松本人志・高須光聖「放送室」 第010回〜第019回
010 : こ / 藤井
2001年12月06日放送
■ 解説
第十回目は、いきなり 「紅白」 から。その舞台裏のシンドさと、 Re:Japan での出演をゴネる松ちゃん、並んで今ちゃんの OL っぽさ、山ちゃんのワガママぶりが語られ、そして番組史上最強クラスの面白トーク、学生時代の友人・藤井氏の天然ぶり、 CM を明けても藤井電器、同氏の少年・青年時代に渡っての 「電化製品的な考え方」 な爆笑エピソードで綴られる。テーマに戻っても 「紅白」 、更に別分野での創作活動や、リットン調査団で終わった。松ちゃん曰く、彼らの話題でエンディングを迎えるのは 「このラジオが最初で最後」 だという。
音楽 : エマニエル夫人 / ピエールバシュレ
どっち ?!
■ 解説
似たような表現を二回使ったとき、どちらか一方の選択を促すフレーズ。言葉の微調整をさせないための、ひいてはリスナーに対してゴニョゴニョした感覚を与えないための配慮だったが、お互いに語気は荒い。
011 : さ / さんま
2001年12月13日放送
■ 解説
第十一回目は、 「宮迫氏の自慢話」 から。テーマとしては 「さ」 でさんま (明石屋) 。さんま氏の笑いへの貪欲さから、素人の内輪ウケのツマラナさ、司会芸など、お笑いをメインに会話は進む。 CM を明けては再び 「さんま」 へと戻り、松ちゃんとの笑いの方向性の違いや、後輩芸人の面白いエピソードへと流れていくが、 「三枝」 だけは結局何も無かった (何も無いと見せかけて "あるときもある" というが、今回は本当に無いらしい) 。更に果物の御影屋の誕生秘話、最後はリアルキッズの増長ぶりが飛び出した。
音楽 : さざんかの宿 / 大川栄策
長谷川朝二
■ 解説
番組スタート時からの番組ディレクター。トークの基となる "フォーマット" 制作や編集を通じて番組を監督する。時おり声が乗ることも。編集は主に氏が手掛けるらしく、初期は特に濃度の高いトークが繰り広げられていたためか、いささか会話の繋がりの不自然さも見受けられたが、この頃は "携帯電話を見ながらのトーク" や "一分近い音消し" など、完全パッケージを前提とした編集に切り替わりつつあるようだ。『大日本人』 においてはインタビュアーも勤めた。ちなみに二人がヘンなことを言うと恐い顔をするらしく、それを自覚したとき 「長谷川の顔はよう見ん」 のフレーズが出る。
012 : し / 紳助
2001年12月20日放送
■ 解説
第十二回目は、長谷川ディレクターの採点の話から。前回さんまさんの回は 78 点だったらしく、 100 点はあるのかという流れでキッチリできない交通法の話、戻って松ちゃんのキッチリ癖に飛んで、旅行や同棲など男女の距離感、そして納得いかない CM 、構成能力の話題から、話術へと流れ、テーマの島田 「紳助」 氏へ。同氏のアグレッシブさや、かつて憧れていた人と同じ番組 (松紳) に出ている違和感などに行き着く。 「志村けん」 から、 「死」 でエンディングを迎える。
音楽 : 巡恋歌 / 長渕剛
曲いきますか
■ 解説
この番組では概ね 1 オンエアにつき 1 曲、昭和の歌謡曲が流されるが、この入りのときに発せられるフレーズ。フルコーラス流されることは珍しいものの、曲終わりは 「これイイでしょう」 などとその楽曲を称えることもあれば、歌詞の意味がはっきりしないマイナーなアイドル歌謡に対しては 「これねえ…ふふふ」 と、笑うことも多い。余談ではあるが、流れる音楽は概ね交互に選曲され、演歌テイストの昭和歌謡やキャンディーズ、百恵ちゃんナンバーなどは松本氏が、エイティーズ歌謡やメジャーなフォークソング、ジュリーナンバーなどは高須氏のリクエストと思われる。かつてシングルベッド (シャ乱 Q) を流した際、その路線のズレ (?) を指摘されて以降、チキンライスのシーズンやトータスのゲスト出演後など特別な場合を除き、平成の曲は流れることは殆どない。
013 : 年末 / ドラマ
2001年12月27日放送
■ 解説
第十三回目は、 2001 年最後のオンエア。今年一年を振り返っての採点でオープニングを終える。メインは歌へ。ピンポンパン体操からは幼年期のアニメトーク、森田健作からは少年期のドラマトーク、ズンドコ節からは林間学校の出し物と稽古のトーク、ズンドコ節で CM を迎え、明けては浜ちゃんの粗さ、甲斐バンドの甲斐氏から有名人話へと流れ、プロボクサー・辰吉氏や、尼崎に来た芸能人、そして高須ちゃん・ブルースウィリス対談の裏、さだまさしトークでこの年は終わる。
