松本人志・高須光聖「放送室」 第130回〜第139回
130 : 裁判員制度
2004年03月25日放送
■ 解説
第百三十回目は、昨今の奇抜な CM の、方向性の変移について。ホットペッパー (確か指揮者のヤツは提供が違うと思う) や、ファンタのナントカ先生を批判した。続いては花粉症の正体と撃退法へ。話題は変わって城間氏のガサツさや、新たに施行される 「裁判員制度」 、 O・J シンプソンの逃走や新制度への疑問を投げ掛けた。 CM を明けては、人間の性格の変節について。自己啓発と洗脳の境目や、松本人志の変わりぶり、高須ちゃんの仕組み、弾けて面白さを増す芸人さん、山崎氏の不思議な言動、ゲストに呼ばれない松ちゃんの位置は 「ブラジャー」 なのだという。
■ 今日のお気に入りトーク : 「 O・J シンプソンの逃走」
高須「アレ何でしたっけ。なんか "人殺しやー" って
一時期言われて逃げ回ってたの。ジープで。 O・J シンプソン」
松本「 O・J シンプソン無罪になりましたよ」
高須「あんだけ、ジープで逃げまくっといてよ ?!」
松本「ふふふ……」
高須「あないに逃げて逃げて逃げまくってやなあ ! ほいで――」
松本「ジープはもういらんやんか ! 車ででええやんか !
何かそれジープに何かあるんかなって思てまうやん。
"スポーツカーやったらええんかい" みたいな
カンジになってまうんで……
えらいジープ推しやけど、なんかその……
オウジェイシンプソンとジープ掛かってるカンジもあって
何か、何か、ジープはあんまり、この場合いらんのとちゃうん」
高須「ジープじゃないですけど……」
松本「ジープじゃなかったんかいな ?!」
高須「ははは ! ……ジープじゃなくてもいいですけど……」
松本「ジープじゃなくてもいいですけどっていうのもオカシイなあ……」
高須「っじゃあ、ジープでしたけど !!」
松本「うははははっ !! ……だから、ジープのことはエエやんか !!」
高須「車に乗って……」
松本「車、なに乗ってたん ?」
高須「……ジープです……」
松本「はっはっはっ !!」
高須「いや、そのジープはどうでもいいですけど……
あんだけ逃げ回っといてですよ ?!」
松本「おーおーおーおーおー !」
高須「それでまた、ねえ ?!」
松本「いや、逃げ回ってたかどうかは解れへんやんか !」
高須「物凄い逃げてましたよ、アレ !」
松本「いや、何を……」
高須「グイグイ、あのー…… ジープで」
松本「あはははははっ !!」
■ 今日のお気に入りトーク : 「人間の成長というものは」
高須「人のねえ。人の性格って変わると思いますか、松本さん」
松本「変わると思います」
高須「ああっ、そうですか !」
松本「はい」
高須「何でですか、どういう時に変わりますか。あなたも変わりましたか」
松本「んー…… 変わると思います」
高須「ほぉー」
松本「あのー…… 要するにね。
人はよく "天に召される" って言うでしょう」
高須「うん、うん、よくは解りませんけど」
松本「んふふふふふ……」
高須「まあ言われてますねえ」
松本「 "天に召される" って言うでしょう。
でー、誰が言い出したんやいう話ですけど。
なんか "死んだら上にあがる" みたいな感覚があるじゃないですか」
高須「はい」
松本「でも、それは、当たってるか間違ってるかはさておきですねえ。
"目線が上がっていく" ってことを言いたいんやと思うんですねえ僕は」
高須「ほお、どういうことですかソレは」
松本「要するに――」
高須「はい」
松本「人っていうのは成長するに従って身長が伸びますよね」
高須「なるほど」
松本「ある種」
高須「はい」
松本「ある種 ?」
高須「いやいや、まあ。そりゃそうです」
松本「歳をとっていくのはどういうことかと言いますと。
目線が上がっていくってことなんです。
目線が上がっていくというのはどういうことかと言うと
俯瞰で物が見れるっていうことなんですね」
高須「はいはい、はいはい」
松本「……。
……全部終わりました」
高須「はっはっはっ !! オールフィニッシュ ?!」
松本「オールフィニッシュ !」
高須「えええーっ ?!」
松本「下げてください、お皿を」
高須「はっはっはっはっ !!
