松本人志・高須光聖「放送室」 第150回〜第159回
150 : アメディオ
2004年08月12日放送
■ 解説
第百五十回目は、浜田親子に観る子供との付き合い方から始まり、落語好きの浜ちゃんジュニア、反抗期への恐れと「言うんデスティニー」、「息子と娘どちらが得か」、親との旅行を振り返っての「チン毛的なこと」、ロバート馬場氏のチンコの剥け方、そして高須ちゃんの剥け方の話題へ。 CM を明けては、再放送・赤いシリーズの思い出と、名作劇場のトーク。フランダースの黒いアヒル、ハイジのフランクフルト妄想話など「芯喰ってない話」を笑い、この日の傑作「アメディオのサイズ」へ。続いてはムーミン谷の矛盾、パーマン・オバ Q の魅力など、懐かしのアニメを振り返った。ラストは、日本人の価値観の推移について。自殺者の増加、自衛隊と徴兵制、そして連続殺人者の扱いに関する韓国の粗さへ。エンディングで高須和製英語「ライジングサン」が飛び出した。
■ 今日のお気に入りトーク : 「アメディオ誕生秘話」
松本「だってあんなん原作にないもん !!」
高須「んー、んー、んー。
だから、可愛く思わせるために……」
松本「アレもだから、プロデューサーが言うたんやろ ?」
高須「言うたんや。
"お前もうキャラクター薄過ぎるわ、コイツー" 」
松本「ハイジで。ハイジで思いのほかヤギで。食いつき良かった……」
高須「ほいで次、フランダースもやっぱし……」
松本「コレはもう言うまでもない。元々イヌなんやからー」
高須「イヌがおるから……」
松本「 "次ッ !! 次なにで行こう思もてんねんッ !! " ――って言われて」
高須「 "一応、会議で挙がったのは
母をたずねて三千里で行こう思もてるんですけど…… "」
松本「 "あくかァッ !!" ――言われて」
高須「言われて !」
松本「 "動物おれへんやないかお前ェッ !!" 」
高須「 "あああ !" 」
松本「 "今まで動物で来とんねん !!" 」
高須「 "そうですよね……。じゃあ何にしたらいいんですかね……" 」
松本「 "サルや、サルー !!" 」
高須「 "えええ?!" 」
松本「ははははは……」
高須「 "例えばの話やァッ !!" 」
松本「ドーン !! (プロデューサー退場 )
"……ありやな……"」
高須「なるで、会議は !」
松本「ふふふ……」
高須「 "でも、サルってデカイのんでええんかあ ? " 」
松本「あ、最初デカイのんで考えてたんかなあ。
……うわぁぁぁ ! こわぁぁぁっ !! あっはっはっはっはっ !!」
高須「 "それ、もう前も言うてる、例えやと思うでえ ?" 」
松本「うわうわうわうわうわ、マジで ?!」
高須「いやもう会議はな ?」
松本「マルコとおんなじぐらいのデカさやと…… うはははははっ !!」
高須「 "それはオレ例えやと思うでえ ?" 」
松本「どっちのオカン探すねん !!」
高須「ははははは !! …… "そうやなあ" 。
いや、でも大変や。
俺もあのへんで離れたんや、確かに。ははは……」
松本「……ちょっとオモロイなあ、それ。
うわ、フツーのサルにしたんや、最初……」
高須「フツーのサルに思って――」
松本「描き出したんや」
高須「 "いやいや、難しいで ? コレぇ……" 」
松本「マルコより、ちょっと背ェ低いぐらい…… うはははははっ !!
それと、手ェつないで探すみたいなカンジで――」
高須「 "動きに制約あるし、普通とめられるぞ ?" 」
松本「うはははははっ !!
