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魔法の少尉ブラスターマリ

魔法の少尉ブラスターマリ

魔法のふとんたたきで旧ザクを召喚する、魔法少女モノ。初出はサイバーコミックス。古い作品にしては終始大きな絵の乱れもなく、「コロニーザク」のようなトンデモメカと、ちょっと陰のある継母話を同居させた良作に仕上がっている。

赤い彗星のひと(キャスバル・レム・ダイクン)

政治家・指導者 マリコに魔法のグッズを与えた青年。シャアに似て非なるもの、稲川淳二的に解釈するのなら彼の「生霊」とでもいうべき存在である。シャアの無意識から生まれた存在で、「過去」を自称するだけあって彼より優しい。オリジナルの睡眠中に一人で動き出し、苦労の絶えないマリコに「魔法のふとんたたき」と「魔法のはえたたき」をプレゼントした他、ザクZを鎮めるためのアドバイスを施した。ちなみにオリジナルのほうは彼の存在に気付いていない。

一般市民・非戦闘員 『特別編』において丘の上町内会に所属、野球大会に出場していた選手。モデルは恐らくアシスタントか編集者と思われる。ハトが豆鉄砲くらったような顔をしたメガネの中年男性で、一コマのみのセリフなし。ランナーとして一塁に着いていた。

えくすた

一般市民・非戦闘員 スターマイン家で飼われていて、メアリを引っ張ってマリコのもとへ案内した忠犬。白が基調、顔の左からうえ茶色している他、いつもぺろりと舌を出している。散歩役はバンダイ兄弟がつとめ、マリコにもよくなついていた。しかし新参のメアリにもすぐなついていたところをみると、案外誰でもいいらしい。

ガイナ

一般市民・非戦闘員 スターマインとメアリとの間に生まれた双子の女の子。メアリ似の可愛らしい赤ん坊で、「ガイナックス」と刻まれた布にくるまれて写真に映っている。二人が生まれたとの報せを笑顔でもたらした町内会長さんだが、双子ということもあってマリコとバンダイ兄弟を愕然とさせた。

きくちゃん

特務兵・工作員 強行偵察型ジムのパイロットらしい。サイド3はマリコの住むコロニーに偵察を仕掛け、ドールマンとザンギエフから超兵器に関する情報を収集した。聴覚に優れ、彼らの会話すべてを盗み聞きしてしまう。しかしみるちゃんの足音により全機発見され、コロニーの外へ撤収、一日ザクに向かおうとするスターマインのザクに斬りつけた。その後は撤退したものと思われる。

ザンギエフ大佐

軍幹部・高級将校 ドールマン博士と共にザクZ計画に参加する、サリーちゃんパパのような将校。遂行のために住民全員を疎開させようと画策(いまいち博士の真意は量り兼ねていたようだが)、いざとなれば住民はそのままで作戦を発動させようとさえ考えていた。本土防衛のための士官にしてはジオンの国情をよく把握している。後に博士に付き従ってザクZの起動に立ち会うも、地割れに巻き込まれてしまった。しかし何とか一命は取り留めたものの、兵器が停止した際には住民の袋叩きに遭ってしまう。

ゼネ

一般市民・非戦闘員 スターマインとメアリとの間に生まれた双子の女の子。メアリ似の可愛らしい赤ん坊で、なぜか「ゼネラルプロダクツ」と刻まれた布にくるまれて写真に映っている。異母兄弟という言葉にあまり良い印象を覚えないが、あのメアリさんなら兄弟みんなきっと分け隔てなく育ててくれることだろう。

ダイ

一般市民・非戦闘員 マリコからみた双子の弟のうち一人。兄とは常に一緒にいるが、意見が合うことは滅多にない。それというのも言葉をまだ「あいうえお」までしか覚えてないということで、何かとバンからはバカにされることが多かったせいである。その他、密かに主役の座を狙っているとのこと。ちょっとした妄想癖があり、ザクZを動かした際のメチャクチャな予想刑罰、家出する姉を見て自宅にガソリンまいたこともある不思議な少年。

一般市民・非戦闘員 『特別編』において丘の上町内会に所属、野球大会に出場していた選手。モデルは恐らくアシスタントか編集者と思われる。目付きの悪いロン毛のニイチャンで、ピースサインのうえに「おれはしりあすだーっ」と呟いている。ランナーとして二塁に着いていた。

町内会長

一般市民・非戦闘員 『特別編』において丘の上町内会に所属、野球大会に出場していた選手。チームが勝利した際、メンバーたちと一緒に高笑いしていた老人。後に寿司バーの前で板前と雑談、スターマイン大尉不調の理由を「恋わずらい」ではないかと勝手なことを言っている。このときになって初めて彼が町内会長であることが明らかにされた。その後もスターマイン一家を気に掛け続け、ゼネガイナ姉妹誕生の報せをマリコとバンダイ兄弟にもたらしたりもしている。