■ 今日のお気に入りトーク : 「母をたずねて三千里」
高須「アメディオ。このー、サルやサル。ちっちゃいサル」
松本「ちっちゃいサルー」
高須「あれなあ ?」
松本「あんなもん……」
高須「でもなあ、あのアメディオは可愛かったわー」
松本「ええー ?」
高須「ちゅちゅちゅちゅちゅちゅ言って。俺欲しかったもんサル」
松本「あれを観て」
高須「あれを観て。――あれを観て、やろな ? 多分。
サル欲しいと思ったときあったもん」
松本「ああそう」
高須「うん…… ホンマに、俺、箕面行ったときに
ちっちゃいサル、おったのよ。子供みたいな」
松本「うん」
高須「持って帰ろうか思ったもん」
松本「隠して」
高須「隠して」
松本「へーぇ……」
高須「親父が連れて行ってくれたのよ。そのー、軽トラに乗して」
松本「ふーん」
高須「俺をな」
松本「んー」
高須「で、サルとかを見たときに、ホンマに俺、多分そのときに
あのー、そのへんの時期じゃったんちゃうかな……」
松本「ふへへへへへ !!」
高須「もう噛み倒しやな、俺」
松本「……村長に…… なってましたよね ?」
音楽 : ピンポンパン体操 / 杉並児童合唱団
さらば涙といおう / 森田健作
ドリフのズンドコ節 / ザ・ドリフターズ
チャンピオン / アリス
案山子 / さだまさし
014 : 正月 / 占い
2002年01月03日放送
■ 解説
第十四回目は、 2002 年最初のオンエア。おみくじ、めざまし占い、初詣、風水、占星術、姓名判断など、占いトークで幕を開け、ウッちゃんの恋愛やサインの話で CM に入ると、明けては 「あの人は今」 など消えゆく芸能人、タイアップ番組に出たり素人との絡みのある芸能人、更には二人の実家の不味い料理など、貧乏臭いトークが立て続け。最後は正月の過ごし方から、空港に待ち構えるマスコミの不快、旅行先での不愉快な話など、芸能人ならではの苦労が語られた。
音楽 : 愛のメモリー / 松崎しげる
デリカシー
■ 解説
松本氏が重要視する価値観のひとつ。これが高い人間として、木村祐一氏と松本氏自身が挙げられ、逆に低い人間として、CX プロデューサー清水氏や石田靖氏などが挙げられる。
015 : す / スベる
2002年01月10日放送
■ 解説
第十五回目は、テーマで 「スベる」 。 「俺はスベったことがない」 を豪語する松ちゃんと、若手時代の舞台での強烈な寒い体験、大阪の放送局のカネの無さ、駆け出し作家時代の高須ちゃんが味わった壮絶な局の裏側、CM を明けては東京進出後のギャップ、バブル体験、 「隠し芸大会」 の話から、番組でのカネの使い方へと流れる。続いては 「スッチー」 。制服に対して欲情する不思議、作家・倉本氏の網タイツ裏話、浜ちゃんのエロビデオの話など、 「ええ話」 から 「エロの話」 で終わった。
音楽 : 狼なんて怖くない / 石野真子
1ミリたりとも
■ 解説
松本氏らしい表現。特に強調する際に使われる、最上級の表現。「1ミリたりとも思えへん !!」 など。これが出るときは大抵なにかに怒っている。この頃では 「ミリ」 に代わって 「ナノ」 が登場することも。ベルリンの壁建設に際し、フルシチョフはウルブリヒトに 「1ミリたりとも相手の領土に出るな」 と命じたという (1インチ説もある) 。
016 : せ / 成人式
2002年01月17日放送
■ 解説
第十六回目は、 「海外から来たもの」 の話からスタートして、高須ちゃんの家柄トークによるカマシ、松ちゃんの危険なジイちゃん、そして近頃のオカンの暴れっぷりへと続く。テーマに入っては 「成人式」 。松ちゃん成人式当日の話題から M-1 、 「あるあるネタ」 の弊害など笑いの問題で CM へと入り、明けては視聴率についても。数字に誘導される視聴者の危険と 「伊東家」 批判、電気グルーヴとの出会いと流れる。最後はドラマ出演と映画監督、サラリーマンの早朝歩き出勤など、様々な苦労話で終わった。
音楽 : モニカ / 吉川晃司
イヤでイヤでしょうがない
■ 解説
本当にイヤさ加減が伝わってくる、松本氏独特のフレーズ。
017 : そ / HEYHEY
2002年01月24日放送
■ 解説
第十七回目は、冒頭 「ガキの使い」 に関して。業界人からの評判や素人で 「ガキを観て自殺をやめた人」 の話、笑いが人を救うという話題から転じてチャリティ・コンサートの偽善、その他感動モノに騙される世間と、マスコミからの松本バッシング、芸人の儲けなど。 CM を明けては、番組での知られざる苦労と、芸人とミュージシャン、役者などとの対比、視聴率について、サイレント・ヒル 2 をクリアできない松ちゃん、高須ちゃんのキムタク論、ココリコの若手時代、他の芸人とのバランスに関してのトークで終わる。