"ちょっといいですか ? すいません……" 」
高須「 "うん、なんやー" 」
松本「 "もう今描き出してるんですけど" 」
高須「 "おお、いいよいいよ、ちょっと見してみい" 」
松本「 "どうしても、このサルのオカンは
どうなったって気になるんですけど……" 」
高須「 "どれ、ちょっと見してみいや…… デカっ !!" 」
松本「うはははははっ !!」
高須「 "そら気になるやろ、こんだけデカかったらお前 !!"」
松本「はっはっはっはっはっ……」
高須「ホンマ、馬鹿会議やで……」
音楽 : 人として / 海援隊
151 : 光り物
2004年08月19日放送
■ 解説
第百五十一回目は、老眼から窺える視野の拡がりからスタート。知られざる有名寿司屋など、業界人御用達の美味しい店が紹介され、高須ちゃんのグルメ作家ぶり、松ちゃんの未来世紀グルメンぶりを知らしめ、和食の魅力を褒め称えた。続いては、松ちゃん VS 光り物。「口に入れるモノがシルバーなのはおかしい、あんなのを食べる奴はアシカショー出ないといけない」と貶しつつ、都内の美味しいラーメン屋さんを大いに持ち上げた。中盤は吉本社屋の移転と、社長不在に伴う大崎洋氏のサクセスストーリーの紹介へ。自著でも紹介された温水プールでのエピソードから、WDDT 伊藤氏、清水氏の昇進など、ダウンタウン関係スタッフの出世に関して。続いては、理不尽なタレントへのスタッフの怒りなど。ラストはココリコ田中氏の「いい話」を紹介、松ちゃんも「もっといい話が欲しい」という。
音楽 : センチメンタル・ジャーニー / 松本伊代
何言うてるか分かれへん
■ 解説
そのままの言葉。番組初期に特に使われた。高須氏の説明に、言葉の微調整と噛みが加わったとき、舌打ちと共に発せられる。
152 : サットン
2004年08月26日放送
■ 解説
第百五十二回目は、三本録りの一本目。二人の学友・八百屋のサットンの急死から始まる。これまで幾度となく番組でも紹介されてきた人物だけに、リスナーとしてもビックリ。身近な人の死という衝撃、それを受け止める遺族など、いつもとは違うムードでこの日は幕を開けつつ、藤井氏の「業務用」数珠、それに掛けての「身近な人の幽霊」など、やはり面白いエピソードも紹介された。続いては、キムの回答不可能クイズ、中村雅俊氏の娘の結婚式、浜田一家との交友で CM へ。明けては、ユニット・ミュージシャンの難しさから、サザンオールスターズ、毎度おなじみ堺正章氏の売れ方の凄まじさトークと、ダウンタウンブーム再燃のために「流行語を作れ」と高須ちゃん。アントニオ猪木氏、志村けん氏、そして新喜劇メンバーのギャグを振り返り、ラストは Mr. オクレ氏の年齢の話題へ。
音楽 : 林檎殺人事件 / 郷ひろみ & 樹木希林
バカ OL
■ 解説
松本氏の語彙のひとつ。いささか男尊女卑的なニオイがしなくもないが、言われてみれば顔が浮かんできそうな人たち。
153 : プチ気づかい
2004年09月02日放送
■ 解説
第百五十三回目は、松紳スタッフのエレベーターからスタート。なぜか二階のボタンを押してくれないことを嫌味なく伝える方法から、小さな気づかいに関して。向かい合った机の下でぶつかる足、高須ちゃん会議中のサンドイッチ、そして車を運転する上での愛のあるドライブ、後輩を送るときのセリフ、床屋さんへの言葉、城間氏の領収書など、「プチ気のつかい」の大切さを説いた。 CM を明けても運転について。松ちゃんのようなドライバーが増えれば、運転し易くなるかも。そして今ちゃんのズボンと山下氏の一万円パクリ、この山下氏は「ジジイ轢いて免取中」らしい。続いては浜崎あゆみと avex 問題へ。「会長飛ばすなんて歌手ちゃうやん」と高須ちゃん、松ちゃんからは中国の反日問題、戦後の日本批判と原爆の被害について。ラストはコーヒー牛乳など昔話へ。
