機動戦士ガンダム外伝 死にゆくものたちへの祈り
サキ・グラハム軍曹
ルウム戦役で亡くした兄に影響されて特殊部隊入りを志願するも、彼女自身は別に何したワケでない普通の民間人。情報解析能力に優れ、ヘンリーの副官のような役割を担っている。ザクを駆ってピクシーに挑むも敗れ、機体が爆発する寸前に脱出。後にボルクと出会い、いずこかへと消えた……。
サナ・ニマ伍長
金髪にして鉤鼻の青年。田舎町に配属されていたせいか暗くて気が弱く、その町が攻撃を受けた際に敵前逃亡をして投獄された。それでも兵員不足から出獄され、アルバトロス隊に送られてガンキャノン乗りになる。ボルクの「サラリーマン金太郎」のような部分に男惚れしたのだろう、彼を慕いラストステージまで共に戦う。
ダバ・ソイ軍曹
かつては香港で警察官をやっていたという、逆毛の青年。東洋系の顔立ちをしている。徴兵されてMS乗りになり、ボルクの「現場を第一に考える」という主張に共感、以来彼を慕い続けている。サナと共にガンキャノンを駆り、ボルクのサポートに廻った。
ノクト・ガディッシュ少佐
ジャブローで司令の補佐役を勤めていたが判断ミスを犯し、作戦決行遅延の詰め腹を切らされゴビ砂漠に送られてしまう。それでも依然エリート意識が強く、親戚のエルラン中将によって、いつかジャブローのオフィスに戻れることを信じている。お役所的な性格で、状況判断の巧いボルクとはことあるごとに対立している。最終幕では、あろうことか部下を見捨ててミデアで逃げていった。エルランの逮捕で、彼の出世の道もまた絶たれたことだろう。
ヘンリー・ブーン大尉
犯罪者部隊ウルフ・ガーを指揮する、冷静沈着な隊長どの。かつてキシリアの下で親衛隊員をやっていた(ほら、あのシャアが「匂いで判る」って言ってた、あの人たち)こともあったが、反ザビ家クーデターの嫌疑を掛けられ左遷される。どこかシュタイナーと似たような気配をもつ中年男性、しかし彼との決定的な違いは常に「戦い」を求める性格であるということ。劣勢なったのちもイフリートを駆りガンダムに挑む。
「俺たちが一番、強かったぞ…」
ボルク・クライ大尉
開戦当初は戦闘機のパイロットをしていたが、現在ではノクトとぶつかりながらもピクシーのパイロットをやっている。真面目な好青年、現場第一主義の立場をとるが、それ故に上司とのいさかいが絶えず(ここらへんが連邦軍)あちこちの任地を転々としてきた。アルバトロス隊の事実上の指揮官を勤め、ゴビ砂漠にてウルフ・ガーと交戦。これを撃破したのちは、戦場で出会ったジオン兵・サキと共にいずこかへと消える。
「あっというまに終わるぜ…」
マーチン・ハガー曹長
ヘルハウンド隊の副隊長を勤めていたが、新兵を教育する際になんと8人もの人員を無駄に殺してしまった。そのせいで地球送りとなるが、今でもその大罪を大変悔やんでおり、部下への思いやりだけは忘れていない。性格は荒々しく粗暴、左目の傷がそれっぽい雰囲気を出している。歳が近いせいか、隊長・ヘンリーと大変仲が良い。
レイ・ハミルトン伍長
訓練生時代、その美貌のせいで(男だよ)同性愛者の噂を流され、その流した二人を怒りの余り殺してしまった青年。そののちウルフ・ガーに配属された。一応はザクに乗るが、メカニックこそが彼の真骨頂、仲間からも大変重宝がられている。最期はアルバトロス隊と交戦、死を拒む叫びを挙げながら戦死。
レスタ・キャロット伍長
自分の家族を疎開させるためのカネを作ろうとヨソ様の家に押し入り、その家の人達を全員殺してしまったウリザネ顔の青年。強盗殺人罪で逮捕されるも、訓練生時代の成績が優秀だったためにヘンリーに拾われるウルフ・ガー入りに。アルバトロス隊と交戦、最期は彼に助けを求めつつ爆死した。
