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Gの影忍

Gの影忍

ある意味、最強の黒歴史。サイバーコミックス上に連載され、後に通常版、完全版、復刻版と、不死鳥のように再生を繰り返した傑作。『カムイ伝』を連想させる苛烈な忍者ストーリーに、音速メカアクションを絡め、一大ガンダム作品に昇華させた快作である。非公式作品を語る上で、外すことのできない至高の一品。

阿/太陽系の秘宝

アカギ/百騎夜行

NO PRINTING 百騎夜行に参加、木星に赴いた忍び。猿三兄弟に属し、「尾張のアカギ」の名を持つ。しかしこれが一体何のMSなのかは「バリュートとカギヅメ付きの連邦系」ということ以外不明。

アシュラ/百騎夜行

NO PRINTING 百騎夜行に参加、一党の指揮を執って木星に赴いた忍。常に三人一組で行動、ゴツイの・尼さん・そしてもう一人がアシュラである。彼らの活動はシャア公認で、自由の女神像からα・アジールを入手。指示するセリフの数々がなんかガンダムらしくなくてカッコイイ。しかし後方支援を主にこなしていたため、木星から現れる驚愕の事実、幾つもの"それ"を目撃、絶望を味わうことに。それでも涼牙のことは最強の男にして「彼以外"それ"は倒せない」と認めていたようで、その後は"それ"の消滅までを冷静に見届けていた。
「Gが活路をひらく!!」

アンキロン/太陽系の秘宝

吽/太陽系の秘宝

エマリー/犬吼哀歌

NO PRINTING 突然の忍びの襲撃に恐れをなした、いたって普通なザクのパイロット。激戦の末に弾丸を切らし、隊長に救いを求める。リクオーに背中を狙われ、混乱のあまりただでさえ残り少ないマシンガンを乱れ撃ち。「死ね死ね」と半狂乱になっていたところを仲間に鎮められた。

オガミ/百騎夜行

NO PRINTING 百騎夜行に参加、木星に赴いた忍び。「不動のオガミ」の名を持ち、所属集団名を言わなかったあたり普段は単独行動をとっているものと思われる。ちなみにどのMSが彼なのかは察する他にない。

加代/百騎夜行

NO PRINTING リョウガの師の娘であり、一度は彼の愛した女。気品ある和風の女性で、涼牙のイメージでは「獅子オドシと茶室」に居るのがこの人らしい。かつて涼牙は彼女の理想のために戦うことを励みとし、自らのミスにより(詳細不明)彼女を失ったことは、今でも涼牙の心に強く残っている。そして"それ"の中で再び出会ったものの、その後の人生の中で「未来に生きる」ことを知った彼は、惑わされはしなかった。そう、過去は二度とは戻らないのだ……。

キシン/百騎夜行

NO PRINTING 百騎夜行に参加、木星に赴いた忍び。百〇八体の"それ"を敗るため、赤目衆を率い最前線で戦った。額に傷のあるちょっと怖い顔付きの男。彼は結局あの未知の力を「手品」のようなものとしてしか理解していなかったのだろう。忍びは技に優れるが、別に超能力が使えるワケではないのである。幻舟に義理があると語る彼らはジオン系、赤目とはモノアイの意であり、シャアとここで繋がる。
「いかなる神変あやかしとて、われら忍はたばかれぬわ」

九尾/百騎夜行

NO PRINTING 十文字と共に涼牙を襲った忍び。一瞬だけ顔が映るが、特徴らしい特徴はない。機体はバウンドドックをモデルとし、「九尾の踊り」という特殊技を使う。しかし涼牙には通じず、十文字の放った巨大手裏剣によって真っ二つにされた。ちなみにこの一撃、彼は狙って放ったのではなく、涼牙の素早い身のこなしのせいでこうなってしまっただけのこと。

斬牙/龍虎の章

NO PRINTING 忍の里コロニーにて若き息吹の育成に力を注ぐ、歳も五十半ば(推定)の老いた忍。厳しい修行カリキュラムで知られ、「最低8Gの重力下で常人並みに動けること」を目標としていた。そこに突然の曲者出現、旧ザクにてそのニセ・ガンダムに挑むも、返り討ちに遭い負傷。彼の鍛えられた槍術でさえ、この敵には効果が無かった。彼は倒れ際、涼牙を指してこう言う。「もうすぐ強い男が帰ってくる…」と。しかし一命は取り留めており、子供たちから傷の手当てを受けていた。