音楽 : 女のみち / 宮史郎とぴんからトリオ
バラエティの父
■ 解説
松本氏が、高須氏を讃えるときの尊称。「もっとすごい人たちがいる」 と即座に正すこともあれば、まんざらでもないのかそのまま進むときもある。ほか、有名な父にアダム・スミス (経済学の父) 、嘉納治五郎 (柔道の父) 。
154 : 妖怪
2004年09月09日放送
■ 解説
第百五十四回目は、松ちゃん 41 歳のケーキから始まり、「ケーキ屋だったらなあ」と自営業の子供を羨む。果物屋の高須ちゃん曰く、「食い物があるのに喰うなと言われるほうがツライ」という。続いて、「親の仕事として放送作家はいかに」、「芸人はいかに」という話題。テーマに入っては「妖怪」へ。好きな妖怪、カッパ、なりたい妖怪を持ち出すも、トークは弾まず 27 時間テレビの話題へ。かつてダウンタウンが出演したときの惨状、台風の影響による番組のグズグズさ加減を振り返り、「100 面マルチが 1 面も使われなかった」と憤った。 CM を明けては、ケーキにケチをつけつつの半身浴トーク再び。半身浴を激しく勧め、「半身浴で治らないのは人間関係とポルシェのへこみ」だけらしい。後半は、誕生日パーティとそこで貰えるプレゼントの扱い方と、長渕コンサートの裏の裏、ほんの少し妖怪に戻って、ラストは「価値観の違う人々だけで選ぶ」ベストジーニスト、服の趣味について。
音楽 : 夜明けの停車場 / 石橋正次
武野一起
■ 解説
『ダウンタウンDX』 のプロデューサー (元ディレクター) 。京大卒。『パペポ TV』 の AD として業界入り。番組 100 回目前後、特に高須氏から数多くのエピソードが語られたが、プロデューサー昇格に伴いあまり接点がなくなったものと思われる。無類の靴コレクターとしても知られる。
155 : 黒清水
2004年09月16日放送
■ 解説
第百五十五回目は、 CX 清水氏の話題からスタート。ボンボンならではの贅沢三昧が紹介され、旅行先での奇行、更にその子息の寿司屋での出来事など。続いては、二人の子供時代の寿司注文。清水氏とは打って変わって、貧しい時代の匂いが漂うトークへ。戻って、再度清水氏のお金持ちの話題と、プロデューサーとしての「見よう見まね」エピソード、沖縄でのハルシオンなど。 CM を明けては地震、そして阪神大震災の知られざる実際など重いテーマから、渋谷で発見・松ちゃんのお兄さんの話題、紳助氏の語る「生まれ変わりの回数」について。ラストは金メダリスト北島氏の寒いコメントなど、スポーツ選手のわざとらしいセリフを笑った。
音楽 : 涙をふいて / 三好鉄生
……。そんなもんかねえ
■ 解説
敗北を認める言葉。おそらくは、目をそらして口を尖らせて発するのが正しい。
156 : カプリチョーザ
2004年09月23日放送
■ 解説
第百五十六回目は、近鉄消滅に伴う球界問題から始まり、アンチ野球論、バレーボールのサーブ権、プールサイドで鳴らされる笛の恐怖が終わり、よみうり武野氏の不思議な言動や、浜ちゃんの「指示好き」、ロンブー淳の謎へと流れる。 CM を明けては、貧乏話のイロイロから、カプリチョーザのトーク。「ニンニクとトマトのスパゲッティがメチャメチャ美味い」と松ちゃん大絶賛。続いては、山頭火や尾道ラーメンなど、オススメのラーメン屋さん。安くて美味い料理人を「ええ死に方するわ」と讃えた。そして長渕剛氏のコンサートの話題から、タダで貰えるグッズの罪悪感、ラストは、ようやく果たした高須ちゃんの半身浴へ。