■ 今日のお気に入りトーク : 「早く帰った夜は」
松本「サイレント・ヒルがやりたかってん」
高須「うっわー…… その気持ち分かるけども。早よ帰りたいいうのは」
松本「そうやねん。――で、やってな。なんかあのー……
どっか下水道みたいなところをワーッ……」
高須「うん」
松本「行ってな」
高須「うん」
松本「で、ドア、バーン !」
高須「うん」
松本「で、中入ってな」
高須「うん」
松本「で、中でカギがあって、それを入手したんや」
高須「うん」
松本「ほんなら、閉じ込められてもうて」
高須「……ははははは…… ほう。アホやなあ。アホ丸出しやがな。――うん」
松本「ほんで、あのー、ボタン式の―― カギやねん」
高須「うん、うん、うんうんうんうん」
松本「な ?」
高須「うん」
松本「三桁押さなアカン」
高須「押さなアカン。うん」
松本「……それが分かれへんから出られへんねん」
高須「うわ」
松本「はっはっはっはっはっ !」
高須「腹立つやろー ?」
松本「腹立つねん !」
高須「ゲームでな !」
松本「……絶対そんなヒント、どこにもなかってんけどなあ……」
高須「もうずーっと出られへんねや」
松本「ずっと出られへんねん。もう、中にもう
ゴキブリとかいっぱいおんねん。もう、ごっつ怖いやん……」
高須「はっはっはっはっはっ !!」
松本「真っ暗で、あのー、電池も切れて」
高須「うーわー…… キツイなー」
松本「懐中電灯の電気も切れてもうてん」
高須「うーわー…… あかんなー」
松本「でもそれは、前の病院のとこで乾電池を入手してたからー……」
高須「なんとか最初はやってこれたってこと」
松本「あのー、電池換えれて、また、ちょっと、こう…… 光って。
光ったんで、そこはまあまあ、しのいだんやけど……。
全然出られへん……」
高須「はっはっはっ…… 最悪やな自分……」
松本「もうあれ、あっこで終わりちゃうかなあ……」
高須「ははははは !!」
音楽 : 笑って許して / 和田アキ子
018 : 板尾 / ヒッチハイク
2002年01月31日放送
■ 解説
第十八回目は、週刊誌からのバッシングの話題からスタート。続いて小泉孝太郎や古谷一行(ドラゴンアッシュ)、梅宮アンナなど二世タレントについて、更に吉本のナイーブトリオの正月の話題、高須ちゃんのアグレッシブさから、ヒッチハイクでの東京進出へと流れる。CM を明けては、132R・板尾氏に関して驚きのトーク。逮捕の際など、同氏の様々な胡散臭いエピソードが長く語られ、最後は 「デパートの閉店時間」 や 「風営法」 など夜中の不便について。「自分の意見を言わない人間」 へのペナルティを訴えてエンディングに。
音楽 : 出航 (SASURAI) / 寺尾聰
シュウカク
■ 解説
「嗅覚」 の言い間違い。松本氏がよくやるが、何度正してもその都度まちがえ、 「ちゃう、キュウカクや」 と言い直す。ちなみに 「シュウカク」 という言葉も 「臭覚」 として存在している。その他、「航空会社」 と 「空港会社」 (確かに空港会社も存在する) や 「咀嚼」 と 「粗食」 、「登校」 と 「通校」 ("通校許可証" という単語もあるが) についても同じ。余談ではあるが、古い 『ガキ』 の VTR の中にも航空と空港を言い間違えている場面があり、おそらく "未亡人と用心棒" や "離陸と着陸" 同様、松本氏の頭に貼り付いていない単語なのだと思われる。
019 : た 1 / 芸能リポーター
2002年02月07日放送
■ 解説
第十九回目は、寝起きのロー・テンション・トークから。松ちゃんの顔の小ささ、今ちゃんのスタイルなど、意外と知られていない松本軍団のルックスについて語られる。更に、タレントの二次・三次使用の危険を訴えブームに乗っかった衣装や写真集、漫才のネタなどを否定する。「ビートたけし」 からテーマはスタート。松本VSたけしを描いた週刊誌に怒り、ミッチー・サッチー戦争、果ては芸能人の謝罪記者会見の不思議、芸能リポーターの対処法、有名税などタレントの苦労話へと話は流れた。
音楽 : サムライ / 沢田研二
この番組は東京 FM をキーステーションに…
■ 解説
高須ちゃんに任された、重要なアナウンス。「JFN 37 局ネットでお送りしております」と続くが、近年では制作も変わり、使われることは無くなった。これを読み上げるとき高須ちゃんは妙に噛む。