クグツ/傀嘔の章

NO PRINTING 自らを「不死身のクグツ」と名乗るこの男、リョウガが謎の石彫り老人と出会ったおり彼らの隙を突いて攻撃を仕掛けた禿頭妖術師。機体を斬られても生きているコヤツの正体、タネを明かせば簡単で、遙か上方で操り人形のように機体を動かしているだけ。グフを持つその正体は実はタダのゾックだった。それにしても名前が「傀儡」とは、はなからネタバレ覚悟のキャラクターではあるまいか。罪を贖う老人を殺され、怒り心頭の涼牙は彼に対して一言、「人は誰も不死身にはなれん!!」。

苦念坊/修羅の章

NO PRINTING 怨鬼堂に与するこの男、死念坊と共に涼牙から逃げていたところを「始末せぬか?」と立ち止まったのが運の尽き。Gの手裏剣に目をやられ、そして次の一太刀で真っ二つになった。死念坊とは異なり涼牙の真の恐ろしさを知らなかったため、いきなりのモノアイ直撃を信じられなかったようである。

幻舟/龍虎の章

NO PRINTING 忍の里コロニーの長老を勤め、忍びの派遣を望むシャアに応えた男。彼を「少佐」と呼んでいることから考えて……うーむ、額に傷あるシャア少佐なんかいないぞ。恐らくはクワトロ大尉がスゥイート・ウォーターに入って暫くのことではないだろうか。彼らの行動指針はどこか不明瞭、連邦に味方する者あればジオンに付く者もあり、恐らくは各自の信念に従って動いているのだろう。その後は木星から来た"それ"の危険性をいち早く察知、忍たちに大号令を発し、その討伐に向かわせた。
「さもなくば、土地に残る罪なき民までがことごとく戦火に塗れようぞ」

紅龍/百騎夜行

NO PRINTING 十文字、九尾と共に涼牙に挑んだ忍だが「捨て石を用いて相手の技量を計って」いたため、一人きりで戦う。しかしそれに見合うだけの実力は持っていた。彼を上廻るスピードと同等の跳躍力を誇るが、対決の寸前に赤字の矢文が届けられたため、勝負はお預けに。そして次に二人が出会ったのは木星遠征の陣中、その際は彼の味方となり、強さに惚れこんで「義兄弟の杯を」とさえ語っていた。共に"それ"の内部に侵入、バイオ・ガンダムに敗れて失神する。北斗の拳に出てきそうな彼だが生き残り、忍の里で村の子供たちに囲まれながら余生を送った。
「おまえこそが……わしらが夢ぞ」

コニー・シキ/太陽系の秘宝

サジリ

NO PRINTING ザクを操る三人の忍びのうち一人、肩の紋様は大きく「乙」の文字。暑苦しい他の二人とは反対に、涼しい顔で技を仕掛ける。天・地・人の三身一体攻撃では人を担当するが失敗、涼牙のチカラに恐れをなし、スザクに抜けの算段を語ったが最後。助けを求めたところで義兄弟ながらも見限られ、自らの仕掛けた罠に突っ込んで爆死。それを見てスザクは一言、「一人死のうが二人死のうが同じこと」。

死念坊/修羅の章

NO PRINTING 怨鬼堂に与するこの髭の男、死念坊と共に涼牙から逃げていたが相棒は殺られ、降参する素振りで彼に近付き彼を後ろからバッサリ!!そして仲間のところにGの首を持って現れるも、仲間より「利き手が違う」ことを指摘されてここで正体判明。やはり勝ったのは涼牙であった。ちなみに彼は下っ端で、すぐ頭領に会える立場にはなかったらしい。

シビト/百騎夜行

NO PRINTING 死神のカマ装備のグフを駆って百騎夜行に参加した忍び。しかしその最中、地球衛星軌道上で偶然にも"それ"と遭遇してしまう。「妖怪?!」の言葉を残し、紅龍の助けも虚しく同化されてしまった。

シムガ/太陽系の秘宝

十文字/百騎夜行

NO PRINTING 九尾と共に涼牙を襲った忍び。眉間と鼻に掛けて大きな十文字が刻まれ、眼は丸く見開かれ、おまけに八重歯。絵に描いた悪人ヅラである。上半身を巨大手裏剣にできる、ドムともハンブラビともつかない機体を操り、自慢の必殺技で涼牙を攻撃するも彼のせいで同士討ちに。素早く身を交わした涼牙は彼の腕を吹き矢で攻撃。そのため返ってきた手裏剣を受け止めることができず、自分の技によって命を落とした。