いや、残ってるじゃないですか、まだ !!」
松本「はっはっはっはっ !! 残ってないです」
高須「肉も半分以上残ってるじゃないですか !」
松本「はっはっはっ !!」
高須「肉が物凄い残ってますよ、これ !!」
松本「いや、もう…… ヘドが出ます」
高須「えええーっ ?!」
音楽 : 嫁に来ないか / 新沼謙治
131 : 年金問題
2004年04月01日放送
■ 解説
第百三十一回目は、尼崎時代の 「面白かったこと、おもんなかったこと」 から、テーマに入っては、仰天のいかりや長介氏の逝去について。続いては、浜ちゃんのゼニゲバエピソードへ。 CM 収録にテンションの上がる様を、松ちゃんが皮肉った。 CM 繋がりから、スポンサーと演者の関係性、そして話題の江角マキコ氏年金未納問題について。芸能人のはらむ納金の盲点、 NHK の受信料などへ。後半最初は、松ちゃんの唱える老人九十歳終了のお話。不謹慎ながらも大変面白い肉付けが続き、三浦和義とマスコミ、ラストは、昔からの価値観の変わり様が語られた。
音楽 : 卒業写真 / 荒井由実
自分やりたい放題やな
■ 解説
松本氏が暴走したときの、戒めの言葉。放送室で最も多く笑いを作ってきたであろう 「○○かいな ?!」 (語感が似ているだけで脈絡のない単語をリンクさせる手口) が多発され、高須氏の 「違うよ !!」 が追いつかなくなったときに用いられることが多い。
132 : 左右対称道場
2004年04月08日放送
■ 解説
第百三十二回目は、聴視率調査と 「言論の自由」 から始まり、桜の季節に引っ掛けての 「桜批判」 が進められ、桜がチヤホヤされる理由と、高須ちゃんの主体性ゼロの合いの手が笑いを巻き起こした。続いては、海外好きの高須ちゃんエピソード、「医者に行くことのない」病気とその正体や、人間の 「くすぐったさ」 の存在意義へ。ドクトル松本の開いた三軒の道場を巡り、それを暴いた。いちごの歌から CM へ、明けては、類似した言葉の謎と、難しい言葉で綴るしりとりが始まった。人間ドッグにまつわる、ヘイポー & 山ちゃんの粋がりトークでラストを迎える。
■ 今日のお気に入りトーク : 「あの部分がくすぐったい理由」
松本「例えば、左の脇と、右の脇」
高須「はいはい、はいはい」
松本「どっちがくすぐったいとか、ありますか ?」
高須「どっちかが」
松本「どっちかが。こっちはくすぐったいけど――
右はくすぐったいのに左はくすぐったくない」
高須「ないですねえ」
松本「ないでしょう ? 足の裏とてそうですよ。ね ?」
高須「はい」
松本「で、今言いました脚のモモ、付け根んトコもこれ、両側。右も左も。
これでひとつ言えることは左右対称。 ―― "左右対称なんだよ ?"」
高須「いや、背中ぼくなりますよ……」
松本「坊ちゃん」
高須「首もなりますよ、首も」
松本「ふふふふふ……」
高須「坊ちゃんはどうでもいいです、まだ」
松本「坊ちゃん !」
高須「いや、まだいいです」
松本「はっはっはっ !!」
高須「僕は首も一応……全然対象じゃないですけども」
松本「人間はね ?」
高須「いやいや違う、 "人間はね" じゃない。
まだそんなんじゃない。大丈夫大丈夫。
あのー、背中の後ろのほうも……」
松本「やい小僧 !」
高須「……誰やねんソレ !」
松本「はっはっはっ……」
音楽 : カリフォルニア・コネクション / 水谷豊
