須「そうですよ。五時間待ちですよ」
松本「あんなモンがさあ…」
高須「で、ストラップ売ってるし」
松本「ストラップ売ってたりとか……。」
高須「……ヘクシュッ !!」
松本「えええーっ ?!」
高須 (ハナをすすって…) 寒い話やな、この話は。
だからやろな、これいま出たのはな」
松本「……。ふふふふ……」
高須「鼻がムズムズするわ……」
松本「ホンマに、凄いよ」
高須「ストラップ売れて、ほいで、何や、あのー……
なんちゅうの ? のし袋 ?」
松本「のし袋…… ?」
高須「ヘクシュッ !!」
松本「うははははははっ !! ……オマエとは喋れんわ !!」
高須「あはははははっ !!」
松本「帰れ !! ……ふふふふふ……」
■ 今日のお気に入りトーク : 「忍び寄る使者」
松本「ちょっと前らしいねんけど、会議しててんて。結構重要な。
ほんなら清水が、結構白熱した会議のときに
"イタっ ?! " ってなってんて」
高須「おお !」
松本「脚の、アキレス腱あたりが "イタっ !! " ってなって
見たら――クワガタに挟まれててんて」
高須「あっはっはっはっはっ !!」
松本「 "また 『めちゃイケ』 やー !! " ってなってん。うははははっ !!」
高須「ははははは…… !! ナンボほどクワガタ逃げてんねんっ !!」
音楽 : 燃えよドラゴンズ ! / 板東英二
298 : マグカップ
2007年6月16日放送
■ 解説
第 298 回目は、カンヌの思い出も吐き出して、気の抜けた放送室。高須ちゃんがホテルのトイレで遭遇したウォシュレットや、過日の「便秘の幽霊」にまつわるその後。そして「黒いパンツと便秘の関係」に続く、松ちゃんの発見「カップの厚みと味の濃さは関係がある」という発表。曲を明けては、記憶力の衰えに流されて指示語を使うのはやめようという発起を経て、旅行を前にしたとき友人に対して感じる差別心を、カンヌ帰りのいま語る。「わんちゃんとは遊べへん !」。
■ 今日のお気に入りトーク : 「東京 FM」
松本「こんなことを、他では一切語らず、このラジオで語るボクを
わかって欲しいんです」
高須「………。」
松本「こんな―― 一銭にもならんような」
高須「… 一銭にならんことあれへんがな。なっとるがなコレ…」
松本「微弱な電波でね」
高須「微弱――微弱ではないですよ、普通の電波やがなコレ…」
松本「ふふふふふ…。身体に害のある電波で」
高須「害はない言うねん !!」
松本「あはははははっ !!」
高須「何の害があんねんコレ !!」
松本「何年後かに出ますよ、それは」
高須「そうですか…。そんなヤバイ電波ですか ?」
松本「そらそうですよ。東京 FM 聞きすぎて
膝イタなる人とか出てきますよ」
高須「なるほど !」
松本「あと、もう――」
高須「吐き気起こしたり」
松本「吐き気起こしたりしますからね…」
音楽 : JAYWALK / ジャストビコーズ
299 : コカ・コーラ ZERO
2007年6月23日放送
■ 解説
第 299 回目は、過日の豚しゃぶの席を振り返り、高須ちゃん大嘔吐 (豚の呪い) のエピソードからスタート。大日本人公開の余波や、昨今の芸能界におけるお笑い芸人の地位向上と、アイドル・女優と付き合う芸人たちについて語り、歌を明けては、高須ちゃんの納得いかないこと・「コカ・コーラZERO」について。「ダイエットコークがありながら何故 ZERO を出す」との疑問をぶちまけた。ほか、視聴率をかぎ分ける山崎邦正の嗅覚。
■ 今日のお気に入りトーク : 「 『ハイスクールララバイ』 を聴き終えて」
高須「長江健次さんか…」
松本「…が、どうしたの ?」
高須「いやいや、誰やったかなと思って。歌ってるの」
松本「ああ…」
高須「何年前ですか、これもう」
松本「知らん。もう七、八十年前なるんちゃう ?」
高須「………。やる気あれへんやん…」
松本「ふふふふふ…」
高須「懐かしい歌やなあと思ってね」
■ 今日のお気に入りトーク : 「オカンの獣」
高須「もうアレ、オカンの域こえてますからね、年齢的には
我らのお母さんは。オバンですよ ?」
松本「もうオバンになるんですよ…」
高須「だから、ある程度ちょっと前後とか、来る日の前日とか
ゆっくりやったらんとアカンよ。やっぱり疲れんねん。
シロウトがテレビ出て、ずーっとやってると。
リハもあって、どうのこうのやってると…」
松本「ホンマホンマ」
高須「結構な年齢やから、もう。死にかけとるワケやから。
あんなモン、死んでもオカシないねん」
松本「口からはもう出とるワケやからなあ、半分」
高須「ああ……魂が !」
松本「ええ。…エクトプラズム的な――」
高須「ヒュ〜ウ… ヒュ〜ウ… ヒュ〜ゥ… ヒュ〜ゥ… なっとんねや」
松本「あとはもう、背中ポンッと叩いたったらもう、すぐやがな」
高須「アウチッ !!」
松本「あっはっはっはっはっ !!」
高須「ふふふふふ…なってまいよるからなあ…」
松本「なってまいよるもん。それで親殺し言われたら堪ったもんやないわ !」
高須「…♪アァァァァァ… やからなあ、もう…」
松本「ふふふふふ…」
音楽 : ハイスクールララバイ / イモ欽トリオ
うわあああああ !!
■ 解説
高須ちゃんが曲題を読む際、噛んでしまったときの松ちゃんのリアクション。絶望感を全面に押し出した叫びが響き渡る。加藤登紀子の「この空を飛べたら」が「このソバを打てたら」に変化した例も。