ドールマン博士

技術者・技術士官 「敵の攻撃に対し自ら反撃する究極の防衛システム」としてザクZを開発したマッドサイエンティスト。彼が凄いのはこのシステムをコロニーに使用したところである。人々はこのシステムをバカにしたが、彼はそんなことにも耳を貸さずに我が道を邁進。ジオンの国難に際し、やっとこさ日の目を見ることが叶う……と思いきや、超兵器のコントロール・ルームにはあのバンダイ兄弟が偶然紛れ込み、自らの手で動かすには到らず。その後コロニーはブラスターマリの手で止められ、彼は住民たちからボコボコにされてしまった。超兵器の暴走が阻止された際は自分の作ったものの失敗に構うこともなく、住民の無事に感動していた。まだ完全に狂いきってはいなかったようである。

なんだろうくん

特務兵・工作員 強行偵察型ジムのパイロットらしい。サイド3はマリコの住むコロニーに偵察を仕掛け、ドールマンとザンギエフから超兵器に関する情報を収集した。この際に潜入した3機のうちではリーダー格、「隊長」と呼ばれ、部下二人の援護をしつつ後退したようである。ちなみに彼の機体の頭部には「IQ130」という、このマンガにしては中途半端な数値が書き込まれていた(追記。アニキ様のご指摘によると、「あとがきにはIQ1300とあります」とのこと。これで大納得。メールありがとうございました)。

バン

一般市民・非戦闘員 マリコからみた双子の弟のうち一人。現在反抗期であり、姉の手を焼かせる上によく弟をイヂメている。しかしバリバリの愛国心をもち、ジオン公国のために何と小穴の開いたコロニーを必死に手で塞いでいたこともある……って、んなアホな。戦時下にあってイモ料理しか配給がなく、「それ意外作れないのか」とマリコを困らせていた。しかも彼以外の家族はみなイモ料理が大好きである。その他どうもよく解らない性格で、イロイロ喋りながらも言葉は「かきくけこ」までしか覚えていないと語っていた。

マイケル・スターマイン大尉

一般市民・非戦闘員 マリコの父にして、ジオン本国を守る守備隊の一人。家でも軍でも、アメリカのホームドラマに出てくるようなステキなパパ。妻を亡くし、現在は娘・マリコとバンダイ兄弟の4人暮らしである。パイロットとしての腕はあまり立つほうではないが、いつかブラスターマリを軍の指揮下に置こうと必死になって狙っている。仕事熱心な性格で、一日中彼女を探して翌日寝不足なんてこともあった。コロニーのなかにある小高い丘に住んでいるが、それは軍によって意図的に配置されたもの。ザンギエフ他お上方の狙いはその地下にあり、超兵器ザクZのコントロールルームを守護するため軍人を住まわせていたのである。ちなみに彼はブラスターマリの正体はおろか、顔すら見たことがなかった。後に隣人・メアリと結婚、彼女との間にはゼネガイナ姉妹が生まれた。

マリコ・スターマイン(ブラスターマリ少尉)

一般市民・非戦闘員 ジオン第六小学校に通う小学三年生で、軍人・マイケルを父にもつ「大尉の娘」。母を亡くしていらい弟たちの面倒と家事全般を一手にこなしており、明るいが苦労の絶えない少女だった。しかし戦時下のある日イタズラっ子の弟たちを追っていると、なんと目の前には「赤い彗星のひと」が。彼が与えてくれた「魔法のふとんたたき」を一振りすれば、魔法でマリコがブラスターマリに!(このマンガはホントに可愛くてステキなので、もし見掛けましたら一読されることをお勧めします)。基地に取り残された一日ザクを駆り、迫り来る連邦の魔の手からコロニーを守るため大活躍。しかしこのアイテムには例に漏れず使用時間に限界があり、そのたび窮地を様々な人に助けられ、彼女自身も成長を重ねる。「孝」と「悌」を重んじるほか独自の哲学を持つ、ちょっと老けた性格。ところでアニメ化の話はどうなったのだろう。
「……ま、いっか…」

みるちゃん

特務兵・工作員 強行偵察型ジムのパイロットらしい。サイド3はマリコの住むコロニーに偵察を仕掛け、ドールマンとザンギエフから超兵器に関する情報を収集した。視覚に優れ、熱感知機をも内蔵した機体に乗っていたが、ドーフマンの懐中電灯の光のまぶしさのあまりレンズを割ってしまった。一日ザクを捕獲するも、メアリの砲撃が頭部を吹き飛ばす。なんだろうくんの援護によって一命を取り留め、撤退したようである。

メアリ・ハートレー

一般兵・パイロット スターマイン家の隣人。メガネとソバカスがチャームポイントのお姉さん。父と共にこのコロニーに越してきて、子供の頃からスターマイン大尉に憧れている。バンダイ兄弟の言葉足らずから偶然にも彼と付き合う機会を得、まあなんかイロイロあってマリコたちの義理の母親になってしまった。しかし当初マリコはそれを認めようとはせず、後に命を張って自分を守ってくれる彼女に感動(なんと軍の施設に潜り込んで砲手までやった!)「お母さんと呼ぶのは死んだお母さん一人きり」として、彼女のことはママと呼ぶようになっていた。後に双子のゼネガイナ姉妹をもうける。