133 : 幼児虐待
2004年04月15日放送
■ 解説
第百三十三回目は、松ちゃん一大決心の高い服購入から始まり、成金に見る感覚の麻痺、六本木ヒルズで起きた回転ドア事故から窺える、ニュースのブーム化を斬った。重ねて、幼児虐待報道の欺瞞や、赤鬼襲来、尼崎時代に育まれたヘドロ人間トークで CM へ。後半明けて一発目は、浜ちゃんの暴言から 「浜田は塾に行け」 、清水氏の天然ぶりと 「知識のご返杯」 、ダウンタウンの役割分担について。松ちゃんは絶対に仕切りができないらしい。ラストはナイナイ岡村氏の家に入った泥棒や、高須ちゃんのお引っ越しへ。出川氏結婚に見る結婚論で終わった。
■ 今日のお気に入りトーク : 「児童相談所にて」
松本「自分だけ別室連れて行かれて
"どうなの ? どうなの ?" みたいな。なんやろー」
高須「誘導尋問 ?」
松本「誘導尋問みたいなの掛けてくると思うでー ?」
高須「 "その時お父さんはどんな顔に見えた ?" 」
松本「そうそう、そうそう」
高須「 "それはちょっと怒ってるように見えた" 」
松本「 "鬼のように見えなかったっ ?!" 」
高須「そんな……」
松本「 "赤鬼のように見えなかったっ ?!" 」
高須「 "赤ですか… ? み、見えたかも……" 」
松本「 "顔は赤かったでしょう ?!" 」
高須「 "赤かった !" 」
松本「 "赤鬼ですよ、それはっ !!" みたいなことを言われて……」
高須「はっはっはっ !!」
松本「 "アカオニ〜っ !!" ってなことになりますよ !!」
音楽 : SOS / ピンクレディー
134 : 物の魂
2004年04月22日放送
■ 解説
第百三十四回目は、冒頭から CM 批判再び。続いては、高須ちゃんのツメに関して。二人の不潔な部分が覗かれ、 「ストレスフリー、零重苦の時はない」 と訴えた。更にこの日のテーマとなる 「なんでやねん !!」 な腹立つ出来事が次々と湧き出てきた。中盤挟むのは、後輩や友人のデリカシーなき一言、高須ちゃん家のコクーン導入記に始まる、魂なき「物」が巻き起こした、不思議で困るイタズラが暴かれた。松ちゃん家の冷蔵庫の 「優しさ確信犯」 でエンディングを迎える。
音楽 : お前サラサラサーファー・ガールおいらテカテカロックン・ローラー / 横浜銀蝿
じゃあ何があるよ ?!
■ 解説
高須氏が軽くボケて、それにシタリ顔の批評が加えられたとき、その反撃として用いられる言葉。「じゃあ自分言うてみい ?!」 も類義語。松本氏も 「これ高須の悪いクセや !」 と指摘したことがある。
135 : 日テレの駐車場
2004年04月29日放送
■ 解説
第百三十五回目は、松ちゃん禁煙宣言からスタート。タバコを止めたことの利点欠点を告白して、続いては松本軍団温泉でのお話。大のオッサンが繰り広げるピンポンパンゲームと、倉本氏のやらしい奇策について。中盤は日テレの駐車場に関して、高須ちゃんの怒りへ。演者以外の出入りが停められないことに叫んだものの、松ちゃんは一切何もしてはくれないようだ。 CM を明けては、ネット局削減へのビックリ・トーク。地域によるダウンタウンの強弱、くりぃむ上田と高須ちゃんのトイレ、粘液エビソード、報道ステーションなどが続き、ラストは浮気、ロンブー淳氏について。
音楽 : 愛人 / テレサ・テン
ゴホッゴホッ…カーッ !