音楽 : 観覧車 / 甲斐バンド
50 メートル走
■ 解説
松本氏の比喩によく出てくるもの。実力の勘定に用いられる。全速力で走り抜けるためにも使われるし、手加減して余裕を見せるためにも使われる。
157 : 暴露本
2004年09月30日放送
■ 解説
第百五十七回目は、放送室好きの流れ者の料理人から、リーズナブルの使い方、そして田代まさし逮捕へ。芸能人が起こした事件と、その影響から「警官に車内を調べられる」と松ちゃん、更に高須ちゃんの山頭火での出来事へ。続いては、警官と信号無視に引っ掛かった松ちゃん。以降も、交通ルールと裏技、そしてマナーへと流れる。中盤はチェッカーズ問題へ。「芸人に暴露本はない、ネタに変える」と、芸人を讃えた。後半は野球のストライキ問題と、監督の立ち位置、「吉本がモメたら古田は俺だ、星回り的にそうやねん」と松ちゃんは叫んだ。そして審判の曖昧さ、禁煙の難しさなどでエンディングへ。
音楽 : 恋の季節 / ピンキーとキラーズ
清水宏泰
■ 解説
『HEY!HEY!HEY!』 のチーフプロデューサー。名刹を実家にもつ東大卒で、愛称は "黒清水" 。"ハナクソを食う" といったエピソードで、番組中数々の "デリカシーがない" 点が指摘される。放送室にも二回ほど本人が登場し、準レギュラー的存在としてリスナーから親しまれている。
158 : 杉田かおる
2004年10月07日放送
■ 解説
第百五十八回目は、松ちゃんが新調したポットへの怒りから。「90度スタートはオカシイ、まず沸騰させてからにしろ」と叫び、普段ポットを使わない高須ちゃんを困らせ、「ナンバー・ツーの罪」、そして空港で見掛けた蟹、しりとり竜王での千原ジュニア氏の大混乱、浜ちゃんの息子のベースと「はなわ」について。 CM を明けては、35局ネットに減らされた放送室と、高須ちゃんの近況と温泉への楽しみ、そして松本軍団の旅行で遭遇した、作家・倉本氏の鬱、高須ちゃんと杉田かおる氏との飲み会。同氏の売れ方の凄まじさと、下ネタでヒく女への怒り、続いては二人のアイドル・ファン遍歴、業界人の中でのキムこと木村祐一氏ブームについて。ラストは、「愛のない」東野氏とカメ。
音楽 : 雨のエアポート / 欧陽菲菲
個人プレーでもあり、チームプレーでもある
■ 解説
バラエティ番組における、松本氏の考え方。こと 『DX』 のような集団トークにおいてこの姿勢が顕著に窺える。
159 : 話術
2004年10月14日放送
■ 解説
第百五十九回目は、悪びれる様子もなく届くダイレクトメールへの怒りや、「架空請求にご注意」の話題と、オレオレ詐欺、高須ちゃんのお母さんのメールについて。続いては、新紙幣とサイズ、「コンパクト化をめざす日本人が、なぜドルよりデカイ札を作る」と憤った。中盤はビリー・ジョエルの再婚と、エルトン・ジョンの財産の行方、ベッカムの息子たちに与えられる 70 億、「毎日が宝くじ当選」の松ちゃんなど、人それぞれの金銭価値について。 CM を明けては、話術にまつわるトーク。ガキ前説ライセンスの面白い話から、「ネタではない面白い話を披露する番組を作ろう」と松ちゃん。二丁拳銃・小掘氏の 10 万円の話も爆笑を誘った。メールから、韓国ブームやハリウッド斬り、「日本はアニメしかない」から、ラストはロードランナーなど外国アニメを讃えた。
音楽 : 喝采 / ちあきなおみ
アホに殺されるわ !!
■ 解説
出典不明。とても使いやすい言葉。「ボーッとした人間の手で、企図せず殺される」事態を指していう。