シンプソン/犬吼哀歌

NO PRINTING 突然の忍びの襲撃に恐れをなしたザクのパイロット。上官の指揮能力に疑いをもち、戦線離脱しようと考えていた。しかしその直後、軍曹はリクオーに襲われ死亡、エマリーが瓦礫から脱出するのを助けていた。もしここで忍びたちが現れなければ、彼はここで反逆罪のため処分されていただろう。

スイコ/百騎夜行

NO PRINTING 水蜘蛛衆に所属、ズサ(のような)MSを駆って百騎夜行に参加、木星に赴いた忍。この機体、ご丁寧にもモノアイの上にヤクトドーガ風の「眼」が描かれている。

スザク

NO PRINTING ザクを操る三人の忍びのうち一人、肩の紋様は大きく「甲」の文字。隊の中ではリーダー的役回りをつとめ、天・地・人の三身一体攻撃では地を担当するが失敗、サジリの言う抜け算段にも臆せず、乙丙両人が敗れしのちリョウガを誘うもそれは本心に非ず。熟練の必殺技・分身の術で彼を惑わした後、心眼を極めしリョウガの手で葬り去られた。大物のフリをしてただの雑兵、連邦もジオンもないこの世の中を涼牙同様「諸行無常」と感じた。

星雲斎

NO PRINTING 涼牙の師にしてジオン要塞の図面を守る長髪長髭の老人。不覚にも自宅の囲炉裏の前で襲われた。涼牙に図面を託すと、「これを連邦に」と残して逝く。ちなみにこの頃はまだ「ギャグマンガ」として描き進めるつもりだったらしく、それととられるコマが幾つもある。彼が涼牙に授けた技の代表は「心眼」だが、彼はいささか曲がって理解しているようである。

"それ"/百騎夜行

NO PRINTING 木星圏に突如として出現した有機体。人の恐怖を喰らう魔物であり、この作品にあっては妖怪ともとれる。幻舟はこれの地球圏突入を阻止すべく地球衛星軌道上に百騎夜行の面々を召集。シャアの黙認もあって対抗戦力を整えることに成功した。その後は忍びの特性「早駆け」で遙か木星まで赴き、多数の犠牲を払いつつこの撃破に成功。ちなみにこれの弱点は「恐れを知らない心」であり、リョウガは加代を乗り越えたことで撃破に成功した。実はまだまだ幾つもあり、今回地球圏に出現したのはそのひとつに過ぎないのである。その目的は「人の心」を知ることにあると思われるが、詳しくは不明である。

タロウザ/修羅の章

NO PRINTING リョウガを育てた兄弟子にして、かつて彼に「大黒落とし」という忍法を授けたベテランの忍び。しかし今は畜生道に堕ちて怨鬼堂に加担、連邦の雇われ忍者として彼の前に立ちはだかる。無敵のカブキュベレイで出撃、太陽の上での戦いは熾烈を極め、敗北を悟るや最期は爆弾抱えて黒点のひとつとなった。こんな彼とて、以前は「盗まず、殺さず」を教えとする真面目な男であったという。「下衆になる」とはかくも人を変えてしまうものなのか。
「斬れるか?おぬしに………」

ハウエル/犬吼哀歌

NO PRINTING エマリーやシンプソンと同じ部隊にいたが、ここ暫く行方不明だったらしい。本物の彼は既に殺され、ある忍びに姿を取って代わられていた。そして彼はGとリクオーの交戦を目撃、「今こそ好機」と和風のザクに変形。涼牙に協力して道を開こうと考えていたらしいが、彼とリクオーとの因縁を知る涼牙はそれを黙殺した。そしてリクオーは主の仇である彼を殺害、「ケモノ野郎」に殺されることを嘆きつつ爆死。なんという忠犬であろうか。

ハナザル/百騎夜行

NO PRINTING 涼牙と紅龍に続き"それ"内部に潜入した、三騎のジムのうち一騎。彼の乗る機体は口部に改造が施されている。小隊の指揮を執っていたが、幻覚に踊らされたメザルは"それ"の一部と勘違い。ビームサーベルを胸部に受け、その爆発に巻き込まれて二人共々死亡。

ヒュウガ/外伝

NO PRINTING 連邦艦からGを手に入れ、デギンに献上した男。まるで時代劇の人斬り浪人のような、不気味な風格を漂わせる。公王からお墨付きを貰ってGを駆り、その分け前を求める仲間を殺戮。自信過剰にして「自らは死なぬ」と過信し、欲深くて目的のためなら何でもやる。「牙一族」という名門の出、しかも優れた技術を持つが、一瞬の油断が命取りになった。名も無きザンジバルの砲撃によってあえなく死亡。死に際、涼牙に(兄弟?)Gを託している。