■ 解説
パートナーが屁のニオイでブースを逃げ出すなど、テレビでは絶対に流れない部分を含む放送室で、おそらくテレビが最もイヤがるであろうもの。「タバコをやめて以来タンが絡みやすくなった」 と松本氏は語る。
136 : ドリーム視力
2004年05月06日放送
■ 解説
第百三十六回目は、二人の休暇について。 「もし長い休みがあれば」 という前提のもと、高須ちゃんはシルクロードを闊歩するらしい。沖縄に棲むハブクラゲや、 2 での割り方など、中盤はドリーム視力の話題から、夢を描くことの大切さを訴えた。結局松ちゃんの力の源は 「セックス」 らしい。 CM を明けては、知識の「欠け」に関して。皆が知ってるのになぜか自分だけ知らない言葉など。続いて、売れたタレントへ。高須ちゃんのユースケ発掘秘話から、その後はラストまでずっと、二人の世代のアイドルについて語られていった。
音楽 : 男同士 / 杉田二郎
屁
■ 解説
主に松本氏が繰り出す。強烈な臭いを伴うことも多いようだが、これについて高須氏に詫びることはない。「育った環境が悪い、尼崎が自分を屁の出やすいヘドロ人間にした」 と抗弁するのみである。
137 : 仲間外れ
2004年05月13日放送
■ 解説
第百三十七回目は、ゴールデンウィークの話題と、 「自分のために動いてくれる人はいるのか !!」 という叫びからスタート。幼い頃に出会った警官から、時代は遡って松ちゃんの養育費の内訳に関して。 「大人になるまで、5〜60万円しか使われてない !」 と訴え、貧乏ならではの寂しいエピソードが続いた。以降は、尼崎の不思議な住民について。トップバッターは森岡のオカンから、 CM を明けてはクリーニング屋とアイロン台とおぼしきを背中に入れた学友、そして苛烈な 「二人一組」 の恐怖へ。仲間外れになっての 「一人班」 、便所に落ちたとある子のエピソードへ。
音楽 : ちっぽけな感傷 / 山口百恵
そいでねえ
■ 解説
「…ええやん。」 と似た用途で使われる言葉。高須氏に散々喋らせておいて、このフレーズで肩すかしを食らわせる。 ベテラン俳優のような鷹揚な口ぶりで発するのが正しい。
138 : ニオイ
2004年05月20日放送
■ 解説
第百三十八回目は、長さんを囲む会の話題からスタート。ナメリカ安住氏 VS キム、酔って優しい松ちゃん、仕切っての「熱帯夜」の話とリンクしての昔話シリーズ「愛想のいい犬」、そして今日のメインテーマ「匂い」へ。学校にあった臭い物と、そこから喚起される思い出、更には都会では今や珍しいバキュームカーや、親のデリカシーを振り返った。 CM を明けては、逆にいい匂いを挙げてみたり、反動に更なるクサイ匂いや、キス魔ワンちゃんのエピソードに関して。葉書は「ケチャップの合う食べ物」から、家庭内害虫たちの織りなすグロテスクな光景、タマちゃん失踪、ラストは、子供たちの「電話の価値観の変節」。
音楽 : モンキーマジック / ゴダイゴ
フワフワしてるなあ
■ 解説
松本氏の説明が芯をくってないとき、言葉の微調整が多いときなどに発せられる、高須氏からの戒めの言葉。または、お互いにフワフワしているときは、自戒の言葉としても用いられる。
139 : ピクミン
2004年05月27日放送
■ 解説
第百三十九回目は、千代田の会館で高須ちゃんが巻き込まれた不愉快な出来事、そして宮内庁の出来事を絡めての名前の不思議から始まる。紅満子 (くれないまんこ) や曼子公園の妙、放送禁止用語との境目についてのオモシロトーク、下ネタ嫌いの欽ちゃんに関して。続いては、松ちゃんママの俳句再び。「俳句と川柳は違うのよ」と新作披露、終わっては高額納税者発表による恒例松ちゃんの怒りのトークへ。エーちゃん、若大将の稼ぎっぷりで CM へ。後半は、杉田かおる氏をはじめとした「面白い二の線芸能人」の話題や、最近夢中の「ピクミン」へ。ゲームの中での彼らの生き様から再びカネの話に戻って、この日の締めは「昔のツケが今来たよ」。
音楽 : 鳥の詩 / 杉田かおる
カプリチョーザ
■ 解説
松ちゃんオススメのイタリアンレストラン。放送中に激賛したことでお食事券の提供となり、カプリチョーザ杯のスポンサーとなり、後に番組そのもののスポンサーとなった (1クールのみ)。ちなみに松ちゃんのオススメはニンニクとトマトのパスタ。