風神/百騎夜行

NO PRINTING 百騎夜行に参加、木星に赴いた忍び。雷神と共にパラスアテネで善戦していたが、バイオ・ガンダムの登場に際して粉塵爆発を仕掛け自爆。涼牙を先へと進ませた。この二人揃って豪鬼顔。「ミノフスキー粒子を飽和状態に保ち、そこに大量の空気を送り込む」という必殺技、粉塵爆発で爆死。……ってところでこの粒子、原子より小さいのがウリなんだから粉塵爆発というのはどうかと。
「雷神!!死ぬ時だ!!」

ミミザル/百騎夜行

NO PRINTING 涼牙と紅龍に続き"それ"内部に潜入した、三騎のジムのうち一騎。彼の乗る機体は耳部に改造が施されている。敵の出現がないことに気を良くし、勝機を予感したところで“それ”の幻覚に惑わされる。彼を思う故郷の母を見せられ、洞窟下部から突き出た岩によって死亡。ちなみに幻の母の膝には白い猫が乗っかっていた。

メザル/百騎夜行

NO PRINTING 涼牙と紅龍に続き"それ"内部に潜入した、三騎のジムのうち一騎。彼の乗る機体は耳部に改造が施されている。自分を呼び、ミミザルの安否を尋ねたメザルを敵と勘違い。恐るべき有機体の姿に、絶叫しながらサーベルを突き立てた。その瞬間幻から覚めるも、爆発に巻き込まれて二人共々死亡。

ヤシャ/百騎夜行

NO PRINTING 百騎夜行に参加、木星に赴いた忍び。「飛翔鬼」の異名をもつが、彼が一体どのMSに乗っているのかは不明。オガミ同様、普段は単独行動をとっているようである。

ワキ

NO PRINTING ザクを操る三人の忍びのうち一人、その中でもこやつだけは口覆いをしておらず、肩の紋様は大きく「丙」の文字。技術は甲乙兄弟に一歩及ばずというあたり、天・地・人の三身一体攻撃では天を担当するが失敗、ミノフスキー隠れの術を駆使するリョウガに後ろをとられ、命を落とす。スザク曰く「あの程度で背中をとられるようでは長生きはできなかっただろう」とのこと。

雷神/百騎夜行

NO PRINTING 百騎夜行に参加、木星に赴いた忍び。雷神と共にパラスアテネで善戦していたが、バイオ・ガンダムの登場に際して粉塵爆発を仕掛け自爆。涼牙を先へと進ませた。二人とも顔はそっくりなのだが、彼のほうには髪がシャギ入り。激戦の末に額に傷を負ったのでさえ、二人一緒だった。ちなみに装備は元ネタ同様に「風神は羽衣、雷神は太鼓」である。彼らの死を乗り越えての進撃を、紅龍は「生き残る者がもっとも辛い」と語った。

ラセツ/龍虎の章

NO PRINTING Gを執拗に着け狙う忍び。忍の里コロニーに入港する艦に紛れ、内部を襲撃(そのさい艦のクルーは全員虐殺されていた!)。村の忍びたちを全滅させるが、涼牙との勝負には敗北を喫する。そして切り札たるコロニー落しを決行、しかしギリギリのところで涼牙のイズナ落しをくらい摩擦熱で塵となった。彼曰く「その技、禁じ手なり」ということらしい。ちなみにこのときGにはあのシャア(変装:のんべえジジイ)が乗っていたが、彼の杯からは一滴の酒もこぼれなかったという。

リクオー/犬吼哀歌

NO PRINTING ニタ研でサイコミュの被検体となっていた犬。研究所が盗人に入られた際に主を殺され、その憎むべき相手を探し彷徨っている。飼い主への強い思いからなんとかその仇を討つも、その暴走した獣の心は止められず、何の関係もない兵士にも攻撃。制止するリョウガの言葉も聞かず、やむなく彼の手で討ち果たされてしまった。

■涼牙

NO PRINTING 正義のために戦う忍、正義以外の者に与することはこれなく。それでいて味方すら信じることなく、見事に『カムイ伝』を再現している。忍の里コロニーにて偶然にしてGを手に入れ、以来悪しき忍を次々と倒してきた。強き精神力の持ち主ゆえ、木星から来た"それ"が見せる「恋人の幻影」にも迷わされることなく、それを巻き添えにいずこかへと消えた。ちなみに彼の行動指針は常に「正義」であるため、ジオンであろうが連邦であろうが汚い者は斬る。ていうかコイツ本当に人間か? 「人は未来に生きるのだと!!」